朝晩が冷え込む冬キャンプや、防災対策に欠かせない強い味方といえば、ポータブル電源です。
その中でもジャクリのポータブル電源700があれば、小型家電を動かせるので就寝時には電気毛布も動かせ、冬キャンプライフが快適になる事は間違いありません。
- Jackery(ジャクリ)ポータブル電源 700
- 総合評価 36点/50点満点
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源 700
ジャクリ(Jackery)は、創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わり、2012年米国シリコンバレーにて設立され、2015年に世界初のリチウムポータブル電源を開発、2019年には戦略的パートナーとしてJVCケンウッド社と提携しました。
そして、冒険家やキャンパーにエコなアウトドア用の電源ソリューションを提供する事をコンセプトにしているメーカーです。
本来自分はポータブル電源不要派でしたが、冬キャンプの過酷さを経験し就寝時に炎以外の熱源の必要性を感じました。
個人的には寒さはクリア出来ますが、冬のファミリーキャンプの際にストーブ以外で暖を取る為にはポータブル電源は欠かせません。
ジャクリ(Jackery)ポータブル電源 700【基本仕様】
キャンプを始めて10年間は電気を使えないのが当たり前で、本来は不便を楽しむのがキャンプと思っていましたが、あくまでもソロの場合でファミリーキャンプの際には快適性が必要になります。
そういう意味では、ポータブル電源を自宅で充電しておけばAC電源がなくとも小型家電をキャンプで自由に使えます。
もし、充電が無くなっても車のシガーソケットで充電できソーラーパネルを購入すれば太陽光でも充電できるので長期キャンプにも最適ですね。
そして、最近はLEDランタンの性能も高くなってきており、USBケーブルで充電するタイプも増えてきたので小型家電以外にも電気を使う頻度は今後は増えてくるはずです。
また、夏場は扇風機や小型冷蔵庫も使用できれば、家と変わらない生活クオリティも可能です。
⇩初めてポータブル電源700を使用した記事です⇩
ジャクリ(Jackery)ポータブル電源 700【仕様】
Jackery ポータブル電源 700は700Whの大容量の定格出力500W(瞬間最大1,000W)で機器への給電が可能なポータブル電源です。
サイズは、29.97×19.29×19.15cm、重さ6.3㎏と200Wh、400Whよりはサイズは大きくなりますが、大容量700Whとしてはコンパクトなサイズとなっているのが特徴です。
USB出力×3、AC出力×2、DC出力(シガーソケット)×1と多くの口数があり、スマートフォン、タブレット、その他の電化製品など、同時に多くの出力電源が必要な際にも助かります。
また、業界最長2年の保証があり、ポータブル電源の特性上重要ですよね。
ジャクリ(Jackery)ポータブル電源 700【価格】
メーカー希望小売価格:¥79,800(税込)
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そして、ポータブル電源に関してネックになるのが価格です。
特に容量が大きくなればなるほど高額になりますが、キャンプ以外の防災対策用としての側面を考えれば一家に一台持っていても有りですよ。
そのため我が家の場合は、その万が一の防災用として使えると言って嫁さんの許可をもらいましたけどね。
ジャクリ(Jackery)ポータブル電源 700【オプション製品】
ジャクリ(Jackery)ポータブル電源をより快適に使用するオプションやアクセサリ、またその他の容量のポータブル電源を見ていきましょう。
Jackery(ジャクリ)SolarSaga60 ソーラーパネル 60W
SolarSaga60は、最大出力60W、ポータブル電源対応の折りたたみ式ソーラーパネルです。
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また、USB出力ポートを2つ備えており、スマートフォンやタブレットなどに直接、電気を供給することもできるので、単体の防災アイテムとしても活用できます。
Jackery(ジャクリ)SolarSaga100 ソーラーパネル 100W
最大出力100Wの大出力の機能をもつ折りたたみ式ソーラーパネルで、ポータブル電源700なら約14時間で充電することができます。
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Jackery(ジャクリ)12V 自動車用バッテリー充電ケーブル
40〜60Ahバッテリーでは15〜20分、60〜100Ahバッテリーでは30〜40分で完全に充電された後、自動車が起動させるバッテリーケーブルは持っているといざというとき助かります。
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キャンプのおり想像以上の冷え込みで、車のバッテリーが上がった経験もあるので充電バッテリーケーブルがあると万が一の時に安全です。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源 収納バッグ P7
Jackery収納バッグS2のサイズは340×230×260mmで十分なスペースがあり、防水生地と丈夫なポリエステル100D採用し、キャンプ、車中泊の相性もバッチリです。
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ポータブル電源を運んだ後は、保冷性能も高く制作されているため、お弁当、飲み物などを入れるソフトクーラーボックスとしても使用できます。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源 1000
定格出力1000W(瞬間最大2,000W)で機器への給電が可能なポータブル電源なので、かなりの種類の家電製品が使えます。
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また、USB端子はPDやQC3.0急速充電に対応したポートを含めて、合計4個搭載しておりAC出力も3口あり、最大8個の機器に同時給電が可能です。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源 400
コンパクトなサイズが特長で、USB出力×2、AC出力×1、DC出力(シガーソケット)×1と複数出力が可能です。
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小型ではありますが、キャンプなどの屋外でスマートフォンやサーキュレーターなどを同時に使用でき、冬場のキャンプなどで電気毛布を使用するのに1晩使用するには十分です。
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源 240
240Whの容量、定格出力200W(瞬間最大400W)で機器への給電が可能なポータブル電源です。
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サイズ的には持ち運びに便利で、ピクニックや釣りといった短期間のアウトドアに適しています。
ジャクリ(Jackery)ポータブル電源 700【レビュー】
使い方は簡単で、基本的にコンセントを差し込むだけで使えます。
そして、気にしないといけないのは定格出力ですが、ポータブル電源700は定格出力が500wなので、それ以下の消費電力の家電しか使えません。
その為、卓上IHのように1400wの家電を使うときは、火力が半分以下でしか利用出来ないので注意が必要ですが、しゃぶしゃぶは問題なく食べれましたよ。
電気毛布に関しては、毛布のサイズによりますが一般的には40~60wほどの物が多いのですが、あくまでも最大出力時の場合です。
電気毛布に関しては省エネ設計になっており電気代もおおよそ1時間あたり、弱 約0.09円、中 約0.49円、強 約0.83円くらいですから、自ずと弱や中運転なら電気毛布を2枚を10時間使用してみました。
バッテリー残量は一晩で31%程度しか使っておらず、上手く使えばポータブル電源700でも4枚くらいの電気毛布を同時使用できるのでファミリーキャンプでも活躍できますよ。
⇩電気毛布の記事になります⇩
メリット
- どこでも電気が使える
- コンセントやUSBの差し込みが多い
- 誰でも簡単に使える
- 今までのアウトドアが劇的に変わる
- 防災用品としても優れている
- どこでも充電が可能
- 太陽光パネルにも対応している
デメリット
- 価格が高い
- 精密機械
- 重たい
- 定格出力以下しか使えない
- キャンプでは無くても大丈夫
総合評価 36点/50点満点
コスパ・・・・・★☆☆☆☆
安全性・・・・・★★★★★
メンテナンス性・★★★★★
耐久性・・・・・★★★★☆
独創性・・・・・★★★★☆
デザイン性・・・★★★☆☆
希少性・・・・・★★★★☆
携帯性・・・・・★★★☆☆
利便性・・・・・★★★★★
汎用性・・・・・★★☆☆☆
価格は高いですが、火を使わず家電が使えるので安全性も高く、メンテナンスの不要で、アウトドア環境下での耐久性も悪くありません。
また、独創性は高いですが、最近はお洒落なポータブル電源と比べればデザイン性は普通に感じますが、そもそもポータブル電源も持っているキャンパーは多くありません。
取っ手も付いており携帯性は便利ですが重いのがネックで、どこでも電気が使えるのはキャンプでは有難い存在ですが、それ以外の汎用性は皆無です。
以上で、ジャクリ(Jackery)ポータブル電源 700の評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。