12月に入ると筆者の地元富山県は冬の空にかわり、ただでさえ天気の悪い日が多い北陸は晴れる日がほとんどなくなってきます。
そんなときに少し時間があったので、車中泊仕様にしたハイエースで日本大正村までサクッと遊びに行ってきましたよ!
道の駅 花街道付知で車中泊しよう!
ここ1~2年は嫁さんの休みが増えて、キャンプや車中泊に行く機会が増えてきましたが、社会人から小学生までの子供4人の食事の準備などが毎回大変なんです。
そこで今回は、休みの前日に翌日の食事を準備してお風呂にも入ったうえで、20時半頃自宅を岐阜葉面に向けて出発しますよ。
そして、高山に着いたのは22時頃なので、普段なら人混みでいっぱいの飛騨高山の古い町並みで有名なさんまち通りをハイエースで通りますが、深夜なら誰も歩いていませんね。
道の駅 花街道付知に到着!
そして高山と下呂を抜けて道の駅 花街道付知に到着したのは深夜の24時頃で、今回のハイエースはベッドを組んであるので、到着してすぐに寝床の用意をせずにそのままお酒を飲む事ができます。
また、道の駅 花街道付知を車中泊で利用するのは二度目で、ここは隣にローソンもあるので急な時に対応できるのが便利で、自宅からだと一般道で4時間ほどの距離なので夜に自宅を出るとちょうどいい時間関係になるんですよ。
さすがに12月の車内は寒いので、今回はソロキャンプで使っているフューチャーフォックスのアタッチメントヒーターとストーブファンで暖をとりながら、就寝前の晩酌を夫婦で楽しみます。
FUTURE FOX ヒーターアタッチメント
FUTURE FOX FOX-FAN
最初はこの装備ではハイエース内では火力不足かなと思いましたが、実際使ってみると十分な火力を維持できてファンで温かい熱を前面に押し出してくれるので十分車中泊でも活躍できますね。
ただ深夜に道の駅に着いたので1時頃には電気毛布と寝袋を用意して、就寝して本日の車中泊は終了です。
道の駅 花街道付知で車中泊しよう(二日目)
電気毛布が暖かくグッスリ眠り朝の6時には筆者は起き始めますが、嫁さんはまだまだ眠そうです。
イカの塩だれ飯を作ろう!
ようやく起きた嫁さんは化粧を始めたので、時間のかかる朝食の準備を車内で初めていきましょう。
着くのはお酒のツマミの海鮮珍味(イカの塩だれ)をそのまま炊き込んで、イカの塩だれ飯を作りましたが、簡単な割にシッカリとした味付けで美味しかったですよ!
食後はコーヒーを淹れよう!
道の駅での車中泊なので食器類は自宅に帰って洗うので、引き続きゆるキャン△でもみながら暖をとって、コーヒーを淹れていきます。
ヒーターアタッチメントを使えば、そのうえでヤカンのお湯を沸かせるので落ち運びに嵩張りはしますが便利に使えるのがよいですよね。
そして、朝の8時前には換気を済ませて道の駅 花街道付知を出発しましょう。
日本大正村を散策しよう!
道の駅 花街道付知を出発して9時頃には日本大正村に到着です。
恵那市には度々訪れてはいるのですが、今までは愛知県に近い明智光秀の生誕の地に来ることはなく日本大正村も初めてです。
そして、日本大正村をそのまま聞いた感じではテーマパーク的なイメージがありますが、明智の古い町並み全体がエリアになっており、点在する旧所を巡る事ができるようになっており、運動不足のアラフィフ夫婦には良い運動になりますね。
①日本大正村役場(旧明智町役場)を巡ろう!
そして、日本大正村では観光案内所と5つの旧跡を巡る、スタンプラリーも開催されており、まずは近くの日本大正村役場(旧明智町役場)を巡ります。
洋館の役場は大正時代の雰囲気を漂わせています。
②大正ロマン館を巡ろう!
実は最初に寄った日本大正村役場ではスタンプラリーをするかを迷っていたのですが、有料施設の大正ロマン館にきてスタンプラリーをやってみる事に!
大正ロマン館は大正村の施設の中でもメインになるほどの洋館で、地元の有名人やジオラマなど見ごたえは抜群でしたよ。
明智城跡で紅葉を楽しもう!
本来であればスタンプラリーの旧跡を巡るのが定石でしょうが、慌てる旅ではないのでのんびりと周辺も一緒に散策してみましょう。
近くには明智光秀の生誕の地である明智城跡があり、現在でも発掘が進められています。
また今年の紅葉は遅めという事もあって、ゆっくりと色づいた山道を散策にするのにもオススメですよ。
最後は丹波八上城に人質で悲劇的に磔にされた明智光秀の母の墓もあり、明智はのんびりと散策するのにはちょうど良い規模ですね。
③大正時代館を巡ろう!
明智城跡を散策した後は引き続きスタインラリーを再開するために、大正時代館を巡ります。
ここでは大正時代の出来事や大正天皇の紹介などがされており、15年しかなかった大正時代の事を学ぶことができます。
④大正の館(日本大正村資料館内)を巡ろう!
次に訪れたのは大正の館(日本大正村資料館内)です。
ここは当時の豪商の家を見学できて、当時の玩具、レコード、ポスターなどが展示されています。
⑤「茶房」日本大正村司葉子記念館を巡ろう!
そして、スタート時点で寄る事ができなかった「茶房」日本大正村司葉子記念館が最後の見学です。
ここは名前の通り喫茶店ですが、隣接する部屋や二階が昭和の映画俳優司葉子さんの持ち物が展示されていました。
大正村スタンプラリーの記念品とは?
2時間弱の散策で観光案内所にて最後のスタンプを押したら、スタンプラリー制覇です。
そしてもらったのはスタンプラリー記念品の日本大正村のクリアケースでしたが、正直使いどころに悩みますねw
ただ、健康的に古い町並みを夫婦で散策できたのでこれはこれで楽しかったです。
かわいでお昼ご飯を食べよう!
日本大正村でのスタンプラリーを楽しんだ後は岩村までハイエースで移動します。
そして岩村駅前の昭和感漂う店構えのかわいでお昼御飯です。
ここで注文するのはカツ丼ですが、ここでのカツ丼はソースかつ丼で甘しょっぱく煮込んだタマネギがカツの上に乗っており、美味しく頂く事ができますよ。
岩村城跡を散策しよう!
お昼ご飯を食べた後は日本三大山城の岩村城跡を散策です。
最初は岩村歴史資料館を見学して、その後に往復1時間の岩村城跡を散策しようと思っていましたが、雨が降り始めたので急遽迂回して上までハイエースで行ってみました。
途中かなり細い急勾配な坂道を上がるので、対向車が来ないかヒヤヒヤもんでしたが城跡の上までくると市街地まで一望できますね。
この岩村城は元は織田信長の叔母が一時的女城主になっており、武田信玄の進軍により寝返ったために、最終的には信長に逆さ磔にされるといった非業な死をを遂げたのが有名です。
特に愛知岐阜は信長、秀吉、家康の三人に出生の地という事もあって、多くの名跡が保存されているので歴史好きの方には楽しめます。
岩村町本通りを散策しよう!
そして、今回の車中泊のメインなのが岩村城下の町本通りを散策する事です。
この恵那市岩村町本通りは、重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、朝ドラ『半分、青い。』のロケ地になっていました。
実は最近NHKオンデマンドで『半分、青い。』を見ている夫婦としては主人公の生まれ育った昭和感が漂うふくろう商店街へ行ってみたかったんですよ。
江戸以前から残る古い町並みも素敵ではありますが、この昭和感のある町並みは昭和生まれのアラフィフ夫婦には落ち着きますよw
かめや菓子舗 / カステラcafeカメヤで休憩しよう!
また、午前中は青空が広がっていましたが午後からは雨がパラつき散策するには少々寒いですが、休憩に立ち寄ります。
寄ったのは美味しそうなカステラ屋さんの、かめや菓子舗 / カステラcafeカメヤさんです。
しかもコーヒーと2種類のミニカステラが付いて、今日の値上げラッシュの中430円と超リーズナブルなので、ついついお土産にカステラを買ってしまいましたよ。
その後は一路自宅に向けて帰路に着き今回の車中泊の旅は終了です。
今回の車中泊費用【道の駅 花街道付知】
2024.12.10~12.11
- 道の駅 花街道付知:無料
- 大正村:800円
- 食材費:539円
- かわい:2,420円
- かめや菓子舗:1,390円
- ガソリン代:8,550円
合計費用:13,013円
今回は初めてベッドをハイエースに設置しての車中泊でしたが、寝床が完備されているのでいろんな面で時短に繋がる事でいつでも楽しめるのが分かりましたよ!