スノーピークと聞くと、心躍るカッコ良いキャンプギアを提案する国内の老舗アウトドアメーカーですよね。
また、熱狂的なスノーピークファンのキャンパーが多い事でも有名です。
スノーピークのランドブリーズProの超進化が凄すぎる!!
そういう我が家もスノーピークのテントを所持しており、キャンプ歴は10年以上ですが、未だに初心者レベルでエントリーモデルのエントリーパックTTを愛用していますよ。
スノーピーク エントリーパックTT
そもそも、エントリーシリーズというグレードではありますが、見た目も良く、使い勝手も良い事から初心者から中級者や上級者も満足できます。
アルペン PayPayモール店
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また、エントリーモデルでも良いのですが、いずれは中級クラスのスタンダートモデルや、上級クラスのProモデルが欲しいなと思っていたところに良い発表がスノーピークからありました。
⇩スノーピークのエントリーパックTTのレビュー記事です⇩
ランドブリーズ モデルチェンジ
スノーピークで1996年に発売以来、技術の進歩や時代の変化とともにスペックアップや改良を繰り返し、ロングセラーの定番モデルとしてランドブリーズシーリーズに変化があるとの事!
ベーシックでありながら高機能スペックを備えた同シリーズが、2020年に居住性と機能性をさらに向上させて、スタンダートモデルから、最高峰のPROモデルに進化して快適な滞在を叶える最高峰ラインに変貌するみたいです!
ランドブリーズとは
そもそも、ランドブリーズはスノーピークを象徴するエントリー向けテントのアメニティドームが登場するよりも前に、1996年に『超高品質テント』として誕生したシリーズで、2人用、4人用、6人用があります。
スノーピーク ランドブリーズ2
SuperSportsXEBIO PayPayモール店
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スノーピーク ランドブリーズ4
アルペン PayPayモール店
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スノーピーク ランドブリーズ6
山渓オンラインショップYahoo!店
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その後も度重なるモデルチェンジも行われ、ランドブリーズはいつもスノーピークの品質を物語るスタンダートな存在でしたが、発売から24年経つ2020年にProラインとして生まれ変わりました。
ランドブリーズの変更点
ちなみに何が変わるの?
ここが皆さん気になるところかと思いますが…
まずコンセプトしては『世にないものをつくる』原点に立ち返っておこなった【定番】の改良との事で、3点の改良が見受けられます。
通気性の向上!
天井にメッシュパネルを配して、フライシートにも開閉できる窓を設け、更に前後左右の対角線上にもメッシュパネルを施し、テント内を一直線上に流れるように設計されています。
耐風性能の向上!
前室部分を見直し、以前の前室フレームは特に風の影響を受けやすかったために、前室フレームの形状をコの字型に変更し負荷を軽減し、加えて出入り口の高さを上げて、ファスナー内側の引手をスティックに替える事で、出入りする際の身体の負担を少なくする事が可能になっています。
生地性能の向上!
結露の軽減のために3と4の前室の天井にはライナーシートを施して、信頼性のある伝統的なフレームワークを採用し、耐風性もしっかり担保しながら、生地は破れにくく頑丈なリップストップを施したProスペックになっています。
実際、比較してみると
従来のランドブリーズ
従来のランドブリーズ6の特徴については、後室に大型パネルを備え、室内の温度管理がし易いランドブリーズでシェルターとドッキングした際も後室からの出入りがスムーズになります。
そして、エントリーモデルにはないマッドスカートも装備され、春先や秋口の冷え込みにも対応できるようになっているのがスタンダートモデルのランドブリーズです。
【仕様】
◇サイズ :300×300×162(h)cm
◇重量 :9.8kg
◇収納サイズ :75×23×27(h)cm
◇対応人数 :6名
◇室内高 :162cm
◇フライ耐水圧:ミニマム値1,800mm
◇ボトム耐水圧:ミニマム値1,800mm
スタンダートモデルのランドブリーズ6なら価格は税抜き92,800円
新しいランドブリーズ
そして、これが2020年度版Proモデルのランドブリーズです。
スタンダートモデルのランドブリーズ6と、Proモデルのランドブリーズ4を比較してみてみると、若干室内高は高くなっているのですが、見た感じがスポーティーなデザインフォルムに変わっており、通気性が明らかに向上したように見えますよね。
ただ、問題はマッドスカートが装備されていない!!
その為、使用するなら12~2月の厳寒期には通気性向上の為不向きという事で、厳寒期にはキャンプしない方なら問題はなさそうです。
しかし、Proモデルの割に春・夏・秋の3シーズン対応で、以前まで標準装備だったマッドスカートを無くしたのは、いかがなもんだと思いますけどね…
スカートが無い分、冬キャンプの際の寝具の防寒レベルを上げれば、結露問題を解決できるので撤収の時間を短縮できるのは良いかもしれません。
⇩スカートで結露発生する理由の記事です⇩
また、今回のモデルチェンジで間違えたらいけない事は、Proモデルのランドブリーズは1、3、4の型番がありますが、従来のスタンダードモデルのランドブリーズは2、4、6になっていますが、Proモデル4はスタンダートモデル6と同サイズですよ。
【仕様】
◇サイズ :300×310×165(h)cm
◇重量 :11.9kg
◇収納サイズ :75×24×28(h)cm
◇対応人数 :4-6名
◇室内高 :165cm
◇フライ耐水圧:ミニマム値3,000mm
◇ボトム耐水圧:ミニマム値10,000mm
Proモデルのランドブリーズ4なら価格は税抜き98,000円
エエッ!!?
Σ(;゚Д゚)!?
そうなんです!!
Proモデルのランドブリーズはお得
性能がスタンダートモデル⇒Proモデルと著しく向上したにも関わらず価格が5,200円しかUPしていないのであれば、超が付くほどお得に感じますし、スノーピークのProモデルに憧れを抱いているキャンパーには超オススメです!
ただ、そこまでの性能が要らず冬キャンプも楽しみたいというのであれば、スタンダートモデルでも十分すぎる性能ですから、ここは各自の価値観でしょうね。
スノーピーク ランドブリーズPro.1
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スノーピーク ランドブリーズPro.3
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スノーピーク ランドブリーズPro.4
SNB-SHOP
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スノーピークの保証
また、スノーピークの製品は基本的に高いかもしれませんが、神対応で名高い永久保証を考えれば他のアウトドアメーカーとは大きく違い、修理しながら使える事を考えると長い目でみるとコストパフォーマンスは良いのかもしれないですね。
⇩スノーピークの修理依頼の記事です⇩
まとめ【ランドブリーズProの超進化が凄すぎる!!】
最後に、テントの購入に関しては、他のキャンプ用品とは違って金額も大きいですし、キャンプスタイルによって使用テントが変わりますので、より慎重に選ばれる事が重要です。
しかし、スノーピークの憧れのPROモデルが格安で購入できて、耐水圧性能もアップしているのであれば、個人的には是非購入検討したいテントだと思います。