前編は、未知のキャンプ場として水無湖キャンプ場を巡るために、富山県から飛騨方面に出てかなり遠回りしました。
しかも、遠回りしたため約200km以上走り、本来なら医王山国見公園に自宅から向かう3倍以上の走行距離でした。
医王山国見公園キャンプスペースで野営を楽しもう!【後編】
無事、医王山国見公園キャンプスペースで設営し、温泉にも入った後、酒を飲みながら漫画を読んで既にマッタリモード中です。
ですが、辺りも少しずつ暗くもなってきましたので、そろそろ夜の準備をしましょう。
⇩前編の記事です⇩
ランタンの準備をしよう!
まあ、夜の準備といっても灯りとしてのランタンの準備です。
最近のキャンプでは、3つのランタンを使用していますが、現在メインランタンとして利用しているのは、ユニフレームのUL-Xですが非常に明るいのと、CB缶を燃料に出来るのが助かりますね。
ユニフレーム フォールディングガスランタン UL-X クリア
SNB-SHOP
|
⇩ユニフレームのフォールディングガスランタンの記事です⇩
そして、今回初の試みなのが、ジェントスのLEDランタンです。
実は、今まで普通に単一電池を使っていましたが、単一は大きく重たい事もあり、電池残量も分かりにくいですよね。
ジェントス Explorerシリーズ EX-V777D
webby shop
|
⇩ジェントス Explorerシリーズ EX-V777Dの記事です⇩
そこで、今回は100均セリアの電池パックを利用し、単3充電池でLEDランタンを点灯させる実験で、幸い充電池8本が完全にお蔵入りだった事を思い出し、再利用しようと思ったんです。
そして、実際使ってみると問題なく点灯し、もう一つのLEDランタンは単3電池4本必要のなので、計7本あれば我が家のLEDランタンは十分ですので、電池代の節約に繋がります。
キトキトな海の幸で夕食をとろう!
そして、今日の夕食は以前ハマった刺身の盛り合わせで、見晴らしの良い山頂で富山のキトキトな海の幸を味わえるのは本当に贅沢です。
※富山弁で『キトキト』とは、新鮮な事の意味です。
その他には、アルトバイエルンと焼き鳥の缶詰と、ストロング系の酎ハイ数本で、呑み喰いしている間に日も暮れてくるかな?と思っていましたが、18時半近くになっても最近は本当に明るいです。
ちょっとトイレ休憩で、芝生広場の展望台に登ってみますが、辺りには誰もおらず完全独りぼっちです。
医王山は熊に注意!
正規の管理棟ではないですが、国見ヒュッテの窓にこんな張り紙が!
ラジオも鈴も持っていないので、熊に遭遇するのは勘弁です。
もう一度、展望台に登ってみますが相変わらずガスっていて残念です。
医王山国見公園キャンプスペースからの夜景は最高!
時間も19時半を過ぎますと、ようやく下界にも家の明かりが着き始めます。
この後は、ダラダラと柿ピーを頬張りながら一人で夜景を見ていましたが、明日の朝焼けが北アルプスと散居村の水田を真っ赤に染まる絶景をみたくて泊っているので、21時頃には夜景を見て就寝します。
深夜は満天の星空が!
自分は早めの21時頃に寝ましたが、流石に飲み過ぎで0時頃にトイレに起きます。
そして、空を見上げたら満天の星空が凄いですね。
iPhone11PROのナイトモードで、10秒ほどシャッターを開けて撮りましたが、さすがにスマホで星空撮影は難しいです。
その後は、引き続き眠りについたのですが、ここは星空と夜景のスポットの理由からか寝ている中、度々駐車場に車が侵入し、夜景を見に来た人の足音で目が覚める事を繰り返し、再度グッスリ眠り始めたのは2時頃だったと思います。
医王山国見公園キャンプスペース(二日目)
また、夜も明ける3時半頃に再度、ガサガサッ!っと物音で目が覚めます!
一瞬、獣の足音かと思うくらいに、自分に音が近づいてくると思ったら自分のテント前に、三脚を立て始めたカメラマンです。
「非常識に起こしてすいません」と謝られましたが、絶景スポットという事も有り、怒る事もできず、自分も3時半頃に起床です。
辺りは、まだ真っ暗で標高も700m、外気温も10℃以下でかなり寒いですが、ワークマンの綿リップ防風防寒ジャケットのお陰で全然平気でしたね。
⇩ワークマン 綿リップ防風防寒ジャケットの記事です⇩
朝焼けとホットコーヒー!
朝日が昇るのを待っているのも退屈なんで、こういう時は目覚めのホットコーヒーが体を温めてくれます。
朝日が昇っては来ますが、下界の霧が酷いのと、北アルプスも雲に隠れて絶景が拝めず残念でしたが、紅く空が燃える感じは素敵ですね。
ただ、出来れば一人でのんびりと見たかったですが、絶景スポットの宿命と思って諦めるしかないですね。
ただ、朝早くから計4人の写真好きの人が来ていた絶景スポットなので後日リベンジです。
わかめたまご雑炊を作ろう!
その後は、5時前ですがお腹も減ってきたので朝食準備を始めます。
用意するのは、自宅から持ってきたご飯と、たまごスープの素、わかめスープの素の3点だけで、300㎖の水と一緒に煮立てて完成です。
超簡単な手抜き料理なんですが、シンプルイズベストで寒い山頂での朝ご飯には最適で、体も暖まりめっちゃ旨かったです。
撤収をしよう!
早くご飯を食べ過ぎて5時半にはすでにする事もなく、ここは焚き火もNGで時間を持て余すので、かなり早いですが撤収準備を始めます。
テント類は、朝晩の冷え込みと湿度が高かった事も有り、ポリコットン生地のテントですが結露でビッショリですから軽く拭いた後に片付けを開始します。
ただ、今回はソロキャンプという事も有り、車もそばなので1時間もかからず撤収完了です。
未知のキャンプ場探し再開!
正直テント類は乾いておりませんが、このまま何もないところにいるのなら、昨日行けなかった水無湖キャンプ場でどうしても行きたい気持ちが込み上げてきます。
そして下山し、まず向かったのはつくばね森林公園キャンプ場です。
つくばね森林公園キャンプ場で下見!
ここのキャンプ場も富山県内ではかなりマイナーなキャンプ場で、メインの国道304号線からは、現在道路の樹木伐採もあり行けないのですが…
迂回路を利用して向かいましたが、正直富山県内ではサバイバル感満載のキャンプ場でしたね。
ただその分、眺望も素敵ですから、孤独を愛するソロベテランキャンパーにはオススメですよ。
⇩つくばね森林公園キャンプ場の基本情報です⇩
水無湖キャンプ場は発見できず!
この後は、昨日行き付く事が出来なかった水無湖キャンプ場ですが、唯一残っている道路は、南砺市利賀村からの県道だけですので、そこから水無湖キャンプ場を目指します。
利賀村から進む途中にまた、通行止めの看板が、しかも、通行止め期間が『当分の間』って曖昧過ぎだろw!
と一人で突っ込みながら、県道34号線を南下して、とりあえず進んでみますが、案の定赤丸地点の県道34号線も通行止めです。
青丸地点の分岐ルートとも通行止めになっています。
結局、紫丸地点の水無湖キャンプ場には辿り着けませんでした。
こうなると残るルートは、岐阜県白川郷からの山道で、牛首峠を超えるルートしか残っていませんが、今回は悔しいですが流石に退却です。
そして、色々とハプニングが多かった今回のソロキャンプですが、次回に繋げる発見もあったと思って帰路に着いて今回のキャンプは終了です。
キャンプ費用【医王山国見公園キャンプスペース】
2020.5.27~5.28
- キャンプ場利用料:無料
- 温泉費用:500円
- 食材費:1,600円(アルコール含む)
- 高速費用:1,690円(一番無駄な費用なってしまった…w)
総合計:3,790円
今回は久々にキャンプ前に多少買い出しをしてきましたが、自宅から冷凍ご飯を持ってきたり、使えそうな残り物スープ類使ったのでを安いですね。