筆者は学生時代から旅行好きという事もあり日本全国各地を観光しているのですが、今まで唯一訪れた事がなかったのが茨城県なんです。
そういう事もあって年末の連休を利用して、茨城県水戸までソロキャンプ旅に行ってきましたよ。
茨城県観光を楽しもう!
茨城県といえば全国魅力度ランキングの下位でよく目にしますが、筆者の地元である富山からだと距離もありますし、どこかの通り道でもないために今まで行く機会がありませんでした。
朝食に納豆を食べよう!
そして、年末休暇を利用して深夜11時に自宅を出発し、一般道で松本~軽井沢を抜けて国道50号線を夜通しで運転して水戸に着いたのが朝の7時で一人旅としてはかなりの走行距離でかなり疲れてしまいました。
そして、水戸といえば納豆が有名ですが、こんな早朝から食べれるところもなく仕方なく「吉野家 50号線水戸河和田店」で納豆定食をいただきましょう。
もちろん、水戸納豆ではありませんが長距離運転でお腹も空いており、美味しくいただけましたよ。
水戸観光を楽しもう!
食後は、水戸を観光するためにまずは千波公園の無料駐車場に停めて観光スタートです。
千波湖には,白鳥,黒鳥や多くの種類の野鳥が生息しており1周3 kmの湖畔園路では、多くの方がウォーキングやジョギングを楽しんでいます。
また、ここには水戸光圀はじめ、徳川斉昭公よ慶喜公の像まであるんです。
水戸偕楽園に行こう!
そして、水戸といえば日本三大庭園の偕楽園ですよね。
金沢の兼六園、岡山の後楽園と並んで、今まで来たことなかったので以前から来てみたかったんですが、これで三大庭園コンプリートです。
偕楽園は道路と線路で分断されていますが、かなりの広さで梅の木の種類も豊富で、本来なら2~3月の開花時期には来てみたいですね。
ただ、梅の木の本数が多すぎて兼六園なので日本庭園とは少し趣が違っていますが、食後の運動としては程よく散策出来て良かったです。
水戸藩校弘道館へ行こう!
偕楽園と千波公園を散策した後は、一度駐車場に戻り水戸藩校弘道館まで車で向かいますよ。
弘道館といえば、全国に有名藩校も多いなか幕末の尊王攘夷思想の先駆けとなったのが徳川斉昭が造った水戸藩校です。
幕末の志士なら薩長土の方がメジャーに思われますが、ここ水戸の尊王攘夷思想が各地に広がり討幕へと繋がったので歴史好きな方も楽しめますよ。
また、水戸黄門で有名な水戸光圀が生涯にかけて没頭したのが大日本史で、作るのにあたり藩の財政が傾いたらしく、名君とは若干言い難いように感じちゃいますけどね。
水戸学の道を歩こう!
水戸城大手門をくぐると、水戸学の道になっており城内ではありますが、学校などの教育機関が立ち並んでいます。
また、無料の展示館などもあるので、ゆっくりと水戸学の道を歩きながら幕末の水戸学を学んでいけます。
水戸駅に行こう!
そして、水戸学の道を進みながら、水戸駅までやってくると出迎えてくれるのが…
皆さん、お馴染みの水戸黄門と助さん格さんの像で、水戸光圀=水戸黄門のイメージの方が皆さんは強いですよね。
水戸東照宮へ行こう!
そして、水戸に来て知ったのは水戸にも東照宮がある事です。
今まで、日光や久能山などの東照宮にも行った事もありましたし、折角なので寄ってみます。
ただ、17 世紀に建立された東照宮ですが、第二次世界大戦後に再建された事もあり少しチープな感じがしちゃいますね。
それにしても、水戸について早歩きで観光しちゃいましたが、歴史好きな人なら半日以上はじっくりと観光できるスポットが豊富ですね。
神磯の鳥居へ行こう!
10時半前には水戸を後にして、太平洋見える大洗磯前神社の神磯の鳥居に向かいます。
時間があれば、大洗磯前神社もゆっくり巡りたかったのですが、そろそろ小腹も減ってきたので昼食ですね。
磯料理「山水」であんこう鍋を食べよう!
そして、予定ではなかったのですが神磯の鳥居付近には「あんこう鍋」の看板が目立ち、少々早いですが「あんこう鍋」を磯料理「山水」でいただきますよ。
ただ、ここで残念なお知らせが…
なんと、「あんこう鍋」は二人前よりお受けしますとの表記で食べれないかと思いましたが、店員さんが一人でもご用意しますよと言ってもらえ、ちょっと高いですが年末ですし奮発していただいちゃいます。
海を見ながら待つ事10分程で「あんこう鍋」が運ばれてきますが、一人前にしては多すぎますね!
一人では贅沢にアンコウのから鍋に入れ煮込んでいきますが、さすがにコラーゲンたっぷりのプルプル食感が旨い!
店員さんには、のちほど御飯と卵を注文してもらえば雑炊も楽しめますと言われましたが、一人で食べるだけで精一杯で残念ですが雑炊は諦めましたよ。
タイヨー ベストリカー知手店で買い出し!
食後は天気も良く暖かい太平洋側ですので、MR-Sの幌を開けて一路キャンプ場に向けて南下をしていきますよ。
途中、嫁さんからキャンプ用に研いだ米を小分けにした袋が冷蔵庫に忘れてあると連絡が入り、チェックイン前に買い物を済ませます。
寄ったのは日川浜オートキャンプ場近くのタイヨー ベストリカー知手店で、年末からかかなりの混雑していましたよ。
ちょっと贅沢かもしれませんが、魚沼産コシヒカリを購入してキャンプ場に向かいます。
日川浜オートキャンプ場へ行こう!
米を購入して14時頃には日川浜オートキャンプ場に到着で、チェックインを済ませ設営を始めていきます。
⇩日川浜オートキャンプ場の詳細情報です⇩
テンマクデザイン「パンダレッド」を設営しよう!
今回設営するのはテンマクデザイン「パンダレッド」で、以前から年末の旅キャンプ用に荷物も減らせて設営&撤収が簡単なテントが欲しいと思っており、これなら他のギアも入れて20~30分で設営が完了します。
そもそも、MR-Sはミッドシップエンジンでトランクがなく荷物を載せる事もままなりませんが、これなら荷物を減らしながらお座敷スタイルですが十分な居住空間を確保できますよ。
テンマクデザイン「パンダ レッド」
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⇩テンマクデザイン「パンダ レッド」のレビュー記事です⇩
ゆ〜ぽ〜と「はさき」で温泉に入ろう!
設営を済ませた後は旅の疲れを癒すために、ゆ〜ぽ〜と「はさき」まで温泉に入りに行きますよ。
ここは、地元の利用者も多く複合的な施設になっており泉質も良く、お風呂も広いのでゆったりと寛げますね。
昨晩富山から長距離運転の疲れも癒せてリフレッシュ出来ましたよ。
ナシゴレンを作ろう!
旅の疲れを温泉で癒した後はキャンプ場に戻り、夕食の準備を始めていきますよ。
今回は観光が目的の旅キャンプなので、手軽にメスティンで作れるナシゴレンです。
年末で寒さもあり、アタッチメントヒーターで暖をとりながら小分けした冷凍食材と一緒に炊き込んでナシゴレンを作っていきますよ。
⇩メスティン「ナシゴレン」レシピ記事です⇩
そして、蒸らし時間にチキンなどをスキレットで焼いて夕食の完成し美味しくいただきます。
アルコールタイムを楽しもう!
食後は食器と不要なものを片付け楽しみの晩酌タイムですが、さすがに徹夜で運転をしているのでアルコールが入ると眠たくなっちいますね。
寝酒にウィスキーを飲みながら21時頃には横になり、本日のキャンプは終了です。
日川浜オートキャンプ場(二日目)
早朝5時前には目を覚まし、日川浜オートキャンプ場から少し離れた犬吠埼で日の出を見にいきます。
早朝撤収をしよう!
前日には就寝に不要な物以外を片付けていたので、寝具などを片付け、テントは結露で濡れたまま車に積み込んで5時半にはファイルを郵便受けに入れてチェックアウトを済ませキャンプ場を後にします。
犬吠埼灯台で日の出を見よう!
日川浜オートキャンプ場から利根川を渡って千葉県銚子市の犬吠埼灯台までは30分ほどで到着です。
訪れたのは12月29日ですが、犬吠埼は初日の出が日本本土で一番早く拝める場所なんです。
到着したのが6時頃ですが、すでに何人かの方が日の出を見に来ており太平洋が徐々に明るくなってきていますね。
日の出の時間は6時47分頃でしたが、東の海上には雲もあり日の出を拝めたのは7時10分頃に御来光です。
日の出が見れるまで寒い岸壁にいたので、少し体を温めるために犬吠埼の遊歩道を歩いてみます。
灯台からは下の海まで降りれるようになっており、白亜紀の浅海堆積物を間近で見る事ができます。
また、危険な立ち入り禁止区域内に入って写真撮影をしている方もいましたが、そこはルールを守って撮影してもらいたいものです。
シーフードパエリアを作ろう!
そして、日川浜オートキャンプ場では朝食を摂らずに犬吠埼に来たのでここで、簡単にできるパエリアを作っていきますよ。
パエリアも冷凍した食材を入れて炊き込むだけなので、どこでも作れてキャンプ旅にもおススメです。
⇩シーフードパエリアのレシピ記事です⇩
炊き込んでいる間は、キャンプ場で濡れたテントやマットを乾かしていきましょう。
本当は、ここでテントが晴れたら最高なんでしょうね。
テントを片付けている間にパエリアが完成し、雄大な太平洋を眺めながら遅めの朝食です。
モーニングコーヒーを飲もう!
食後は簡単に片づけコーヒーを淹れていきますが、こんな絶景をみながらのモーニングコーヒーは最高ですね。
全てを片付けた後は出発が9時をまわり少々遅くなってしまいましたが、天気も良いので再度MR-Sの幌を上げて外房を南下していきますよ。
今回はソロでの数日の年末キャンプ旅で続きもあるので、この後の次回も楽しみにして下さいね!