寒い日が増えてきていますが、冬キャンプで楽しくアウトドアライフを過ごすためには暖かくグッスリと眠れる環境が重要です。
そのためには暖かく眠れる冬用寝袋が重要ですが、近年はリーズナブルな化学繊維系シュラフでも氷点下でも暖かい製品が多く販売されてきています。
リーズナブルな化繊シュラフでも暖かい!
筆者が冬キャンプで「寝るとき寒くないか」という事が気になり、日中の気温や風速よりも、最低気温が一番気になります。
特に冬キャンプは寒くて眠れなかったら最悪の場合、命の危険性もあるので十分に注意が必要です。
冬キャンプを暖かく過ごすためにお金がかかる!
冬キャンプを暖かく過ごすのに電源サイトを利用し、電気毛布や電気カーペットなどを使えば快適ですが、電源サイトの利用料金は一般サイトよりも高い傾向があります。
また、暖かく眠るには高性能な寝袋が必要ですが、保温性能が良いダウンシュラフなどは高額になりがちです。
⇩その理由が分かる記事です⇩
寝袋の種類とは!
寝袋は大きく分けると封筒型とマミー型の2種類に分けられ、冬キャンプにオススメなのは、肩から上の部分も同時に暖めれるマミー型です。
中には内部に余裕がある封筒型と、肩から上を暖める事ができるハイブリット型もありますが、正直冬キャンプのメインはやはりマミー型ですよね。
寝袋の中身の素材とは?
寝袋で重要になるのは中綿の素材ですが、化繊系(化学繊維)かダウン系(羽毛)なのですが、予算にこだわりがないようでしたら軽くて、コンパクトに収納できるダウン素材のマミー型寝袋がおススメです。
ただ、問題は化繊に比べてダウン寝袋は高いのがネックです。
⇩格安ダウン寝袋の紹介記事です⇩
最新化繊マミー型寝袋7選!
そして、そんなか化繊シュラフでも、冬場でも暖かく快適に眠れる最新の格安化繊マミーシュラフもたくさんあります。
イスカ「アルファライト1300EX」
仕様としては最低使用温度-20℃まで使える厳冬期の国内山岳にもおススメで、高い保温性能をお求めの方に最適のモデルです。
山とアウトドアの店 山気分
|
厳冬期の3000m級の山岳縦走に適したコンパクトな化繊モデルのうえ、ダウンと比べ、濡れや湿気にも強く積雪期の長期山行には最適ですので、冬キャンプには十分すぎる寝袋です。
コールマン「エクストリームウェザーマミースリーピングバッグ」
コールマン製の-18℃まで対応のスリーピングバッグで、極寒使用のマミー型寝袋です 。
Blue Mermaid
|
価格も10,000円以下の化繊寝袋でお手入れも簡単ですし、多少かさばりますがその暖かさは抜群ですよ。
ドイター「スターキャッチャー」
シュラフに入ったまま腕を出して作業が行えるための「アームジッパー」を装備し、寝袋としてはもちろん、防寒着感覚で使用できるシュラフです。
OUTDOOR LIFESTORE WEST
|
センターにあるジッパーを全開にしてマットのようにしたり、2つを連結して大きい寝袋にしたりと使い方は多彩でありながら限界温度はマイナス10℃の冬用シュラフです。
スナグパック「化繊マミー型シュラフ」
仕様に関しては、快適外気温度-2℃下限外気温度-7℃ですから、最低気温が0℃前後の冬キャンプでは快適に眠れそうです。
sotosotodays
|
中綿は化学繊維で丸洗いが可能で、フルジッパータイプですから下から足を出す事ができ、キャンプや車中泊などでも便利ですよ。
ベアーズロック「-34度対応マミー型センタージップシュラフ」
Thermo Keeper®(サーモキーパー)機能により、今まで以上の寝心地と保温力で、快適睡眠温度域14℃~-12℃まで温かく快適に眠ることができます。
アウトドア専門店 しろくま
|
中綿で使用している3Dファイバー製中空化学繊維は、型崩れしにくく、洗濯しても伸び縮みしにくい繊維で、水になじみやすいので、寝袋を丸洗いしやすい仕様になっています。
アリア・フレール「マミー型冬用シュラフ」
非常に格安でありながら、ドローコードで冷気の侵入も防げるようになっており、3Dファイバー素材の寝袋で暖かく冬キャンプでも十分運用可能です。
アリア・フレール
|
ただ、性能的には0℃前後でも厳しいとの口コミも多いので、冬キャンプの際は厚着でカバーするなどの工夫が必要になると思います。
ホークギア「マミー型シュラフ」
ネックウォームファイバー+エアヒート繊維採用の最新モデルで超断熱仕様で、快適睡眠でき、簡易防水・防風仕様にもなっています。
Mames Shop ヤフーショッピング店
|
使用可能温度は -15度耐寒で、水温30℃以下で丸洗い可能コットンファイバーで、何気にホークギアの寝袋は実写ゆるキャン△でも使用されていましたね。
化繊マミー型寝袋は安くても超あったかい!
ダウン寝袋と比べ、求めやすい化繊マミー型寝袋であれば、5,000~20,000円前後でも温かく使える冬用寝袋はあります。
ただ、ここで注意しないといけないのは限界温度と快適温度の違いです!
限界温度は基本的にその温度では寒くて利用出来ないと考えた方が良く、目安としては人それぞれの体感温度の違いはありますが、限界温度+10℃くらいが薄着で快適に使える温度と思った方が無難です。
また、寝袋の有名メーカーであれば、この限界温度と快適温度のデータはある程度信憑性はありますが無名メーカーの寝袋を購入する場合はより注意が必要です。
ただ、化繊の注意点としてはダウン系寝袋と違って、サイズが大きくなったり重くなったりする事もありますので積載も考え、今年の冬はキャンプを楽しんでみられてはいかがでしょうか。