長年キャンプをしているとキャンプ用品がドンドン増えて困るという方も多いのではないでしょうか。
キャンプ歴10年以上の筆者も同じ悩みを抱え本当に必要なのか?と思う物も多いのも事実です。
キャンプに絶対必要ですか!?
長年キャンプをしている筆者ですが、他のキャンパーだったら当たり前のように持っているのに、持っていないキャンプ用品は結構あります。
キャンプに最低限必要な物とは!
キャンプをするにあたりどうしても必要な物は下記のとおりです。
- テント
- 寝袋
- ランタン
- クッカー
- バーナー
- マット
この6つがあれば、とりあえずキャンプはできます。
筆者宅はキャンプを始めるのにあたり必要な物から徐々に揃えていった経緯があり、無くても困らないキャンプ用品を購入する機会がありませんでした。
そんな中、今回はコレってキャンプに絶対必要なのかと思う物を考えていきたいと思います。
ランタンスタンドは不要!
ランタンスタンドとは、単純にテントサイトから少し離れて大光量な燃料ランタンを吊すスタンドです。
何故、離れて使うのかというと、大光量のランタンには夜に蛾や虫が夏場は寄ってくるので、サイト全体を照らすメインランタンとして少し離してスタンドを配置するのが一般的です。
⇩ランタンについての記事です⇩
ランタンスタンドの必要性は?
実際筆者は、テーブル周りでは光量が少なく虫が寄りにくいLEDランタンを手元灯として使用して光量が大きい燃料系ランタンはタープポールにランタンフックを使って吊るしているのであまり必要性を感じません。
もちろん、もっと高い位置にランタンを吊るして手元を照らしたり、虫が苦手な方や、そもそもタープを張らない方には必要かもしれません。
その他には、危険性が高い燃料系ランタンの場合、安全性を考えてキャンプサイトから離れたところで使いたい方も多いかもしれませんね。
ランタンスタンドが不要な理由とは!
虫の多い時期にはキャンプをしない!
極端な話、虫が多いのは夏場なので、そもそも虫のいない時期にキャンプをすれば良いわけです。
そもそも、ベテランキャンパーは暑くて虫の多い季節はキャンプをしない方も多いです。
燃料系ランタンを使わない!
ガソリンランタンやガスランタンは、確かにLEDランタンとは比べ物ならないくらい明るいのは事実です。
ただ、近年は大光量のLEDランタンも多く販売されており、ポータブル電源をお持ちの方も多いのでバッテリー切れを心配する必要もなくなってきています。
ランタンスタンド以外で代用する!
筆者のように、タープポールにランタンハンガーを付ける方も多いですし、この場合はスタンドまでは不要に感じます。
また、林間キャンプ場などで近くに樹木などがあれば、樹木に直接ランタン吊しても良いですよね。
以上の、3つの対策でランタンスタンドは無くても大丈夫なのかなと思っちゃいますし、そもそもにスタンドの分荷物も増えてしまいます。
アウトドアワゴンは不要!
駐車場からキャンプサイトが離れているキャンプ場などでは、荷物を運ぶ際に苦慮する方も多いと思います。
その際に、便利なのがアウトドアワゴンやキャリーワゴンで、お持ちの方も多いのではないでしょうか。
アウトドアワゴンの必要性は?
確かに、フリーサイトの場合などは荷物をひとつひとつ運ぶのは大変で、アウトドアワゴンがあればタイヤも付いているので荷物運びも楽です。
また、荷物を運ぶのは何も車からだけでは無く、マンションにお住まいの場合には、部屋から車まで運ぶ際にも必要かもしれません。
ただ、アウトドアワゴンをキャンプ場まで積載して運ぶ必要もありますし、向こうに着いてから荷物を載せる作業もあります。
そして、キャンプ場によってはサイトまで運ぶ用のリヤカーがあるところも多く、平日キャンプをされる方ならリアカーの数が足りなくてという問題もありませんね。
アウトドアワゴンが不要な理由とは?
一軒家なら不要!
そもそも、一軒家の場合は車への荷物の積載も簡単なので出発時にワゴンを使う必要性はないように感じます。
オートキャンプ場を利用しよう!
そもそも、テントサイトに車を横付けできるオートキャンプ場なら、その場で車から荷物を降ろせるので不要ですね。
ファミリーキャンプで人海戦術!
キャンプ用品をそのまま運ぶ方は少なく収納BOXや、バックに入れて車に積載されている方がほとんどです。
そのため、ファミリーキャンプの際には家族に運ぶのを手伝ってもらうと荷物運びは大変ではありません。
以上の事からアウトドアワゴンは必ずしも必要ではなく、キャンプ用品のコンパクト化を考えてみる良い機会なのかもしれませんね。
⇩キャンプ用品のコンパクト化の記事です⇩
高性能クーラーボックスは不要!
キャンプでの楽しみの一つが美味しいキャンプ飯と答える方も多いかもしれませんが、その際に食材を保冷して持ち運びする際に必要なのがクーラーボックスです。
近年では、保冷性能に優れた高性能クーラーボックスも多いのですが、価格も非常に高くここまでの性能が果たして必要なのか考えてしまいます。
高性能クーラーボックスの必要性は?
我が家でも何種類かのクーラーボックスを使用していますが、開け閉めの回数を減らすために飲み物用と食材用を分けて使用しています。
もちろん、夏場にキャンプでキンキンに冷えた飲み物を飲みたい場合も多いのですが、果たして保冷力が高い高性能クーラーボックスまで必要なのでしょうか。
クーラーボックスには、中の氷が2~3日溶けませんなどのセールスポイントの5~6万円の高性能クーラーボックスもありますよね。
高性能クーラーBOXが不要な理由!
短期キャンプをしよう!
1泊2日程度キャンプなら作るものにもよりますが、自宅で下処理をしたり肉類に関しては冷凍するなどで安全性を高めれますしゴミの量も減らせますよ。
また、クーラーボックス内にペットボトル2L凍らせたものを入れると、外気温にもよりますが1泊2日程度なら問題ありません。
途中で補充しよう!
2泊以上の長期キャンプなら、買い出しに行く事で新鮮な食材を補充したり、冷凍飲料を購入して保冷剤代わりに使っても良いですよね。
また、最初から多くの食材を持ち込まず、1日~2日で食べ切れる量であればそこまで高価な高性能クーラーボックスは必要ありませんね。
保冷性能の工夫しよう!
安いクーラーボックスと保冷性のが高いクーラーボックスの違いは断熱材の違いです。
断熱材の違うと外気温の熱を中に伝える時間が遅くなり、安いクーラーボックスだと中に熱が伝わりやすかったりするので、なるべく直射日光や地熱が伝わらない工夫しましょう。
そして、性能を上げるのに遮熱シートをクーラーボックスの内側に入れて凍ったペットボトルを数個補充するだけで、安いクーラーボックスでも長期間冷たい状態を維持できます。
以上のように、生活の知恵次第で安いクーラーボックスでも十分な性能を発揮できますよ。
キャンプギアは必要かどうか考えて購入しよう!
ランタンスタンド、アウトドアワゴン、保冷性能の高いクーラーボックスについては、持っていれば確かに便利です。
また、普通にキャンプをしていると欲しくなるものですし、目立つキャンプギアである事は間違いありません。
ただ、それなりの価格のギアなので、初心者は必要なキャンプギアから揃えて、何回もキャンプを経験し本当に必要かどうかを考えてから購入するのがおススメです。
ちなみに、筆者宅も徐々に使わないギアが増えてきていますので、必要かどうかを吟味してギアの購入を考えてみてはいかがでしょうか。