2022年の年明けは筆者の地元富山は大雪で、折角の正月休みなのに家でゴロゴロするのが性に合わず、こういうときは雪中キャンプを楽しんでみるのもいいですね。
そういう事で、今回は雪中キャンプを楽しむために通年営業している閑乗寺公園キャンプ場に行ってきましたよ!
閑乗寺公園キャンプ場へ行こう!
そもそも、雪国である北陸地方の富山は降雪の影響からか通年営業しているキャンプ場が少なく数えるほどしかありません。
⇩富山の通年営業してるキャンプ場の記事です⇩
そんな中、雪が降っている自然の環境下でキャンプを楽しめるのが閑乗寺公園キャンプ場なんです。
過去に数回利用していますが、設備も含め富山県内有数のクオリティを誇るキャンプ場なんですよ。
⇩過去の閑乗寺公園キャンプ場の利用記事です⇩
嫁さんの仕事終わりに出発!
そして、キャンプ当日は夕方から雪予報でしたが、嫁さんの仕事が終わり15時に自宅を出発です。
しかし、高速に乗り始めてすぐに雪がパラついてきて現地の状況が分からず、少し不安になってきます。
チェックインをしよう!
16時頃に閑乗寺公園キャンプ場に到着しますが、管理棟までは除雪がされておらず駐車場に車を停めて管理棟までは雪の中を登っていきます。
⇩閑乗寺公園キャンプ場の基本情報です⇩
そして、チェックイン手続きのときに大雪からおススメのサイトに移動しましょう。
雪中キャンプはスタックに気をつけよう!
利用するサイトはオートサイトなので愛車エスティマで侵入しますが、これが失敗の始まりでした。
想像以上の積雪で、利用サイトの前で左前輪タイヤがスタックしてしまいます。
仕方なく除雪しながらブランケットをタイヤの下に噛ませ何とか脱出して、駐車場に車を停めて大雪の中荷物を運ぶしかないですね。
ベアーズロック「スカート付きハヤブサテント」を設営しよう!
いつもの冬キャンプならワンポールテントを使う事が多いですが、降雪中の設営と撤収を考えて、今回はベアーズロック「スカート付きハヤブサテント」を張っていきますよ。
雪中キャンプでドームテントを使う最大のメリットは何といっても自立する事で、風が弱ければペグダウンも少なくポリエステル素材なので帰宅後の乾燥も容易です。
ただ4人用ドームテントとはいえ、石油ストーブやテーブルを入れると少々手狭ですが夫婦でお籠りキャンプをするには十分な広さです。
ベアーズロック「スカート付きハヤブサテント」
ビオトープ
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⇩ベアーズロック「スカート付きハヤブサテント」のレビュー記事です⇩
コインシャワーを使おう!
大雪の中で予想外の車のスタックと設営も終わる頃には吹雪始めます。
本当なら、一度下山して温泉に入りに行く予定でしたが、山道の除雪もなく降りると戻れなくなる可能性があったので、今回は管理棟でコインシャワーを利用しましょう。
17時以降は管理人さんも帰宅していますが管理棟は自由に出入り可能で、これ以上雪が酷くなるようなら避難する事もできますね。
閑乗寺公園キャンプ場のコインシャワーの注意点!
閑乗寺公園キャンプ場の管理棟は新しくコインシャワーも綺麗ですが、お湯を止めても利用時間のカウントが止まらないので注意が必要です。
キャンプ場でコインシャワーはお湯を止めればカウントがストップする所も多く3分でも問題はありませんが、カウントが止まらないと女性の場合は5分でも短く追加投入は必要になりますよ。
ベタ雪は雪中キャンプに不向き!
シャワー後テントに戻りますが雪が止む気配はありません。
ただ気温0℃なので凍結の心配はありませんが、そのかわりベタ雪なのでテントもビシャビシャになってしまいます。
逆に氷点下5℃を下回ればパウダースノーになるので、テントがあまり濡れず撤収も楽なんですよ。
イカの松前飯を作ろう!
サイトに戻ると完全に雪に覆われていますが、テントの中は問題はありません。
早々に石油ストーブを点け、夕飯の用意を始めていきます。
時間もないので手軽に作れるモツ鍋と、正月なので松前漬けの炊き込みご飯を作っていきます。
メスティンで1合しか炊きませんでしたが、モツ鍋もあるので夫婦二人でも十分ですね。
⇩イカの松前炊き込み飯のレシピです⇩
雪中キャンプは一酸化中毒に気をつけよう!
夕食を済ませ片付けていると急に一酸化炭素チェッカーが鳴り響きます!
雪中キャンプの場合はスカート部分が雪に覆われ吸気不足になると、一緒に排気不足になるのでストーブを使うとテント内の一酸化炭素量が増えてしまいます。
そのため、定期的に開口部で換気するようにしましょう。
一酸化炭素警報器
Diamond Life
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ぜんざいを食べよう!
一酸化炭素チェッカーが鳴り響き少しビックリしましたが、換気を済ませメスティンの網で餅を焼いていきましょう。
一緒にぜんざいをシェラカップで湯煎すれば、ぜんざいが完成です。
一応、今日は1月4日なのでキャンプで正月気分を味わいながら最適デザートです。
晩酌を始めよう!
20時頃になると、ようやく雪も止み始めます。
片付けも済ませ、お酒を飲みながら各自携帯をイジっていますが、こういう時こそ夫婦の会話が必要な気がしますねw
嫁さんは、ちょっと飲みすぎたらしく22時前には自分も寝袋に入り、本日のキャンプは終了です。
閑乗寺公園キャンプ場(二日目)
翌日は夫婦とも休みなのでゆっくり起床で、7時の気温はテントの中で1℃以上あるので、そこまで冷え込んでいませんね。
早朝に除雪車が入ったらしく駐車場も綺麗になっているので、これなら何とか帰れそうです。
降雪状況を調べよう!
また、テント周りも雪は多いですが、叩けば簡単に雪を払うことが出来ますよ。
今回は、ベアーズロックのスカート付きハヤブサテントを使用しましたが、スカートの端をクロスさせ雪をかぶせれば冷気もシャットアウトできるので、雪中でも暑いくらいです。
貝の浜焼き飯を作ろう!
嫁さんは、化粧を始めたので自分は朝食の準備を始めていきます。
朝食には貝の浜焼き風味の缶詰を贅沢に2缶使用して、メスティンで炊込みご飯を作っていきます。
⇩炭火浜焼きめしのレシピです⇩
御飯が炊き上がった後にネギを散らせば完成で、ご飯を蒸している間に味噌汁も作っていきますよ。
夫婦で分けて遅めの朝食を食べたのちコーヒータイムです。
飲んだ後は、各自撤収を開始し雪が止んでいる間になんとか片付けられ、大雪の中での夫婦正月雪中キャンプは終了です。
雪中キャンプな何度かありましたが、ここまで雪がずっと降っている事は初めてでハプニングもありましたが、良い経験になりましたよ。
キャンプ費用【閑乗寺公園キャンプ場】
2022.1.4~1.5
- キャンプ場利用料:サイト利用料1,500円+大人500円×2=2,500円
- コインシャワー:400円
- 食材費:1,795円
- 高速料金:620円
総合計:5,315円
今回は雪で大変な思いをしましたが、貴重な経験も出来て夫婦で5,000円ほどなら十分安いですね!