彼岸も終わり暑い夏も、大分落ち着いてきた今日この頃です。
そして、暑い夏のキャンプやアウトドアに欠かせないのがクーラーボックスですよね!
やっぱり、暑い時期はクーラーボックスでキンキンに冷えた飲み物で喉を潤したいですもんね~♬
キャンプやアウトドアに必須!
ただ、クーラーボックスは暑い時期の飲み物を冷やすだけではなく…
食材を保冷する意味でも一年中使う物ですから、キャンプ用品の中でも非常に使うマストアイテムといっても過言ではないですよね?
ですから、本来は利用頻度や、保冷時間や日数を考えてクーラーボックスを購入するのがおススメなんです。
しかし…
我が家には、上記の事を全く考えず嫁さんが買ってきた、蛍光グリーン色に近い15Lほどの小型クーラーボックスがあります。
色合い的に、キャンプやアウトドアのステージには中々馴染まない色なんですが、遠出やソロキャンプなどには重宝するサイズなんですよね。
ただし、何処のメーカーかも不明ですし、断熱材もショボく保冷能力は著しく低いのがネックなんですよね。
クーラーボックスの断熱材
そもそも、クーラーボックスの保冷性能の差が大きく違うのは、使用されている断熱材の種類の違いなんですよ。
そこで、クーラーボックスに使用されている断熱材とは…?
発泡スチロール
ホームセンターなどで入手できる格安のクーラーボックスの断熱材といったらこれでしょうね!
単純に、板状の発砲スチロールが申し訳なく入っている物から、クーラーボックスの形状に合わせて形成されたタイプもありますが、保冷能力は期待出来ません。
発砲ウレタン
住宅の断熱材としても利用されるのは発泡ウレタンで、電化製品などの梱包材としても使われています。
様々な種類の断熱材がありますが、その中でも発泡ウレタンは非常に断熱性能が優れており、形成されたクーラーボックス内に充填しやすい事から保冷性能が高いクーラーボックスに使用されています。
真空断熱パネル
クーラーボックスでも釣り用のように鮮度を保ちやすいのは真空断熱パネルを採用したクーラーボックスです。
真空断熱材といえば、スペースシャトルや身近な物でいえば冷蔵庫用の断熱材に使用されているので、保冷性能を考えれば非常に最適な断熱材です。
クーラーボックスを分解してみよう
断熱材の説明は上記のとおりで、断熱性能が高い断熱材を使用すれば保冷能力が上がる事が良く分かりました。
それでは、実際にクーラーボックスを分解していきましょう!
クーラーボックスの形状にもよりますが、分解は比較的簡単に出来ますので分離できるところを分けていきましょう。
大きく分けると、外装部分(緑)と内側部分(ベージュ)と断熱材(発泡スチロール)の3種類に分解出来るはずです。
超簡単な分解構造ですねw
クーラーボックスをカスタマイズしてみた!
今回のカスタマイズで実施したい事は…
- 色合いを変えてお洒落にしたい
- 利便性の向上
- 断熱性能の向上
以上の3点をカスタマイズして向上させたいですね。
その為に使用するのは上記の4つです。
このうち、スプレー以外はほぼ100円で揃えますので、コスパが良いですよね!
外装部分の汚れを取る
今回は外装部分の色合いを変えたいと思うので、まずは外装部分に汚れを中性洗剤で洗い汚れと油分を落とします。
インテリアバーを付ける穴をあける
クーラーボックスの利便性向上の為に、側面にインテリアバーを取り付ける穴をドリルで開けます。
取り付けたい場所を固定して、ビス穴部分にしるしを事前につけておけば穴が開けやすいですよ。
印部分を電動ドリルで穴を開けていきます。
事前に穴を開ければ、次は塗装ですね。
クーラーボックスに塗装をする
ここで使用するのは塗料スプレーだけではなく、車の塗装でも使う油分落としのシリコンオフとバンパープライマーです。
塗装前には油分を完全に落とさないと塗料塗膜を弾く可能性がありますので、まずはシリコンオフで完全に油分を落とし、その上に樹脂製の外装部分に色が乗りやすいように車のバンパー塗装に使うバンパープライマーをかけておきます。
そのうえで、2~3回に分けてスプレー塗装をします。
ただ…
思っていた色合いとちょっと違うなと思いましたが、今更どうしようもないですね…
また、内側は塗らなくてもOKですが、塗料が残っても仕方ないので使いきるために内側にも塗りました。
インテリアバーを取り付ける
クーラーボックスの保冷機能とは別に、物を掛けたりできるようにインテリアバーをビスを使って固定していきます。
内側にナットで固定するのですが、ここではビスの長さに注意しましょう。
長すぎると、断熱材が入らなくなってしまうので…
断熱性能の向上
100均で買ってきたアルミ断熱シートを、内側に直接張りその上に元の発泡スチロールの断熱材をスッポリ被せます。
このアルミ断熱シートを巻くときに注意しないといけないのは気密です。
テープなどを使って、隙間を無くさないと断熱性能を格段に上げる事は難しいので、丁寧にシートを張っていきましょう。
また、蓋部分にもアルミ断熱シートを張ります。
クーラーボックスのカスタマイズ完成
ノースフェイスのステッカーを張ればまだ何とか見れますが…
色合い的に微妙過ぎますね。
ブラックかグレーにするべきだったとちょっと後悔しています。
Σ( ̄□ ̄|||)
思ったよりカッコよくないじゃん…w
また、インテリアバーを設置したおかげで、シェラカップなどをぶら下げたり、フキンや、トングなども掛けれるのは良いかもしれないですね。
まとめ
今回は元々持っていたクーラーボックスをカスタマイズする点で…
- 色合いを変えてお洒落にしたい
- 利便性の向上
- 断熱性能の向上
を考えてカスタマイズしましたが…
断熱性と利便性については若干ではありますが向上したように感じます。
しかし、色合いに関しては思っていた感じの色では無く、かなり微妙な仕上がりになってしましましたがステッカーを張れただけマシと考えるようにするしか無いですねw
そして、今回遊びがてらにクーラーボックスをカスタマイズしてみましたが、案外簡単に出来るので、保冷力を少しでも上げたいなと思われるのであれば気軽に挑戦できるレベルのように感じました。
あとは、実際にキャンプで使ってみて保冷力が上がったか試してみたいですね~♬
それでは、皆さんのキャンプライフの参考になりましたら幸いです。
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