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別世界の有峰湖畔でサバイバル!有峰森林文化村 冷タ谷キャンプ場【前編】(富山県)#057

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6月に入れば富山県では冬季通行止め区間が解除され、半年ほど行けなかったキャンプ場にも行く事が出来るようになります。

 

前回のキャンプの時にも説明していましたが、今回は富山県内では数少ない有料道路を使った先にある冷タ谷キャンプ場へ行ってみます。

別世界の有峰湖畔でサバイバル!

富山といえば北アルプスの立山が有名ですが、その程近くの有峰エリアには有峰林道という、高速道路以外では富山県内唯一の有料道路があります。

 

有峰湖は標高1,000m以上あるので富山県内では別世界で涼しく、気温が高くなってきた梅雨入り前の富山でも、快適に過ごす事が出来るのが嬉しいです。

 

また、有峰は富山県立自然公園に指定されており、貴重な動植物や手付かずの自然を堪能する事は可能ですので、のんびりしたいソロキャンパーにはおススメのエリアなんです。

有峰有料林道 亀谷料金所を通ろう!

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有峰林道は6月に通行解除され、朝の6時から夜の20時まで通行が可能になります。 

この亀山ゲート(小見線)を通れば、30分もかからずに有峰湖に行く事が可能で、昔は山道が酷かったですが、最近は新トンネルなどの新道が出来ているので案外苦労せず有峰湖に行けるのは助かりますね。

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また、この有峰湖に来る事が出来るルートとしては比較的安全な亀谷連絡所以外に、水須連絡所と、東谷連絡所の3ルートがありますので、観光の事も考えてルートを検討しましょう。

有峰森林文化村 冷タ谷キャンプ場へ行こう!

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6月1日開通で連休、我が家からだと1時間ほどの距離、天気も連日晴予想で、来週から梅雨入り予想であれば、今回行くしかないと思い突撃しちゃいました。

 

⇩有峰森林文化村 冷タ谷キャンプ場の記事です⇩

www.a-chancamp.com

今回は、ソロで荷物も極力減らし8時頃に出発ですが、9時前には有峰森林文化村 冷タ谷キャンプ場に到着しキャンプ場内を散策し設営場所を探します。

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林間サイトは木陰で涼しそうですが、傾斜も酷く眺望もあまり良くありません。

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そして、やっぱり眺望を考えるなら湖畔サイトが一番です。

湖畔まで一輪車で荷物を運ぼう!

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巡回にきた管理人さんに受付を済ませ、一輪車を拝借し湖畔まで300mほどある凸凹の坂道を通り荷物を運びます。

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実は、コレが超重労働過ぎで重いし疲れます。

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設営は下り道ですから、一輪車にたくさん荷物を載せて2往復で運べましたが、撤収の事考えれば、今後荷物を減らす事が必須ですね。

 

薪&炭類、リクライニングローチェア、アイアンラック、焚火台、ペグケースなどを減らせば、荷物量が半分になりそうです。

湖畔サイトで設営をしよう!

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暑くなりそうなので、テント内に風が入りやすいようにいつもとは違う形状で設営し、完了しますが、梅雨前なのにブヨなどの虫が多過ぎです。

 

林間サイトは、涼しく虫はいませんでしたが、午前中の湖畔サイトは暖かいので、ブヨが藪から湖畔にたくさん集まってくて最悪です。

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また、今回は夜に星空をiphone11PROで撮影する初の試みの為、子供の運動会や発表会でしか使用せず、ここ数年お蔵入りだったビデオカメラの三脚を持ってきましたよ。

簡易スマホ三脚を作ろう!

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しかし、そのままではスマホは取り付けられず100均ダイソーで、スマホスタンド買ってきて脚を外して分解し、三脚のジョイント部分に結合します。

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ただ、星空がスマホで撮れるかが、若干不安ですけどね。

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設営も完了し、チェアに座ってのんびりしたいのはヤマヤマですが、虫が多くゆっくり出来ないのでキャンプ場内を散策し、夜の焚火の準備に取り掛かります。

焚き木拾いをしよう!

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幸い、有峰のダム湖そばなので、流木も多く10分もかからずに十分な量の薪を確保で出来ました。

 

また、テントの周りにも流木がいっぱい落ちていますので、重い薪を持参する必要はなかったですね。

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薪が確保できたので、次は焚き付けの杉の枯れ葉や、松ぼっくりを探しに、林間サイト内を探して回ります。

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ただ、キャンプ場内を歩いて回りますが、標高が高い自然林の為に杉の木自体がなく、松ぼっくりもほとんど落ちておらず困ります。

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しかし、伐採や朽ちた白樺がたくさんあり、白樺の木の皮は、杉の枯れ葉同様優秀な焚き付けになるので代用品としてゲットです。

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これで、夜の焚火の準備が完了し、時計を見たら11時頃なので有峰湖周辺を車で散策しながら、景色の良いところで昼食を食べたいですね。

有峰湖展望からの眺め!

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キャンプ場からは、車で10分も掛からず来れるのが有峰湖展望台で、来る際に通ってきたダムの上の連絡道路も見え有峰湖全体が一望出来ます。

有峰ビジターセンターで自然の勉強を!

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展望台から2~3分で行ける有峰ビジターセンターは有峰森林文化村の素晴らしい自然や歴史・文化をビデオ映画やパノラマ・パネルなどで紹介しています。

遊歩道案内、キャンプ場の利用等の受付もビジターセンターにて行っていますので、有峰に来たら是非寄ってみて下さいね。 

 

また、ビジターセンター周辺には宿泊できる有峰ハウスがあり、ここの宿泊者だけが有峰地区で唯一入浴が可能で、キャンパーも日帰り入浴できたら最高なんですけどね。

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有峰記念館はダム建設の歴史が分かる!

そして、向かいの有峰記念館は北陸電力所管の施設で、有峰ダム建設の歴史やダム建設前の住民の暮らし、電気事業などに触れる事が出来ますよ。

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中の1階はレストラン・売店で、2階は展示コーナー(有峰ダム建設記録やパネル展示)、3階は団体休憩所(要予約)があり、屋上には展望台も設置してありますよ。

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また、有料道路を通らないと来ることが不可能な有峰なので、自販機の飲み物は割高です。

バーべキューコーナーも利用できる!

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そして、ビジターセンターを山手に少し登っていくと、変わったオブジェが…

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更に先に進むとバーベキューコーナーを発見です。

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ただ、熊に注意の看板があるので慎重に利用しましょうw

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無料のバーベキューコーナー以外には、テニスコートも設置されていますので、ファミリーやグループでの利用もオススメですね。

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折立キャンプ場の下見に行こう!

有峰有料道路で折角きたので、薬師岳登山道入り口の折立キャンプ場の下見もしてみましょう。

富山県内の車で来る事が可能なキャンプ場の中では、最高標高1,356mもあるので避暑キャンプには最適で、装備が揃っていればファミリーキャンプにも良さそうですが、設備は登山者向けで最低限です。

 

⇩折立キャンプ場の記事です⇩

www.a-chancamp.com

東西半島遊歩道展望台でランチを食べよう!

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また、時間も12時を過ぎてボチボチお腹も減ってきましたので、見晴らしの良い東西半島遊歩道展望台まで、散策して展望台で昼食を取ろうと考えます。

 

片道800mで20分程の遊歩道ですから、ちょっと散策するにはちょうど良い感じです。

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車を停めて、アップダウンの少ない一本道の遊歩道を歩いていきます。

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一応、護身用にモーラナイフを携帯していますが、熊の目撃情報も多いのでドキドキです。

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大事な忘れ物を発覚!

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ようやく、開けた東西半島遊歩道展望台に到着しますが、樹木が伸びすぎて眺望はイマイチですね。

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そして、ベンチもあるのでお昼ご飯を食べようと、リュックからカレー麺とバーナーと水を取り出しますが、お湯を沸かすケトルやシエラカップ忘れましたよ。

冷タ谷キャンプ場でカレー麺をリメイク!

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結局キャンプ場に戻ってからお湯を沸かし、単にカレー麺を食べると芸がないですから、麺を食べ終わった後の残ったスープの中に、自宅で作ってきたチーズにぎりを入れます。

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そして、かき混ぜてチーズのとろみが出たところで、パセリを振りかければ即席のカレーチーズリゾットの完成です。

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シンプルで二度美味しいですし、スープも丁度よく冷めて最後まで飲み切れ、ゴミを少なく出来てオススメですよ。

バンドック ソロベースの寝床の準備!

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お腹も膨れましたが、ハプニングもあって時間は15時頃で、バンドックソロベース(軍幕)テントの寝床の用意をし始めます。

バンドック ソロベース
by カエレバ

メッシュのインナーテントの中にインフレータブルマット敷いて、三角形鋭角部分に着替えや、寝袋などの荷物を置くとインナーテント内がちゃんとした三角形になり、開放感がでますね。

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また、午前中と違い雲と風が多少出てきたおかげで、ブヨなどの虫もおらず心地良いので1時間弱お昼寝です。

 

自分がキャンプシューズとして使っている、コロンビアの919ミッド2オムニテックが良い具合に休息感を出してくれてますね。

コロンビア 919ミッド2オムニテック
by カエレバ

 ⇩コロンビアの919ミッド2オムニテックの記事です⇩

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今回は珍しく時間を贅沢に使いお昼寝までしていますが、ここで一旦終了です。

 

【後編】へつづきます。

 

⇩後編の記事です⇩

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