令和元年(2019年)の7月下旬頃、子供達は待ちに待ったの夏休みに入りましたが、喜んでいるのは親である自分も一緒で、これでいつでもキャンプに行けると思ってウキウキです。
ただ、夏キャンプは暑いのが問題なので、今年は涼しい東北で避暑キャンプをしたいと思っています。
東北ファミリーキャンプの旅!【青森~十和田湖編】
2019年、北陸のジメジメとした鬱っとしい梅雨が明けたのは7月24日で、週末に向けて楽しいキャンプや旅行を計画されていた人も多かったと思います。
昨年の夏休みは涼しい北海道でのファミリーキャンプだったので、今年も進路を北に取って、我が家は東北は下北半島を目指す予定です。
⇩前年の北海道キャンプの記事です⇩
台風直撃でキャンプはどうなる?
東北キャンプに向けてウキウキ気分の中、週末の向けて台風6号が日本列島直撃です。
この台風で、残念にも計画を断念したご家庭も多かったのではと思いますが、我が家は幸い7/27日夜間に出発予定で、行き先は東北北部なので台風の影響は少ないと予想し思い切って青森に向けて出発です。
まずは、今回の東北ファミリーキャンプのメンバーは、自分と嫁さん、次男(中2)、長女(小6)、三男(4歳)の5人です。
※2019年当時です。
長男(高3)は夏休みでも学校が補講期間なので実家に預けてお留守番で、ちょっと可哀想ではありますが、思う存分ゲームが出来るので嬉しいみたいです。
長期キャンプで荷物をコンパクトにしよう!
また、キャンプ道具は昨年からコンパクト化を進めた結果、かなり荷物は少なくなりましたが、我が家の愛車エスティマ(7人乗り)に積載します。
通常の積載方法だと取り出しにくいので、前から2人+2人+1人の5人乗りに変更し、先ほどのキャンプ道具を載せていきます。
かなり、スッキリした状態で、後は着替え類やクーラーBOXを載せると、こんな感じで若干余裕があるのがベストです。
何故かといえば、最悪雨が降るアクシデントがあり、濡れたままのテントをゴミ袋に入れて運んだりする必要も出てきますし、お土産も買わないといけないですからね。
青森県下北半島へ向けて出発!
仕事から帰宅し19時には北陸自動車道に乗って北上しますが、案の定台風の影響で途中までは土砂降り状態で不安でしたが、新潟市内に入ると雨も上がりました。
そして、今回の東北ファミリーキャンプで最初に向かうのは、青森県の下北半島にある恐山菩提寺で、心配される方も多いと思いますが、自分としては昔から一度は行ってみたいと思っていたのです。
今までは本州の端の下北半島自体に今まで行く機会がなかったので、避暑の為に東北北部に行くなら、まずは一番遠い恐山菩提寺を目指しますよ。
下北半島は遠すぎる!
富山からだと本州の端の下北半島までは遠く、富山からだと昨年の北海道に行ったルートと一緒の日本海側ルートです。
高速で新潟県の村上で降り、一般道で山形県鶴岡に向かい、改めて高速に乗り山形県酒田で降り、再度一般道でという具合で青森県のみちのく有料道路までの間に5回も有料道路に乗っては降りるを繰り返します。
早く日本海東北道が全線開通になれば楽になのでしょうが、何とか青森市内に着いたのは富山を出てから約8時間の深夜3時頃です。
ただ、長時間運転もあって疲労困憊もあり、3時半頃にみちのく有料道路のパーキングに停めて1時間ほど仮眠をとってから恐山菩提寺に向かいます。
恐山菩提寺は幻想的な異世界!
恐山の開門時間は6時という事で5時半頃には駐車場に到着しますが、7/20~24まであった恐山大祭の影響の清掃時間などで、7/28の日曜日だけ開門が7時になりますと張り紙が貼ってあります。
事前に色々調べていましたが、ネットに書かれておらず夏休み時期の日曜日に清掃日を入れるとは如何なもんとは思います。
仕方がないので、トイレで朝の身支度(洗顔&歯磨き)を整え、近隣を見て回ります。
三途の川は渡れない!
恐山菩提寺から500mほど戻って、最初に訪れたのは三途の川で橋を渡る前に、奪衣婆「ダツエバ」と懸衣翁「ケンネオウ」の石像があります。
石碑をみると説明が記されており、簡単に説明すると人が死んで三途の川を渡る前に、奪衣婆が死人の身包みをはぎ、その衣類を懸衣翁が、三途の橋のそばに生えている柳の枝に懸け、その枝の垂れ具合で生前の悪行の重さをはかるそうです。
なので、皆さん、悪い事は慎みましょう。
恐山菩提寺が開門!
そうこうしているうちに7時になり恐山菩提寺が開門し、最初の門を抜けると、また門があり、ここからは地獄の世界です。
雰囲気はゴツゴツした岩肌の地面と、温泉も湧いているためあたり一面に硫黄臭が漂っています。
カラフルな風車がカラカラと回っており、怖いところでなく独特な静寂な世界です。
極楽浜は青かった!
空は曇っていたのですが、極楽浜の池に至っては池の水が薄い水色なところが幻想的で、本当の死後の世界のような静かな場所でした。
恐山冷水で若返ろう!
その後は恐山菩提寺を後にしますが、途中に恐山で有名な冷水を飲みますよ。
ちなみにこの冷や水の言い伝えでは、1杯飲むと10年若返り、2杯飲むと20年若返り、3杯飲むと死ぬまで若返ると言われる不老水です。
ここぞとばかりに、40代の嫁さんはグビグビと3杯以上飲んでいるので、若返りたい人は是非、恐山に行きましょう!
青森魚菜センター本店でのっけ丼を食べよう!
そして、恐山の後に向かったのは、青森市内の中心部にある元祖青森のっけ丼で有名な青森魚菜センターです。
ここでは、1,300円で10枚綴りの食事券を購入します。
そして最初に、ご飯1杯1枚、大盛りだと2枚でご飯を用意しましょう。
そして、自分の好みの具材を食券で購入し自分好みの魚介類で、のっけ丼を作ることができます。
自分はご飯大盛りで、イクラ、中トロ、マグロ赤身、ネギトロ、サーモン、ホタテ、イカが入ったのっけ丼が完成です!
海鮮市場なので、新鮮で安くお腹いっぱいに食べれ、子供達も好きな具材を選べたので大満足でした。
三内丸山遺跡へ行こう!
その後は、恐山で時間配分が狂ったものですから、当初予定になかった青森市内にあるに向かいます。
ちなみに歴史の教科書にも載っている有名な遺跡で、三内丸山遺跡は縄文時代前期中頃から中期末葉の大規模集落跡で、遺跡には住居群、倉庫群のほか、シンボル的な3層の掘立柱建物が再現されており、資料や出土品の展示施設もあります。
博物館の中はエアコンが効き涼しいのですが、一歩屋外へ出ると暑いです。
昨日の台風一過の影響か青森市内の空はどんよりしてますが、湿度も高く気温も32℃前後あり蒸し蒸し状態で、せっかくの東北北部なのに暑過ぎます。
弘前城で林檎シャーベットを食べよう!
そして、その後は青森市内から弘前市内の日本現存十二天守の一つに向かいます。
弘前の空は晴天ですが、青森よりも暑く弘前城址で販売されていた林檎シャーベットをいただきます。
味は、高知のアイスクリンのリンゴ味といったところで冷たくて美味しいです。
弘前中央食品市場で「いがめんち」を食べよう!
キャンプ場に向かう前に、弘前市場に寄って弘前市民のソウルフードをいがめんちを購入します。
味はイカが入ったスリ身っぽいメンチでして、正直味は微妙ですね。
宇樽部キャンプ場へ行こう!
そして、この後は弘前市内で給油&買い出しを済ませ、ようやく本日の宿営地の十和田湖畔にある宇樽部キャンプ場に1時間ほどかけて向かいます。
予定よりも遅めの16時半頃に十和田湖湖畔の宇樽部キャンプ場到着です。
宇樽部キャンプ場での設営とBBQ!
到着が遅めなので、家族一丸で早めに設営を済ませ、18時頃から夕食のBBQをスタートします。
また、スノーピーク エントリーパックTTは設営も簡単でファミリー向けには最適ですね。
スノーピーク エントリーパックTT
アルペン PayPayモール店
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自分一人だけ淋しく、煙&臭い対策で湖畔の砂地まで降りて焼き係に徹し、途中どんどんと日が暮れていき19時頃にはお腹も膨れてBBQ終了です。
宇樽部キャンプ場でキタキツネに遭遇?
そして、初日の宇樽部キャンプ場では温泉に行く時間もなかったのでコインシャワー済ませ、シャワーからテントに戻ってきたあと…
真っ暗な中、ヘッドライトを付けた人がコッチに向かってきますが、顔を見たら外国人(本人曰くカナダ人)です。
しかも、流暢に日本語で話かけてきて、聞くと先ほどキツネがこの辺りにいたと、スマホ動画を見せてもらっていた、その時!キツネがいると我が家の子供と外人が大騒ぎにw
まあ、昨年も北海道でも見ましたが、子供とすればキャンプ場にキツネが出たら興奮し、20時半頃に野生のキツネを見て本日のキャンプは終了です。
キャンプ費用【宇樽部キャンプ場】
2019.7.27~7.28
- キャンプ場利用料
テント&タープ400円+一人300円×5+駐車場510円=2,410円
- コインシャワー(3分100円):一人100円×4=400円
- 食材費:3,000円
総合計:5,810円
この他、観光&外食&交通費が28,000円程だったので、この金額は安くて助かりますね!