登山用のテントいえば、軽さも大事ながら相反する耐久性も必要でどちらが欠けてもいけません。
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントなら両方を兼ね備え、更に二人用登山テントサイズで設営&撤収も簡単なので、登山初心者にもおススメのテントになっています。
- ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント
- ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント【レビュー】
- ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント:総合評価 42点/50点満点
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント
ネイチャーハイク(Naturehike)とは?
ネイチャーハイク(Naturehike)は、2010年に設立された中国の会社で、高い技術力をベースに、テントからスリーピングバッグ、アウトドアファニチャーまで、幅広い製品作りを行なっている総合アウトドアブランドです。
ハイスペック製品に対し圧倒的なコストパフォーマンスを実現し、生み出される製品のクオリティも高く、多くのキャンパーからも支持されています。
そして、中国メーカーとして敬遠される方も多いかもしれませんが、中国製品=安かろう悪かろうの時代は終わり、その中でもネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントは上質な登山テントに仕上がっています。
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント【仕様】
- 定員:2人用
- サイズ:(60+215)×132×90cm
- 総重量:1.52kg
- フライ耐水圧:PU 2,000mm
- フロア耐水圧:PU 4,000mm
- フライ材質:15D Double-grid Silicone Nylon
- フロア材質:20D Silicone Nylon
- ポール材質:7001高強度アルミニウム
- 付属品:フレーム一式、テント本体、レインフライ、ペグ、ウィンドロープ、テンショナー、フットプリント
- 生産国:Made in China
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント【特徴】
ネイチャーハイクのベストセラーテント「クラウドアップ」シリーズの最新モデルで、最新マテリアルの採用により軽量性と快適性を高い次元で両立しているテントです。
全く新しいフレーム構造を採用することで、非常に大きな居住空間と優れたベンチレーション性能を実現し、二人用サイズでありながら約半分のフライシートがインナーテントに付いており、設営時間を短くする事が可能です。
クラウドアップウィング 2 テントは重量がわずか約1.5kgとミニマリストのバックパッカーが求める超軽量テントです。
ハブとスイベルで連結した一体型のポールにより設営はスムーズに行え、ポールとフロアを立ち上げデッドスペースをなくしたインナーテントのデザインにより、最低限の重量で十分な居住スペースを確保できます。
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント【価格】
メーカー希望小売価格:¥21,800(税込)
価格は、ネイチャーハイク製品ではありますが値崩れしていない人気テントで、高めに売買されているので公式サイトで購入するのがおススメです。
また、ネイチャーハイクのテントの中では比較的高価になっているので、どこまでの性能や仕様が必要かを考えてみても良いですね。
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント【レビュー】
それでは、ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントを使用してみて気付いた事をまとめていきます。
【ポイント1】風雨に強い!
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントは、20Dナイロンで作られた耐水圧4000mmのフロアと、15Dダブルナイロン耐水圧2000mmレインフライで高い耐水性を誇ります。
また、軽量で耐久性のある7001スペースアルミニウムで作られたテントポールは、上高地での激しい風雨でも対応できました。
【ポイント2】軽くてコンパクト!
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントは重量は約1.5kgでコンパクトになるので、テント泊では少なめの容量50Lほどの登山リュックに十分収納できます。
また、他のギアも一緒にリュックに入れても余裕があるので登山では助かります。
【ポイント3】居住性が高い!
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントのインナーテント入口幅1320㎜×長さ2,150㎜あり、足元幅は1,000㎜あるので二人で利用できるようになっています。
また、ソロだと内部に就寝スペース以外に余裕があるので、テント内での居住性が高いのも特徴です。
【ポイント4】前室が広くて便利!
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントの前室は幅1,320㎜×奥行600㎜もあり広く、降雨時には前室で調理するスペースを十分に確保しながら、登山靴を置くスペースもあります。
また、テント高さは900㎜程あるのでテントで座りながら、天気の良いときは前室を開放し景色を眺めながらの食事もできますよ。
【ポイント5】結露に強い!
標高のある山岳部でのキャンプで気になるのは朝晩の結露ですが、フライシートのフロント部分は開閉可能なベンチレーションを備えています。
それに、ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントのインナーテントはマイクロメッシュになっており、通気性も高く結露を軽減でき夏キャンプにも最適ですよ。
【ポイント6】デザイン性が抜群!
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントは、フライシートがインナーテントを全て覆う形状ではなく、ウィング状に被せてあるためデザインフォルムが美しく、山岳キャンプ場ではカッコよく目立つ存在です。
【ポイント7】子供でも設営楽々!
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントは、フライシートとインナーテントが一緒になっている構造です。
そのためインナーを立ててからフライを被せる必要がなく、一度で組み立て可能で高校生の息子でも簡単に短時間で楽々と設営できるので、設営時に強風でも問題ありません。
ネイチャーハイク【その他のテント】
Naturehike(ネイチャーハイク)からは、他にもテントが販売されているのでご紹介させていただきます。
ネイチャーハイク シングルライディングテント
ネイチャーハイク シングルライディングテントは、ツーリングやソロキャンプに、初心者の方のはじめてのテントにも最適で、軽量で持ち運びに便利なだけではなく、使用後の乾燥や手入れがしやすいのはおススメですよ。
ネイチャーハイク クラウドアップ2 ウルトラライトテント
ネイチャーハイク クラウドアップ2 ウルトラライトテントは、自立式のダブルウォールとしては最軽量クラスのテントです。ハブとスイベルで連結した一体型のポールにより、スムーズな設営が可能です。
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント【メリット&デメリット】
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントを、実際に使ってみてメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- デザイン性が高い!
- ホワイトカラーで夜でも視認性が高い!
- 約1.5㎏の軽量テント!
- 二人用のテントして利用可能!
- ソロで使う場合は居住性が高い!
- シルナイロン素材で引き裂き強度が高い!
- インナーテントは通気性が高く涼しい!
- 高性能登山テントの割には安い!
- フライ&インナー一体式で設営簡単!
- ベンチレーションや通気性が高く結露を軽減できる!
- 高硬度ポールで風に強い!
- 高耐水圧で雨に強い!
デメリット
- ソロテントしては値段が高め!
- ソロとしてはサイズが大きめ!
- 通気性が高く冬キャンプには不向き!
- ホワイトカラーのため汚れが目立つ!
- 登山でテント泊をしない人には不向き!
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テント:総合評価 42点/50点満点
コスパ・・・・・★★★★☆
安全性・・・・・★★★★★
メンテナンス性・★★☆☆☆
耐久性・・・・・★★★★★
独創性・・・・・★★★★★
デザイン性・・・★★★★★
希少性・・・・・★★★★★
携帯性・・・・・★★★★★
利便性・・・・・★★★★☆
汎用性・・・・・★★☆☆☆
ネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントはソロテントしては高めです登山テントしてはコスパが良く、フライ&インナー一体型で設営時も安全に組み立て可能ですがメンテナンスはしにくいのがネックです。
また、雨風に強く耐久性もあり独特なテント形状でデザイン性も高く、ユーザーも少ないのが特徴です。
また、二人用のテントのしては軽く携帯性も良好で、山岳テントとしては居住性も高いですが、あくまでも山岳テントで一般のキャンプ場で使うには使い勝手は悪いと言わざるを得ません。
以上でネイチャーハイク クラウドアップ ウィング 2 テントの評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。