一昨日と昨日の二日間で青森を堪能した我が家ですが、流石に遊び疲れてゆっくり寝ていたいですけど本日はチェックアウトをしなければいけません。
そして、次の目的地は岩手県の種山高原星座の森キャンプ場なので、そこまでの間は盛岡、遠野を観光しながら向かいますよ。
東北ファミリーキャンプの旅!【盛岡~遠野編】
今回の東北ファミリーキャンプは、三日前の夜に我が家を出て、二日前に下北半島や、青森、弘前を観光し、昨日は十和田湖周辺を楽しみました。
⇩今回のキャンプの記事です⇩
宇樽部キャンプ場(四日目)
本日、この宇樽部キャンプ場から撤収し次の目的地に向かう日ですが、生憎の雨模様で、今回のキャンプは毎日雨が降っています。
幸い小雨なので、昨日のようにホットサンド(缶詰焼き鳥バージョン)を作り、早々に撤収します。
先にインナーテントやギヤ類を片付け、テントとタープはゴミ袋に入れて、次のキャンプ地で晴れる事に期待しましょう。
十和田湖の乙女の像に行こう!
撤収後に青森でお土産も買ってなかったので、十和田湖観光を代表する乙女の像に向かいます。
また、天気が悪かったので家族を車に残し、嫁さんはお土産購入、自分一人で乙女の像見に行きましたが、駐車場から乙女の像まで1.0kmくらいあり遠いですね。
天候も悪く軽く走っていったのでアラフォーには堪えますが、お土産も購入し十和田湖のある青森&秋田を出て盛岡を目指します。
夏の盛岡で観光しよう!
まず最初に盛岡で寄ったのは盛岡城址公園です。
盛岡城址公園へ行こう!
キャンプ地だった十和田湖からだと東北道を利用して1時間半ほど距離ですが、こちらもやっぱり雨が降っています。
盛岡城は別名は不来方城(こずかたじょう)であると思われている方が多いですが、厳密には盛岡城の前身であり、両者は別の城郭なんですよ。
ちなみに、不来方城といえばお気付きの人もいるかと思いますが、「不来方(こずかた)の お城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心」教科書にも載っている石川啄木の歌でも有名ですね。
石川啄木自体は若くに肺結核で亡くなった人程度しか知識は無いのですが、城好きの自分からすると、この不来方城には昔から行ってみたかったんですよね。
そして、城址なので天守はなく石垣だけですが高さもあるので立派な城郭でした。
元祖平壌冷麺食道園で冷麺を食べよう!
そして、今回盛岡に来た理由は盛岡冷麺を食べる事で元祖平壌冷麺食道園で、到着が開店20分前の11時10分だったので、名前を書いて開くのを待ちます。
開店し店内へすると壁に商標登録番号がパクリの店多いんですね。
ただ、この店は冷麺有名店ではありますが本来は焼肉屋なので、客単価が低い冷麺だけを頼むのは如何なものかと思いましたが、ここまで来たし冷麺を人数分頼みます。
昨日唇を切った長女には辛くないものを頼むと、写真にあるカクテキが抜かれた状態で運ばれてきたので、お子さんと来店の際には子供用を伝えた方がいいですね。
ちなみに、食べてみるとモチもちした冷たい触感の麺自体も美味しく、スープに絡めると最初はそんなに辛くなかったのですが、徐々にカクテキの辛さが混ざり、ほどよく辛くなり美味しいですね。
ただ、夏休みシーズンの昼間に来客が思ったより少なかったのと、年配店員(店主?)が見た感じ偉そうで横柄な態度に感じたのがちょっと気になりました。
民話のふるさと遠野へ行こう!
そして、お腹もふくれ次に向かったのは、民話のふるさとで有名な遠野で観光です。
カッパ淵で河童を釣る!?
盛岡から遠野までは一般道で1時間ほどで、まず向かったのは常堅寺の中にあるカッパ淵です。
やっと雨が上がって良かったですが、この駐車場から400mほど歩いて常堅寺まで歩きますよ。
カッパ淵橋までは歩いて7~8分くらいですかね。
土淵町の常堅寺裏を流れる小川の淵には河童が多く住んでいて、人々を驚かし、いたずらをしたといわれています。
そして、本日のメインアクティビティの河童釣りにチャレンジです!
河童なんて釣れるの?と思いますが、釣りをしている最中に何と三男坊の竿に当りが!?と思ったら、餌のキュウリが外れただけだったんですけどね。
三男坊は河童が釣れたかもと大騒ぎに、こんな感じでカッパ淵そばには竿が置いてありるんです。
しかも餌のキュウリもセット済みですが、ここへ向かう前に駐車場近くの伝承園にて、事前に河童釣りの許可証を先に購入しましょう。
とおの物語の館で民話に触れ合おう!
河童釣りの後は、とおの物語の館で民話に触れ合いましょう。
とおの物語の館では、遠野で語り継がれてきた昔話の世界を見たり触れたりしながら体験・体感可能で、シアターや映像ライブラリー、絵本コーナーもあり、大人から子供まで楽しめます。
遠野座では、かつての造り酒屋の蔵を利用した劇場空間になっており、遠野の語り部による昔話や、郷土芸能などが楽しめますが、4歳児には映像の無い語り部さんの話しは3分しか持たずに勝手に出て行ってしまいましたよ。
種山高原星座の森キャンプ場へ行こう!
時計を見ると時間は15時頃で急いで買い出しと給油を済ませ、向かったのは遠野から1時間の奥州市種山高原にある種山高原星座の森キャンプ場です。
予定では管理棟から遠いフリーサイトを考えておりましたが、16時半頃到着という遅めの到着という事もあり、管理棟そばのオートフリーサイトを選択します。
東北は標高低めのキャンプ場が多いですが標高も800mあり、夕方の気温で24℃くらいで過ごしやすく1時間もかからず設営も完了で、テントとタープは濡れていましたが設営途中で乾いてよかったです。
また、この種山は文豪宮沢賢治に所縁があり、種山高原一帯の風景と気象に魅せられ、以後何度も訪れて「風の又三郎」をはじめ、数多くの作品を残したとの事です。
そういう事から、キャンプ場中心には「風の又三郎」の銅像が立っており、奥には我が家のテントサイトが写っています。
夕飯を食べよう!
そろそろ、夕飯の準備をしないといけないのですが、時間も無いので今晩は簡単手抜き料理です 。
まずは、鶏釜飯のもとで炊込みご飯とインスタント味噌汁で、おかずはカット野菜のレタス&キャベツの千切りにメンチカツ、そして豚小間切れとモヤシを焼き肉のタレで炒めた物です。
子供達が食べた感想ではBBQやカレーより、家と一緒の普通のご飯の方が好きという事を聞き、今までのキャンプ飯は何だったのかと思ってしまいます。
薬湯風呂へ入ろう!
種山高原星座の森キャンプ場の良い点は管理棟の薬草風呂に一人200円で入れる事で、規模は大きくないので一度に5~6人しか入れませんが十分です。
ちなみに、ここから国道まで5~10分降りたら温泉施設もあるのですが、歩いて30秒もかからない範囲にこんな格安のお風呂が付いているのは、キャンパーには助かります。
また、種山高原は標高800mあって、適度にそよ風もあり夜は涼しく21~22℃で湿度も低く快適です。
そして、遅めのチャックインで時間がないと思っていましたが、20時頃に薬湯風呂からも上がりマッタリモードで、お菓子などもゆっくりと食べて、21時半頃には就寝し本日のキャンプは終了です。
キャンプ費用【種山高原星座の森キャンプ場】
2019.7.30~7.31
- キャンプ場利用料
オートサイト代3,000円+薬湯風呂一人200円×5=4,000円
- 食材費:2,000円
総合計:6,000円
本日は観光&外食&高速&給油で12,000円前後だったので、この金額は有難いですね。