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手軽に標高2,870mでキャンプをしよう!宝剣山荘テント場(長野県)#169

※本ページにはプロモーションが含まれています。

昨年は登山テント泊をする機会がなく残念ではありましたが、2023年は愛車もNDロードスターに変わり荷物を載せて山道もよりスムーズに運転できるようになりました。

そして、以前から中央アルプスでキャンプをしてみたいと思っており、梅雨真っ只中ではありますが同僚と宝剣山荘テント場に泊まり、木曽駒ヶ岳を登ってきましたよ!

宝剣山荘テント場へ行こう!

本来、駒ヶ岳に登るのであれば頂上山荘テント場を利用するのが頂上も近くおススメではありますが、筆者が向かったのは6月下旬でまだ頂上山荘は営業前です。

そのため、今回は6月から営業している宝剣岳そばの宝剣山荘に向かいますが、以前に乗っていたMR-Sはトランクがなく荷物を載せると一人でしかキャンプに行けませんでした。

 

しかし、NDロードスターは同じ二人乗りオープンカーでありながら、トランクがあるので早朝同僚を乗せて朝8時前には起点となる駒ヶ根に到着です。

無料駐車場に車を停めよう!

本来であれば、バスに乗る「菅の台バスセンター駐車場」に停めるのが良いのですが、駐車料金が一日800円かかり二日間なら1,600円なので、今回は節約するために「森と水のアウトドア体験広場 駐車場」に車を停めます。

ここは大田切川を隔てた無料の駐車場になっているので、こまくさ橋を渡って「菅の台バスセンター駐車場」を目指しますが、徒歩で5~10分なので負担は少ないですね。

しらび平駅までバスに乗ろう!

駐車場から歩きバスとロープウェイの往復チケットを購入しますが、空はどんよりとしており天候が気になります。

ただ、バスに乗ってしまえば後戻りはできず、しらび平駅まで約30分ほどバスの旅を楽しみましょう。

しらび平駅からロープウェイに乗ろう!

バスに揺られる事30分ほどでしらび平駅に到着です。

ここからは千畳敷駅までは7分ほどの空中散歩の時間ですが、恐れていたように霧が酷くなってきます。

登山の準備をしよう!

9時頃にはロープウェイで千畳敷駅に到着しますが、2,600mまで手軽に来ることができる千畳敷カールなのでお年寄りの方も多いですね。

そして、一歩外へ出ると辺りが霧で全く見えない五里霧中状態なので、ここで雨具などに着替えて宝剣山荘を目指しましょう。

以前、冬に千畳敷カールに来たときの天候とは大違いです。

宝剣山荘を目指そう!

雨具に着替え、千畳敷駅そばの信州駒ヶ岳神社で無事帰還できるようにお祈りをして、千畳敷カールのトレッキングコースを歩いていきましょう。

本来なら初夏の美しい千畳敷カールを見れたはずですが、生憎の霧が酷く景色は楽しめず八丁坂の登山道に15分ほどで到着です。

ここまでは登山装備がない方でも散策を楽しめますが、ここからは急勾配の八丁坂が体力を奪っていきます。

暑くて雨具を脱ごう!

気温は10℃ほどではありますが、さすがにテントなどのキャンプ道具一式を担ぎながらの登山は汗をかきます。

そのため、中腹で一度雨具を脱いで八丁坂を登っていきますが急登で疲れますが、宝剣山荘はすぐそこです。

宝剣山荘でチェックインをしよう!

千畳敷駅を出て1時間もかからず標高2,870mの宝剣山荘に到着で、チェックインを済ませますが、本日の予約は他におらず同僚と二人だけの貸し切りみたいです。

⇩宝剣山荘テント場の詳細情報です⇩

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ここまで上がると霧が晴れるかなと甘い期待をしていましたが、その期待も見事に裏切られテント場も真っ白な状態です。

ネイチャーハイク「クラウドアップ ウィング 2 テント」を設営しよう!

宝剣山荘の裏手にあるテント場で、天候の変化を期待しながらネイチャーハイク「クラウドアップ ウィング 2 テント」を設営していきます。

ネイチャーハイク「クラウドアップ ウィング 2 テント」は、ハーフフライのダブルインナーなので設営も簡単で一人で使うには十分な広さもあり登山にはおススメですね。

ネイチャーハイク「クラウドアップ ウィング 2 テント」
by カエレバ

⇩ネイチャーハイク「クラウドアップ ウィング 2 テント」のレビュー記事です⇩

www.a-chancamp.com

金沢「アルバカレー」を食べよう!

設営も済ませお昼には早いですが天候の回復を待って、ビールを飲みながら以前同僚にもらった金沢カレーを作っていきます。

実は先日同僚に金沢カレーの名店アルバのレトルトカレーを3つもらい家で食べたら美味しくて、つい登山にも持ってきてしまいました。

アルバカレー 中辛 180g
by カエレバ

しかも、電子レンジでも作れるようになっており、カレーも袋から出しやすいので登山にもおススメですよ!

中岳に登ろう!

昼食後はゆっくり休憩してテントを置いて軽装で中岳を目指しますが、辺りは変わらず真っ白ですね。

宝剣山荘テント場からは駒ヶ岳までの中間地点にある中岳ですが、距離も近くアップダウンも少なく20分ほどで頂上に到着です。

さすがに、こんな天候なので他の登山者も少ないですね。

木曽駒ヶ岳に登ろう!

中岳から一度下り木曽駒ヶ岳まで再度登りますが、距離も近く時間にすると20~30分で山頂に到着です。

中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳に着きましたが、辺りは変わらず真っ白で周りの景色は楽しめず残念です。

筆者がキャンプや登山で愛用している時計も、キチンと2,956mを表示しています。

木曽駒ヶ岳山頂でコーヒーを飲もう!

自分は何も持たずに軽装で登っていましたが、同僚がコーヒーを淹れてくれます。

そのとき、一瞬ですが青空が見え始めます。

そして、下界の景色が見えて興奮しますが一瞬の出来事で残念でしたよ。

ただ、全く見えない訳ではなく次に来る楽しみになりました。

宝剣岳に登ろう!

コーヒーを飲んで休憩した後は、宝剣山荘テント場に戻り今度はそばにある宝剣岳を目指します。

ここは三点指示などの登山技術が必要とされ、ヘルメット着用が推奨される危険地帯で山荘でヘルメットも800円で貸出されているようですが、今日みたいな日は登山者も少なく落石もなくノーヘルでも登れると聞いたので、自分一人でチャレンジしてみます。

途中からは、手で鎖と岩をシッカリ掴み、足をしっかり掛けながら少しずつ進みましょう。

落ちた即死レベルで怖かったですが、何とか宝剣岳登頂できましたよ。

ただ、同僚は危ないと言って一緒に来てくれませんでしたけどねw

牛サガリ飯を食べよう!

宝剣岳を登ってキャンプ場に戻ってきたのは17時前ですが、以前霧は晴れませんね。

辺りが暗く前に夕食にしますが、冷凍した牛サガリを持ってきたので豪勢にも「牛サガリ飯」を炊き込み、お酒を飲みながら余ったサガリで焼肉をしますがこれがめっちゃ旨いんです。

登山で疲れている事もあり、肉を喰いたい欲望もあってより美味しく感じられ、最後は炊きあがった「牛サガリ飯」も絶品です。

 

⇩牛サガリ飯のレシピ記事です⇩

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山の就寝は早い!

夕食後の片付けを済ませお腹もいっぱいになると、早朝3時起きなので眠くなり20時頃に目を覚ますと辺りは真っ暗ですね。

日も暮れ風も強い事もあり体感温度は2~3℃で寒く、宝剣山荘にトイレをしにいくのも億劫になります。

ただ、宝剣山荘は6月下旬でも石油ストーブが焚かれており、超文化的な生活に感じましたよw

 

トイレを済ませた後はテントに戻り、寝袋に入ればポカポカで再度眠りにつき本日のキャンプは終了です。

宝剣山荘テント場(二日目)

さすがに夕方眠っているので深夜2時頃には目を覚まし異変に気が付きます。

テント内が結露でビショビショ!

実は夜に一度起きたときにも気になっていたのですが、霧の影響で湿度が高くメッシュインナーの透湿性が悪い事もあり、インナーテントが外側が結露して水がポタポタ落ちてきます。

その影響でダウンシュラフは外側が濡れていますが、幸い寝袋はイスカ「エアプラス630」なので撥水性も高く濡れずに中はポカポカでした。

 

山岳用の軽量ダウンシュラフなので、値は張りますがこういうときには助かりますね。

イスカ「エアプラス630」
by カエレバ

⇩イスカ「エアプラス630」のレビュー記事です⇩

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深夜に撤収しよう!

十分睡眠をとって体力も回復しましたが、今後も天候の回復の見込みもないのでビショビショのテントを拭きながら深夜に撤収を進めます。

また、同僚も起こし山荘ストーブでテント類を少し乾かして、早朝下山の用意を進めていきます。

夜明けに下山しよう!

4時頃には夜も明けてきましたが、依然霧が深くて早朝に千畳敷駅まで下山しますよ。

5時前には千畳敷駅まで戻りますが、ここは24時間開いている事を山荘で聞いていたので、ここで朝食を摂りましょう。

ウィンナーラーメンを食べよう!

深夜に起きてから下山するまで食事を捕っていなかったので、外で海外用のスノーピーク「シングルチタンマグ600」を使ってウィンナーラーメンを作っていきますよ。

完成した後は暖かい駅の構内で外を見ながらいただきますが、流石に5時頃は誰もいませんね。

ロープウェイで下山しよう!

千畳敷駅の下りの始発は8時なので、のんびり休憩をとった後はロープウェイで一気に下山しますよ。

半分ほど降りてくると下界の様子が見え始めますが、下は霧もなく天気も良いですね!

この2日間は2,600~3,000m付近にいて、携帯も電波が通じず下界の様子は分かりませんでしたが、下は普通に晴れており超残念な山行でしたよ。

かつらの湯丸永旅館で混浴に入ろう!

下山した後は車に荷物を積んで帰路につきますが、昨日からお風呂にも入っていなかったので混浴で有名な白骨温泉に寄りますよ。

ただ、白濁混浴で有名な白骨温泉「泡の湯」は水木定休日なので、向かいにある「かつらの湯丸永旅館」で温泉に入ります。

こちらも露天風呂は混浴になってはいますが、基本男女が見えいないような配慮がされてるのでカップルや夫婦で利用するにはおススメですが、残念な事に他に利用者はいませんでしたよw

洋食亭「かつ貴」でソースかつ丼を食べよう!

今回は長野県駒ケ根まで行ってきながら、時間の都合もあり名物のソースかつ丼が食べれませんでしたので、地元富山に戻って激盛りソースかつ丼で有名「洋食亭かつ貴」でランチです。

筆者も度々訪れているお店ですが、同僚は15枚のソースチキンかつがのっている大盛りメニューを普通に完食しています。

そして、筆者は以前から気になっていた唐揚げ定食を注文しますが、肉の量は並盛で600gと唐揚げ一個がげんこつ大あり、お腹がパンパンになりましたよ。

久しぶりの登山テント泊でしたが生憎の天気で楽しめず、残念な結果になりましたが改めて木曽駒ケ岳を挑戦したいと思って今回のキャンプは終了です。

格安キャンプ費用【宝剣山荘テント場】 

2023.6.27~6.28

  • 宝剣山荘テント場:4,000円
  • 食材費:1,266円
  • かつらの湯:1,600円
  • 駒ヶ岳ロープウェイ&バス代:8,140円
  • 有料道路:1,580円
  • 洋食亭「かつ貴」:1,100円

総合計:17,686

今回は登山テント泊なので乗り物代が大半ですが、それ以外は費用も安くて次回は天気の良い日に登りたいと思いました。