筆者の三男も大きくなってきて、一度は家族で登山をしてキャンプをしようと話していた我が家ですが、2024年の夏休みに晴れ予報があったので登ってきましたよ!
そして今回の登山は初心者でも比較的に簡単に登れる乗鞍岳で、筆者も数年前には登りましたが途中の山小屋までは歩きやすく、足の悪い嫁さんでもなんとかなりそうです。
乗鞍岳に登ろう!
今回の計画は登山をしてから近くで避暑キャンプを楽しむを予定しており、自宅を3時半頃に出発して、まずは中部山岳国立公園 松本市乗鞍観光センターの駐車場に向かいます。
早朝5時半頃には到着しますが、すでにバス利用者が結構来ていますね。
畳平までバスに乗ろう!
今回登る乗鞍岳はここからバスが出ており、標高2,702mで日本一標高が高いバスターミナルである畳平までは50分程です。
乗車券を購入して6時始発のバス乗り場で待ちますが、すでに結構な人数が並んでいますが、もし一台目に乗れなくても二台目、三台目のバスもあるから安心です。
また、今回は筆者が家族全員分の荷物を担ぐ予定ですが、三男がザックを担ぎたいというので担がせましたが、やはり少し重そうですw
標高2716mバス停で降りよう!
バスに乗車して畳平まで50分かかり、たまにしか乗らないバスの道中は三男も楽しそうです。
そして、今回の登山は乗鞍最高峰剣ヶ峰に登る前に富士見岳を登る計画なので、終点の畳平ではなくひとつ前の標高2,716mのバス停で降りますよ。
ちょうどここが長野県と岐阜県の境界の峠になっており、バスを降りると気温は10℃以下のうえに風速も10mほどあって、あまりの寒さにレインコートを着ましょう。
富士見岳(標高2,818m)に登ろう!
富士見岳に登る場合は、終点の畳平までいくより標高2716mバス停で降りた方が近く、早速登っていきますが霧が酷いですね。
案の定7時半前には標高2,818mの富士見岳に登頂しますが、あたりは霧が立ち込めており富士山も見えず、あまりの強風にすぐに下山しちゃいました。
肩ノ小屋を目指そう!
富士見岳から下山した後は、肩ノ小屋を目指しますが三男がお腹が空いたといって、おつまみのイカ煎餅を食べながら歩いています。
また、乗鞍最高峰剣ヶ峰に登る道中である肩ノ小屋までは、砂利路盤の道になっており山小屋スタッフは車で行き来しているのでとても歩きやすいのが特徴です。
そして、8時前には肩ノ小屋が見えてきたので少し休憩していきましょう。
肩ノ小屋は誰でも利用できるように開いており、中では夏場ではありますが普通に暖房が着けられています。
乗鞍最高峰を目指そう!
肩ノ小屋で10分ほど休憩して霧も少なくなったので、8時頃から剣ヶ峰(3,026m)を目指して出発です。
ただ、ここまでの道のりは非常に歩きやすいのですが、ここからは登山の本番で岩場を一気に登っていきます。
途中晴れ間もありましたが、霧の度々酷くなり山頂が心配になってきます。
そして、風が予想よりも強く霧が晴れる事も度々ありましたが、晴れると絶景で気持ちいいですね。
乗鞍岳は強風に注意!
今回の登山の注意ポイントは風速10mくらいの突風で、ガレ場を歩いている時に突風が吹くと体がもってかれそうになり、嫁さんも踏ん張っています。
この後キャンプ場の管理人さんに聞いた話では、家などを建てるときも乗鞍岳側の木を倒すなといわれるくらい風が強いのは地元では有名なみたいです。
剣ヶ峰(3,026m)に登ろう!
そして、肩ノ小屋を出発して50分ほどで乗鞍最高峰剣ヶ峰(3,026m)に登頂成功です。
もちろん、山頂も強風がヤバいくらいだったので座って記念撮影ですが、ちょうど晴れ間が広がっておりラッキーでした!
肩ノ小屋で早めの昼食!
剣ヶ峰に登った後は、肩ノ小屋ま降りてきて早めの昼食をいただきます。
食べるのは携帯食に便利な日清のぶっこみ飯ですが、お湯を注ぐだけで簡単に食べれるので登山のときは筆者は重宝しているんです。
11時台のバスに乗ろう!
肩ノ小屋で昼食を摂った後は、畳平バスターミナルで11時5分の下りのバスに乗りますが、その際の外の掲示板をみると気温が9℃なので、早朝の剣ヶ峰は更に低く風も強かったので体感温度は氷点下だったのかもしれませんね。
そして、早起きをして登山をした三男と嫁さんは疲れもあったみたいで、下りのバスの中では爆睡です。
乗鞍BASE (いがやレクリエーションランド)へ行こう!
下山後はバスターミナルからも近い乗鞍BASE (いがやレクリエーションランド)へ向かいます。
バスターミナルから車で5分と近く、標高も1,400mほどあるので涼しく避暑キャンプにはもってこいです。
サバティカル モーニンググローリーTCを設営しよう!
総合受付でチェックインを済ませ、今回はオートキャンプ場なのでサバティカルのモーニンググローリーとローベンスのアウトバックタープを設営していきます。
そして、テントの中はコットとカンガルースタイルでのテントだけとかなり簡素ですね。
サバティカル モーニンググローリーTC
ローベンス アウトバックタープ 4 × 4m
最大の忘れ物が発覚!
着々と設営を進めていきながら、そろそろテーブル類を出そうと思ったそのときに、今まで忘れた事がないファミリーキャンプ用の木製テーブルを忘れた事が発覚します。
ただ、このときに役立ったのがフィールドラックで、補助的な荷物置きに持ってきていましたがバーナーテーブルを使って連結すると、案外いい感じですね。
善五郎の滝へ行こう!
設営後はキャンプ場内を家族で散策した後、車で10分の善五郎の滝に向かいます。
実はキャンプ場で他の滝を見に行こうかと話していたら、管理人さんから滝なら善五郎の滝の方が迫力もあり水しぶきも豪快なのでいいですよと言われたのがキッカケです。
駐車場からは10分ほど山道は歩き足元はサンダルで不安でしたが、なんとか行ける感じだったので助かりました。
そして、橋を渡ると川が見えてきて水も奇麗で確かに涼しげです。
そして、橋を渡って階段を上ると善五郎の滝が見えてきて記念撮影をしますが、水しぶきがここまで飛んできて若干濡れちゃいましたよw
夏キャンプはBBQで決まり!
善五郎の滝から戻った後は早目ではありますが夕食の準備です。
夏のキャンプといえばBBQですが、直火や炭を使うと後始末が大変なので最近は溶岩石プレートを愛用しており、タンやハラミを焼いていきます。
ただ、お腹いっぱいになった三男は途中からswitchに夢中です。
乗鞍高原温泉 湯けむり館で温泉に入ろう!
食後の後片付けを済ませた後は乗鞍BASEではチェックイン時にもらった割引券が使える、乗鞍高原温泉 湯けむり館へ向かいます。
キャンプ場からは車で5分と近く泉質も良いので長風呂になっちゃいましたが、実はここの温泉で過去にパンツを盗まれた苦い経験があるんですよw
星の展望台で満天の星空を眺めよう!
温泉を堪能してキャンプ場に戻ったら肌寒くて、久しぶりに焚き火を初めていきます。
また焚き火を楽しんだ後は、乗鞍BASE (いがやレクリエーションランド)を日中散策したとき見つけた星の展望台に向かいますよ。
キャンプ場内はまだ明るかったのですが、展望台からは北アルプスの山々の奥に広がる星空をしっかり見る事ができて最高で、この後は登山の疲れもあって早めに就寝し本日のキャンプは終了です。
乗鞍BASE (二日目)
夜中に寒くて目が覚める事がありましたが、登山の疲れもあって家族三人グッスリ眠り早朝朝焼け時刻に目が覚めます。
モーニングコーヒーを淹れよう!
テントの外に出ると寒く長袖を着ていましたが、それだけでは寒く登山用のレインコートを羽織りながらミュニーク テトラ ドリップ 01Sでモーニングコーヒーを淹れていきますよ。
ミュニーク(MUNIEQ) 「テトラ ドリップ 01S」
最近は100均でも樹脂製の類似品が販売されていますが、ステンレス製の本家本元なので筆者はキャンプや登山でも愛用しており、キャンプの朝には欠かせません。
ホットサンドを食べよう!
チャックアウトが10時なので7時前から、ホットサンドクッカーで朝食にホットサンドを焼いていきます。
朝寝坊の三男も7時頃には起きだして夫婦が食べ終わった後に遅めの朝食ですが、食後はソフトクリームが食べたいとうるさく早目の撤収を心掛けて9時にはキャンプ場を後にしました。
アルプス街道平湯でソフトクリームを食べよう!
三男のソフトクリームへの執着は酷く、乗鞍から自宅へ向かう途中にアルプス街道平湯にて休憩です。
ここは乗鞍方面や上高地方面の岐阜方面からのバスターミナルになっており、御土産物も売っており、筆者も度々立ち寄っています。
そして、三男はお目当てのパインのMIXソフトを食べて大満足して、帰りの車内では眠りながら静かに帰路について今回のキャンプは終了です。
格安キャンプ費用【乗鞍BASE】
2024.7.31~8.1
- 乗鞍BASE:5,000円
- 食材費:2,177円
- バス料金:6,000円
- 有料道路:800円
- 湯けむり館:1,200円
- アルプス街道平湯:1,950円
総合計:17,127円
今回は家族で初めての3,000m級の登山も体験しましたが二人も大満足で、また今度も登山とキャンプをしてみたいなと思いましたよ!