2025年秋には会社のメンバーとの上高地涸沢カールにて登山泊をして三段紅葉を楽しむ予定でした。
しかし山の天気が悪く予定を来年に延期したので予定が空き、せっかくなのでロードスターで紅葉ドライブと松本観光を楽しみながら松香寮オートキャンプ場で泊まってきましたよ。
松香寮オートキャンプ場に行こう！
急遽登山テント泊から予定を変更してキャンプにしましたが、以前からインスタのフォロワーさん数名からロードスターの場合どういうギアを使っているのかとの問い合わせをいただいていたんです。
そのため、今回は少しそちらの方もお話していきますね。
ロードスターキャンプのコツ！
そういう事で、筆者がロードスターで夫婦キャンプを行う際のギアのご紹介も一緒にしていきたいと思います。
そもそもNDロードスターはトランクが小さいので、キャンプギアを詰めたデルタのアルミコンテナを中心にテント、寝袋、チェアを配置していきます。
DELTA/MT ExtremeX〜30アルミコンテナ
その上にクーラーボックスや小型のギアボックスを入れて、夫婦の着替えなどを詰め込んでいきましょう。
そして、運転席と助手席のシートの裏にはテーブルやゴミ箱、マルチグリドルなどの薄い物を入れてギアの積載は終わり自宅を朝6時頃に出発しましょう。
安房峠で紅葉ドライブを楽しもう！
いつもなら松本に向かう場合は安房トンネルを利用しますが、今回は急ぐ旅ではないので旧道の安房峠を通って向かいましょう。
安房峠は標高もある峠道なので10月上旬でも木々が色付き始めており綺麗ですが、安房トンネルができる以前はここを通り抜けるだけでも場合によっては混み合い8時間もかかるほどの難所だったみたいです。
松本城へ行こう！
安房峠付近は多少雲が多かったですが、松本城へ到着すると一面青空で気持ちいいですね。
松本城は現存十二天守のひとつで国宝にも指定されており、左右対称のデザインは美しくて有名です。
松本城へ入ろう！
松本城へ訪れるのは筆者は3～4回ありますが、久々にくると以前と比べて外国人観光客が多くて驚きましたよ。
また今回は嫁さんが脚が悪い事もあって手帳持ちなので、夫婦で入場しても無料でしたのでありがたかったです。
そして天守からは今は渡ることができない埋橋の先の北アルプスの山々まで見渡せて絶景でしたよ。
松本城を散策しよう！
戦国時代に建てられた松本城は黒い城で、江戸時代の城の特徴である白壁の城ではないので武骨差が感じられてカッコいいですよね。
また、城郭もそこまで広くもないのでポカポカ陽気に日向ぼっこをしながら散策するにはおススメのお城でした。
松本市美術館へ行こう！
松本城を散策した後は、芸術の秋なので市内の松本市美術館へ行ってみましょう。
松本市美術館は、鑑賞の場、表現の場、学習の場、交流の場を4つの柱に、地域に根ざす総合美術館であり、屋外には草間彌生のチューリップのオブジェが出迎えてくれますよ。
中は基本撮影NGではありますが、撮影可能な場所もあるので楽しみながら芸術を鑑賞できましたよ。
ジンギスカンを買おう！
松本城と美術館をのんびりと見た後は、お腹も減ってきたので松本名物のジンギスカンを買っていきましょう。
筆者が松本に来た際にいつも買うのはジンギス館という専門店で、g単位で購入できるのでおススメですよ。
松香寮オートキャンプ場にチェックインしよう！
お昼ご飯のジンギスカンを購入した後は、本日のキャンプ地である松香寮オートキャンプ場でチェックインを済ませます。
今回こちらのキャンプ場を選んだ理由は、お風呂が併設されており価格も安くチェックイン時間が12時と早めだったからなんです。
スノーピーク ヘキサイーズ1を設営しよう！
今回利用したサイトはフリーサイトで、駐車場から少し距離はありますが荷物を運ぶのは問題ないレベルで、まずはスノーピークのヘキサイーズ1を設営していきましょう。
スノーピーク ヘキサイーズ1
ヘキサイーズ1は本来はソロテントではありますが、夫婦二人で利用する分には十分なサイズで荷物が載らないロードスターでもタープも使えて便利なんですよ。
松本は快晴！
キャンプ場に着いたのは12時前で設営が完了したのはその30分後でしたが、天気が良いので梓川沿いのキャンプ場からは遠くの山も奇麗に眺められます。
本当であればこの梓川上流の上高地から涸沢カールまでアタックする予定でしたが、荒天のために諦め平野の方で今日はキャンプを楽しみましょう。
ジンギスカンを食べよう！
松本にくるとジンギスカンを食べる事が多い我が家ですが、そもそも長野県は戦前から綿羊の飼育が盛んで羊肉を利用する為の料理講習会から定着したらしく、松本市内にはジンギスカン肉の販売店が結構あるんですよ。
また羊の臭みを減らして食べやすくするために､地元名産の信州リンゴを使用した特別なタレに漬け込むレシピが有名で、いつも通りラムとマトンを焼いていきますが、肉がうまいのは当然として野菜もシッカリとれるからキャンプにはおススメです。
食後は昼寝をしよう！
お腹が膨れた後は片づけを済ませて、テント内で昼寝の準備のためにエアーマットを膨らませていきましょう。
今回はロードスターでの夫婦キャンプなのでコンパクトになるエアーマットを持参しましたが、秋口くらいまでなら快適に昼寝ができちゃいますよｗ
オヤツを食べよう！
小一時間ほど昼寝をしていたら、もうすでに夕方で日も徐々に暮れ始めていきます。
そして夕食の準備をそろそろ始めていきますがお腹も空いたので、ここでオヤツタイムです。
夕飯におでんを食べよう！
オヤツを食べながら作るのは、最近朝晩は寒くなってきたのでおでんと〆の鶏ちゃん雑炊です。
また、ユニフレーム UFシェラカップ 900なら夫婦ふたり分のおでん2人前までは普通に加熱できるのでおススメです。
ユニフレーム UFシェラカップ 900
そして、おでんを食べた後は残った汁に味噌鶏ちゃんを追加して、保冷剤代わりに持参した冷凍ごはんを入れてネギを散らせば、洗い物やゴミも少なくなったうえに美味しくいただけますよ。
子供達に連絡をとろう！
家を空ける事が多い筆者達ですが、食後は子供達が気になり一応用意してきた夕飯をしっかり食べたかの確認をします。
子供とはいっても4人の子供のうち３人は成人しているので心配はありませんが、やっぱり三男坊の動向だけは気になるみたいで毎回これくらいの時間には連絡を入れています。
松香寮でお風呂に入ろう！
夕食の片付けと子供達への連絡のあとは、キャンプ場受付の松香寮にてゆっくりとお風呂を楽しみましょう。
ロードスターでのキャンプの場合はMTなので筆者しか運転できずチャックイン後筆者はすぐ飲酒するので、最近は温泉やお風呂が併設しているキャンプ場を選ぶ事が増えました。
晩酌しながらダラダラ過ごそう！
またキャンプ場にお風呂や温泉が併設されている場合は、夫婦で入浴時間が異なっても先に上がった方はサイトに戻れるので助かります。
外は完全に真っ暗ですが筆者は一人でサイト戻り、まずは風呂上がりにビールをいただきますが、やっぱり旨いですね！
一人で晩酌を楽しんでいると嫁さんも戻り乾杯して飲みながら、最後はテントに籠り動画を観ながらダラダラ過ごしてこの日のキャンプは終了です。
松香寮オートキャンプ場（二日目）
翌朝は６時前に目を覚ましますが、天気はあいにくの曇天です。
ただ今日は帰りに温泉に寄っていくだけなので珍しくのんびりしましょう。
栗ごはんを作ろう！
そして、朝食は秋の味覚の栗を使ったお手軽栗ごはんを作っていきましょう。
今回は白出汁を使った上品な味付けの中、栗の甘さが際立って美味しかったですよ。
そして、撤収を進めながら最後に緑茶を入れて一服してから、9時頃に松香寮オートキャンプ場を後にしましたよ。
泡の湯で混浴露天風呂に入ろう！
キャンプ場を後にて、のんびり紅葉ドライブを楽しみながら帰りに寄ったのは白骨温泉の泡の湯です。
ここは白く濁ったお湯の混浴露天風呂が有名で以前から来てみたかったのですが、あいにく筆者の休みである水木は定休日なんです。
ただ、紅葉が見頃の10月2週、3週は水木でも営業しているので今回初チェレンジです。
日帰り入浴営業開始10時30分に訪れましたが、それでも男女十名ほど入っており女性更衣室からは階段まで温泉が来ているのでそのまま入っても白いお湯で裸が見えない造りになっています。
一応、湯あみ着やバスタオルを撒いての入浴可なので、嫁さんはバスタオル持参でしたが、結局バスタオルを撒くのが面倒みたかったらしく全裸で堂々と入ってきたのには驚きましたよｗ
湯加減はぬる湯で長風呂ができて紅葉も奇麗なので結局内湯も含めて90分ほど、白骨の湯を堪能してから帰路につき今回のキャンプは終了です。
格安キャンプ費用【松香寮オートキャンプ場】
2025.10.7～10.8
- 松香寮オートキャンプ場：2,000円
- 食材費：2,658円
- 駐車場：660円
- 梓水苑：1,000円
- 泡の湯：2,000円
総合計：8,318円
今回の松本でのキャンプは観光にかかる費用が無料だったり、安房峠を通ったりしたのでコストもかからず楽しめて最高でした！
