筆者はキャンプ好きで日本各地を巡っていますが、そのキャンプと同じように好きなのが歴史探訪です。
そして、毎年大河ドラマも楽しく見ていますが、2023年は「どうする家康」という事で、今まで訪れた事がなかった岡崎観光をしながら犬山にある桃太郎公園キャンプ場へ行ってきましたよ。
岡崎城へ行こう!
今回は、元々関西方面のキャンプ場に行く予定になっていましたが、2023年1月25日の10年に一度の大寒波にて高速道路が各地で通行止めになったために、急遽予定を変更です。
特に関西方面は高速道路が軒並み通行止めという事もあり、比較的積雪がなく交通の影響が少なく、大河ドラマ「どうする家康」の舞台の岡崎城を目指します。
実は年明け早々に行きたいと思っていたのですが、昨年の中頃から岡崎城には入場できなくなっており、正月は結局行き先を浜松にしたんです。
⇩そのときの正月キャンプの記事です⇩
「どうする家康」大河ドラマ館へ行こう!
そして、筆者地元の富山は大雪警報が出ており道も通行止め区間が多い中、明け方に出発し4時間で岡崎城に到着し、まずは「どうする家康」大河ドラマ館へ入りましょう。
本来ここは岡崎公園の三河武士のやかた家康館で、大河ドラマの特設会場になっています。
中に入ると、「どうする家康」主演で家康役の松本潤さんのパネルがお出迎えです。
カメラ撮影が禁止されている箇所も多いですが、中々見応えがある展示なので歴史好き&大河好きの方にはおススメですね。
決戦!関ヶ原は迫力満点!
また、展示をゆっくり見ながら進んでいくと出てくるのが、「決戦!関ヶ原」です。
ここは映像とジオラマを連動した仕掛けで、東軍、西軍の関ヶ原の陣容も分かりやすく、歴史を知らない方も陣容を知っている方でも、つい見入ってしまうくらいの迫力があります。
しかも、スポットライトが各場所であたるので、臨場感もあって面白く一緒に連れてきた三男も楽しんでいました。
岡崎城に登ろう!
大河ドラマ館を楽しんだ後は、本多忠勝像を通って岡崎城を目指します。
岡崎公園は広く大河ドラマ館から歩いて3分ほどで岡崎城が見えてきます。
そして、お約束の顔パネルに三男は顔を出して撮影です。
また、訪れたのは大寒波当日という事もあり、地元では学校も休校になっていますが、岡崎も人が少なく並ばずに岡崎城へ入場できてラッキーでしたよ。
岡崎城は子供も楽しめる!
岡崎城は1959年に再建された3層5階の復興天守になっており、趣などはありませんがその分子供でも楽しめるように工夫がされており、三男も当時の暮らしぶりに興味津々です。
天守閣の外廊から外に出ると天気も良く、岡崎市内が一望できて気持ちがいいですが、日本列島が大寒波の状態なのでかなり寒いですね。
浮世絵摺りにチャレンジ!
また、天守閣では浮世絵摺り体験もできるようになっており、順番に色を付けて擦っていきます。
小さい子供でも出来るようになっているので楽しそうですね。
岡崎城の別名は龍城や龍ヶ城と言われ、キチンと浮世絵摺りでも印字されていますね。
カクキュー八丁味噌工場へ行こう!
岡崎城を後にして、その後に向かうのはカクキュー八丁味噌工場です。
岡崎城とからは、車で5分で丁度お昼頃なのでこちらで八丁味噌の製造工場見学をしてから昼食をいただきますよ。
そして、12時から工場見学が開始で、平日ではありますが他にも参加者がいます。
係の人に案内され、味噌の袋詰めのラインを見学しカクキュー八丁味噌資料館へ入っていきます。
ここでは、昔の八丁味噌の製造工程をジオラマで見えるようなっており、昔の味噌造りの過酷さが良く分かります。
八丁味噌は米麹や麦麹を用いず、原材大豆の全てを麹にした豆麹で作られる豆味噌で、田楽料理には欠かせません。
資料館を案内された後は、実際の味噌蔵も見学させてもらいますが、そもそも八丁味噌は岡崎城から八町(約870メートル)離れていたことに由来されているみたく、この周辺での味噌が本来の八丁味噌といえるわけですね。
味噌蔵では6尺の大桶に空気を抜きながら味噌を敷き詰めてあり、その上から3トンの石積みをして「二夏二冬」熟成させるため、八丁味噌は水分が抜け長期保存も可能になり、独特の旨味があるのも特徴です。
工場見学の最後には八丁味噌での味噌汁も振舞われ、八丁味噌の独特の風味がクセになります。
カクキュー八丁村で八丁味噌を味わおう!
工場見学の後は、隣接するカクキュー八丁村で昼食です。
初めて岡崎で味噌田楽をいただきますが、まず驚いたのは味噌の色が真っ黒な事です。
コンニャクの田楽や、味噌カツをいただきますが、旨味の中に甘みが強くこれは今まで食べた田楽や味噌カツとは全く違い絶品で、ついつい土産物売り場でカクキューの八丁味噌を買っちゃいましたよ。
桃太郎公園キャンプ場へ行こう!
八丁味噌の味を堪能した後は、以前から利用してみたかった桃太郎公園キャンプ場へ向かいチェックインを済ませます。
そもそも、前日の夜に急遽行き先を変更した事もあり、予約不要な桃太郎公園キャンプ場にきましたが、大寒波の影響もあって利用者は我が家だけの貸し切り状態です。
⇩桃太郎公園キャンプ場の詳細情報です⇩
テンマクデザイン「サーカス TC DX」を設営しよう!
桃太郎公園キャンプ場は、以前は無料で有名でしたが今では7日間で500円の有料になっていますが、それでも格安で駐車場のそばにテンマクデザイン「サーカス TC DX」を設営していきます。
また、桃太郎公園キャンプ場は薪や炭の使用が禁止されているので、今回は石油燃料のアルパカストーブを使いお座敷スタイルです。
テンマクデザイン「サーカスTC DX+」
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⇩テンマクデザイン「サーカス TC DX」のレビュー記事です⇩
到着が少し遅く設営後はあまりのんびりもできず、日も暮れてきたので、そろそろお風呂の準備です。
恵みの湯で疲れを癒そう!
設営の後は、桃太郎公園キャンプ場から車で15分の「恵みの湯」に向かいます。
温泉とは違い、自社農園で採れたハーブの香りが漂う内湯とサウナを備えたお風呂で、大寒波でも体がポカポカになりますよ。
入浴後はキャンプ場に戻りますが、さすがに辺りは真っ暗です。
ペッパーライスを作ろう!
そして、今回は嫁さんと三男の三人なので、アルパカストーブでも簡単に作れるペッパーライスを作っていきます。
小さい子供なら、こういった料理の方が食べやすくて美味しくてお代わりしていたので良かったです。
アルパカストーブは温かくて大寒波でもポカポカ!
食後は後片付けをしていきますが、石油のアルパカストーブだけでも暑いらしく上着を脱いでゲームに熱中です。
アルパカプラス 2022年モデル
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今回は暖寒波の中で薪ストーブではなくて心配でしたが、アルパカストーブの熱量は高く十分代わりになる事が分かりましたよ。
そして、明け方家をを出たので9時頃には疲れもあり、家族三人で横になり本日のキャンプは終了です。
桃太郎公園キャンプ場(二日目)
大寒波二日目ですが、池の水も凍っており珍しく疲れもあってか7時頃の遅めに目を覚まします。
朝食を作ろう!
今日は帰るだけなのでのんびりしており、家にあった食材で簡単に朝食を作っていきますよ。
急なキャンプだった事もあり、適当な朝食ですが家族三人だけならこれだけでも十分で、食後は撤収を進めていきます。
撤収を済ませた後は、チェックアウトのためレストラン桃太郎でお土産にきびだんごを購入です。
桃太郎神社に行こう!
チェックアウトを済ませた後は、目の前の桃太郎神社に家族で参詣しますよ。
ここ桃太郎神社は、桃太郎伝説に所縁のある神社で昭和感満載の人形が出迎えてくれますよ。
また、子供守護の神社という事なので、子供連れにはおススメですよ。
桃太郎神社宝物館へ入ろう!
そして、桃太郎神社に隣接して宝物館があり、料金箱にお金を入れて中に入ってみます。
中は写真撮影が禁止されており画像はありませんが、桃太郎ゆかりのアイテムがいくつか展示されていましたよ。
そして、せっかくなのでここでも顔パネルで撮影です。
犬山城へ行こう!
桃太郎公園キャンプ場を後にして、車で10分の犬山城に向かいます。
実は嫁さんと結婚当初にも訪れた事があり懐かしいですが、肝心の嫁さんは来た事を覚えていませんでしたけどね。
しかも、本日は無料開放日で入場料が無料でラッキーです。
犬山城は日本にある国宝の城のなかでも、一番古く木曽川沿いにあり天守からの景色も最高です。
また、外の廊下は雨が吹き込んでも水が溜まらず流れ出るように、外側に傾斜が設けられているので三男は歩くのが怖そうで恐る恐る歩いていましたよ。
鵜沼宿で金魚飯を食べよう!
犬山城を観光後は昼食をいただくのは「花の木 各務原」で旧中山道鵜沼宿にある古民家風の食事処で、色々な釜飯などがあります。
そもそも「金魚飯」とは、人参の生産が盛んな岐阜県各務原市の鵜沼地区に伝わる郷土料理で、人参と椎茸、油揚げなどの入れた炊き込みご飯で、炊き込みご飯の中の人参が金魚のように見えるみたいです。
そして、釜飯なので注文して時間がかかりますが、運ばれ5分待って開封すると釜の中の人参が確かに金魚のように見え、味もシンプルで美味しくメスティンでも作れそうですね。
そして、昼食後はお腹も膨れ満足して帰路について、今回の大寒波の中のキャンプは終了です。
キャンプ費用【桃太郎公園キャンプ場】
2023.1.25~1.26
- 桃太郎公園キャンプ場:500円
- 食材費:1,017円
- 観光費:550円
- 外食費:6,260円
- 入浴施設:1,800円
- 駐車場:600円
- 有料道路:7,290円
- 石油代:1,782円
- ガソリン代:5,000円
- お土産代:1,850円
総合計:26,649円
今回は寒波の影響にて急遽予定を変更しましたが、それなりに観光や名産品をいただけて良かったです。