キャンプでの楽しみのひとつと言ったら自然の中で食べる美味しい食事ですよね。
一応、キャンプの際にカップ麺や弁当、また街中から近ければ外食という事も可能ですが 、キャンプに来たのであれば、キャンプでしか出来ない食事を皆さんは望まれるのではないでしょうか?
美味しいキャンプ飯を食べる為には!
そして、キャンプの際に何を作るか悩む方も多いですが、まず先に悩むのは料理を盛り付ける食器なんですよ。
⇩キャンプ飯のレパートリー記事です⇩
大自然の中で食事をするだけで美味しいのであれば、紙皿でもいいじゃん!
と言われる方もいるかとは思いますが、その場合はゴミが多く出たり風で飛んだりと大変な部分もあります。
キャンプでの食器5種類の徹底比較!
そこで、今回はキャンプする際にどんな食器が良いのという事を考えてきます。
使い捨て食器
まず、最初に我が家でキャンプを始める前にピクニックや花見などで利用したのは、使い捨て食器ですね。
インテリアパレットヤフー店
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利用した事ある方が大半だと思いますが、安くて便利でコンビニでも売ってるし、軽くて携帯性は良いです。
紙皿以外にもPS系の食器も市販されていますが、欠点は美味しそうに感じないという事と、軽すぎて風で飛んだり、ちょっと触れただけでヒックリ返す事も多々あります。
その他の問題としては素材柔らかさからくる持ちにくさや、使い捨てなので使用後は基本的にゴミになってしまいます。
そのため、キャンプで使用するには少々エコではないですよね…
樹脂系食器
そして、我が家がキャンプデビューした際の樹脂系食器ですが、利用してるキャンパーは多いのではないでしょうか?
フィッシングマックス
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ただ、食器セットって基本4人用で、我が家はキャンプデビュー当時は5人で食器を1つ追加購入して利用していました。
一応5人分スタッキング(食器を重ねる)をしてもケースに入り、持ち運びも便利で、落としても割れないというのは子供がいるファミリーキャンプには最適です。
しかし、油汚れに弱いというか普通の洗剤と水で洗っても油汚れが取りにくいんです。
何故、油汚れに弱いかなんですが、樹脂=プラスチックは油=石油から作られているので、油同士が科学変化で結合しやすく落ちにくくなるそうです。
ですが、キャンプ飯って案外油多いんですよね…
例えば、キャンプで代表的な料理のBBQの食器は肉の油でギトギトになりますし、カレーも油脂が多く含んでいたり、アヒージョに至ってはオリーブオイルで煮る訳ですから油汚れは追いて回ります。
ですから、綺麗に落ちない場合は自宅に帰ってから、お湯で再度洗ったりしてましたのでメンテナンス性はいまひとつですね。
また、最近では100均でもデザイン性の良い食器も増えているのは助かりますね。
ステンレス食器
樹脂系食器のデメリットとよりコンパクトにしたいと思ったのと、食器の数的な問題(6人家族)から、改めて購入したのはステンレス食器です。
みつばちショップ ハニービー
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こちらは、ステンレス製の食器が大小合わせて7種類食器が4セットずつ28枚も入っているので、6人家族でも全然対応できるのが良い点ですね。
また、コンパクトにスタッキングできるのが良く、ステンレス製なので油汚れも簡単に落ちますし、紙や樹脂に比べて耐久性もよく直接バーナーで炙る事も可能です。
ただ、ステンレスですから金属の欠点である熱伝導率の高さが問題になってきます。
どういう事かと言いますと、汁物を入れると熱くて持てないんです。
カレーライスを食べる際もご飯とカレーの熱で食器が熱くなり、基本的には食器をテーブルにおいて食べるという感じになります。
それ以外は、食器洗いに炊事場に行く際もスタッキングしやすく便利で、最近の100均でもステンレス製食器を販売してます。
木製食器
我が家では、サラダボールなどで木製食器を使っていますが、木製食器の良いところは何と言っても温かみがあり、料理が美味しく感じるという点ですよね。
ZOZOTOWN PayPayモール店
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ただ、見た目は良いのですが、持ち運びには重くてカサばり不便です。
以前に比べてスタッキング出来るものも増えてきていますが、キャンプ用の食器が全て木製だと重量もありますし大変だと思います。
また、木製食器の問題点は水に弱く、料理を盛り付けた後は早目に食べて直ぐに水洗いし(基本洗剤はNG)乾燥させないと、染みや臭いが付着するので、ゆっくり食事をしたい人には向かないかもしれませんね。
でも、食べ物をより美味しそうに演出してくれる器としては木製食器がピカイチでインスタ映えした料理写真を撮りたい人にオススメですよ。
なかには、ラッカー処理やウレタン処理してあるものあり水に強い物もありますが、今度はお湯に弱くなりますので、木製で本当に良いのは漆塗りなんでしょうが、和のテイストが強くなりすぎるので…w
ホーロー食器
ホーローは使った事ないのですが、有名システムキッチンメーカーでも採用されており、使い易さと耐久性も兼ね備えております。
eSPORTS PayPayモール店
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ホーローは金属の上に硝子の釉薬をかけて作るそうで高級感もあって素敵ですし、表面がガラスのような物なので、油汚れにも強いのは良いですよね。
ただその分熱伝導率が高く熱い物を注ぐと器自体が熱くなり、また内部の金属からサビが発生する事もあったり、落とすと割れてしまう可能性も無いとは言い切れません。
また、その分荷重もありますので、携帯性としてはオートキャンプだったら、そのデメリットは解消できますね。
キャンプ食器素材の格安から高品質までの違い!
今までの食器の特徴を説明してきましたが、実際のところは各自のキャンプスタイルのコンセプトで選ぶ事が一番重要な気がします。
あくまでも製品の一般的な特徴で評価しており、中には各デメリットを補う商品もあります。
ただ、その分お値段もしますが、結局はキャンプをする際に何に重点を置くかだと思います。
我が家では現在、携帯、耐久、汚れ落ちで優れているステンレスを使用していますが、徐々にお洒落な木製いいなと思い始めていたりするわけです。
そう考えると、終わりのみえないキャンプギアの沼って怖いですね。