近年のブームもあってキャンプを始められる方も多いですが、最近は豪華なギアを沢山配置してお洒落キャンプを楽しんでいる風景もよく見かけます。
筆者も初心者の頃はギアも少なく徐々に買い揃えていき、今ではかなりの量になっているのですが、今回はキャンプギアの適量を考えていきましょう。
お洒落キャンプとミニマリストキャンプ!
キャンプブームでアウトドアメーカー各社からは、多種多様なキャンプギアが発売され、その都度筆者も欲しくなってしまいます。
また、SNSなどでお洒落なキャンプギアを見つけると欲しくなるのもキャンパーの性ですが、しかし、毎回欲しいキャンプギアを購入していくと、気付いたら似たようなキャンプギアを何種類か持っているという事はありませんか?
キャンプ沼に気を付けよう!
筆者も同じ用途のキャンプギアを購入している事も多く、すでにキャンプ沼にハマっている状態です。
新商品を買う事はキャンプに関係なく他の趣味でも同じですが、趣味をのめり込んでしまうと周りが見えなくなる事があるので、まずは本当に必要な物か?無いとキャンプが出来ないのか?などを考えてみましょう。
キャンプギアを新調する理由!
また、キャンプギアを新調する理由を考えてみると、他の趣味とは決定的に違う点があります。
一般的には趣味で新しい道具が欲しい場合は、性能が良かったり、便利だったり、デザインが良いから、新しい道具が欲しくなる事がほとんどで、例えば、釣りなら竿の性能の軽さや、しなり具合と扱いやすさ、素材などで買い替えするわけですよね。
これは釣りだけに限った話ではなく、他の趣味以外の娯楽や一般生活でも一緒の事ですが、キャンプの場合はどうでしょうか。
不便を楽しむのがキャンプ!
キャンプギアでも便利さや性能は関係はありますが、そもそも、キャンプは野宿や野営が前身で自然の中で一時しのぎ的な事を野外でする事です。
それが、趣味や娯楽として、近代産業社会の中で再体験するものとして現代流のキャンプは誕生していますが、筆者は不便を楽しむのもキャンプの醍醐味ような気がします。
そのため、逆に便利すぎるとキャンプの楽しさが半減する事に繋がりますので、不便な事をするのが嫌ならホテルや旅館に泊まった方が断然おススメです。
また、どうしてもアウトドアを満喫したいならグランピングでも良いかもしれませんね。
⇩グランピングの記事です⇩
便利に快適に過ごしたいなら自宅が一番!
筆者も便利なキャンプギアを否定する訳ではありませんが、最近は欲しいと思う反面、コレって、キャンプの考え方からすると違うような気がしてきます。
単純に日常生活みたいに便利で豊かな生活をしたいなら、キャンプをせずに自宅にいればいい訳で、いくら良い道具を揃えようが、高い道具を揃えようが、自宅の快適性にはかないません。
料理の場合を考えよう!
例えば、料理をするときキッチンでは蛇口をひねれば普通にお湯も出ますし、IHやガスで魚を焼いたり、電子レンジで物を温め、食材を冷蔵庫で保冷する事も日常生活では当たり前です。
でも、コレをキャンプでやろうとすれば、当然道具も必要ですし、水や食材(保冷が必要)調理するだけでもかなり大掛かりな事になりますよね。
そう考えれば、キャンプでの便利さやお洒落さは、キャンプ本来の意味とは相反するように感じ、本来のキャンプの考え方とすれば、荷物が少ないミニマリストの方がキャンプの考えに合っているように思えます。
ミニマリストキャンプとは!
それでは、ミニマリストキャンプが本当に良いのでしょうか?
答えはNOです!
筆者はミニマリストキャンプスタイルよりではありますが、ミニマリスト的な考えだとファミリーキャンプが困難です。
理由は、嫁さんや子供達はキャンプでも不便な生活は嫌いなので仕方がありません。
そして、キャンプの際は、トイレが綺麗で、wifi環境が欲しいらしく、必要最低限なキャンプは貧乏に感じるらしくカッコ悪いと思っています。
ようは、ドラマ『北の国から』と一緒で、筆者が黒板五郎(田中邦衛)だと、家族は富良野で生活を始めた長男の黒板純(吉岡秀隆)のような考え方ですねw
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そういうことから、家族でファミリーキャンプへ行く場合は、それなりの設備と道具とお洒落さが必要になります。
あなたはどっちのキャンプスタイル?
キャンプブームもあって、まずはカタチから入る初心者キャンパーも多いとは思いますが、出来れば必要最低限のキャンプから初めてみてから、どうしたいのか結論を出せばよいのではないでしょうか。
筆者の場合『オシャレ』と『ミニマリスト』どっち?と聞かれれば両方で、ソロだと『ミニマリスト』で、ファミリーだと『お洒落』なキャンプ目指しています。
もし、これからキャンプを始めるならトレンドに乗ってお洒落なキャンプも良いですが、その分荷物も増えるので車などの積載を考える必要が出てきますし、設営&撤収にも時間が掛かります。
そして、ミニマリストなキャンプであれば荷物が少ない分スキルが必要になってくるので知識を学び、キャンプギアは軽さやコンパクトを追求するのも楽しそうですね。
以上のように、各自のキャンプスタイルを考えて、どんなキャンプをしようかを考えてみてもよいかもしれませんね。