7月1日は日本各地の夏山開山も多く、今回は登山を念頭においたキャンプを初体験をしてみたいと思います。
目的地は世界遺産白川郷を堪能しながら翌日に霊峰白山登山を目指して、さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイトに行ってきます。
- 世界遺産の白川郷合流で仲間と合流しよう!
- さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイトへ行こう!
- さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト(二日目)
- 格安キャンプ費用【さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト】
世界遺産の白川郷合流で仲間と合流しよう!
夏は暑く本来であれば標高の高い場所で涼しく快適にソロキャンプしたい筆者ですが、今年は新たな山岳キャンプを始める事になりました。
白山登山部とは?
実は、我が会社では社員の健康増進のため、いくつかのサークルがあり、その中に登山部があります。
ただ、金沢の営業所がメインの登山部で、白山だけを毎年1回修行感覚で登るといった、かなりニッチなサークルがあり、今年は無理やり参加をさせられる事になりました。
幸い、富山県内のキャンプ場も行きつくし、そろそろ山岳キャンプを経験してみたいと思っていたので、白山の室堂周辺の2,000m級でテント泊が楽しみで、初めて登山用テントとトレッキングポールを用意したんです。
そして、コレで準備万端と思っていたのですが…
登山口の●別当出合から山道を登って約3時間の●南竜ヶ馬場キャンプ場が営業していないという事実を知り、それならと富山県在住なら反対側の岐阜県側の平瀬道からアタックする予定に変更です。
そして、メンバーは東軍(岐阜ルート)6名、西軍(石川ルート)6名で、白山開山の7月1日に登る事になり、我が東軍は前日に世界遺産の白川郷で合流後、近場でキャンプをして翌日登る計画に決定です。
天生峠に行こう!
登山前日、東西ルート合わせて12名ですが、富山県在者は少なく自分一人は富山市方面から国道41号線&360号線を使い飛騨方面から天生峠を抜けるルートです。
かなりの難所の峠道ですが、ここは愛車MR-Sで軽快にドライブを楽しみながら天生峠で休憩ですが標高が1300mほどあり、結構肌寒いですね。
久々に、天生峠に来ましたが、ここは天生湿原でトレッキングを出来るみたいですね。
⇩天生湿原の記事です⇩
最近は、キャンプ飯の食べ過ぎで太り過ぎなので、涼しい湿原でのトレッキングはダイエットにも良さそうですが、合流時間もあるので天生峠を抜けて白川郷へ向かいます。
荻町城跡展望台から白川郷を眺めよう!
そして、一番乗りで集合場所の白川郷の荻町城跡 展望台に到着です。
ここは、世界遺産の白川郷で唯一無料駐車場になっており、合流場所には最適でメンバーが来るまで一人で荻町城跡を散策します。
まあ、散策と言っても城跡なので、見る個所も少なく規模も少ないので駐車場から徒歩2~3分あれば十分です。
また、この城跡からの眺めは最高で、世界遺産白川郷の合掌造り集落が一望できますよ。
お食事処「天守閣」でランチを食べよう!
徐々にメンバーも合流し、お食事処「天守閣」にて昼食です。
今回は平日の利用ですが、コロナ禍もあり予約でしか食事の提供をしていないという事だったので、事前に予約をして良かったです。
いただくのは、天守閣定食で飛騨牛のほう葉味噌焼きと、ニジマスの甘露煮、蕎麦、山菜の定食になっており、明日白山登山を控えているのでシッカリと食べて英気を養いますよ。
白川郷の郷土料理は美味しく栄養のバランスも良好で、登山前日には程よい感じです。
さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイトへ行こう!
昼食後は、白川郷で温泉に入ってキャンプ場に向かう予定でしたが思った以上に、白川郷は暑く、そのままさくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイトに車で15分程で向かいます。
⇩さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイトの基本情報です⇩
チェックイン予定より早い時間の13時頃でしたが、 管理人さんは快くチェックインさせてくれましたが…
最近、熊の出没が多いらしく、キャンプ場で火薬入りの空砲と、熊除けスプレーを受け取ります…w
流石に、色んなキャンプ場に行っていますが、この装備を渡されたのは初めてですねw
ネイチャーハイク「クラウドアップウィング 2 テント」 を設営しよう!
今回は、キャンプ場の利用者は自分達だけだった事と、熊が出る可能性があるという事で、管理棟のそばの広場で早速設営開始です。
今回は、普通のキャンプ場ではありますが、登山用の軽量テントを初めて張っていきます。
用意したのは、ネイチャーハイク「クラウドアップウィング 2 テント」 で、フライとインナーが一緒になっており、登山用は設営が簡単で5分程で設営完了です。
ネイチャーハイク「クラウドアップウィング 2 テント」
Naturehike JAPAN Yahoo!店
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⇩ネイチャーハイク「クラウドアップウィング 2 テント」のレビュー記事です⇩
さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト散策
設営後は、初めて来た、さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイトを散策します。
結構広いキャンプ場ですが、庄川沿いという事で夏場は川で水遊びも出来そうなので、子供連れのファミリーキャンプには最適なキャンプ場です。
焚き火&夕食
本来なら、登山キャンプには焚き火はNGなんでしょうが、今回はキャンプ場を利用なので先日入手した焚火台を使ってみます。
使うのは、最近流行のピコグリルのコピー品に近い、tokyocampの焚火台ですが、使ってみると案外使い易く秀逸です。
このサイズであれば串焼きもしやすく、豚バラブロック肉もそのまま焼けますね!
また、ピックを使えばクッカーも使えますし、そのまま棒付きウィンナーも焼けますよw
そして、今回の目玉はうなぎです!
明日が、登山という事で精を付けるために、豪勢に夕食は鰻丼でしたよ。
TokyoCamp 焚火台
TokyoCamp正規販売店
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登山前日は早く寝よう!
食後は早目に片付け、シャワーを浴びて20時前には就寝で22時に起きて、23時に登山口で東軍メンバー一人と合流予定です。
しかし、22時頃からイキナリの土砂降りに…
幸い21時頃には雨が小康状態になったので、このタイミングで撤収を撤収するしかなく、結局一睡もできずに登山をする事になります。
さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト(二日目)
そして、白山の平瀬道登山口駐車場についたのは予定通りの23時半頃です。
平瀬道登山口から登ろう!
土砂降り状態で、天気予報をみても明日の朝までは雨が上がらないため、仕方なく豪雨の中深夜に白山登山を決行します。
雨が降りしきる中、合羽を着てヘッドライトを装着完了です。
入山届も書いていざ山を登ります。
まず目指すのは、標高2,000mほどの登山道4㎞先にある大倉山避難小屋ですが、正直重い荷物を背負って、合羽を着ながら、豪雨の中、深夜に登山をする事自体が初めてです。
それに、大倉山までは標高差800mほどもあって、かなりしんどく写真を撮る余裕もありません。
大倉山避難小屋で休憩しよう!
0時頃から登り始め、2時半前には大倉山避難小屋に到着しますが、こんな悪天候の中、利用者は誰もおらず、ここで一度休憩です。
ここで、体力の回復のためにお菓子やホットコーヒーを飲んで、再度3時頃から白山の室堂を目指して再出発です。
カンクラ雪渓に阻まれる!
そして、避難小屋を出て1㎞歩いた先にあったのはカンクラ雪渓(帰宅後調べ)で、あまりにも雪が多く低温で雪の上はツルツルです。
しかも、アイゼンの装備もなく登ったので、これ以上登る事は危険と判断し残念ながら、ここから戻る事に…
※疲労困憊の中、心ではヤッターと思っちゃいましたw
白山下山しながら白水湖を眺めよう!
結局、カンクラ雪渓まで3時間弱かかり下山も5㎞を下る事になるのですが、途中大白川ダムのコバルトブルーの白水湖が綺麗で疲れも吹き飛びました。
また、使うまでは半信半疑だったのですが、初めて使ったトレッキングポールですが下りの中に膝などの脚の負担を軽減できて、かなり役立ちましたよ。
トレッキングポール
あきば商
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ようやく平瀬道の登山道まで戻ってきたのが朝の7時頃ですが、深夜の雨の中の登山がこんなにも疲れるとは想像以上です。
あさりのトマトチーズリゾットを作ろう!
下山後は登山道入り口の小屋で、本来なら白山頂上で食べるあさりのトマトチーズリゾットを作って朝食ですが、空腹もあって美味かったです。
桜ヶ池クアガーデンで温泉に入ろう!
食後は白水湖をみながら大白川露天風呂に入りたかったのですが、休業中で結局帰り道の東海北陸道の城端SAにある桜ヶ池クアガーデンで温泉に入ります。
登山後の温泉で足腰の疲れを癒し今回のキャンプは終了ですが、登山しながらのテント泊も涼しくて夏の避暑キャンプとして有だと思いました。
そして、今後は体力をつけて再度登山キャンプを楽しみたいものです。
格安キャンプ費用【さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト】
2021.6.30~7.1
- キャンプ場料金:駐車場代2,000円×2+一人500円×5=6,500円
(カット割り)1,300円
- コインシャワー:100円
- 桜ヶ池クアガーデン:630円
- 食費:1,000円
総合計:3,030円
別途、外食代と高速代がかかりますが貴重な経験も出来て楽しかったですし、夏はやっぱり涼しい登山でのテント泊は最高ですね!