近年は設営の簡単なワンポールテント全盛期で、キャンプではグランドシートを張らずに、テントをタープ代わりにされる方も多いのではないでしょうか。
筆者もテンマクデザイン「サーカス TC DX」を愛用しており季節や天候次第では、コットを利用したスタイルも多いですが、テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」を使えば、テントをより広く活用する事が可能です。
- テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)とは?
- テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」:総合評価36点/50点満点
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)とは?
テンマクデザインは、アウトトドアショップ「WILD-1」が展開している自社ブランドではありますが、実はテンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)のコンセプトには「テンマクデザインはブランドではありません。」と冒頭に述べられています。
一見?とは思いますが、テンマクデザインの商品開発は「今のニーズを具現化するもの」で「これからのニーズを生み出すもの」の二つになっており、ユーザー目線に立った商品開発をしているので、敢えて「ブランド」ではないと言っているのでしょうね。
また、この二つの開発コンセプトをバランスよくそして皆様が想像する以上の商品を
適正な価格でお届けしてくれているので、コスパの良い製品に仕上がっており、その中でもサーカスシリーズは絶大な人気を誇っています。
テンマクデザイン「フルサイズグランドシート」【基本仕様】
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」【仕様】
- 素材:ポリエステルリップストップ150D(ポリウレタンコーティング)
- 耐水圧:2,000mm
- サイズ:442/315×265×H15cm
- 重量:本体1,228g、収納袋:50g
- 付属品:収納ケース
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」【特徴】
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」はサーカスシリーズにピッタリと合った五角形のグランドシートになっています。
また、周辺が全て150㎜ほど立ち上がったバスタブタイプのシートになっている事から、木の葉や砂利などが中に入りにくい形状になっているので、既成のインナーシートを利用しなくてもお座敷キャンプを楽しむ事が出来ますよ。
設営方法に関しても、サーカスお決まりのガイドロープを張ってペグダウンするだけでテントと一緒に簡単設置可能になっています。
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」【価格】
メーカー希望小売価格:¥9,680円(税別)
レアルチャイルド
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定価は9,680円とグランドシートしては高めですが、あまりの人気に再販の度に売り切れになっている事から、ネットでは2.5倍ほどの価格で取引されています。
そのため、正規のWILD-1ショップやオンラインで注文するのが良く、再販時に通知メール設定をしておくことがおススメです。
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」【レビュー】
それでは、「サーカス フルサイズグランドシート」を使用してみて気付いた事をまとめていきます。
【ポイント1】ソロテントして広々使える!
筆者はテンマクデザイン「サーカスTC DX」をソロテントして愛用しており、そもそもソロでは大きい幕ではありますが、「サーカス フルサイズグランドシート」を利用する事でかなりテントを広く使えます。
【ポイント2】ファミリーキャンプでも十分な広さ!
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」は、家族3人で利用する際にもコットとダブルサイズのインフレータブルマットを敷いても、十分な広さなのでファミリーキャンプにも最適ですよ。
【ポイント3】15㎝の立ち上がりでゴミが入らない!
一般的なグランドシートと違いテンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」は、立ち上がりが150㎜あり木の葉や砂利が中に入る心配がないので後片付けが簡単な事も良いですね。
【ポイント4】お座敷スタイルで横になれる!
そもそも、サーカスはシート無しで利用者が多いですが、テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」を敷く事により、お座敷スタイルキャンプが可能になり疲れたときに横になったりゴロゴロする事も出来ますよ。
【ポイント5】ポールの収まりが分かりやすい!
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」の中心部にはワンポールの差込口があり、グランドシートがキチンと張れているのかも分かりやすい仕様なので、初心者にもおススメですよ。
【ポイント6】ペグに引っ掛けるだけ簡単設置!
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」は五角形になっており、ガイドでペグを打ったのち隅のシートとテントを引っかけてポールを立ち上げれば完成で、設営が簡単なのも特徴ですよ。
テンマクデザイン サーカス【オプション品】
サーカスは、STとTCの人気シリーズがという事もあって、グランドシート以外にも数多くのオプション品が設定されているのでご紹介します。
テンマクデザイン「サーカスTC DX」専用 窓付きフロントフラップ サンドカラー
同じく取り付ければ更に広いリビングスペースを確保できるのが、メッシュ窓付きで採光・通風可能な窓付きフロントフラップサンドカラーです。
WILD-1
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テンマクデザイン サーカスインナーマット 4/5
サーカス用のメッシュインナーセット4/5専用のインナーマットで、1/5を外してインナーを手繰り寄せれば、3/5としても利用可能です。
Shining雅
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テンマクデザイン サーカスグランドシート ハーフ
15cmの立ち上がりで水などの浸入を防ぐ事ができ、土間ができるハーフサイズのグランドシートになっています。
WILD-1
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テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」【メリット&デメリット】
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」 を実際に使ってみてメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- 設営が簡単!
- バスタブ構造でゴミや石が入りにくい!
- お洒落なラグなどを利用できる!
- お座敷キャンプを楽しめる!
- 寒い季節に使用する事でテントの結露が防止できる!
- サーカスをより広く利用できる!
- 純正シートでピッタリ合う!
デメリット
- 価格が高め!
- 入手が難しい!
- 利用後シートを乾かす必要がある!
- 荷物が増える!
テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」:総合評価36点/50点満点
コスパ・・・・・★★☆☆☆
安全性・・・・・★★★★☆
メンテナンス性・★★★★★
耐久性・・・・・★★★☆☆
独創性・・・・・★★★★★
デザイン性・・・★★★★☆
希少性・・・・・★★☆☆☆
携帯性・・・・・★★★☆☆
利便性・・・・・★★★★★
汎用性・・・・・★★☆☆☆
サーカスシリーズの純正のグランドシートのため価格は高めですが、サイズもピッタリで端の立ち上がりもシッカリ上がるためゴミが入りにくく清掃もしやすいです。
耐久性は一般的なシートと変わらず耐水圧もそこまで高くありませんが、そもそもグランドシートとしては形状も特徴的でデザインも良好なので人気も高く入手が困難です。
シート自体は使わずにテントも張れてその分荷物になりますが、サーカスのテントをより広く使える事になるので利便性は高いですが、五角形のシートなので汎用性は低いです。
以上で、テンマクデザイン「サーカス フルサイズグランドシート」の評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。