キャンプの設営時に欠かせないのがテントを止めるペグですが、筆者はキャンプを初めてから長らくはテントの付属ペグを愛用しており、鍛造ペグの購入を考えた事がありませんでした。
しかし、強風時にペグが抜けるなどのアクシデントを数回経験をして、設営時間の短縮を兼ねて鍛造ペグを使うようになったんです。
鍛造ペグで設営&撤収が高速化!
キャンプを始めた当初の筆者キャンプスタイルは、格安が一つのコンセプトという事もあって、テントの付属品ペグで十分というスタンスでした。
しかし、以前行った浩庵キャンプ場でタープが風にあおられペグが抜けて飛ぶという危険な事が起きました。
⇩当時の記事です⇩
また、近年は景色の良いキャンプ場に行く機会が多く、開放的で景色が良いかわりに遮蔽物が少ないために風の影響を考えなければならなくなりました。
格安鍛造ペグの性能とは!
上記の理由もあって、先日格安で1本200円前後の鍛造ペグである「TANPEG」を購入したので、天空キャンプ場として有名な陣馬形山に行ったときに初めて鍛造ペグを使ったら想像以上に凄く刺さりやすくビックリしました。
⇩格安鍛造ペグ購入の記事です⇩
今まで付属ペグを使い続けてきた筆者からすると、キャンプデビュー当初から購入しておけば良かったと後悔しましたよ。
そもそも付属ペグだと、どうしても刺さりにくく曲がりやすいので少しでもストレスを感じているのであれば早めに入手した方が良いと思います。
⇩陣馬形山キャンプスペースの記事です⇩
鍛造ペグの追加購入しよう!
鍛造ペグを使い始めたおかげでストレスもなく設営や撤収が出来るようになり、また時間が半減した事で更に追加で鍛造ペグ12本、そして28㎝鍛造ペグ8本購入しました。
黒カチオン 6-TANPEG 2セット
SHOP EAST
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村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cm 8本セット
村の鍛冶屋
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ペグケースの種類を比較しよう!
鍛造ペグを揃えると欲しくなるのがペグケースで、種類としては3種類のものが一般的です。
布(帆布)製ペグケース
村の鍛冶屋 ペグ収納マルチコンテナボックス
村の鍛冶屋製のエリッゼステーク 38cmまでが収納できるマルチコンテナです。
村の鍛冶屋
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スノーピーク マルチコンテナ
スーピーク製マルチコンテナで、整理しやすい四角い形状で小物からペグまで保管・携行に最適なバッグです。
sotosotodays
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樹脂(プラスチック)製ペグケース
価格が安く量的にも問題ないのがプラスチック製ペグケースです。
アイリスオーヤマ マイキット 40 工具箱
確かに安くて量は入りそうだったのですが、問題は見た目がいまひとつでペグを入れる場合は耐久性も微妙です。
ゆにでのこづち Yahoo!店
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プラスチック ツールボックス
プラスチック製ツールボックスをペグケースに利用している方も多く収納量も良さそうではありますが、ペグ自体の重量もあるので若干不安ですね。
アイリスプラザ Yahoo!店
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金属製ペグケース
金属製の物もペグケースというか工具箱で、実は金属製の工具箱をペグケースに利用されている方って、案外多い印象です。
トラスコ 山型工具箱
そんな中、筆者がペグケースとして購入したのはトラスコ 山型工具箱です。
カラーバリエーションは豊富で、キャンプ場で映える赤色を利用されている方も多いですが、あえて無骨感があるOD色を選びました。
TRUSCO 山型工具箱 レッド
EHIME MACHINE 1号店
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TRUSCO 山型工具箱 オリーブドラブ
EHIME MACHINE 1号店
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TRUSCO 山型工具箱 シルバー
EHIME MACHINE 1号店
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TRUSCO 山型工具箱 ブルー
EHIME MACHINE 1号店
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TRUSCO 山型工具箱 グリーン
EHIME MACHINE 1号店
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カラーバリエーションが5色もあり、金属製工具箱なので重量のあるペグを入れても問題なく、安くコストパフォーマンスは最高です。
トラスコ 山型工具箱実を使用してみた!
入れるものは、ペグハンマー(普通の金槌)以外に左から…
- スノーピークの付属アルミペグ20本
- 20㎝格安鍛造ペグ18本
- 28㎝鍛造エリッゼステーク8本
- タープ用付属アイアンペグ7本(1本紛失)
- テント用ロープ14本
コレだけの量が普通に入ります。
まあ、付属ペグ自体はもう不要なんで入れなくてもいいんですけどね。
今まで設営の際は、各付属袋にペグ&ロープを入れていたので出し入れに時間がかかり面倒だったのですが、トラスコ山型工具箱なら出し入れはかなりスピーディーになります。
スノーピーク エントリーパックTTを設営してみた!
それでは、鍛造ペグとペグケースで、どれくらいの時間短縮になるかですが自分の場合はスノーピーク エントリーパックTTを設営してみました。
sotosotodays
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- テントのペグダウン10カ所
- テント、ガイロープ取り付け&ペグ打ち込み6~8カ所
- タープ、ガイロープ取り付け&ペグ打ち込み8カ所
上記の3つの行程を一人でやると40分程度かかりますが、ペグが鍛造でペグケースを使うだけで半分の20分に短縮できました。
時間が短くなった大きな理由は、鍛造ペグの地面の刺さり具合が良くてペグハンマーで叩く回数が半減し、ペグが曲がらず打ち直しが無くなります。
そして、トラスコの工具箱の形状もシンプルでペグを出しやすく、今まで掛かっていた設営&撤収が圧倒的に早くなりましたので、初心者では後回しになる鍛造ペグ&ペグケースですが、早めに用意されてみてはいかがでしょうか。