10年キャンパーの目線に立って、図々しく全国のキャンプ場を徹底解説していきます!
今回は西日本で標高ナンバーワン1850mのオートキャンプ場である
胡桃島キャンプ場
基本情報からです。
Ⅰ.基本情報
標高約1,850mの高所にある岐阜県胡桃島キャンプ場は日本屈指の標高が高い場所にあるオートキャンプ場です。
キャンプ場からは目前に雄大な御岳が眺め、大自然に囲まれ森の中そのままの環境で、管理棟周辺にコテ-ジ7棟、奥のキャンプ場にはテントサイトは全部で59区画ありますし、区画サイズも余裕がありますよ。
管理棟で受付を済ませ、この砂利道をを車で1~2分走るとキャンプ場があります。
また、夏場も非常に涼しく体を動かして汗を流すのも良し、涼しい木陰で読書やお昼ねするのも気持ち良く、森林浴、バードウォッチング等大自然を満喫できるキャンプ場ですね。
そして周辺には、夏の涼しさとアップダウンを活かした飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアの宿泊施設として利用しても良いですよね。
Ⅱ.設備類
59区画もあるオートキャンプ場ではありますが、炊事場やトイレといった施設はある程度固めて配置されていますので、小さいお子さん連れの場合は多目的広場に面したサイトが良いですよ。
キャンプ場中心には急な天候の悪化の際に避難できるように、避難小屋が設けられているのは心強いですし、しかも冷凍庫までありましたよ。
炊事棟にはかまどやゴミ箱の設置もされています。
避難小屋そばには炊事場があり、多少老朽化が進んでしますが清掃状況も良く綺麗に管理されており、湧水を利用しているからか常に水が出ている状況ですね。
ただ、標高が1,850mもありますから水の冷たさは夏でも非常に冷たいです。
そして、テントサイトの奥にも小規模ではありますが、炊事場ありますし、コチラも御嶽山の湧水を利用しているからか水も冷たく、水を貯めた天然の冷蔵庫まで完備されていますよ。
そして、トイレ棟は2棟ありますが、一つは下水道処理が出来ない高所にあるキャンプ場でよく目にするバイオトイレです。
排泄物をオガクズと水分を使って、電気で温めて分解促進するトイレですが、汲み取り式とは違ってエコなトイレではあります。
こちらも、清掃状況がよく綺麗になっているので気持ちよく利用は出来そうです。
また、奥にもトイレがありますが、コチラは汲み取り式(ボットン便所)です。
古さは多少感じるものの、こちらも清掃状況が良いので抵抗なく使用できると思いますよ。
勿論、標高1,850mあってもコロナ対策はシッカリされていますので、ソーシャルディスタンスを保ちさえすれば、コロナも問題なさそうです。
そして、管理棟にはランドリースペースも完備されているので、長期滞在も可能になっていますよ。
炊事棟でゴミの分別して捨てる事が可能で、灰捨てようのペール缶もありますので、ここで全て処理できるので助かりますね。
Ⅲ.アクセス&標高
立地については中部縦貫自動車道の高山ICの、高山市内から国道361号線と一般道を使い60分程かかる御嶽山中腹にあるキャンプ場なので、アクセスは良くはありません。
ただ、標高が1,850mで高く林間サイトのため猛暑が厳しい真夏の避暑キャンプ地には最適だと思いますよ。
Ⅳ.場内ロケーション
キャンプ場から管理棟まで徒歩で5分かかりますが、ランドリースペースと自販機もありますので、急に飲み物が欲しいときには助かります。
ただ、御嶽山の登山道の入り口にキャンプ場があるので、標高も高く朝晩の冷え込みには注意が必要ですね。
各サイトには木札で1~59まであり、多目的広場に面したサイトも一応林間サイトではではありますが、広場に面しており明るいです。
その他のサイトは、完全に森の中にあってプライベート空間を確保されているので、静かにキャンプを楽しみたい方にはこちらがオススメですね。
そして、注意しないといけない事は、59区画全てウッドスペースにテントを張る感じになっているので、非自立式テントだったり、大型テントだと設営が厳しいです。
勿論車を停めるスペースにテントを張って、デッキで食事といったスタイルも可能になっています。
しかし、繁忙期などで駐車スペースを取れないと厳しいかもしれませんので、利用の際は必ず持参するテントのサイズや種類を考えた方が安全だと思います。
自立式の3~4人テントなら、丁度良さそうですよ。
また、キャンプ場入口近くから与十郎谷へ行く事が可能です。
与十郎谷で水を触ると流石に冷たすぎて真夏でも水遊びは難しそうですねw
また、管理棟があるコテージ群のそばからは、木道を利用して展望台に行く事が可能です。
木道と山道を3分歩けば展望台に行く事ができて周辺の山々や御嶽山まで見る事が出来ますよ。
そして、どうしても注意しないといけないのは大自然に囲まれ、入り口も一つしかありませんがキャンプ場内が広大ですので、お子さん連れで利用する際には必ず一人で遊ばせるのは気を付けましょう。
Ⅴ.周辺入浴&観光
濁河温泉 市営露天風呂
胡桃島キャンプ場から車で10分ほどで行ける濁河温泉の『市営露天風呂』の露天風呂は大自然の中でリラックスして温泉を堪能できますよ。
また、濁河温泉にはロッジや旅館でも日帰り入浴が楽しめますので、連泊で色々温泉巡りをするのもよいですね。
ファミリーストアさとう 石浦店
管理棟には売店がなく、最寄りスーパーも高山方面に車で60分ほどの距離にあるファミリーストアさとう石浦店がありますが、遠いので来る前に食材調達は必須です。
また、木曽方面にも同じ時間でイオンにいけますが、どちらも遠いですね。
飛騨御岳千町牧場
キャンプ場から車で10分でいける千町牧場からは、御岳、乗鞍が一望でき、のどかな光景が広がっています。
春から秋にかけては飛騨牛が放牧されていますので、のんびり散策するにはおススメです。
御岳ロープウェイ
御岳ロープウェイを利用し、標高2,150mの山頂駅舎からは、中央アルプス・北アルプス・乗鞍岳などの大パノラマが広がります。
標高2,150mから雄大な自然を楽しむことができるアルプスデッキは、天候が良ければ雲海を見ることもできますよ。
木曽馬の里
日本在来種である木曽馬が常時約30頭飼育されており、乗馬や馬車などを楽しむ事が出来ますよ。
夏場は道路脇から駐車場まで続いている放牧場や厩舎裏の放牧場に放されており、自由に触ったり道端の草を食べさせる事ができますので子供連れにも最適です。
飛騨高山古い町並
飛騨の小京都で城下町の中心、商人町として発展した高山の上町、下町の三筋を古い町並と呼んでいます。
高山に来たのなら是非観光したいスポットですよね。
総合評価
コスパ・・・・・★★★★☆
アクセス・・・・★★★☆☆
ロケーション・・★★★★★
設備・・・・・・★★★☆☆
周辺状況・・・・★★★☆☆
御嶽山中腹にあり、岐阜県では最も高い位置にあるオートキャンプ場で、それなりの広さもありますので、のんびりと自然を堪能するにはもってこいのキャンプ場です。
そして、標高は1,800m以上で更に林間サイトになるので、平地と比べて体感温度は12℃以上も低く感じれるので酷暑が続く時期には逃げ込みたくなりますね。
ただ、周辺には自然しかなく、有名観光地は多少遠いので観光するには違うキャンプ場を利用する方が良いかもしれません。
更に同じく買い出しも難しいので、キャンプに来る前に済ませておく必要ですよ。
以上で、胡桃島キャンプ場の評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。
※記事の内容については投稿時の状況ですので、実際利用される際には再度、各自で確認されますようお願い致します。
それでは、皆さんのキャンプライフの参考になれば幸いです~♬
↓ランキングに参加していますので、ポチっとクリックお願いします↓
↓共感できるなら気軽にブックマークお願いします(#^.^#)↓