先日、富山県の緊急事態宣言の段階的解除が発表され待ちに待った富山県内のキャンプ場がようやく再開されました。
ただ、連休にいざキャンプへ行こうと思ったら、生憎の曇り空で雨の確率も高いですが、雨で自分のキャンプの炎を消すことなど出来ずに突撃するために利用したのは、ふるさと剱親自然公園キャンプ場です。
今までの野生動物遭遇率100%!
今回は久々のキャンプですが、分散授業で暇そうにしていた次男(中3)と三男(年長)と、私の3人での初めてのキャンプです。
利用するのは、上市町のふるさと剱親自然公園キャンプ場で、過去には2回キャンプに訪れていますが、いずれも自然動物に遭遇している自然豊かなキャンプ場なんです。
ちなみに1回目はニホンカモシカで、2回目はイノシシですが、今回は何が出るやら楽しみですね。
⇩過去2回のキャンプでの記事です⇩
ふるさと剱親自然公園キャンプ場へ行こう!
富山県にはいくつかキャンプ場がありますが、新川地域でのキャンプ場で総合的に一番で、自宅からも20分ちょっとで来れるので我が家は度々訪れています。
しかも、フリーサイト510円と破格なのに、施設が充実しているんですよ。
⇩ふるさと剱親自然公園キャンプ場の基本情報です⇩
ただ、キャンプに行こうと決めたのは午前10時頃で、準備をして12時前には家を出るという行き当たりばったりの計画なので、多少心配になりますね。
エントリーパックTTを設営しよう!
山奥にあるキャンプ場ではありますが、道もシッカリしており比較的短時間で行けて、予約も無しで管理棟で受付をしますが、フリーサイト利用料は510円の格安設定です。
早速、フリーサイトに到着し子供達には荷物を運んでもらい、自分は設営をしますが、今回使用したテントは、スノーピークのエントリーパックTTです。
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小川張りができる仕様のトンネルテントとタープのセットですが、やっぱりスノーピークのテントはフォルムは美しいですね。
スノーピーク エントリーパックTTを選んだ理由!
今回、何故このテントを選んだかと言うと利用者が3人で、短時間に一人で設営出来て、雨が降っても乾かしやすいポリエチレン生地のテントだからです。
また、まだ虫のいない時期なので開放的なオープンサイトにしたいと思い、久々に利用します。
テントサイト内を超広角レンズで撮るとこんな感じですが、結構広く感じますよね。
最近、お気に入りは小型のアイアンラックでソロキャンプでも愛用の逸品です。
⇩アイアンラックの記事です⇩
さすがに子供を含めて3人なので、かなりゆったり使用できますよ。
昼食は簡単にカップ麺!
自分が設営をしていると、13時頃なので次男に三男の面倒を見させながら昼食のカップ麺を作ってもらいますが、設営終了前に昼食がとれてラッキーです。
初めて、次男(中3)に水汲みからバーナーで作らせましたが、意外と面白かったみたいですね。
昼食後は自由時間!
その後は、キャンプ場内で山歩きをしながら焚き木拾いをして、15時頃には次男は昼寝、三男はスイッチでゲーム、自分はネットで購入した「山と食欲と私」で、キャンプ飯の勉強です。
先日の、河川敷キャンプでも紹介しましたが、これに出て来る山ごはんはキャンプ飯に応用可能な物ばっかりで、更にいえばキャンプより過酷な登山ですから、作り方も超簡単で、残りも全て揃えちゃいましたよ。
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直火で夕食を作ろう!
今回は最初一人で行く予定だったので、御飯も炊かずに家の残り御飯をジップロックに入れて湯煎する実験です。
その他は、最近ハマった丸干しイワシと、BBQ用の豚バラお徳用とレトルト味噌汁です。
また、ソロキャン用に来る直前に仕込んだ、鶏モモをスキレットで蒸し焼きにします。
薪と炭のミックス調理は火力維持がしやすい!
そして、今回の夕食は全て直火調理ですが、自分は薪60%と炭40%を使うスタイルが個人的には火力も安定しおススメです。
薪だけだと熾火状態を維持し続けるのに限界があり、夕食は時間を掛けてのんびり取りたいので、火持ちの良い炭を多少使うと火の調整がしやすく保温ゾーンを作るのも容易です。
子供らも食べていますが、三男は夕食よりもswitchに夢中ですね。
晩酌タイム!
ある程度肉が焼き終わったので、ここからは晩酌タイムで丸干し鰯を焼いていきますが、直火で炙った鰯の苦みが旨くてハマりますね。
丸干し鰯は干物に近いのでキャンプには最適のおつまみで、最後の一匹は三男が食べてみたいと言ってひとかじりしましたが、やっぱり苦くて食べれませんでしたw
ふるさと剱親自然公園キャンプ場でシャワーを浴びよう!
夕食の後片づけを済ませ、6時半頃夕陽を見ながら管理棟のシャワールームに向かいます。
この時間はキャンプ場に我が家3人だけで管理人さんも帰っていますが、事前にシャワー代を払っておいたので、管理棟の明かりとシャワー室の鍵を開けておいてもらっています。
ふるさと剱親自然公園キャンプ場のシャワーは、コインシャワーではなく時間制限もなく1人200円で格安なので有難いですね。
夜は焚き火で楽しもう!
火を消さずにお風呂やシャワーを浴びに行かれる方が多いみたいですが、基本火を消していかなければ危険で強風だと山火事発生の恐れもあります。
そのため夕食時は薪と炭をMIXして使う方が火の始末も簡単で、シャワーから戻っても簡単に焚火も再開できます。
ガスランタンのマントルの白い光源と、焚き火の紅い炎のコントラストは綺麗で安らぎますね。
子供達を寝かしつけるために21時頃に寝床について、本日のキャンプは終了です。
ふるさと剱親自然公園キャンプ場(二日目)
キャンプのときは早めに寝ると5時頃には目が覚めますが、外に出る前にマットや寝袋などの片づけをしておくと朝食後の撤収が楽ですね。
ある程度片付けが済んだら、子供達に焚火の着火を任せますが、どうやったら効率的に火が付くのかなど経験をさせる勉強です。
アサリのトマトチーズリゾットを作ろう!
子供に焚き火を任せている間に、自分はアサリのトマトチーズリゾットを作ります。
大き目のシエラカップに自宅から持参した冷凍御飯、アサリの缶詰、トマトジュースを塩胡椒とバジルで振りかけ熱するだけの簡単キャンプ飯です。
全体的に火が通って汁気が飛んだところで、とろけるチーズを投入して掻き混ぜれば完成で、約7~8分で完成なので忙しい朝には助かります。
ニホンカモシカがこんな近くまで!
皆で朝食を食べているときに、どこからか視線を感じます。
ふと近くのアスレチック付近を見るとニホンカモシカが近付いてきます。
ダメといっても、三男は止まらず木の枝を振ってカモシカを呼び寄せます。
すると、カモシカも怖がらず近付いてくるのにビックリです。
ニホンカモシカがテントに!
テントのそばまでやってきますが、流石に近すぎですね!
流石に、テント正面は遠慮して、テントの後ろを通って遊歩道の階段を上手く登り山へ帰っていきました。
こういうときは、子供って怖がらずに近付いていくので親としては逆に怖いですね。
角があったので雄ですかね?
そういえば、1年程前にこのキャンプ場に来た時もニホンカモシカに遭遇しましたが、そのときのカモシカと一緒のような気もしますね。
その後は、コーヒーを飲みながら朝食も終了です。
ふるさと剱親自然公園キャンプ場のアスレチックで遊ぼう!
カモシカとの遭遇&朝食も終わり、後片づけをしている最中に次男に三男を任せ、アスレチックで遊ばせます。
その間に自分はテント類を片付けますが、そんな中…
三男が水気もない山の中でカニを見つけますが、結局三男が嫌がって逃がす事が出来ずに、我が家のペットとして連れ帰り、今回のキャンプは終了です。
キャンプ費用【ふるさと剱親自然公園キャンプ場】
2020.5.20~5.21
- キャンプ場利用料:フリーサイト510円
- シャワー費用:600円
- 食材費:2,000円(アルコール含む)
総合計:3,110円
自宅からも食材を持ってきたので安いですが、暑くなってくると冷たい飲み物系にお金がかかりますね。