九州へのハイエースの旅も長崎や佐賀での観光も終えて終盤に差し掛かってきましたが、帰りは一気に地元富山までは距離があるので、中間地点付近で車中泊をする計画です。
そのため、最終日前日は福岡県を観光しながら、広島県尾道の道の駅 クロスロードみつぎで車中泊をして翌日は岡山で観光して帰路に着きますよ!
道の駅 クロスロードみつぎで車中泊しよう!
前編では朝ドラ「おむすび」の舞台である福岡県の糸島にあるトトロの森で昼食をハイエース車内でいただき、その後も糸島を引き続き観光しましょう!
桜井二見ヶ浦 夫婦岩を見に行こう!
観光する糸島は福岡市内のビーチリゾートになっており、洒落た店もあるので観光客も多いのが特徴です。
その中でも桜井二見ヶ浦 夫婦岩は大しめ縄で結ばれた2つの岩で、夕日が美しい絶景スポットと知られていますが、今回は夫婦二人での車中泊旅なので寄っていきましょう。
ただ福岡市街地からも近く朝ドラ効果もあって糸島は田舎ですが観光客も多く、駐車場はどこも有料なので、桜井二見ヶ浦 夫婦岩を見るためだけなら10分無料駐車するのがよさそうですね。
SURF SIDE CAFE パームビーチザガーデンズに行こう!
桜井二見ヶ浦 夫婦岩を見た後は引き続き糸島観光をするために、SURF SIDE CAFE パームビーチザガーデンズに向かいます。
PALM BEACH THE GARDENSは糸島の海を目前に望む開放的なリゾートモールになっており、カフェや飲食店の他にハワイアン雑貨を取り扱っているショップも入っているんです。
天使の羽を撮ろう!
ただ食事を済ませてからきていますし、ここのビーチ来たのは天使の羽を撮影したいというミーハーな理由だけなんですよ。
天使の羽?って何と思われる方も多いかと思いますが、ただ単にコンクリートの岸壁に羽が描かれているだけなんですけどねw
買い物をして駐車場が無料に!
またSURF SIDE CAFE パームビーチザガーデンズでは1,000円以上の買い物で1時間駐車無料になり、3,000円で2時間無料なのでハイエース用にキーホルダーとステッカーを買っちゃいました。
もともとハイエースのキーホルダーをどうしようか悩んでいましたし、先日ステッカーも剝がれてきていたので丁度よいタイミングだったんですよ。
小倉城へ行こう!
糸島で買い物や観光を楽しんだ後は、博多を抜けて一気に北九州市の小倉へ向かいましょう。
細川忠興が造った小倉城は日本一の海城と称され、その広大な城郭は圧倒的な規模を持ち、壮大な総構えの城になっています。
そして訪れた日はちょうど桜が満開で花見客も多く、駐車場に車を停めるのが大変でしたよ。
せっかくなのでお花見を楽しみながら天守へ向かいますよ!
小倉城天守で楽しみながら見学しよう!
城を建てた当時から残っている現存十二天守がない九州ではありますが、その分模擬天守では軍議に参加したり楽しめる趣向が用意されているんです。
例えば人工のもっこ体験や、着付けなども楽しめますよ。
そして、日本全国いろいろ城巡りをしていますが、一番驚いたのが最上階にあるカフェでした。
もちろんカフェを利用しなくても天守からの眺めは楽しめるので安心しましたけどねw
こがねむしで焼きカレーを食べよう!
小倉城を散策した後は、九州の玄関口門司港に移動して少々早いですが夕食をいただきますよ。
向かったのは小さな洋食店ぽいたたずまいの「こがねむし」で、ここでは門司名物の焼きカレーをリーズナブルな値段でいただくことができるんです。
正直焼きカレーを食べたことがなく初体験ですが、カレーライスにチーズをのせてグラタン風にオーブンで焼いてある感じで、スパイシーな香りで食欲をそそられますね。
味は中辛くらいではありますが、チーズが良い感じに溶けてトッピングの揚げ玉ねぎがマッチして美味しかったですよ!
夕暮れの門司レトロを散策しよう!
17時開店直後のこがねむしで焼きカレーをいただいた後は、夕暮れ時に門司レトロを堪能するために散策しましょう。
そもそも門司レトロって何?と思われる方も多いとは思います。
手短にいうと関門海峡を渡ると本州という立地から、古くから九州の玄関口と栄えた港町の門司は古いレトロな建物が多く残っているんですよ。
特に門司港周辺には大正から昭和に建造された建物が多く残っているので、レトロな街並みに感じますし、規模も大きくはないので1時間ほど散策するにはおススメですよ。
また、バナナの叩き売りの発祥の地としても知られ、バナナ系のお土産も焼きカレーと同じく有名なんですよ。
本州に渡ろう!
今回の車中泊の旅では長崎~佐賀~福岡とのんびり旅を楽しみましたが、そろそろ九州に別れを告げるために、関門大橋が見える和布刈神社(めかり神社)で帰路の安全をお祈りしていきましょう。
また和布刈神社(めかり神社)は、足利尊氏や大内義弘が社殿を建造した九州の最北端に位置する神社なんですよ。
そして九州に車で来たことは数回あり、いつもは高速で関門大橋を渡るので今回は初めて関門トンネルを利用しますが夕方の料金所周辺は大渋滞でしたよ。
宇品天然温泉 ほの湯で旅の疲れを癒そう!
関門トンネルを抜けて、下関から高速に乗った後は一路広島方面に向かい、夜遅くまで営業している宇品天然温泉 ほの湯で旅の疲れを癒していきましょう。
当初は下関周辺で温泉に入り移動しようかとも思いましたが、温泉後の長距離運転で眠たくなりそうなのと、内湯利用だけなら480円というリーズナブルな価格設定に惹かれちゃいました。
また、安い内湯だけでも色んな浴槽があるので、ゆっくりと温泉に疲れ身も心もリフレッシュできましたよ!
道の駅 クロスロードみつぎに到着!
宇品天然温泉 ほの湯で疲れを癒した後、22時頃に出発して一般道で本日の宿泊場所の道の駅 クロスロードみつぎに到着したのは深夜24時頃です。
本来であれば尾道でも観光したかったのですが、時間的にタイトになるので後日改めて訪れたいですね。
そして、到着後はすぐに寝袋を用意して横になり本日の車中泊は終了です。
道の駅 クロスロードみつぎ(二日目)
翌朝は5時半頃に起床して、嫁さんを寝かせたまま最後の目的地に向けて早朝に出発です。
城見橋公園駐車場で休憩しよう!
向かうのは現存十二天守で唯一の山城の備中高松城を観光するための城見橋公園駐車場で、何とか混みあう前の7時半頃には到着です。
早朝に出発した理由は混んでいない早朝の一般道を利用したかったのと、嫁さんが眠いだろうと思って筆者だけで運転したかったからです。
高速は嫁さんが運転しないと障碍者割引で半額にはなりませんからね。
朝食にホットサンドを作ろう!
到着後は嫁さんを起こして身支度を整えさせている間に、ホットサンドとコーンポタージュを作っていきましょう。
狭いハイエースの車内ではありますが、4w1h ホットサンド ソロを使えば食パン一枚を折りたたんで作るだけなのでスペースもそこまでいらず誰でも簡単に美味しいホットサンドが作れますよ。
4w1h ホットサンド ソロ
備中松山城へ行こう!
本来であれば、備中松山城ふいご峠駐車場に車を停める予定でしたが、春休み期間はシャトルバスの運行があるみたいなので、ここで朝食を摂ってバスの始発まで待ちましょう。
シャトルバスに乗ろう!
そして、8時40分には始発バスが出発するのですが、ここでも嫁さんの手帳のおかげで夫婦二人無料で乗車できましたよ。
ふいご峠駐車場からは20分登山を頑張ろう!
ふいご峠駐車場まではシャトルバスで5分ですが、そこから備中松山城までは山道を20分ほどかけて登る必要があります。
そのため駐車場には竹の杖も置いてあるので、恰好を付けずに必ず借りるようにした方がよいですよ。
城主はさんじゅーろー!
ようやく苦労して城内まで上がってきて、城内に入っていきますがこの備中松山城の城主はなんと猫なんですよw
ただ到着した時には定位置には城主のさんじゅーろーはいませんね。
少し目をそらした先に発見しましたが、ちょうど朝ごはんの最中であいさつ代わりに写真を撮って天守に登りましょう。
備中松山城天守に登ろう!
城主のさんじゅーろーに挨拶を済ませた後は天守に登りますが、今回の九州での車中泊旅では、肥前名護屋城跡、平戸城、島原城、唐津城、小倉城に寄りましたが、名護屋城以外はどこも復元されたコンクリート造の模擬天守ばかりでした。
ただこの備中松山城は全国でも十二カ所しかない建造当時からそのまま現存している唯一の山城になっており、筆者が訪れる最後の十二城目でようやくこれでコンプリートです。
また、備中松山城は山城という事もあり、天候によっては雲海にそびえる天空の城にもみえるので、一度はその姿を遠目にも拝んでみたいものです。
くいしん坊で津山ホルモンうどんを食べよう!
備中松山城を苦労して登城した後は、少々早いですが津山市内に移動して開店直後のくいしん坊に入店します。
津山ホルモンうどんはB級グルメでもグランプリを受賞している事もあって、以前から食べてみたかったんですよね。
そのため備中松山城とセットで食べに行きたいと思っていたので、九州の帰りに満を持して食べに行きましたが、ソースに甘みがあり食べやすくてホルモンもコリコリしています。
また柚子を使うことでソース味の中に爽やかな柚子の香りが際立ってクセもなくて、とても美味しくいただけましたよ。
津山といえばB'z!
津山ホルモンうどんを美味しくいただいた後は、津山といえばB'zのボーカリストの稲葉浩志さんの出身地なんです。
市内には町おこしのためにご実家のイナバ化粧品店もあるらしく、帰りしなに通ってみたら普通にお母様が営業されておられるみたいですね。
その後は津山ICから中国道で帰路につき今回の九州の車中泊旅は終了です!
日本本土四極踏破証明書の完成!
そして、後日佐世保市役所から日本本土四極最西端の到達証明書が送られてきましたよ!
今回の旅では最西端に訪れてこの日本本土踏破証明書がようやくコンプリートになり、過去の証明書を合わせれば、日本本土四極踏破証明書がこのように完成したのが感無量でした。
今回の車中泊費用【道の駅 クロスロードみつぎ】
2025.4.2~4.3
- 道の駅 クロスロードみつぎ:無料
- SURFERS MARKET:1,705円
- 小倉城:700円
- こがねむし:1,600円
- ほの湯:960円
- くいしん坊:2,060円
- 駐車場:890円
- ガソリン代:14,790円
- 有料道路:9,580円
合計費用:32,285円
最終日程は地元までの交通費がかかるので費用がかかりますが旅先でのご当地グルメを堪能できて最高でしたよ!
四泊五日の九州車中泊旅の総額は!
2025.3.30~4.3
王司パーキングエリア車中泊(3/30~3/31):33,362円
女神大橋駐車場車中泊(3/31~4/1):21,899円
海中鳥居駐車場車中泊(4/1~4/2):5,265円
道の駅 クロスロードみつぎ車中泊(4/2~4/3):32,285円
総合計金額:92,811円
今回の旅行は九州までの遠征のため交通費がかなりかかっており、以下の高速料金とガソリン代です。
- 高速料金:20,070円
- ガソリン代:36,614円
この2点の料金を合計すると56,684円になり、今回の車中泊の旅費用の61%をしめます。
そのため、費用を抑えるためには高速に極力乗らず、ガソリンをあまり使わないように長距離を控えるのが今後の車中泊のポイントになりそうですね。