利賀国際キャンプ場は、南砺市利賀村にありテントからコテージまで多彩なキャンプスタイルが選べる百瀬川沿いにあるキャンプ場です。
近くには「天竺温泉の郷)では秘湯の湯も堪能できるので、大自然の中で思いっきり遊んだ後も、しっかりと疲れを癒す事が出来ます。
利賀国際キャンプ場
- 標高:669m(平野より気温-4.0℃)
- 住所:富山県南砺市利賀村上百瀬49
- 電話:0763-68-2556
- 受付時間:10:00~18:00
- 受付場所:管理棟
- オープン期間:4月下旬〜10月下旬 ※それ以外でもOKとの事
- サイト数:フリー10~20サイト、電源10サイト、オート10サイト
- 料金:フリー通常期:大人2,200円/子供(小学生) 1,100円
- IN&OUT: IN11:00~ & OUT~12:00
- 炊事場:2ヵ所
- かまど:2カ所
- トイレ:水洗
- 売店:売店有り、レンタル有り、自販機有り
- 入浴施設:車で3分で温泉
- 買い出し:車で40分でスーパー&ホームセンター有り
- その他:直火&打上げ花火は禁止です(手持ち・静音花火はOK)
- 総合点数:74点(100点中)
- 公式サイト:https://www.toga-camp.com/facility/
⇩利賀国際キャンプ場の利用記事です⇩
利賀国際キャンプ場【基本情報】
砺波市庄川地区から車で約40分、富山市八尾地区からだと40分ほどの旧利賀村(現在南砺市)にあるキャンプ場です。
富山県内にあるキャンプ場ではアクセスが悪いキャンプ場ではありますが、その変わり大自然を堪能できて標高も高いので夏でも涼しく利用できます。
また、百瀬川沿いで川遊びも出来る富山県内では数少ない夏キャンプがオススメなキャンプ場です。
2019年にリニューアルオープンしたキャンプ場で清流と森と、満天の星の中で川遊び、山遊び、 大自然を堪能できます。
その他に、宿泊スタイルも色々選べるので、各自好みのスタイルでアウトドアを楽しめます。
利賀国際キャンプ場【サイト状況】
サイト状況については、フリーサイトとオートキャンプサイトに分かれており、サイトの状況は河原の原野で人工的なサイトではありませんから、より自然を間近に感じられます。
また、フリーサイト&オートキャンプサイトとも、電源サイトも完備されているので便利に利用する事も可能です。
ただ、電源付きサイトは両方とも、区画が6m×6mのサイトに決まっており各5サイトあって定員5名で駐車場料金は無料です。
地面は土と草地のサイトで水はけは良くありませんが、ペグの刺さり具合は良好です。
利賀国際キャンプ場【利用料金】
料金については宿泊料と電源付きサイトの場合は区画料がかかる形式になっています。
サイト利用料金
- 繁忙期:大人3,000円/子供(小学生) 1,500円
- 通常期:大人2,200円/子供(小学生) 1,100円
オートサイト利用料/電源付きサイト利用料
繁忙期:1,400円/1,400円
通常期:1,100円/1,100円
デイキャンプ
- 繁忙期:大人 1,400円/子ども(小学生) 700円
- 通常期:大人 1,000円/子ども(小学生) 500円
利賀国際キャンプ場【設備】
炊事場
かなり広大なキャンプ場の為、炊事場とかまどは2カ所ずつあり、その中でも水道&炉は各8~10基あるので週末や大型連休以外は余裕があります。
設備自体は奇麗ですが、自分が利用したのは一般的な営業終了以降だったので、若干清掃があまり行き届いていないように感じました。
ただ、リニューアルして綺麗な設備も増えているので、今はキチンと管理が行き届いていう事でしょう。
また、直火に関してはファイアサークルがあるので、この場所だけが直火OKと認識すれば良いかと思います。
ちなみにキャンプ場内の薪は拾い放題です!
トイレ
オートサイトの中心部にあるトイレは新しく清掃状況も良くなっておりますので女性やお子さんも気持ちよく利用する事が出来ると思います。
管理棟横のトイレに関しては多少古さは目立ちますが、コチラも奇麗に清掃されていますので、不便を感じる事はないと思います。
また、管理棟横のトイレに関しては、障碍者用トイレも併設されておりますので、小さいお子さんと一緒にトイレを利用されるのであれば、管理棟の近くにテントを張る事をおススメ致します。
ゴミ捨て場
ゴミに関しては分別して処分する事ができ連泊されるキャンパーなどにとっては嬉しい配慮ですし、チェックインの際は生ゴミ用のゴミ袋も管理棟でもらう事が出来ますよ。
利賀国際キャンプ場【アクセス】
立地については、国道471号線からも近いですが国道と呼べる規模の道路ではなく、最寄りの五箇山ICからも40分ほどかかりますので、富山県内のキャンプ場としてはかなりアクセスは悪いと言わざるをえません。
その分、富山県内では比較的標高の高い669mほどもあり涼しく、百瀬川沿いで川遊びもできるので、富山県内では珍しく夏場の8月にも利用が可能なキャンプ場です。
そして、清流で奇麗な水ですからアブやオロロといった虫対策は必須で、快適に利用出来る期間は上記の虫が少ない梅雨明前の6月~7月、もしくは9月~10月だと思います。
利賀国際キャンプ場【ロケーション】
キャンプ場内は比較的に平坦になっているので車の走行やテント設営はしやすいとおもいますし、水はけもそこまで悪くないですよ。
そして、適度な小川や清流百瀬川もあるため、小さいお子さん連れのでも楽しめるキャンプ場だと思いますよ。
また、オートキャンプ場の奥の方に行くと、見慣れない合板造り建物があります。
良く見てみると、スノーピーク【snow peak】のマークが!?
この建物は有名な建築家の隈研吾氏のデザインで、木でつくられたトレーラーハウスになっており、名前は住箱と言うそうです。
ちなみに、住箱は、家というより、道具という感覚に近いコンセプトでスノーピーク【snow peak】から、400万円で販売までされています。
エアコンまで完備していますので気軽に宿泊できますね。
利用料金は…
施設
4棟、定員:2名、テント1張り設置可能
設備
ダブルベッド寝具付き、テーブル(IGTスリム)、ローチェアーショート2脚、エアコン、電源
宿泊料金(税込)
- 特例期(GW、連休):17,400円
- 繁忙期:14,500円
- 通常期:12,100円
キャンセル料
2日前 : 宿泊料金の20%
前日 : 宿泊料金の50%
当日 : 宿泊料金の80%
連絡無しの不泊 : 宿泊料金の100%
利賀国際キャンプ場【入浴施設】
天竺温泉の郷
利賀国際キャンプ場から車で3分の「天竺温泉の郷」は、利賀の最高峰「金剛堂山」の麓から湧出した天竺の湯は海抜800mの秘湯で露天、内湯どちらに浸かっても目の前には利賀の山々がひろがり絶景です。
平ふれあい温泉センター ゆ〜楽
利賀国際キャンプ場から車で30分の「ふれあい温泉センター ゆ〜楽」は、庄川峡の絶景をみながらのゆっくり温泉を堪能でき、合掌造り集落も近いので観光とセット利用するのがおススメです。
利賀国際キャンプ場【買い出し】
ひらせいホームセンター庄川店
利賀国際キャンプ場から40分の「ひらせいホームセンター庄川店」は業務スーパーやダイソーも入っているのでキャンプにも最適ですよ。
コメリハード&グリーン 庄川店
利賀国際キャンプ場から車で40分の「コメリハード&グリーン 庄川店」は、炭やキャンプ用品の購入も出来ますが、遠いので忘れ物をせずにキャンプへ向かいましょう。
利賀国際キャンプ場【周辺観光】
富山県利賀芸術公園
利賀国際キャンプ場から車で3分の「利賀芸術公園」は、毎年夏に演劇祭を行い、日本最大級の合掌造りの劇場、野外劇場など6つの劇場、景子場、宿舎等を要する世界に類をみない舞台芸術施設群です。
相倉合掌造り集落
利賀国際キャンプ場から車で30分の「相倉合掌造り集落」は国指定史跡であり、世界文化遺産として登録された文化財保護地域で、地域住民約40人が現在も生活しています。
菅沼合掌造り集落
利賀国際キャンプ場から車で40分程で行く事ができる「菅沼合掌造り集落」は、日本の原風景ともいうべき山村の景観も含めて、1995年12月に岐阜県白川郷、五箇山相倉とともにユネスコの世界文化遺産に登録されています。
利賀国際キャンプ場【おススメ度】
富山県の観光地で屈指の人気を誇るのが、世界遺産で合掌造り集落がある南砺市ですが、キャンプ場のある旧利賀村からは少々遠く、かなり距離もあるため観光には向きません。
ただ、キャンプ場は自然に囲まれた山の中にあり川も流れているので、キャンプ本来のアウトドアを楽しむのなら最適なロケーションです。
また、リニューアルして設備類も比較的綺麗で、設備も整っているのでソロ以外にもファミリーキャンプにも安心できますが、利用料金が県内でも一番高いのは気になりますね。
総合評価【74点】
管理状況・・・・・★★★★★★★★★☆【9点】
サイト状況・・・・★★★★★★★☆☆☆【7点】
利用料金・・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆【4点】
設備・・・・・・・★★★★★★★☆☆☆【7点】
アクセス・・・・・★★★★★★★★★★【10点】
ロケーション・・・★★★★★★★★☆☆【8点】
入浴施設・・・・・★★★★★★★★☆☆【8点】
買い出し・・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆【4点】
周辺観光地・・・・★★★★★★★★☆☆【8点】
おススメ度・・・・★★★★★★★★★☆【9点】
これで、利賀国際キャンプ場の評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。
⇩キャンプ場の評価方法の記事です⇩www.a-chancamp.com
※記事の内容については投稿時の状況ですので、実際利用される際には再度、各自で確認されますようお願い致します。