2024年もだんだん寒い日が増えてきましたが、最近はハイエースのカスタムに時間を取られてキャンプが疎かになっていました。
そんなとき地元富山は例年通りの悪天候で車も弄れないので、晴れ間を探して鵜飼いで有名な長良川で無料キャンプをしようと美濃橋河川敷に行ってきましたよ!
美濃橋河川敷に行こう!
冬時期の北陸は雨や雪の日が多く、この季節は晴れ間を求めて遠征をする事が多くなってきますが、今回利用する美濃橋河川敷は長良川沿いにある人気の野営スポットです。
以前から気になっていたのですが、お隣の岐阜県とはいえ距離にすると200㎞ほどもあるので中々行けず、今回は6時半頃に自宅を出発して一路美濃市へ向かいます。
美濃橋河川敷に到着!
地元富山からは一般道で4時間ほどで、ようやく長良川の赤い重要文化材の美濃橋河川敷に到着です。
ここはうだつの上がる街並みの美濃市に位置し、誰でも自由にできる河原で暖かい季節には多くのキャンパーで賑わっています。
テンマクデザイン サーカスTC DXを設営しよう!
そして、美濃橋の近くにはトイレも設置されている事から橋の近くでテンマクデザイン サーカスTC DX設営していきましょう。
河川敷と聞いていたのでデカい石がゴロゴロしていると思っていたのですが、意外にも石はそこまで大きくなかったので、今回はお座敷スタイルでベッドにはINTEX ピローレスト クラシックベッド ダブルサイズを利用していきますよ。
テンマクデザイン サーカスTC DX
INTEX ピローレスト クラシックベッド ダブルサイズ
たらこパスタを作ろう!
なんだかんだと設営場所を探して設営していると、あっという間にお昼頃なので昼食の準備を初めていきます。
作るのはタークのフライパンで少量の水でサッと作れて洗い物も減らせて一石二鳥のたらこパスタですが、キャンプ場ではない河原での野営なので十分なお昼御飯ですね。
turk 鉄製フライパン (ロースト用) (28cm深型)
美濃橋を渡って散策しよう!
食後は後片付けを済ませて日本の近代吊り橋としては一番古く国の重要文化財にも指定されている、赤い美濃橋を渡って散策に出かけます。
美濃橋は車が通れず人や自転車しか通らないので、真下にテント設営しても騒音に悩まされず、また前方の山には天守閣を模した展望台も見えますね。
そして、長良川沿いを南下していきましょう。
うだつの上がる街並みを歩こう!
美濃橋から市街地に向けて10分ほど歩くと、うだつの上がる街並みに到着です。
ここは美濃市街地で、うだつとは住宅と住宅の間に立てる防火壁の事で、隣家への延焼を防ぐ意味合いで古い町並みの家々に設置されています。
また、うだつは裕福な家にしか造る事ができなかった事から、うだつの上がらない人とは貧しい人という意味合いにもなっています。
美濃和紙あかりアート館へ行こう!
うだつの上がる町並みには、美濃の特産品を紹介した美濃和紙あかりアート館があるので、こちらも一緒に寄っていきます。
ここでは毎年秋に美濃市で開催される「美濃和紙あかりアート展」の入賞作品を展示し再現したミュージアムになっています。
中は綺麗で幻想的に展示されているのでキャンプのランタンシェードにも使ってみたいですが、和紙なので屋外で使うキャンプとは相性が悪そうなのが残念ですね。
テントに戻って休憩をしよう!
うだつの上がる町並みを散策しながら美濃和紙あかりアート館も見学できて、キャンプとは思えないほど市街地を夫婦で散歩できました。
そして、最後に美濃橋を渡ると対岸のテントサイトですが、キャンプをしながら観光地を歩いて散策できるのはマッタリできて最高ですね。
また、それなりに1~2時間ほど歩いたのでテントに戻ったらのんびりとお菓子を食べながら長良川を眺めながらの休憩が心地良いです。
武芸川温泉で温泉に入ろう!
日が暮れるのが早くなってきたので15時頃には、美濃橋河川敷から車15分の武芸川温泉へ向かいます。
八幡山の麓に位置する武芸川温泉は、四季折々に色づく山を見ることができる自然に囲まれた日帰り天然温泉で、露天風呂も広くサウナもあるのでついつい長居しちゃいましたよ。
そして、温泉でポカポカになった後は嫁さんと冬限定モナ王をいただきましたw
アルパカプラスで暖をとろう!
テントに戻ってくると辺りは薄暗くなってきており、寒くなってきたので今シーズン初めての石油ストーブのアルパカプラスで暖をとりましょう。
今回は薪ストーブの持参も考えてはいましたが、キャンプ場ではない河川敷での野営なので後始末を考えてアルパカストーブにしましたが、これがあるだけでテント内は十分温まりますね。
アルパカプラス
おでんを食べよう!
そしてアルパカプラスで暖をとりながら作ったのは、この寒い時期に色んな種があって嬉しいおでんです。
そして、残った汁を使って〆のうどんにすると後片付けも簡単なので、こういった野営にもピッタリですね。
美濃和紙の幻想的な灯りをみよう!
食後は後片付けを済ませ、ライトアップされた美濃橋を渡って食後の散歩に出掛けます。
実は昼間にいったうだつの上がる町並みでは、秋から初冬にかけて美濃和紙を使ったシェードは街中に点在しているんです。
しかもアクリルケースに入れてあるので、雨が降っても大丈夫ですね。
古い町並み全体がところどころ美濃和紙でライトアップされているので、町中が幻想的な雰囲気に包まれており、とても奇麗でしたよ。
晩酌を楽しもう!
美濃和紙のライトアップを楽しんできた後は、テントに戻って夫婦での晩酌タイムのスタートです。
テントも閉めるとアルパカプラスのおかげで温かくなり、お酒もお菓子も進みますね。
そして、22時頃にはエアーマットの上にダウンシュラフを出して横になり、本日のキャンプは終了です。
美濃橋河川敷(二日目)
夜中3時過ぎに嫁さんがお酒を飲み過ぎてトイレに行きたいといって起きてから、筆者は寝付けず4時頃には起き始めますが、辺りはまだまだ真っ暗です。
ただ、何もすることができずストーブを点けてスマホを弄っていると暖かくなって、そのまま二度寝しちゃいましたよw
野沢菜ちりめん飯を作ろう!
結局7時頃に再度目を覚まし、野沢菜ちりめんをそのまま使って炊き込みご飯を作っていきます。
その間嫁さんは子供を電話で起こしたり、化粧などを始めていますね。
そして、撤収を進めながら8時前には野沢菜ちりめん飯が完成していただきますが、シンプルな味で朝ご飯にちょうど良く美味しく頂けました。
食後にコーヒーを飲もう!
食後の後片付けや撤収を進めながら、コーヒーを淹れていきますが体も温まるので、冬場にはホットコーヒーが欠かせませんね。
また8時頃には小学生などが集団登校で美濃橋を渡っていく姿もオツなものですよ。
小倉山城跡を散策しよう!
9時前には撤収を済ませ、長良川対岸の小倉山城跡へ行ってみましょう。
ここは美濃橋河川敷の反対側に位置する金森長近の隠居城後らしく、テントから見えていた天守閣を模した展望台があるところです。
駐車場に車を停めて夫婦で散策路を登っていきますが、10分ほどなのに運動不足からか息が上がってしまいます。
ただ、展望台からの眺めは絶景で昨日泊った美濃橋河川敷だけではなく、紅葉した山々も奇麗に眺められます。
道の駅 美濃にわか茶屋でお土産を買おう!
小倉山城跡を散策した後は美濃川河川敷からも歩いて行ける道の駅 美濃にわか茶屋に寄っていきましょう。
ここは地元野菜の種類も多く価格もリーズナブルで売っている他に、地元の名産食材も豊富に取り揃えていますので、設営する前に寄ってみても良かったなの少々後悔しましたよ。
ただ、嫁さんはそんな名産品には目もくれず、安い野菜などを買っていましたけどね。
甚五郎らーめんを食べよう!
道の駅 美濃にわか茶屋を後にして一路自宅に向けて出発しますが、昼頃には高山についたので高山ラーメンの老舗甚五郎らーめん 本店で昼食です。
昼頃に到着したので行列も有り20分ほど待ちましたが、ここなら駐車場もあるのでのんびり食事を楽しめます。
そして細いちぢれ麺に濃い醤油ベースのスープが絡み美味しいですね!
また、ライスもサービスの付くのでお腹いっぱいになって少々眠たいですが、無事に自宅について今回のキャンプは終了です。
格安キャンプ費用【美濃橋河川敷】
2024.11.27~11.28
- 美濃橋河川敷:無料
- 食材費:1,052円
- 武芸川温泉:1,500円
- 甚五郎らーめん:1,800円
総合計:4,352円
今回は無料の美濃橋河川敷を利用したので全然お金がかからずリーズナブルにキャンプが楽しめました!