ふもとっぱらキャンプ場といえば、開放感があるサイトでどこからでも雄大な富士山が眺められ人気のキャンプ場です。
今回は会社の同僚4人で春のダイヤモンド富士を見るために、ふもとっぱらキャンプ場へ行ってきましたよ。
ダイヤモンド富士のチャンスを増やそう!
ふもとっぱらキャンプ場では3月と10月に、富士山山頂に朝日が昇るダイヤモンド富士を見る事ができます。
昨年は田貫湖で見る事が出来ましたが、今回のキャンプは一泊二日で上手くいく保証もないので少しでもチャンスを増やしたいものです。
前泊車中泊で保険をかけよう!
今回のメンバーは会社の同僚四人で、そのうち二人はふもとっぱらで二泊三日ですが、自分と他一人は一泊二日なので少しでもダイヤモンド富士の確率を上げるために朝霧高原で車中泊予定です。
そのため、仕事が終わってから自宅で準備を済ませ、同僚のMさんと一路富士山を目指します。
朝霧さわやかパーキング
富山からだと、朝霧高原までは約4時間半で深夜1時頃には朝霧高原さわやかパーキングに到着です。
流石に夜は富士山も見えず、トイレもあるので車中泊を考えていましたが、交通量が多くうるさく眠れませんね。
道の駅 朝霧高原
そのため道の駅 朝霧高原まで移動しここで5時頃まで車中泊しますが、ふもとっぱらでも車中泊予定のMさんなのに荷物が多すぎて、リクライニングもできず中々熟睡できません。
結局、変な体勢で眠ったからか5時に起きたら首が痛いですね…w
朝霧高原からの富士山の朝焼けをみよう!
本日の日の出時間は6時50分なので、6時前には最初の朝霧高原さわやかパーキングに移動しますが、富士山の後ろから空が赤く染まっていきます。
ただ、さわやかパーキングからだと電柱などの人工物が映るので、少し戻って放牧されている牛達と一緒に朝焼けを撮影ですが富士山が綺麗です。
朝霧高原からダイヤモンド富士をみよう!
そして、7時頃ようやく富士山山頂に朝日が昇りダイヤモンド富士の完成です。
先ほどまでいた牛達も朝食なのかいなくなり少々残念ではありますが、ちゃんとしたダイヤモンド富士を眺められ感動です。
ふもとっぱらで見ていたHとAもシッカリ見えたみたいで、8時には道の駅 朝霧高原で合流予定ではありましたが、ふもとっぱらのゲートが開かず予定が当初からズレ始めます。
竜ヶ岳から富士山を見よう!
4人になったところで目指すのは竜ヶ岳の湖畔登山口に車を停め、竜ヶ岳からも富士山を見るために今年最初の登山です。
登るのは本栖湖を背に竜ヶ岳を登り、雄大な富士山を眺めながら下山する予定です。
ただ、登り始めて中腹から雪道になり北側斜面の登山道はツルツル状態で、しかも大きなザックのMさんが遅れ始め、自分のザックと交換し山頂を目指します。
登り始めてから1時間ほどで、森林を抜け竜ヶ岳山頂までもう少しです。
竜ヶ岳山頂到着!
登り始めて1時間半で、ようやく山梨県と静岡県にまたがる標高1,485mの竜ヶ岳に到着です。
ただ、残念ながら竜ヶ岳からは雲が多くて富士山は拝めませんね。
長時間休憩で予定が大幅にズレ始める!
仕方なく、小休止でコーヒーを飲んで遅れを取り戻すために下山したかったのですが、予想以上に皆の体力の消耗が激しくMさんも餅を茹で始めましたよ。
そのため、結局1時間近くも休憩する事になりタイムスケジュールが大きくズレ始めます。
また、下山でも足元の雪が溶けて足場も悪く下山したのが1時頃なので、予定を変更し河口湖方面へ移動し昼食です。
甲州ほうとう 小作でほうとうを食べよう!
本栖湖から河口湖まで移動し、甲州ほうとう 小作 河口湖店で山梨名物のほうとうをいただきます。
自分はオーソドックスな南瓜のほうとうをいただきますが、色々な野菜もたくさん入っており本場のほうとうは旨いですね。
ただ、一人前だけでもかなりの量もあり、大食いの自分でもお腹いっぱいになったので、女性だと食べ切れない量かもしれませんね。
富士眺望の湯 ゆらりで温泉に入ろう!
お腹も膨れ、ふもとっぱらキャンプ場へ向かう前に富士眺望の湯 ゆらりで温泉に入りましょう。
富士眺望の湯 ゆらりは富士山の眺望が売りで、3回目も利用ですが残念ながら今回も天気が悪く露天風呂からは富士山は見えませんね。
ただ、富士眺望の湯 ゆらりは色んな種類の温泉があり、富士山を眺められなくても大満足できるので周辺でのキャンプの際にはおススメですね。
ふもとっぱらキャンプ場に行こう!
ふもとっぱらキャンプ場にチェックインしたのは16時頃で、大急ぎで設営を始めますが前日からチェックインしている二人も手伝ってくれて、あっという間に完成です。
雲は多いですが、ふもとっぱらキャンプ場から富士山も何とか見れますね。
アクアパッツァを作ろう!
3月で陽が暮れるも早いので、早々に焚き火を始めアクアパッツァと自宅で仕込んできた牛ロースを直火で炙っていきます。
初めてアクアパッツァを作りましたが、思った以上に簡単で同時に作ったパエリアもあれば豪勢なキャンプ飯の完成です。
ソロでのんびり晩酌タイム!
今回は4人での各自ソロキャンプはありましたが、自分は一人でのんびり晩酌タイムです。
平日なので利用者も少なく快適ですが…
斜め前にMさんがタープテントを立てたので眺望が半減ではありますが、焚き火を楽しみながらのお酒は美味しく、寝不足もあって21時には先に就寝し本日のキャンプは終了です。
ふもとっぱらキャンプ場【二日目】
前日の寝不足と、登山の疲れもあって久々に長時間熟睡し5時前には起きますが、3月上旬でもふもとっぱらの冷え込みはきつく、辺り一面に霜が降りています。
寒いので焚き火を始めお湯を沸かし朝食前にコーヒータイムですが、6時頃から天気が悪くなり、富士山が雲で隠れ二日目はダイヤモンド富士は見れませんでしたよ。
朝食を沢山食べよう!
昨日は保険をかけてダイヤモンド富士が見で今回キャンプの目的は果たせたので、気を取り直してメスティンで鳥の五目釜飯を作っていきますよ。
⇩鳥の五目釜飯のレシピ記事です⇩
やきとりの缶詰と五目釜飯の素を使うだけなので、誰でも簡単に作れて美味しいですよ。
そして、鳥の五目釜飯を食べる頃には皆も起き始め、昨日食べなかった焼き鳥を焼いていきます。
また、Hがふもとっぱらに向かう途中に高山買ってきた飛騨牛の肉まんを4つ蒸しながら、餃子を焼いていきますよ。
ここまでくると、朝食じゃなくて完全に飲み会ですね。
自分も運転ではないので、朝からビールをいただきますが朝のアルコールは旨いですね!
撤収しよう!
朝食(飲み会)が終わったのが、結局10時頃ですがあらためて辺りを見渡すと、四人以外誰もおらず平日冬キャンプ最高ですね。
キャンプ慣れしていない皆は撤収に時間がかかり、結局ふもとっぱらを出たのが12時頃で、本日も予定通りにはならず、最後に「ゆるキャン△」っぽく撮影ですw
富士山本宮浅間大社に参詣しよう!
ふもとっぱらキャンプ場を後にし、富士山本宮浅間大社に皆で参詣します。
今日は雲も多く富士山は綺麗に見えませんが、富士山本宮浅間大社の赤は青空には映えますね。
お宮横丁で富士宮焼そばを食べよう!
その後はお決まりのコースのお宮横丁で、各々好みの店で富士宮焼そばをいただきます。
実は、自分は年末も来ているので今回はいつもと違う店で注文しますが、富士宮焼そば何度食べても美味しいですね。
栄昇堂で身延饅頭を買おう!
富士宮焼そばを食べた後は、我が家のお決まり土産の栄昇堂により身延饅頭を購入です。
以前は1個65円でしたが、少し値上げされ70円になっていましたが、栄昇堂の身延饅頭はそこまで甘くなくて美味しいですね。
日蓮宗総本山 身延山久遠寺へ行こう!
そして、身延饅頭を食べてお土産も購入し最後の〆は日蓮宗総本山 身延山久遠寺です。
今回のグループキャンプは各自の自由な行動で予定が大幅に狂ったので、最後に自分が皆に罰ゲームを仕掛けてやります。
それが、この身延山久遠寺の石段です。
超急勾配の石段でありながら、一段辺りの蹴上がりの高さが30㎝ほどあるので、年寄りキャンパー二人は脚がパンパンになってきつそうですねw
やっと、石段を登り切った後にロープウェイの久遠寺駅までは車で行ける事を種明かしをしてやりましたw
身延山ロープウェイで奥の院に行こう!
ただ、身延山ロープウェイの久遠寺駅に到着したのが15時10分過ぎでロープウェイ最終便に乗れません。
わざわざ来たのに乗れず気落ちしていると、受付の方が奥の院での滞在時間20分ならと条件付きで当別枠で乗車許可証を発行してくれましたが、こうやって見ると特別感があってカッコいいですね。
苦死切りだんごを食べよう!
ロープウェイで束の間の空中散歩を楽しんだ後は、定番の苦死切り団子をいただきますが、定員さんが「苦死=串」をかけてハサミで串を切ってくれますよ。
展望台からは、残念ではありますが富士山は見えませんね。
奥の院 思親閣
滞在時間も短いので団子を食べた後は猛ダッシュで奥の院思親閣で参詣を済ませ、時間ギリギリで帰りのロープウェイに乗れました。
山を下りるともう夕方で、そろそろ富山への帰路に着きますよ。
塩尻名物山賊焼きを食べよう!
帰り時間が遅くなり夕飯車内でパンを食べながら帰る予定でしたが、SAにトイレ休憩に寄った際にSA食堂での山賊焼きの表示をみて、Mさんが塩尻で以前食べれなかった山賊焼きを食べたいと言い出します。
名物山賊焼きを食べるために塩尻ICで降りますが、山賊焼きは居酒屋メニューなので夜じゃないと中々食べれないんですよ。
そして、急遽口コミも良い居酒屋の山賊に向かい、山賊焼きを注文しますよ。
出てきたのは、骨付き鶏肉をそのまま豪快に揚げた山賊焼きで、味付けはシンプルな塩胡椒で案外あっさりしていますが、レモンを絞ると酸味も効いてより美味しいですね。
今回のキャンプは、ほうとう、富士宮焼そば、山賊焼きとまるでグルメツアーみたいで家に帰ってから体重計に乗るのが怖いですが、ダイヤモンド富士もみれたし大満足で今回のキャンプは終了です。
キャンプ費用【ふもとっぱらキャンプ場】
2022.3.8~3.10
- キャンプ場利用料:大人1,000円×2+車2,000円=4,000円
- 外食代:7,780円
- 食材費:1,404円
- 富士眺望の湯ゆらり:1,300円
- 交通費&駐車場:8,640円
総合計:23,124円
今回は観光や名物も堪能したので費用も結構かかりましたが、純粋なキャンプ費用だけだと安いですね。