冬キャンプや登山での快適に眠れる環境は重要で、寒くて眠れないと翌日のパフォーマンスが著しく影響がでてきます。
そんな寒い環境の中でも、イスカ エアプラス 630なら軽量で暖かく快眠できておススメです。
イスカ エアプラス 630
イスカのエアプラスは、6種類ある最上位グレードで800FP最高品質のグースダウンを封入したフラッグシップモデルのダウンシュラフです。
イスカ(ISUKA)とは!
株式会社イスカは創業昭和47年大阪本社で登山用繊維製品の製造・販売を中心とする寝袋の可能性を広げる事をコンセプトに展開している寝袋の会社です。
安全で楽しいアウトドアライフのために、心あるモノづくりで最高の品質を課題に、
実際に使われる方々の立場に立った「モノづくり」を続けており、登山者からの人気もある寝袋が多いイメージです。
そして、イスカのエアプラスシリーズは保温性の高いグースダウンを封入した寝袋になっており、軽量なので登山や冬キャンプにも最適です。
イスカ エアプラス 630【仕様】
- 生地:表/ナイロン100%裏/ナイロン100%
- 平均重量:1,030g
- 羽毛量:630g(90/10 800フィルパワ-)
- 最大長:80(肩幅)×213(全長)cm
- 収納サイズ:φ20×34cm
- カラー:タン
イスカ エアプラス 630【特徴】
イスカ エアプラス 630は、800FPグースダウンを630g封入しており、最低使用温度マイナス15℃対応で、登山泊だけではなく厳寒期の冬キャンプにも暖かく就寝できます。
実際、登山やキャンプで数回使用してみて、他の使用温度が同じ寝袋を使っていましたが、フィルパワー800の最高級グースダウンのためか保温性能が高くレベルが別次元である事を体感できますよ。
また、強力な超撥水性能もあり、テント内結露や壁面での接触での濡れを防いでくれるので、結露が酷い冬キャンプや登山でも問題なく利用できます。
イスカ エアプラス 630【価格】
メーカー希望小売価格:¥61,600円(税込)
価格61,600円とかなり高額なダウンシュラフではありますが、値段に見合った性能を有しており中国製ダウンシュラフと比較すると、同じ表記性能でも2/3以下に軽く暖かさも比べ物になりません。
また、筆者はセールで大幅値引きとポイント還元もあったおかげで実質40,000円前後で購入も出来たので、ナンガのオーロラライトと悩みましたが軽量で登山でも使用できるイスカのエアプラス630を選びました。
イスカ エアプラス 630【レビュー】
それでは、イスカ エアプラス 630を利用してみて気付いた事をまとめていきます。
【ポイント1】軽くてコンパクト!
イスカ エアプラス 630は保温性能に対して軽量コンパクトな寝袋になっています。
ダウンや化繊の寝袋を並べてみましたが、左から2個目がイスカ エアプラス 630で、コンパクトになるのが良くわかります。
【ポイント2】フィルパワーが高い!
イスカ エアプラス 630は、800FP最高品質のグースダウンを封入したフラッグシップモデルになっています。
そのため他社の限界温度が同じダウンシュラフを並べると、ダウンのフルパワーが違いフカフカで保温力が違いが良く分かります。
【ポイント3】大き目のショルダーウォーマーが保温性抜群!
イスカ エアプラス 630は、台形ボックス構造になっており、独特のショルダーウォーマーが熱を逃がしません。
また、ドラフトチューブを装備しており首から胸にかけて縦に配置したセパレートボックスにより保温性抜群です。
【ポイント4】暖かさの調整が可能!
イスカ エアプラス 630は、足元には多めの保温材を封入し睡眠時の足の形状に合わせた逆台形構造で暖かく、ダブルファスナーで暖かさの調節もしやすいです。
また、暖かい季節にはファスナーを全開にして掛け羽毛布団のように使う事もできますよ。
【ポイント5】超撥水で生地も強い!
イスカ エアプラス 630は、高い引き裂き強度で耐摩耗性を持ち耐久性に優れています。
また、表面生地は強力な超撥水性能で結露にも強く、登山や冬キャンプでも安心して使用できます。
イスカ エアプラス 630【同性能ダウンシュラフ】
イスカ エアプラス 630と同じく、マイナス15℃前後が限界温度のダウンシュラフもあるのでご紹介します。
イスカ エアドライト 670
イスカ エアドライト 670は、保温性に優れた台形ボックス構造に、FP750の670gの撥水ダウンを封入、独特のショルダーウォーマーとドラフトチューブを装備しており、若干エアプラスより重いですが気にならないくらいで価格も安めになっています。
イスカ ダウンプラス ニルギリEX
イスカ ダウンプラス ニルギリEXは、720フィルパワーのダウンをたっぷり700g使用、シェルには肌触りが良く、丈夫でしなやかなポリエステルマイクロファイバー素材を採用し、保温効果の高い台形ボックス構造で仕上げています。
ナンガ オーロラ 750
ナンガ オーロラ750は元祖シュラフカバーのいらいない寝袋として、冬季一般登山用や冬キャンプに最適なオールシーズンモデルになっています。
ナンガ オーロラライト 750DX
ナンガ オーロラライト 750DXは、独自に開発した防水透湿素材AURORALIGHTを採用したスリーピングバッグシリーズで、チタンスパッタリング材を採用することで輻射による蓄熱・保温効果が高くなっています。
イスカ エアプラス 630【メリット&デメリット】
イスカ エアプラス 630をキャンプや登山、車中泊で使ってみてメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- FP800のグースダウン使用!
- コンパクト収納可能!
- 軽量で持ち運び便利!
- 生地が丈夫!
- 超撥水性で結露に強い!
- 熱を逃がさない工夫が多い!
- 大人でも十分なサイズ感!
デメリット
- ダウンシュラフなので高価!
- カラーが選べない!
- デザイン形状がダサい!
イスカ エアプラス 630:総合評価 41点/50点満点
コスパ・・・・・★★☆☆☆
安全性・・・・・★★★★★
メンテナンス性・★★★★★
耐久性・・・・・★★★★★
独創性・・・・・★★★★☆
デザイン性・・・★★☆☆☆
希少性・・・・・★★★★★
携帯性・・・・・★★★★★
利便性・・・・・★★★★☆
汎用性・・・・・★★★★☆
イスカ エアプラス 630は価格は高いですが撥水性も高く過酷な環境下でも安全に使用でき、丸洗いも出来るのでメンテナンス性も良好です。
高い引き裂き強度で耐摩耗性も優れており、足元が暖かい独特な形状は登山での小型テント泊には最適ですが、他社寝袋と比較するとカラーも選べないのは残念で、安いエアドライトと重量があまり変わらない事から利用者は少ないように感じます。
ただ、FPが高い分軽く携帯性が良く登山には最適で、荷物が増える極寒の冬キャンプにも軽くて持ち運べ利便性も高く、冬以外は軽い羽毛掛布団のようにも使えますよ。
以上でイスカ エアプラス 630の評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。