2月下旬のとある日は私事ではありますが筆者の結婚記念日で、せっかくなら寒い時期なので温泉に行きたいところではありますが、コロナ禍という事もあって悩ましいところですね。
2021年は北陸地方な例年以上の大雪から、キャンプにも全然行けておらず、どうせなら温泉と一緒に冬キャンプも楽しみたいと思って、今回は北軽井沢スウィートグラスを目指します。
草津温泉でコロナを吹っ飛ばせ!
コロナ過のキャンプではよりソーシャルディスタンスが保たれ、さらに冬の平日のキャンプ場では人に会う事自体が稀なのでトイレや炊事場でも人に会わず、あったとしても皆マスクをしているので買物等の日常生活よりも安全のように感じちゃいます。
ただ、問題は裸になる温泉などの入浴施設で、入浴をするとなるとマスクを外さないといけないですし、当然ながら利用者もキャンプ場よりは多くリスクが付きまといます。
草津温泉はコロナウイルスを不活性化?
そんなときに、名湯草津温泉の湯の効能について驚きの報道が2021年2月中旬頃あり、草津町長と群馬大学教授が、草津温泉の温泉水に新型コロナウイルスを不活性化させる効果があると発表したんです。
効果としては、水道水を1とした場合、草津温泉の温泉水は1分後に17~93倍、10分後には108~241倍不活性化する効果があったという事から、今回のキャンプは草津温泉周辺で冬キャンプ決定です。
※草津温泉でコロナウィルスが感染しないという事ではありません。
ただ、問題なのが草津温泉街の標高は1,150mもあり、平野部と比べて気温で-7~8℃低い計算になり、この冬場に営業しているキャンプ場はありません。
そのため北軽井沢周辺のキャンプ場で、コロナウィルスを吹っ飛ばす意味合いを込めて結婚記念冬キャンプ決行です!
北軽井沢スウィートグラスへ行こう!
北軽井沢までは地元富山からだと、北陸道&上信越道を利用すれば冬場でも3~4時間ほどで、日本各地へキャンプに行っている自分からすればさほど遠くありません。
また、今回は19歳~13歳の子供3人は学校もあって留守番で、一緒に行くのは嫁さんと今春から小学生になる三男の3人です。
ある意味、この3人だけでのキャンプも小学校に上がったら無くなりそうです。
地獄谷野猿公苑へ行こう!
出発したのは朝7時頃で、キャンプ場で直接行く前に冬ならではの光景を見に行きたいと思って向かったのは長野県の地獄谷野猿公苑です。
過去にも、三男が生まれる前に訪れた事がありますが、本来のルートが冬場だからか閉鎖されており上林方面に車を停めて、片道1.6kmの山道を歩いて行きます。
大分、雪も解けて歩きやすかったですが、気温は-3℃ほどなので寒く三男はフードを被ったままです。
そして、山道を歩く事20分で地獄谷野猿公苑入り口です。
ここからは、猿のテリトリーで注意事項を守りましょう。
猿も温泉で極楽気分!
地獄谷野猿公苑では雪の中寒く、暖をとるのに温泉に浸かっているニホンザルを見る事が出来ますが皆気持ち良そうです。
ただ、温泉から上がって毛がビシャビシャだと寒そうで、風邪を引かないのでしょうかね?
また、温泉に浸かりながら毛繕いされている、猿を発見しましたが気持ちよさそうです。
子供が猿に襲われる!
そして、そろそろ帰ろうかと思った矢先、三男に近づく猿に襲われています。
猿が三男のジャンパーの袖を引っ張って襲い始めましたが、係員の声で逃げていきましたが、女性などでも襲われる人がいるみたいなので、小さい子を一人にすると危ないので注意が必要です。
北軽井沢スウィートグラスでチェックインをしよう!
その後は、運転しながら軽食を摂りながら13時頃には有名キャンプ場の北軽井沢スウィートグラスに到着です。
本来なら、地獄谷野猿公苑から国道292号線で直接草津温泉に行きたかったのですが、冬場は通行止めになっており、大きく迂回する必要があり時間が掛かってしまいました。
到着後はコロナ禍という事もありドライブスルー方式で、検温&チェックインを済ませ、1時間後に管理棟で受付を済ませます。
ローベンス「クロンダイク」を設営しよう!
14時の受付開始までにローベンス「クロンダイク」の設営を済ませますが、こんなに晴れているのに氷点下で、せっかくトランポリンがあるサイトを選んだのに寒すぎて遊べませんね。
ローベンス「クロンダイク」
sotosotodays
|
⇩ローベンス「クロンダイク」のレビュー記事です⇩
今回は氷点下キャンプなので薪ストーブは必須ですが、初めてのAC電源サイトなので電気毛布などやスマホ充電、ゲーム機なども使い放題のは有難いですね。
そして、受付も済ませ、15時頃に浅間山をみながら草津温泉に向かいますよ。
草津温泉で湯畑を観光しよう!
北軽井沢スウィートグラスから草津温泉までは30~40分ほどで少々距離がありますが、明るいうちに湯畑に到着です。
報道にもありましたコロナウィルスを不活性化する、湯畑原泉の手洗乃湯があり、とりあえず手洗いをしますよ
熱乃湯で湯もみショーをみよう!
手洗いを済ませた後は、湯畑の目の前になる熱乃湯でチケットを買います。
熱乃湯では、草津に江戸時代から伝わる独特な入浴法や歴史を紹介いただきながら、草津定番の湯もみショーを観覧です。
また、湯もみガールズの皆さんの草津節も耳に残って、はるばる草津に来た感じがあって良いですよね。
ご存じの方も多いかもしれませんが、草津の源泉は高温で湯もみをする事で空気に触れさせ、湯温を下げて入浴できるように考えられたのが湯もみなんですよ。
御座之湯で温泉に入ろう!
熱乃湯での湯もみショーのあとは、湯畑周辺を散策してか湯畑目の前の御座之湯にて温泉に入ります。
中は、案外シンプルで、草津温泉の湯は恋の病以外に効かない病がないとの言い伝えがあるほどで、万病に効くみたいですよ。
そして、この御座之湯は洗い場が4つしかなく狭いですが、コロナ禍で平日でしたので余裕を持って温泉に入る事ができました。
三男にとっては少々熱かったみたいですが、入浴後は2階にある休憩所で休み事もできますし、ここから湯畑もバッチリ見えますね。
本家ちちや 湯畑店で温泉饅頭を買おう!
本来であれば、ゆっくりと休憩したかったのですが、18時にはお土産屋や温泉まんじゅう屋さんが閉まるので、急いで向かったのは本家ちちや湯畑店です。
ちちやの、白い皮のおまんじゅうは、きめ細かな白生地に「二色あん」を入れた温泉まんじゅうです。
栗あんをこしあんで包んだ二色あんは、風味と甘みが豊かな仕上がりになっており絶品で、お土産にたくさん購入しましたよw
湯畑のライトアップは幻想的!
時間も18時をまわり大分暗くなってきましたが、この湯畑は17時以降からライトアップされるのをご存じですか?
湯畑が紫色のライトアップで湯気もあるからか幻想的ですよ。
本当はもう少しゆっくりライトアップを楽しみながら散策したいのですが、流石に現在の気温は氷点下4~5℃なので湯冷めしちゃいますので、かまくらのライトアップを見てからキャンプ場へ戻りました。
きりたんぽ鍋を作ろう!
キャンプ場に戻ってからはすぐに薪ストーブに火を入れてから、きりたんぽ鍋を作っていきますよ。
自宅である程度、野菜などを切ってきているのでキャンプ場では手間が掛からず、きりたんぽ自体は米を固めてあるので、寒い冬キャンプでは暖かく一緒にご飯も食べれて一石二鳥ですね。
まあ、嫁さんと三男は湯冷めしないように、電気毛布敷いてその上に持参した毛布でヌクヌクになりながら、ゲームやスマホに夢中でしたけどね…
そして、完成したのは19時半頃で三人で美味しく「きりたんぽ鍋」をいただき体も芯から温まって美味しかったです。
夜もキャンプ場内は明るく快適に過ごせましたが、朝早く自宅を出た事もあり21時頃には家族で横になり本日のキャンプは終了です。
北軽井沢スウィートグラス(2日目)
寒いと思って早朝4時頃目を覚ましましたが、テント内は氷点下10℃と極寒状態です。
先月のキャンプで氷点下5℃でも寒いなと思っていましたが、アッサリと筆者の過去のキャンプ最低気温を更新してしまいましたよ。
さすがに寒いので、すぐさま薪ストーブに火を入れてもうひと寝入りします。
きりたんぽ雑炊を作ろう!
6時頃には、辺りも明るくなり浅間山も朝日に染まって綺麗ですね。
そして、朝食は昨晩のきりたんぽ鍋に野菜を出汁を追加した中に、自宅の冷凍庫に入っていた冷凍御飯を投入した手抜ききりたんぽ雑炊です。
これはこれで出汁がシッカリ御飯が吸い込んで美味しかったですよ。
北軽井沢スウィートグラスで遊ぼう
食後は、ある程度撤収を済ませてからキャンプ場を散策しながら三男を遊ばせます。
この北軽井沢スウィートグラスは子供連れキャンパーにはオススメなキャンプ場で、大人も喜びそうなツリーハウスがあるんですよ。
ツリーハウス同士を空中散歩ができるようになっており、子供じゃなくてもテンションが上がり、ドックランも完備しているので、どんなキャンパーも楽しめるキャンプ場になっています。
そして、林の中にはブランコもあってチビッ子は大満足です。
そして、自然に囲まれた北軽井沢スウィートグラスは、近くに川も流れており夏場は水遊びも出来そうですね。
トランポリンで遊ぼう!
最後に、トランポリンがあるサイトだったのでトランポリンで親子で飛んで遊びましたよ。
そして、北軽井沢スウィートグラスのポリンポリンサイトのトランポリンは屋根付きで、雨や雪の日もトランポリンが出来るので子連れキャンパーにはオススメですよ。
また、遊び終わった後は残りの撤収を済ませ帰路に着いて今回のキャンプは終了です。
格安キャンプ費用【北軽井沢スウィートグラス】
2021.2.23~2.24
- キャンプ場利用料:ポリンポリンサイト一区画=5,500円
- 入浴費:大人600円+障碍者割引300円+幼児300円=1,200円
- 食費:500円(ほぼ自宅から持ち込み)
総合計:7,200円
他には観光+高速料金+ガソリン代などで、15,000円ほどかかりましたが、これだけ満喫してこの値段なら格安で、氷点下10℃で寒かったけど温泉キャンプ最高ですね!