キャンプや車中泊で心強い味方のハイエースが、先日ひょんな事から我が家に届き、徐々に車中泊仕様にDIYで楽しみながらカスタムしていっています。
ただ、素人の筆者がDIYしているので至らないところも多いですが、自分自身でイジれる喜びはひとしおですね!
ハイエースを車中泊仕様にイジろう!(三日目)
先日ヤフオクで落札して、先日のキャンプついでに宇都宮で手に入れてきたハイエースを車中泊もできるように今日もイジっていきます。
前回までは連休を使ってハイエースの前列部分をカスタムしましたが、まだまだイジらないといけない箇所がたくさん残っています。
そして、今回は前回では手をいれなかった後列部分の貨物部分で、ここは車中泊するのにあたり居室になるので丁寧に施工していきましょう。
ハイエースを天井材を外して行こう!
今回施工するのは貨物部分で最初に手を加えるのは天井部分になります。
まずは天井材を外して板張りをするために、ハイエースの天井フレームに板を張る下地として9㎜合板を丸のこでカットして結束バンドで固定していきます。
当初はターンナットを使って固定しようかと思って用意はしましたが、固定するのに耐久性が気になったのと、天井部分が下地で下がる可能性が出てきたんです。
そのため、合板を曲げて施工しながら下地固定ができる結束バンドの急遽変更したおかげで、下地分だけしか天井が下がらないので車中泊時にも高さを確保しやすそうです。
ハイエースのフロントシートを外そう!
下地を結束バンドで固定し終わった後は天井の照明配線などを持ってくるために、フロントシートを丸々外して掃除していきます。
実は前回リアテーブルまで取り付けしてシートカバーまで取り付けましたが、助手席側のシートは取り外さないとシッカリつける事ができない仕様になっており、せっかくなので取り外して、Bピラー内部から照明配線を天井リア部分から持ってきましょう。
天井材を塗装しよう!
ここまで完了したら筆者は他の作業もあるので、嫁さんに手伝ってもらいながら天井に使用する杉の羽目板(節無し)にウォルナット色で塗装していきます。
当初はホームセンターなどで購入も考えましたが節があったり、希望寸法がないのですネットで購入します
また、無塗装で天井板張りをされている方も多いですが、好みの色に統一するためにアサヒペンの水性塗料を使用します。
車内で使用するので無臭で水性なので使いやすく便利ですよ!
天井に断熱材を張ろう!
嫁さんに塗装をお願いしている間に筆者は天井のフレームの間に、断熱材を張っていきます。
全オーナーさんはフロント部分に断熱材を入れていましたが、貨物部分には入っていなかったので施工する必要があります。
また、DIYで車中泊カスタムされている方は吸音材や高めの断熱材などを使用している人が多いですが、そもそも気密性能が悪く鉄でできた車体を完全に断熱するのは不可能です。
しかも、使う断熱材自体は住宅で使うほどの厚みを入れる懐がないので、断熱性能を大幅に向上させるのは無理ですので、リーズナブルなキャプテンスタッグの銀マットを加工して取り付けていきましょう。
このジャバラタイプなら、最初から切り込みも入っていて丁度良く施工性も良いし、なによりキャンプでも使うキャプテンスタッグ製なので安心感もあります。
天井に板を張りながら照明を付けよう!
断熱材の施工と塗装の乾きも完了したところで、杉の羽目板を張っていきます。
ネットなどではセンター部分から取り付けると狂いが少ないと紹介されていますが、せっかくの羽目板なのでビスの跡が目立たないように、端からフロア用ビスをメス部分に斜めに打ち込んで固定していきます。
これなら、次の羽目板を取り付けるとビスが見えなくなりますから、奇麗に天井を仕上げる事ができます。
ただ、注意点は反対側まで張る際の微調整をしないといけないので、羽目板の幅寸法をシッカリ考えて注文する必要がでてきます。
そして、断熱材の取り付け後にLEDダウンライトの配線も仕込んでいたので、羽目板を取り付けながら照明も取り付けていきましょう。
天井板張り&ダウンライト&モニター取り付け完了!
そして朝から始めた作業ではありましたが、夕方辺りにようやくハイエースの天井板張り&ダウンライト&リアモニターの取り付け作業が完了です。
途中で照明の試運転なども重ねたので思ったよりも時間が掛かりましたが、出来上がってみると天井が板張りだとアウトドアの雰囲気が出てきますね。
また、リアミニターには27インチのPCモニターを取り付けましたが、リアシートに座るとデカく感じますが、車中泊時にはちょうど良いサイズ感です。
ハイエースを車中泊仕様にイジろう!(四日目)
昨日にある程度の作業は終わらせて四日目は、嫁さんが手伝ってくれたご褒美に前から言われていた紅葉を見に行きましょう。
貨物部分は天井しか仕上がっていませんが、木製チェアとベンチをを置くと意外とお洒落に感じますねw
称名滝へ紅葉を見に行こう!
そして、天井の板張り&ダウンライト&モニター取り付け後に初めて向かうのは、筆者の地元が誇る落差日本一の称名滝です。
実際ここまで運転してきましたが、やはりモニターの取り付け遊びがあるらしく、若干ガタガタするので調整が必要そうです。
また天気は良かったのですが午前中から日陰になる称名滝は寒く、しかも11月中旬は遊歩道が工事で通れないという結末に…w
ただ、せっかくきたので散策して紅葉だけは楽しみましょう。
ハイエースの中でカップ麺を食べよう!
称名滝が見れなかったのは残念でしたが、今回の目的はハイエースで昼食をとる事で、まずは日当たりの良い駐車場に移動しましょう。
まずはアウトドアベンチに腰掛けてみますが、サイズ的には十分そうですね。
以前乗っていたエスティマよりは横幅が狭いハイエースではありますが、四角い貨物部分はやはり広く感じます。
そして、お湯を沸かしてカップ麺をいただきますが、大人二人がベンチに腰掛けても十分広さを確保できるのと、天井部分の高さも再認識できましたよ。
ハイエースに人工芝を敷こう!
そして称名滝からの帰る際に西濃運輸で、注文していたハイエースの床合板を取りに寄ります。
当初は筆者自身でジグゾーを使って床の合板加工も考えましたが、時短と精度の事もあり今回は専用品を使用します。
そのうえに、事前に購入していた人工芝をボンドとスプレーのりで張っていき、合板をハイエースの4ヵ所付いている貨物フックなどで固定していきます。
人工芝を張る事で冷たさを感じる車内が明るくなり、そのまま横になってもフカフカなので昼寝もできるようになりました。
トリムボードにリメイクシートを張ろう!
その後は、全部で五カ所あるトリムボードをリメイクシートでお色直ししていきましょう。
選んだ色は木目のダーク色なので、天井材との色合いも段ボール色から変わって統一感が出てきましたよ。
窓にマグネット式サンシェードを取り付けよう!
何だかんだで夜になっちゃいましたが、最後は貨物部分の窓にマグネット式のサンシェードを取り付ければ夜でも車外に光が漏れず、車中泊の際もまわりの視線が気になりませんね。
当初はどのようにカーテンを取り付けるか思案していましたが、しばらくはリーズナブルなサンシェードで十分な気がします。
今回の連休で貨物部分のカスタムでハイエースの50%程度終わり、これで車中泊ができる状態になりました。
次回辺り、この状態で車中泊するのに問題が無いのかを実証する必要があると思うので、どこか近場でハイエース初の車中泊を楽しんでみたいですね!