キャンプでの醍醐味といえば、日常では味わえない焚き火と答えられる方も多いのではないでしょうか。
我が家はオール電化住宅なので焚き火やガスバーナー、薪ストーブなどの火を使う事は日常ないので楽しく、また「焚き火ってどうやってするの?」という初心者でも、焚き火を楽しむ事は可能です。
焚き火をした事ありますか?
オール電化住宅でキッチンはIHという家が増えてきているので、焚き火に楽しさを感じる方も多いですが、焚き火をした事はありますか?
焚き火をしないキャンパーも多い!
そもそも、キャンプやアウトドアに興味がない方には、焚き火の仕方を知らない人も多いです。
そもそも我が家もキャンプを始めて10年以上になりますが、昔は子供の夏休みにファミリーキャンプをする程度だったので、夏の暑い時期にBBQはしても焚き火をしたいと思った事がありませんでした。
そんなときに、珍しく夏以外にキャンプをする際に寒さ対策で焚き火をやり、焚き火の魅力に憑りつかれたんです。
焚き火とバーベキュー(BBQ)との違い!
ところで、焚き火とバーベキュー(BBQ)との違いをご存じですか?
ちなみに、焚き火はした事ないけどバーベキュー(BBQ)であれば経験したことのある人は多く、バーべーキュー(BBQ)は薪、炭、豆炭などの弱火によって肉や野菜、魚介類などをじっくり焼く料理の事です。
それに対して、焚き火は「火を焚付けて熾す」事なので、あくまでも暖をとる場合や、物を乾かす際に行う事です。
火を熾すという意味では一緒ですが一般的に何が違うかといえば、BBQでは火力を安定させやすい木炭を使う事が多いですが、焚き火の場合は基本的に薪を使います。
個人的にはBBQの場合に両方ミックスして使う事の方が多いですけどね。
直火は原則禁止と焚火台を使おう!
焚き火をする場合には、直火が出来るか?それとも焚火台使用が必要か?を確認する必要があります。
近年では直火禁止のキャンプ場の方が多いので、キャンプをするなら焚火台を持っていても損はありませんが、人数や使い方次第で選ぶ焚き火台が変わりますので、選ぶ際にはよく検討しましょう。
ユニフレーム ファイアグリル
我が家が使っているの焚火台はいくつかありますが、初心者にオススメなのがユニフレームのファイアグリルで、使いやすさと耐久性が特徴です。
sotosotodays
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⇩ユニフレーム ファイアグリルのレビュー記事です⇩
笑's コンパクト焚き火グリル 「B-GO」
自分がソロキャンプで調理する際に重宝しているのが、火力安定させやすい 笑's コンパクト焚き火グリル 「B-GO」です。
Heimat berg
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⇩笑's コンパクト焚き火グリル「B-GO」のレビュー記事です⇩
TOKYO CRAFTS 焚火台マクライト
そして、ソロでもファミリーでもグループでも使えるのが、燃焼効率も良く調理も出来るTOKYO CRAFTS 焚火台マクライトです。
⇩TOKYO CRAFTS 焚火台マクライトのレビュー記事です⇩
火を熾すのに必要な物!
焚き火では、どう火を熾すか?が重要になってきますが、着火方法はいくらでもあります。
着火剤を使おう!
BBQをやる際に、着火剤に火を点けて薪に火を伝えていくやり方が一般的です。
コジマPayPayモール店
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着火剤についてもジェルタイプ、固形タイプなど色んな種類が発売されておりどれも便利に使えますが、そのまま太い薪を着火させようとしても発火点温度にならず火が着かないので、細い薪から使うようにしましょう。
ガスバーナーを使う!
着火剤もいいけど、早く火を熾したい方におススメなのがガスバーナーです。
RiriKoko
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自分も火を熾すのが面倒な場合はガスバーナーを使いますが、調理にも使えるので一家に一台持っていても良いですね。
自然素材を使う!
我が家は薪も自給自足なので、火を熾す際に使っているのは乾燥した木の皮です。
キャンプ場で「松ぼっくり」、「杉の枯れ葉」、「白樺の樹皮」などを入手できる際には、自然素材を使って着火させます。
しかし、天候次第では入手できないので、薪を鳥の羽のように削り「フェザースティック」を作って火口として焚き付けをする事も多いです。
薪の組み方で火力や安定感が違う!
焚き火の着火方法が分かったところで、次に重要なのが火が着いた後、どう炎を大きくするかです。
ただ、薪の組み方については数多くの派生型がありますので、今回は代表的な4種類の薪の組み方をご紹介します。
井形
薪をちょうど漢字の「井」の形にのように、薪を組み立てていきます。
焚き火の中心に適度な空洞ができる事で、上昇気流が発生し煙突効果が得られ、空気をあまり送らなくても自然と火力を維持できるので、キャンプファイアーでやる組み方です。
勢いのある炎を上げて楽しめますが火力が強すぎて調理には不向きですし、燃え尽きるのも早く薪の消費量が多くなってしまいます。
平行型
自分が良くやるのが平行型で、太い薪を基本的に枕木にして、太い枕木に対して薪を直角に並べていきますが、直角に並んだ木たちが「平行」に見えますね。
また、初心者にも組みやすく火力を調整しやすいので、直火調理をされたい方にはおススメです。
そして、全体的に火力を出すわけではなく、薪の置き方や配置により火力を調整できるので、火元に近いところで肉を焼き枕木から離れたところで保温させる事が可能で、熾火も作りやすいのが特徴です。
傘形
一般的な焚き火のイメージはこの傘型ではないでしょうか?
自分も昔は傘型のイメージが強く、今でも焚き火をしながら薪をくべたりしていると、知らず知らずにこの形状になっている事が多いです。
中央が高く傘のような形で、寒い日に暖を取るために急いで高火力が欲しい場合に向いていますが、燃え尽きるのが早いので薪を多く消費してしまいます。
星形
5本の薪を星のように放射状に並べた組み方で、特徴としては火力が弱い代わりに火が消えにくく、「インディアンの焚火」といわれています。
最低限の暖や、長時間の直火調理や、火をつけたままの野宿には向いており、延焼部分中央から寄せていく組み方で、火勢は低めですが火力が安定しており火持ちが良いのが特徴です。
夜に起こした火が翌朝でも使えるくらい、じわじわ燃えるのでトロ火調理にはおススメで薪を節約する事もできますよ。
焚き火の組み方次第でキャンプが変わる!
今回は一般的な焚火方法&薪の組み方を紹介しましたが、薪のくべ方はかなりの種類があるので、実際に焚き火で試しながら身に着けていきましょう。
そのうえで、焚き火を楽しむのであれば、自分のスタイルに適した焚火台を選ぶと、よ一年を通してよりキャンプを楽しめますよ。