キャンパーの目線に立って、富山県内在住だからこそ図々しく富山県内の各キャンプ場を評価していくコーナーです!
今回は
松田江キャンプ場
の基本情報からです。
Ⅰ.基本情報
高岡市中心部から車で約30分、氷見市中心部からだと5分ほどの松田枝浜にある臨海キャンプ場です。
松田江浜は美しい砂浜が波打ち際まで100mも続く海水浴場で、能登・立山シーサイドラインの起点でもあり、日本の渚100選にも選ばれた海岸線が広がります。
砂浜を歩けば、女岩・男岩などの奇岩や能登半島、立山連峰の絶景を望め、夏には海水浴場としても人気で日本海沿岸屈指の遠浅が喜ばれています。
また、白い砂浜に沿って約1万本が連なる黒松林には、キャンプ場や自転車道も整備され夏以外でも海を思い思いに楽しむことができるでしょう。
Ⅱ.設備類
かなりの広さのあるキャンプ場で、管理棟近くに大き目の屋内炊事場があります。
また、それ以外の炊事場については、炊事場というよりは水場に近い感覚で、広いキャンプ場にいくつか点在していますので、炊事場が遠かったり、少なくて困るという事はないはずです。
炊事場になりますので、海水浴の際に体を洗う事は厳禁です!
キチンとしたかまどはなく、BBQ用のU字溝もキャンプ場内に多く見受けられますので、焚火台やBBQコンロが無くても大丈夫ですね。
トイレもキャンプ場内にいくつもありますが、仮設トイレで最低レベルの設備ですから、綺麗なトイレじゃないとと思われる方にはおススメできません。
一応古いですが、シャワールームもあり大人300円、子供200円で利用可能です。
また、ゴミに関しては基本持ち帰りになっています。
ですが、ゴミ袋1枚有料1,000円で引き取りしてくれるみたいですが設定価格が高過ぎますので、暗に持ち帰りを勧めていると解釈した方がよさそうです。
そして、海岸のゴミ拾いをボランティアでした際のゴミ集積場はあるので、海岸美化に努めているキャンプ場ですので、利用した際は是非協力したいですね。
こういったボランティア活動の啓発は良い取り組みだと思いますので、各キャンプ場でも実施しても良いように感じます。
Ⅲ.アクセス
立地については主要国道160号線からも近く、最寄りの氷見南ICからも15分ほどですから、アクセスは非常に良好です。
キャンプ場内には松の木などは多少ありますが、真夏に利用するには暑さへの注意が必要です。
また、快適に利用出来る期間は5月~6月もしくは10月~11月だと思いますが臨海キャンプ場なので、強風に注意が必要です!
Ⅳ.場内ロケーション
松田江浜沿いのキャンプ場なので、海水浴やマリンスポーツや釣り好きには堪らないですね。
管理棟近くは砂地サイトですが、管理棟から離れると芝生サイトもありますので好きな方を選ぶ事は可能そうです。
また、道路を挟んだところにはコテージもありますので初心者で海水浴を中心に考えるならコチラがおススメですね。
そして、キャンプ場横には幹線道路があり車の走行音は多少気になると思います。
Ⅴ.周辺状況
氷見温泉郷 総湯
車で5分のところには氷見温泉郷【総湯】もありますので、キャンプを楽しんだ後にはゆっくり入浴できますし、下記でも説明しますが、ひみ番屋街は観光テーマパークになっていますよ。
また、このキャンプ場から最寄りのスーパー&ホームセンターのある氷見市中心部まで5~10分程度ですから、設営後に買い出しなどに行く事も十分可能ですよ。
氷見市海浜植物園
歩いても行ける距離には、富山県氷見市の万葉集にも詠まれた白砂青松の地「松田江の長浜」に位置する植物園で、松田江浜の海浜植物の保護育成を行いながら、日本各地の海浜植物を中心に植栽展示しています。
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街
車で10分ほどの距離には氷見の食ならお任せ!お食事からお土産まで33の専門店・飲食店が一堂に集結し、氷見漁港直送の回転寿し、氷見うどん、氷見牛など地元ならではのグルメがてんこ盛りです。
富山湾でとれる新鮮魚介や、水産加工品、スイーツなどショッピングにもおススメなのが、ひみ番屋街ですのでお土産購入にも最適ですね。
まんがロード
キャンプ場から10分で行ける氷見市中心部は、まんがロードになっており氷見市出身のまんが家・藤子不二雄Ⓐ先生のオリジナルキャラクターや忍者ハットリくんなどのモニュメントが出迎えてくれます。
忍者ハットリくんカラクリ時計
同じく氷見中心部は、藤子不二雄Ⓐ先生の出身地で、「忍者ハットリくん」と仲間たち7体のキャラクターが、朝9時から夜7時(夏季は夜9時)まで、毎正時(土日祝は30分ごと)に愉快なショーをくり広げてくれるカラクリ時計がありますので、お子さん連れも楽しめますよ。
総合評価
コスパ・・・・・★★☆☆☆
アクセス・・・・★★★★☆
ロケーション・・★★☆☆☆
設備・・・・・・★★☆☆☆
観光・・・・・・★★★☆☆
富山県の西部中心地高岡市街地まで30分程でいく事が出来ますし、高岡市内や氷見市内のベースキャンプ地には最適で、富山県内でも新鮮な海鮮物を食べる事が可能な地域です。
そして、ロケーションでは松田江浜から望む立山連峰といった面が最高ではありますが、真横に幹線道路が走り、キャンプ場内の設備は古く最低限の為に非常に残念ですね。
特に夏になると人が押し寄せた高度経済成長期の昭和感が漂うキャンプ場の為、現代に合わせて規模を縮小して整備し直せば、非常にポテンシャルのあるキャンプ場だと思います。
利用料金についても周辺に無料キャンプ場もあるなか、近隣の島尾キャンプ場同様に割高感を感じますし、色々な情報が手に入る現代ではこのキャンプ場に行きたいとは中々思えないかと思います。
キャンプというよりは夏の海水浴シーズンにBBQといったデイキャンプを楽しむのがオススメなキャンプ場ですね。
以上で、松田江キャンプ場の評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。
※記事の内容については投稿時の状況ですので、実際利用される際には再度、各自で確認されますようお願い致します。
それでは、皆さんのキャンプライフの参考になりましたら幸いです。
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