例年、梅雨時期は車中泊が増える筆者ですが、雨の降る時間帯が短かったりするとキャンプに行きたい気持ちになってしまいます。
連休の夜から朝にかけて雨が降る予報だったので、先日オープンしたばかりの「あわすのスキー場キャンプエリア」に行ってきましたよ!
あわすのスキー場キャンプエリアへ行こう!
キャンプで悩む天気といえば雨を答える方も多いと思います。
強風はキャンプ自体が困難で雨だと一応キャンプ可能ではありますが出来る事が限られ、濡れたテントを乾かす必要も出てきてしまいます。
そのため例年の梅雨時期はいつ雨が降るか分からず、この時期は車中泊をするのですが、今回は夜から朝にかけての雨予報ですので強行してキャンプに行ってきます。
ご当地コンビニ立山サンダーバードに寄ろう!
今回の目的地の「あわすのスキー場キャンプエリア」には、数日前に予約電話を入れると当日は利用者おらず、朝早く来てもOKと言われていたので9時前には自宅を出発しますが、路面はビショビショですね。
また、キャンプ場に向かう前に、ご当地コンビニで有名な立山サンダーバードで、少し変わったおにぎりやカップ麺も置いてるので、ついつい寄ってしまいますよね。
スノーピーク「ヘキサイーズ1」を設営しよう!
あわすのスキー場に10時前に到着し、予約の際に管理人さんがワンオペなので到着後は勝手に設営を開始しちゃってOKとの事でしたので、キャンプエリアと思われるところでスノーピークのヘキサイーズ1を設営していきます。
スノーピーク「ヘキサイーズ1」
アルペングループヤフー店
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⇩スノーピーク「ヘキサイーズ1」のレビュー記事です⇩
あわすのスキー場キャンプエリアとは?
そもそも、ここは立山山麓にある「あわすのスキー場」ですが、今年からゲレンデを車乗り入れ可能なキャンプエリアとして開放しており、6月はプレオープン中で格安で利用できました。
また、今回は雨キャンプなので、フライシート下でキャンプライフを堪能できるように、大き目のウッドテーブルを持参です。
⇩あわすのスキー場キャンプエリアの詳細情報です⇩
そして、極力荷物も減らしたのでフライシート下に一通りギアを展開できますね。
雨キャンプは大きいテーブルが便利!
雨が降るキャンプで大事なのは、如何に雨からキャンプギアを守りながら快適性を確保して設営や撤収を楽にするかが重要です。
そのために欠かせないのが大き目のテーブルで、いつもは小型テーブルを多用する筆者ですが、大きいテーブルなら、いざというときに何でも置けるので雨キャンプでは重宝しますよ。
そして、今回はいつも使っている林業従事者が愛用している森林香が切れていたので、新しくザ・パンチを購入して持ってきましたよ。
ザ・パンチ
ニッチ・リッチ・キャッチ
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実際、使ってみると煙の出る量が多いので蚊には効きそうですが、一巻で4時間しか使用できないので気付いたら消えているので注意が必要です。
昼食にブラックおにぎりを食べよう!
設営が終る頃にツレも合流すると、管理人さんが受付にこられ料金をお渡しますが、利用者は自分達だけなのでゲレンデ貸し切り状態です。
昼間にはお腹も減りカップ麺と、サンダーバードで購入したおにぎりを頂きますが、買った具材は「たらこ」と「ブラック」です。
ブラック…?
と思われる方が多いとは思いますが、富山県のご当地グルメといえば「ブラックラーメン」が有名で、そのメンマを利用したおにぎりになっているんですよ。
そもそも、濃いめのブラックラーメンが誕生した歴史は、ご飯のおかずになるラーメンを作った事なので、おにぎりにピッタリ合うんですよw
あわすのスキー場キャンプエリアは動物と触れ合える!
昼食を済ませた後はキャンプ場内を散策すると、除草用の山羊が三頭繋がれており雑草を食べています。
また、ゲレンデの方に目を向ければ、カモシカがゆっくりと歩いており自然の豊富さが窺えますね。
渓流トレッキングを楽しもう!
昼食の片付けも済ませた後に向かったのが、「百間滑」と「龍神の滝」です。
あわすのスキー場キャンプエリアから、歩いて20分ほどなので往復ゆっくりとトレッキングしても60分で戻ってこれますので折角ですし運動がてら向かいましょう。
百間滑は天然のウォータースライダー!
キャンプ場から徒歩10分で百間滑に到着で、意外と近いですが梅雨時期で湿度も高く汗ばんできています。
百閒滑は全長、百間=180mの岩場の上を川の水がウォータースライダーのように流れており涼しそうですが、実際に滑ると死にそうですw
凄い勢いで水が流れていっているので、蒸し暑かったですが近くに寄ると涼しさを感じれますよ。
龍神の滝を見に行こう!
百間滑を見た後は更に上流を登っていきますが、ここからだと10分で「龍神の滝」にいけますよ。
滑りやすい山道を、しばらく歩くと遂に「龍神の滝」を発見ですが、近隣に日本一の落差で有名な「称名滝」があるので若干ショボく感じちゃいますねw
滝の周りはマイナスイオンも多く涼しいので、地面に腰掛け休憩を少し取って、キャンプ場に戻りましたが、梅雨の晴れ間を利用してトレッキングするのも良いもんですね。
ホテルテトラリゾート立山国際で温泉に入ろう!
龍神の滝から帰ると、さすがに暑くて汗をかいたので、キャンプ場から車で5分の「ホテルテトラリゾート立山国際」に向いますよ。
ここの温泉は泉質が良く美肌効果もあるらしく肌がスベスベになるので女性にはおススメです。
そして、トレッキング後に、のんびり温泉に浸かり疲れを癒せましたよ。
強風でテントが倒壊!
温泉の後はキャンプ場に戻ると、強風でテントが倒壊しています!
スキー場のゲレンデなので遮蔽物も少なく、ツレのテントも同じく倒壊していましたが、とりあえず急いで復旧させます。
あわすのスキー場キャンプエリアの地面は草地でペグの刺さりやすかったのですが、若干地面がフカフカしているので強風で煽られペグが抜けたみたいですね。
とりあえずテントも復旧を済ませ、ようやく温泉上がりのハイボールで乾杯です!
DTVシュレッダーに乗ろう!
ようやく一心地ついてアルコールタイムに入っていると、管理人さんがキャンプ場内を見回るために面白そうな乗り物に乗っています。
聞くとDTVシュレッダーという名前で、キャタピラが付いておりゲレンデの急斜面もパワフルに登っていきます。
また、ハンドルもなく乗る部分のボードの荷重移動だけで操作するみたいで、乗せてもらいましたが結構難しいですね!
管理人さんにキャンプ場で日本に4〜5台しかないDTVシュレッダーに乗せてもらったけど、めっちゃ楽しい!
— え〜ちゃん (@9y7C5YzGvGdp8jN) 2022年6月15日
初めてだから、恐る恐るだったけどね🤣
そして、冬場はスキーキャンプの約束までお願いしちゃいました👍#キャンプ#あわすのスキー場#とみキャン pic.twitter.com/beeyV9MIDp
今後はキャンプ場のアクティビティのひとつになれば面白そうですね!
雨キャンプの過ごし方を考えよう!
そして、夕方になり改めて雨雲レーダーをみると18時頃から雨が降る予報なので、今後の予定を繰り上げていきましょう。
ジビエ料理を食べよう!
雨が降ってくると片付けも大変なので、少々早いですが夕飯の用意です。
今日は坂ダイ.ニングさんから送ってもらったジビエのアヒージョと、焼き肉を作っていきますよ。
ジビエのアヒージョや焼肉などはあまり聞かないですが、少し野菜を加えるだけで旨そうで、手軽に作れるのでキャンプには最適ですね。
また、今回は焼き肉なので久々の白米をメスティンで炊きますが、これが白い御飯にマッチして激ウマです。
雨が降り出し狐が来訪!
予報通り18時頃から強めの雨が降り出しますが、今回は雨に備えた設営をしているのでヘキサイーズ1のテントの下でも焚き火が出来ます。
一般的には、テントの下での焚き火は引火の危険性がありますが、自分で乾燥させた薪は爆ぜる事もなく煙も少ないですし薪の使用量を減らせば問題はありませんね。
そんな中、ジビエの野性的な匂いに釣られてか野生の狐が姿を現します。
人慣れしているのか、焚き火の前からも逃げずにしばらくテントそばで寛いでいますね。
キャンプのテントで狐に遭遇するのは初めてでビックリしましたが、おとなしいもので翌日管理人さんに聞くと狐が出る事自体が珍しく警戒心も強いので、こんなに近くに寄る事もレアらしいですよ。
雨キャンプで晩酌を楽しもう!
雨のキャンプになると外に出る事もないので、のんびり焚き火を楽しみながら飲むだけです。
スノーピークのヘキサイーズ1はソロテントというよりも、タープ形状なので梅雨にはピッタリの形状です。
今回は、大き目のウッドテーブルを持参しましたが、定位置から動かないコクピットスタイルで雨キャンプを堪能して、早めに就寝し本日のキャンプは終了です。
あわすのスキー場キャンプエリア(二日目)
深夜はテントに雨が打ち付ける音がうるさかったですが、明け方には雨が上がったみたいで5時前に起床です。
雲が多く朝焼け空は見えませんでしたが、昼前にはまた雨が降るみたいなので早々に撤収準備を始めていきますよ。
タコライスを作ろう!
片付けを進めながら、朝食にはタコライスを作りテントを乾かして8時頃には撤収を済ませ、今回のキャンプは終了です。
⇩タコライスのレシピ記事です⇩
キャンプ費用【あわすのスキー場キャンプエリア】
2022.6.15~6.16
- あわすのスキー場キャンプエリア:1,000円
- 食材費:380円
- ホテルテトラリゾート立山国際:700円
総合計:2,080円
今回は梅雨時期の雨キャンプでしたが、晴れ間も少しはあったのでアウトドアを楽しみながら最後はしっぽりと梅雨を楽しめましたよ。