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手軽に雪山登山を体感しよう!駒ヶ根キャンプセンター!(長野県)#123

※本ページにはプロモーションが含まれています。

筆者の地元は冬場は降雪もありキャンプ場が営業休止になるので、この時期はもっぱら県外キャンプ場に行く事が多いです。

 

そんなときに木曽駒岳の駒ヶ岳ロープウェイが冬季営業している事を知ったので、今回は今後の登山の下見を兼ねて極寒の駒ヶ根キャンプセンターに行ってきましたよ。

厳寒期の駒ヶ根で雪山登山とキャンプが楽しもう!

駒ヶ岳ロープウェイは、日本一の高低差を誇り950mを7分30秒で標高2,612mまで到達できて、夏であれば木曽駒ヶ岳山頂の2,956mまで約4時間で往復できるんです。

 

しかも、山頂付近にはキャンプ場もあって、いつかは行きたいなと思っていたところ冬季営業しているという事で、冬の雪山の手軽な体験と下見を兼ねて、まずは千畳敷カールを目指しますよ。

 

ロープウェイで安全とはいえ1月厳寒期の冬山に行くので、今回は登山経験者の同僚と一緒に向かいます。

冬の安房は極寒の世界!

今回は知人の遅刻にて、自宅出発が1時間遅れの早朝4時という初っ端からハプニングに見舞われます。

富山から駒ヶ根までは、松本の安房を経由して4時間ほどの道のりですが、流石は冬の安房の気温は朝6時で-13℃なので慎重な山岳ドライブになっちゃいますね。

駒ヶ根キャンプセンターに到着!

今回は雪の影響や遅刻もあってルートを変更し松本ICから駒ヶ根ICまで中央道に乗って、予定通りの8時には駒ヶ根キャンプセンターに到着です。

駒ヶ根キャンプセンターは今シーズンから通年営業しており、本日のキャンプ地にしましたが、今日の目的はここではありません。

 

⇩駒ヶ根キャンプセンターの基本情報です⇩

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そのため、すぐにチェックイン手続きを済ませ、オートキャンプ場にとりあえず車を停め設営をせずに冬山登山装備の準備です。

菅の台バスセンターでバスに乗ろう!

目的地の千畳敷カールに向けて徒歩10分の菅の台バスセンターに向おうとすると、管理人さんが好意で車で送ってくれてラッキーです。

車で送ってもらえたお陰で、菅の台バスセンター到着したのはバス時刻20分前で時間的な余裕も出来ました。

そして、9時のバスに乗ってしらび平駅へ向かいますが、バスの乗車時間は40~50分で知人はグッスリ熟睡中ですが、自分はこういう時は気持ちが高ぶって全然眠れない性分なので羨ましいですね。

駒ヶ岳ロープウェイで冬の空中散歩!

10時前に、しらび平駅に到着し今度は駒ヶ岳ロープウェイで一気に2,612mの千畳敷カールに向かいますよ。

乗車時間は7~8分と短いですが、冬の空中散歩も天気も良くて最高です。

冬の千畳敷カールは絶景!

ロープウェイを降りて外へ出るとすぐ宝剣岳が望め、下のカール(窪地)が千畳敷カールになっていますが、厳寒期にここまでの標高に来たのは生まれて初めてで感動です。

また、雲一つなく空の青色が澄んでおり、こんな青空を見たのも初めての経験ですね。

一緒に乗車していた方たちは、宝剣岳に向けて荷物を背負って雪山を登っていきますが凄いの一言です。

自分たちは冬山初心者で、スノーシューもないのでこれ以上進めず、今回は千畳敷カール付近にて贅沢にも雪遊びです。

積雪数mあり歩くたびに埋もれてしましますが、駒ヶ根市街地や南アルプスの山並みが一望できて絶景ですね。

また、特にすることもなく横になって景色を眺めていると…

遠くに、富士山山頂が見えてテンションが上がり、夏にはぜひにこの上でテント泊をしてみたくなっちゃいましたよ。

明治亭で「ソースカツ丼」を食べよう!

今回の千畳敷カールはあくまでの夏登山キャンプの下見だったので、装備も不十分で短時間ではありますが、次のロープウェイで下山しバスに乗り込みます。

そして、下山後は丁度お昼時間なので、駒ヶ根名物のソースカツ丼をいただきますよ。

過去に本店で数回訪れていますが、今回利用するのは明治亭「中央アルプス登山口店」で、下山後すぐにソースカツ丼を食べれて登山客にも人気のお店です。

そして、甘じょっぱいソースカツ丼が御飯に混ざり、シャキシャキのキャベツが良い口安めになり絶品で、何回食べても飽きませんね!

駒ヶ根キャンプセンターへ行こう!

お腹がソースカツ丼で膨れた後は、こまくさ橋を渡って駒ヶ根キャンプセンターまで徒歩で戻りますよ。

大田切川を渡れば巨石公園や花の庭を通って、下流に向かい歩いていきますが、こまくさ橋の上からの雪景色も綺麗ですね。

公園内も冬以外は草花が咲いているのでしょうが、冬場は雪で真っ白ですね。

ただ、地元の人に聞くと気温を下がるけど、ここまで雪が積もるのも珍しいみたいなので、ある意味レアケースみたいで、最後に雪の中でのカブトムシとクワガタの対戦をみて再度川を渡って駒ヶ根キャンプセンターに到着です。

テンマクデザイン「サーカス TC DX」を設営しよう!

キャンプ場に戻りテントを設営ですが、厳寒期なので今回は薪ストーブを使えるサーカスTCDXを張っていきますよ。

テンマクデザイン「サーカス TC DX」
by カエレバ

⇩テンマクデザイン「サーカス TC DX」のレビュー記事です⇩

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そして、極寒の雪上キャンプなので今回はMag Cruiseの「ぬくぬくヒーターチェアカバー」を使ってみます。

モバイルバッテリーでシートを温める事ができるので、冬キャンプにはおススメですがバッテリー消費量が多めなので温度設定は低めにした方が良さそうですね。

Mag Cruise「ぬくぬくヒーターチェアカバー」
by カエレバ

設営後は別行動を楽しもう!

設営途中に川の対岸にあるマルス信州蒸溜所の責任者の方が見学にみられ、少し話をしながら知人は設営完了後に見学にいき自分はその間にキャンプ場内の散策です。

キャンプ場内の散策を済ませ15時頃に休憩でコーヒーを淹れますが、すでに気温は氷点下4℃と寒く、知人が蒸留所から薪に使える樽材をもらってきてくれましたよ。

早太郎温泉「こまゆき荘」で温泉に入ろう!

ジッとしていても寒いので16時には、対岸にある早太郎温泉こまゆき荘に車で向かいます。

冷えた体を温めようと受付まで進みますが…

利用者がコロナ禍もあり、長野県民だけになっており急いで嫁さんにLINEでワクチン接種証明書を送ってもらい、何とか温泉に入れてポカポカです。

やっぱり、冬キャンプの醍醐味はあったかい温泉でのマッチポンプが最高です!

 

⇩マッチポンプの意味についての記事です⇩

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中華料理を食べよう!

温泉で暖まり16時前にはキャンプ場に戻りますが、すでに氷点下7℃で駒ケ根の冷え込みは尋常ではなく、早々に薪ストーブに火を入れましょう。

そして、本日作るのは火力のある薪ストーブで中華料理を作っていきますよ。

と言いながらも、作るのは自宅で仕込んできた回鍋肉と餃子とワカメスープですけどね…w

こんがり餃子も焼けたところで雪上でいただきますが、この環境下での中華料理もオツで美味しいですよ。

また、1月という事で餅を焼いてぜんざいを作り、食後のデザートもいただきますが、冷えた体にはたまりませんね。

体を温めるのにウィスキーを飲もう!

そして、食後は晩酌タイムで冷えた体をウィスキーで温めましょう。

 

先ほど知人が見学にいった蒸留所で買ってきてくれましたが、さすがにアルコール度数が高いですね。

外は氷点下10℃で空気も澄んでおり月も綺麗ですが、やっぱりテントの外は寒いですね。

 

ただ、駒ヶ根キャンプセンターの炊事場はお湯も出るので中華料理も油汚れも簡単に落ちるので有難いですね。

外は寒いので早めに横になりますが、今回は初めて使うKingcampの電気寝袋ですが、モバイルバッテリーを使用してどこまで暖かいかを体験しながら就寝し本日のキャンプは終了です。

駒ヶ根キャンプセンター(二日目)

朝5時頃起床しますが、テント内の気温は氷点下8℃と激寒です。

ただ、今回は初めてKingcampの電気寝袋は想像以上に暖かく、サイズも大き目なのでいつも冬キャンプで使っているマミー型ダウンシュラフより快適に眠れましたよ。

KingCamp usb加熱寝袋

by カエレバ

モバイルバッテリーで快適に眠れるので、今後の冬キャンプには欠かせなくなりそうです。

 

⇩KingCamp usb加熱寝袋のレビュー記事です⇩

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また、テント内のヤカンの中の水まで凍っている状況なので、早々に薪ストーブに火を入れます。

豚骨回鍋肉飯を作ろう!

サイドフラップを上げて外に出ると、昨日の晴天とは違い雪が舞っています。

雪上キャンプではありましたが、薪ストーブの熱でテント内の雪が徐々に解けていますが、朝食の準備を始めていきましょう。

朝食は昨晩の回鍋肉の食材の残りを使って、プチっと鍋の「とんこつ醤油」味で炊き込んでいく簡単にできる豚骨回鍋肉飯です。

テント内の温度もようやく+1℃になったところで完成ですが、手軽に作れる割には回鍋肉の美味しさが御飯に染みて美味しいです。

 

⇩豚骨回鍋肉飯のレシピ記事です⇩

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氷点下の雪の中での撤収は大変!

本日の天気は予報では悪くなる一方なので、朝食後に撤収を進めますがここでハプニングが起こります。

外気温が氷点下10℃近くになるので、ペグが凍って抜けずお湯をかけて何とか数本無理やりに抜く事なります。

 

今までも氷点下でのキャンプは経験ありますが、まさかここまでとは…

しかも、ビショビショに濡れたテントは、キャリアボックスに詰め込み自宅で乾かす必要がありますが、そのまま入れれるのは助かります。

 

昨年、子供達が大きくなってきて家族6人でのファミリーキャンプの場合、エスティマでは積載に限界があり、購入しましたがこういう形でも使えて便利です。

INNO「ルーフボックス シャドウ124 マットブラック」
by カエレバ

⇩INNO ルーフボックス シャドウ124のレビュー記事です⇩

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撤収が終わると、テントの場所がハッキリわかるくらい雪が解けて中はポカポカでしたよ。

四方路でローメンを食べよう!

雪の中での撤収は思ったよりも時間がかかり、帰りに伊那で名物のローメンを四方路でいただきましょう。

キャンプ漫画の「ゆるキャン△」で知った、伊奈名物のローメンですが皆さんご存じですか?

ローメンとは?

ローメンは、太い蒸し中華麺にマトン・キャベツなどを加えた伊那地方のB級グルメで、発祥当時は「炒肉麺(ちゃーろーめん)」と呼ばれていましたが、いつの間にか「炒」が取れて「ローメン」と呼ばれています。

店によっては汁のあるラーメン状の「スープタイプ」と、スープのない「焼きそばタイプ」がありますが、四方路は年配の女将さんの父親の代から味付けは変わっておらずシンプルな味付けで、自分好みで調味料をかけれて美味しいですよ。

また、昨日も食べましたが、四方路ではソースカツ丼セットもあってリーズナブルでおススメですよ。

お腹もいっぱいになり、帰りは豪雪の野麦峠を何とか抜けて帰路に着き、今回のキャンプは終了です。

格安キャンプ費用【駒ヶ根キャンプセンター】 

2022.1.19~1.20

  • キャンプ場利用料:

サイト利用料2,200円+入場料200円×2+車500円=3,100円

  • 早太郎温泉こまゆき荘:大人560円×2=1,120円
  • 千畳敷カール観光:バス往復1,660円×2+ロープウェイ往復2,540円=8,400円
  • 明治亭:1,685円×2=3,370円
  • 四方路:1,200円×2=2,400円
  • 有料道路:3,480円
  • 食材費:1,500円

総合計:23,370

今回は知人と乗り物と有料道路だけで10,000円以上でしたが、貴重な雪山登山も出来て伊那・駒ヶ根名物も堪能でき大満足です。