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氷点下13℃で冬の夜景を楽しもう!ウィスラースカイベース小諸!(長野県)#125

※本ページにはプロモーションが含まれています。

筆者の住まいの北陸富山は冬場の晴天率も低く日本海側で積雪もある事から、この時期の冬キャンプはお隣の長野県へ遠征する事が多いのが現状です。

 

長野県も雪が降るんじゃないの?と思われる方も多いかもしれませんが、北部の長野市以外は冬の晴天率も高く、今回は天気の良くて夜景で有名なウィスラースカイベース小諸まで行ってきましたよ!

冬の小諸観光を楽しもう!

今回は富山県が雪の中、深夜3時に自宅を出発し一路小諸へ目指しますが、毎回難所になるのが岐阜県と長野県の境にある冬の安房峠です。

 

ここは自分が一年で十数回通る交通の要所で、この時期の気温は氷点下10℃以下なのもザラで、ミッドシップで後輪駆動のMR‐Sでは少々心許ないです。

冬の布引観音で今年初登山にチャレンジ!

安全運転で安房を超えてから松本を抜けて小一時間走れば長野県小諸市で、まず最初に訪れたのが布引観音です。

釈尊寺「布引観音」へ行こう!

布引観音はご存じの方も少ないかもしれませんが、「牛に引かれて善光寺参り」という言葉は聞いた事がある人も多いはずです。

釈尊寺「布引観音」は昔、長野の善光寺近くに住んでいた不信人で欲深い老婆が、さらしていた布を隣の家の牛が角に引っかけて走り出したのを見て、その牛を追っていくうちに善光寺にたどり着き、それがきっかけで度々善光寺に参詣するようになったそうです。

冬場の布引観音は足元がツルツルで危険!

自分も語源は知りませんでしたが、折角なので冬季で雪もありますが参詣しに向かいますが、滝も凍てつく冷気で凍ってます。

当然ながら、参詣路の山道もツルツルで凍っており、普通のスニカーで来たことに少々後悔しますが、何とか仁王門まで到着です。

ふと、上をみると観音堂が見えますが、エエッ!!あそこまで登るのか?更に言えばどうやって登るのか心配になりましたが、仁王門から2~3分登れば釈尊寺に到着です。

釈尊寺「布引観音堂」でお参りをしよう!

ここまで来ると、あとは崖沿いの参道を歩くだけなので案外楽ですね。

写真ではこのような断崖絶壁に観音堂が建っていたので、少々不安ではありましたが車を停めて10分弱で到着です。

観音堂でお参りを済ませ登ってきた道を下りますが、凍結時は下りの方が危険度が高く滑って3回ほど転んだので、冬場に行く方はアイゼンなどを持参した方が安全ですね。

冬の懐古園で散策をしよう!

布引観音の後に向かったのは、日本で唯一の穴城で有名な小諸城址の懐古園です。

小諸城址懐古園とは!

小諸城は、武田信玄の軍師山本勘助が縄張りした事でも知られ、城郭は城下町である市街地よりも低地にあり、市街地から城内を見渡すことができるので別名穴城と言われています。

 

また、現在は小諸市民の憩いの場になっており懐古園内や周辺エリアでは、四季折々の美しい情景のなかに小諸城の面影を堪能できるばかりでなく、美術館や記念館、動物園や遊園地も楽しめます。

小諸城大手門!

小諸城址懐古園に着いたのは8時頃で、車を駐車場に停めて北側の大手門にまずは向かいます。

 

この大手門は石垣と門が一体化しておらず、強固な造りに対して二階が居館形式で屋根には瓦を用いていたりと、実戦的な質実剛健な造りで弘前城大手門と双璧と言われています。

また、懐古園入口には関ヶ原合戦前の真田の上田攻めの際に徳川秀忠が座った憩石などもあります。

懐古園は自然豊かで散策におススメ!

懐古園の門をくぐり、入場料を払って中に入ります。

園内はかなり広く整備もされているので、冬場でものんびり散策するには最適です。

また、自然の渓谷をうまく城の縄張りに利用しているので、歴史好きな筆者も楽しめましたよ。

当日の朝は冷え込みも厳しく寒かったですが、日差しもあるので散歩するにはちょうど良く1時間以上のんびりできました。

小諸城址懐古神社

懐古園の南側には懐古神社があり、ここには武田信玄の軍師山本勘助が愛用した鏡石もあります。

石を綺麗に研いであるのか、写真を撮っている筆者もキチンと映っていますw

そして、戦国時代も終わり江戸時代からは漫画「センゴク」の主人公仙石権兵衛の居城になっているので、戦国マニアにもおススメも観光名所ですね。

ウィスラースカイベース小諸へ行こう!

布引観音、小諸城址懐古園と観光を楽しんだ後は、眺望が絶景のウィスラースカイベース小諸へ向かいます。

小諸市街から車で10分とアクセスも良好で今回はアーリーチェックインを利用して10時にはチェックインを済ませます。

 

⇩ウィスラースカイベース小諸の基本情報です⇩

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テンマクデザイン「サーカス TC DX」を設営!

今回は晴れてはいますが、冬場の極寒キャンプなので薪ストーブを使えるテンマクデザイン「サーカス TC DX」を設営していきます。

テンマクデザイン「サーカス TC DX」
by カエレバ

⇩テンマクデザイン「サーカス TC DX」のレビュー記事です⇩

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オートキャンプ場なのでサッサと設営を済ませますが、地面は小諸では珍しい降雪がありビショビショですが、ウィスラースカイベース小諸から小諸市内の一望でき解放感抜群です。

ただ、展望サイトになっており風が強いので、ペグは長めの方が良いですね。

お手軽サーモン丼とラムチョップを食べよう!

設営も終わり早目の昼食を作っていきますが、前日の夜に半額で購入したサーモンを使ってお手軽サーモン丼をメスティンで作っていきます。

 

⇩お手軽サーモン丼のレシピ記事です⇩

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また、今回初めて使う「焚火台マクライト」でラムチョップを直火で焼いていきますが、火力の調整もしやすく、遠近両火で焼くことも可能なので美味しくいただけますよ。

TOKYO CRAFTS「焚火台マクライト」
by カエレバ

⇩TOKYO CRAFTS「焚火台マクライト」のレビュー記事です⇩

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食後はまったりとミュニーク(MUNIEQ) 「テトラ ドリップ 01S」でコーヒーを飲んで、キャンプ場内を散策しますがどのサイトからも眺望が素敵で夜景も楽しみですね。

ミュニーク(MUNIEQ) 「テトラ ドリップ 01S」
by カエレバ

⇩ミュニーク(MUNIEQ) 「テトラ ドリップ 01S」のレビュー記事です⇩ 

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菱野温泉「常盤館」の展望露天風呂に入ろう!

今回は早目のチェックインで時間にも余裕があるので、少々早目ではありますが15時前には温泉に入りに行きますよ。

向かったのはウィスラースカイベースから車で10分ほどの菱野温泉「常盤館」ですが、ここは絶景温泉が楽しめて人気の温泉です。

まずは、フロントで入浴料を支払います。

だた、大人1,500円と高めですが、実は楽しめるのは温泉だけではないんですよ。

雲の助で展望露天風呂に行こう!

フロントを出てしばらく進むと、登山電車の入口が現れます。

6人乗車できますが、自分一人だけなので発車ボタンを押して出発しますよ。

ガコン、ガコンと動き始めますが先に見えるのが目的地の展望露天風呂なんです。

登山電車に乗って1分弱で終点の展望露天風呂に到着で、どうやら今は自分一人だけの貸し切り状態みたいで早めに温泉に来てよかったです。

絶景の展望露天風呂に入ろう!

スタッフさんの言う通り、誰もおらず貸し切り状態です。

内湯は石と板張りで趣があり、市街地側はガラス張りになっています。

露天風呂へ出ると周りには何もない開放感が堪りませんね。

貸し切りで展望大桶風呂にゆっくり浸かりながら、パノラマの絶景を楽しみオッサンではありますが童心に返り全裸でブランコを漕いじゃいましたよw

風呂上りのビールは最高!

展望露天風呂を堪能した後は、ウィスラースカイベース小諸に戻り信州ビールを飲みますが、風呂上がりの一杯は最高ですね!

戻ってきたのは16時頃で少々寒くはなってきたので薪ストーブに火を入れていきます。

陽も大分傾いてきたので、少々早くはありますが夕飯の準備もしていきましょう。

炊込みカレーピラフを食べよう!

今回の夕食は、砕いたカレールーに鶏モモ肉とミックスベジタブルを使って簡単にできる炊込みカレーピラフを作っていきますよ。

あとは、薪ストーブで自宅で仕込んできたカレー風味チキンを焼いて完成です。

 

⇩炊込みカレーピラフのレシピ記事です⇩

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薪ストーブで暖を取りながら、小諸市街の夜景を見ながらの夕食は最高ですね!

ウィスラースカイベース小諸からの夜景は最高!

日も暮れると、市街地の電灯がつき始めますが、ウィスラースカイベースは小高い丘の上にあるので小諸市街が一望できます。

20時頃にはパノラマの綺麗な夜景を眺める事ができて、嫌でもお酒が進み21時には片付けも済ませ就寝し本日のキャンプは終了です。

ウィスラースカイベース小諸(二日目)

早目に寝たので、翌日は5時頃に目を覚ましますが温度計をみてビックリです。

氷点下13℃!!

冬の小諸は寒すぎる!

ここまでの冷え込みはさすがに初めてですが、電気毛布のお陰でヌクヌクと眠れたが、煙突やポール、テントの内側も凍っています。

流石に寝袋から出ると寒いのですぐに薪ストーブに火を入れていきましょう。

よく見ると、寝袋の表面も凍っていますが、イスカ「エアプラス630」と寝袋の下に敷いた電気毛布の性能で全く寒くなくポカポカでしたよ。

イスカ「エアプラス630」
by カエレバ

⇩イスカ エアプラス630のレビュー記事です⇩

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コーヒーを飲みながら朝焼けを見よう!

6時までには少しづつ明るくなってきますが、冷えた体を温めるためにコーヒーを淹れましょう。

薪ストーブを点けているのに、テントの中は氷点下6℃って可笑しいですよね。

それにしても雲一つない綺麗な朝焼けは何回みても美しくて、朝焼けを見るためなら早起きしても苦にはなりませんね。

スキレットかつ丼を作ろう!

朝食はスーパーで半額で購入したヒレカツを使い、スキレットかつ丼を作っていきますよ。

今回は薪ストーブでの調理だったので、火加減は容易ではありましたがガスバーナーを使用した方が安定して作れますが、卵の半熟度合いも良く美味しくできました。

 

⇩スキレットかつ丼のレシピ記事です⇩

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ダイヤモンドサーカス!

食後の7時頃になると、ようやく辺りも明るくなってきます。

しばらくすると、朝日も山間から顔をのぞかせ、以前からやってみたかったダイヤモンドサーカスも綺麗に撮れましたよ。

食後のコーヒーで一服した後は、撤収を始めていきますよ。

氷点下キャンプ時の撤収の問題点!

氷点下でのキャンプは今まで何回も経験がありますが、暖を取る薪ストーブの煙突からの灰がテントに付いており、叩いて灰を落とします。

また、炊事場ではお湯の出る配管立ち上がり凍結防止の保護テープが巻いてありますが、さすがに先端には巻いてなく蛇口が先端が凍結しており水が出ませんので、仕方なくティッシュやウェットシートで拭くしかありませんね。

特に困ったのが、テント内部のテーブルの脚で、昨日は溶けて地面が濡れていましたが、冷え込みで地面が凍り脚を外す事が出来ません…w

こういう面で、通常よりも撤収に時間がかかりましたが、10時前にはチェックアウトを済ませ帰りは上信越道で地元富山まで帰り今回のキャンプは終了です。

格安キャンプ費用【ウィスラースカイベース小諸】 

2022.2.24~2.25

  • キャンプ場利用料:スカイサイト3,300円+アーリーチェックイン1,000円=4,300円
  • 常盤館:大人1,500円
  • 食材費:1,445円
  • 小諸城址懐古園駐車場:500円
  • 小諸城址懐古園入場料:200円
  • 有料道路:6,210円

総合計:14,155

 

今回は温泉や帰りの高速代がかさみ結構な金額になりましたが、贅沢に小諸観光もしながら最高の夜景もみれたので安いと思いたいですね。