キャンプ&アウトドアブームの影響からか、度々SNSなどでゴミ問題などの見受ける事が増えてきました。
中には、海や川でバーべーキューをして、ゴミをそのまま捨ててくるなどマナーを守れない人が増えてくるのは悲しい事です。
キャンプ場のゴミを減らそう!『一人一拾運動』
2年前に、利用した天空のキャンプ場である陣馬形山キャンプ場に貼ってありました。
陣馬形山キャンプ場は当時管理人の常駐が無い無料キャンプ場で、一人ひとつのゴミをを拾って帰り、環境保持の協力をうたっていたんです。
こうした取り組みもあって、素敵なロケーションの無料キャンプ場で有名だったんです。
⇩陣馬形山キャンプスペースの記事です⇩
陣馬形山キャンプ場
しかし、陣馬形山キャンプ場は『ゆるキャン△』の聖地でも有名で、利用者増加のオーバーツーリズム問題で、2020年の春からは陣馬形山キャンプスペースは予約制になり、今年からは有料化されました。
また、予約制有料化になった背景は利用者増加からくる負荷が一番影響がありますが、これ以外にキャンパーのモラル&マナーの低下が根本にあったのかもしれませんね。
『陣馬形 誰がきれいに? みんながだ!!』
以前の陣馬形山キャンプ場には前述した標語に、『陣馬形 誰がきれいに? みんながだ!!』とあり、その効果もあって…
⇩炊事場に貼ってあった記事です。⇩
ここ陣馬形山キャンプスペースはマナーについては、キャンプ雑誌のBEーPALにも良い例として掲載されており【自主的に炊事場の掃除や&ゴミ拾いをする人が多く、マナー低下を防いでいる】との役場の意見が載っていました。
現実のゴミ問題!
しかし、利用したときの現実は記事とは真逆で、炊事場の排水4カ所中2カ所も詰まっている最悪の状態です。
排水溝に残飯&炭を流したのが原因です。
また、流した人は絶対に家では同じ事しないのに、キャンプ場だとどうしてやるんでしょうね?
特に無料キャンプ場で常駐管理人がおらず、本人が片付けない場合はずっと詰まったままになるのは分かり切っているでしょうに。
他にもキャンプのマナーやルールを守らない人が多く、全国各地の無料キャンプ場の中には廃止や有料になってしまったキャンプ場もあるのは悲しいです。
見て見ぬふりをなくそう!
自分は流石にこのまま放置は酷いと思って、標語のとおり、『陣馬形 誰がきれいに? みんながだ!!』という思いで、代わりにキレイに掃除をしてきました。
まずは排水カゴの中にあったゴミを取り除きます。
そして、ゴミに関しては自宅に帰って処分するだけの簡単な作業です。
本来キャンプ場の場合はゴミが出ないような工夫を事前にしておけば、こんな事にはならないので気を付けたいですね。
キャンプ場の注意事項は最低限のルールです!
ただ、当時現地にあった利用注意事項には排水溝の事は書いてありませんでした。
しかし、残飯と炭を排水溝に流したら排水溝が詰まるのは誰でも分かるので、他の人が迷惑になる行為自体は慎むべきです。
そして、もし炊事場を汚して万が一詰まらせる事があるのは仕方がない事ですが、その場合は責任もってキチンと清掃しましょう。
キャンプ場の迷惑行為を減らす対策!
キャンプ場で一番ダメなのは汚しっぱなしで、後は誰かがやってくれるだろうから、『知~ら~ない!』とするは最悪です。
中には、インスタ映えを狙ってゴミが出る料理を作ったり、油が多い調理自体も本当はキャンプでは控えるべきなんでしょうね。
油料理のゴミ削減方法!
我が家もオリーブオイルをたくさん使うアヒージョを作る事はありますが、食後にティッシュで油を吸収させてから洗う事で環境にも優しいです。
そして、あえて主食をバケットする事でオリーブオイルに浸して食べて片付けしやすいような工夫も必要です。
自宅下処理でゴミを削減!
調理も家で下準備する事でゴミを減らし、焚火台で炭や焚火の燃えカスは自宅持ち帰り、焚火台をウェットティッシュで汚れを落とし、自宅で洗う事で炊事場を汚さないようにする事は重要です。
確かに面倒ではありますが、調理前に、どう片付けるかを考えて料理を作るだけでも全然違いますよ。
何故、ここまで細かい事をいうのかというと、一部のモラルが無く、マナーを守れないキャンパーの為に、全国のキャンプ場の規則が厳しくなったり、中には閉鎖されるキャンプ場も出てきているからです!
焚き火での迷惑行為!
焚火は直火禁止のキャンプ場が多いですが、理由は焚火をする場所を考えずに、木の根っこや、奇麗な芝生を燃やす人が多いからです。
また、我が家も落ちている乾燥した焚き木を集めて焚火をする事もありますけど、中には生えている樹木をノコギリで切って、燃やす人もいるらしく考えられないです。
キャンプ場の騒音問題!
そして、自分が一番嫌いな迷惑行為が騒音ですが、気になる人多くキャンプ場でラジオや音楽を深夜まで大音量でかけるのは、本当にやめてもらいたいです。
どうしても大音量が良いならイヤホンかヘッドホンすればいいのに、大音量で夜遅くまで騒いでいるグループは『帰れ!!』と言いたくなります。
環境を考え非合成洗剤を使用しよう!
また、陣馬形山キャンプ場のように標高が高く下水道処理ができない炊事場は、自宅で使うような合成洗剤は禁止されている事も多いです。
結構難しい線引きで、自分も過去には間違った認識を持っていたのですが、非合成洗剤とは、商品パッケージの成分表示欄に【〇〇用石けん】と書いてある商品が非合成洗剤との事です。
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種類はそこまで多くは無いですが、洗剤というより分解されやすい石鹸という認識で、一般的な中性洗剤と比べ泡立ちは弱いので、あまり汚れる料理は控えた方が良いですね。
キャンプ場を気持ちよく使いたい!
昔、子供の頃によく言われた『来たときよりも美しく!』をモットーに、自分はキャンプ場を綺麗に使いたいと心掛けています。
また、記事を読んだ人はモラルがあってマナーを守れる人だと思いますので、ある意味模範になれるようにキャンプを楽しんでいただけますと有難いです。