夏キャンプで一番気を付けないといけない事は暑さ対策ですが、その中でも重要なのが就寝時に快適に眠れるかどうかです。
そんな中、薄くて軽くコンパクトなネイチャーハイク ミニウルトラライト封筒型シュラフは夏キャンプにピッタリの寝袋ですよ。
ネイチャーハイク ミニウルトラライト封筒型シュラフ
ネイチャーハイク【naturehike】といえば、2005年に中国の寧波市で設立したアウトドア製品の会社です。
「light outdoor travel(軽量なアウトドアの旅)」をコンセプトに製品の研究開発から製造までをしていますが、中国製の格安アウトドアブランドと言った方が分かりやすいかもしれないですね。
ただし、中国製が安かろう悪かろうの時代は徐々に変わってきており、特にこのネイチャーハイクの商品はコスパも良い製品が多いのが特徴です。
そして、我が家が昔から愛用しているのがnaturehike Mini Ultralight Envelope Sleeping Bagです。
英語表記だと分かりにくいので…
日本語に直すとネイチャーハイク ミニウルトラライト封筒型シュラフですかね?
特に我が家の場合は、キャンプギアのコンパクト化のためにこの寝袋を4つ使用しています。
⇩キャンプギアのコンパクト化の記事です⇩
ミニウルトラライト封筒型シュラフ【基本仕様】
- 使用サイズ:190×75cm
- 収納サイズ:29cm×直径12cm
- 重量:680g
- 素材:生地:320Dナイロン(防水仕様)
- 使用環境:最低使用気温9度、快適温度15度


サイズに関しては、一般的な封筒型シュラフと変わらず2枚を合わせて大きく使う事も可能です。
そして、このミニウルトラライト 封筒型シュラフの一番の特徴は圧縮率ではないでしょうか?
我が家の4つのシュラフですが、圧縮を掛けて空気を抜くと500㎖のペットボトル並みの長さになるので、ファミリーキャンプで荷物を圧縮したい場合には最適の寝袋と言えると思います。
価格もリーズナブルですが、最低使用気温が8℃で推奨気温が15℃の3シーズン寝袋ですので5月~10月くらいまでが最適です。
まあ、追加で寝間着やブランケットや電気毛布を併用する事で、我が家の場合は冬キャンプでも問題なく使用しています。
勿論、冬用シュラフの方が温かいのは間違いないですが、マットで地表からの底冷えをを無くしたり、追加装備があれば工夫次第で何とかなります。
逆に、夏場は上に掛けるだけで十分です。
ミニウルトラライト封筒型シュラフ【価格】
メーカー希望小売価格:40$=約4,320円
Naturehike JAPAN Yahoo!店
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定価に関しては、公式ホームページ上では40$となっていますが、AmazonにNaturehike公式ショップがあるので、Amazonでの購入が一番安く2,300~4,000円前後で購入可能です。
また、日本にはネイチャーハイク【naturehike】の実店舗はありませんので、ネット購入だけになります。
ネイチャーハイク【その他のシュラフ】
正直、今回はシュラフの紹介ですのでオプション製品はありませんのでネイチャーハイクからは他のコンセプトのシュラフを紹介します。
ネイチャーハイク CW300 マミー グースダウン スリーピングバッグ
Naturehike JAPAN Yahoo!店
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高品質なホワイトグースダウンを使用した軽量コンパクトなスリーピングバッグです。
朝晩の冷え込みにもしっかりと対応でき、収納サイズが非常にコンパクトですので夏山での使用に最適です。
ネイチャーハイク グースダウン スリーピングバッグ 400
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3シーズン使用可能なレクタングラースリーピングバッグで、高品質な800FPホワイトグースダウンを400g使用しているので、朝晩の冷え込みにもしっかりと対応します。
収納サイズが非常にコンパクトなので、さまさまなアウトドアトラベルで活躍します。
ネイチャーハイク ULG マミー グースダウン スリーピングバッグ 1000
【公式】Naturehike ネイチャーハイク ULG マミー グースダウン スリーピングバッグ 1000 ULG Mummy Goose Down Sleeping Bag 1000 寝袋 シュラフ
Naturehike JAPAN Yahoo!店
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高品質な800FPホワイトグースダウンを使用した本格的な登山にも対応するハイスペックなスリーピングバッグです。
ダウンの保温性を最大限生かすボックスキルト構造、首部分の保温性を確保するネックカラー、ジッパー部分からの冷気の侵入を防ぐサイドチューブなど、寒さに対応するための装備が満載です
以上のように、ネイチャーハイク製のシュラフも種類が豊富ですからキャンプスタイルで最適な寝袋を選べますよ。
ミニウルトラライト封筒型シュラフ【レビュー】
そもそも、我が家がネイチャーハイクのミニウルトラライト 封筒型シュラフとインフレータブルマットを導入したのは数年前です。
北海道に長期キャンプに行くため家族分の寝袋を少しでも荷物をコンパクトにしたく、サウスフィールドの3シーズン寝袋の1/3以下の体積になるのが一番のメリットです。
⇩キャンプスタイルの変換記事です⇩
ただ、中国製品の為、ファスナーが生地に噛んだり、縫製が甘いところも多々ありますが、コンパクト化をする寝袋と割り切れば満足のいく性能です。
そういう意味では、我が家の【格安】に【コンパクト】という2点に重点をおくと、ネイチャーハイクのミニウルトラライト 封筒型シュラフが最適だった訳です。
メリット
- 安い
- カラーバリエーションがある
- 超コンパクト
- 軽い
- 冬キャンプをしないなら十分んな性能
- 使い方次第ではオールシーズン使える
デメリット
- 縫製が甘い
- ファスナーが噛みやすい
- 生地が薄い
総合評価 40点/50点満点
コスパ・・・・・★★★★★
安全性・・・・・★★★☆☆
メンテナンス性・★★★★☆
耐久性・・・・・★★★☆☆
独創性・・・・・★★★★☆
デザイン性・・・★★★★☆
希少性・・・・・★★★★☆
携帯性・・・・・★★★★★
利便性・・・・・★★★★☆
汎用性・・・・・★★★★☆
ネイチャーハイク ミニウルトラライト封筒型シュラフはリーズナブルで、3シーズン用の寝袋ではありますが、快適に眠れるのは晩春~初秋の間ですので、過度な暖かさの期待は禁物です。
また、表地には380Tナイロンを採用し撥水&防水性に優れており手洗い可能ですが、縫製やファスナーが若干弱く感じます。
コンプレッションバックでかなり圧縮できデザイン性もシンプルな割にユーザーは少なく感じます。
そして、軽くて携帯性も良好で複数で使った場合の利便性も良く、電気毛布などの追加装備を併用する事で年間通して使用も可能です。
以上でネイチャーハイク製のミニウルトラライト 封筒型シュラフの評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。