子供が4人の筆者ファミリーキャンプは、昔から観光と組み合わせる事がひとつのスタイルになっています。
キャンプを始めた当初は旅費を抑えるためでしたが、キャンプを始めて10年以上になり今回の子供達の春休みに九州へファミリーキャンプ旅に行ってきますよ!
九州でファミリーキャンプを楽しもう!
実は今回の九州キャンプは3年前から考えていたのですが、コロナ禍の影響もあり3年ほど遠征が出来ない状況でした。
また、以前には北海道や四国には行っていましたし、あとは家族は九州に行った事がなかったので、今回は日本本土最南端を目指します。
⇩北海道と四国キャンプの記事です⇩
長距離ファミリーキャンプはここを押さえよう!
家族での九州キャンプの憧れがありながら中々行けず、その間にファミリーキャンプ経験も増えて6人家族でもエスティマのトランクはこれだけの軽量化に成功しています。
まあ、ほとんどはエスティマの上部に付けたルーフボックス内は寝具類でパンパンですけどね…w
イノー「INNO」シャドゥ 124 マットブラック
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⇩ルーフボックスのレビュー記事です⇩
今回は長男も成人し車の免許も18歳に取得しているので、子供たちの春休みを利用して筆者、嫁さん、長男のローテションで運転できるのは、遠い九州に向かうのに助かりますね。
宮崎観光を楽しもう!
筆者の地元富山県を出たのが夕方17時頃で、そこから14時間のロングドライブで九州の宮崎に着いたのが翌朝7時です。
宮崎まで来るのに数回の休憩&給油をしてきましたが、本当に九州は遠くて疲れちゃいました。
青島神社で南国を感じよう!
宮崎県の日南海岸には朝7時頃着きましたが、生憎の曇り空で残念ですね。
駐車場に車を停めて日南海岸沿いを歩きますが、海岸沿いに植えられているヤシの木(フェニックス)が、南国気分を感じさせてくれますよ。
そして、日南海岸をしばらく歩くと見えてくるのが青島ですが、平日の早朝という事もあり観光客はほとんどいませんから快適ですね。
青島神社と鬼の洗濯板!
青島へ渡るのに橋を渡ると両端に鬼の洗濯板が見えますが、波の力で削られた岩礁を見ると自然の力強さを感じます。
青島神社は「彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神」の三神を祭っていますが、南国植物の中の青島神社の赤い社殿が神秘的ですね。
また、青島神社の奥に元宮は、周りの木々の間から太陽の光が降り注ぐ場所にあるのである意味パワーを感じてしまいますね。
鵜戸神宮は洞窟に参詣しよう!
青島神社を観光してからコンビニで朝食を購入し、車内で食べながら向かったのは鵜戸神宮です。
青島神社からだと一般道で1時間もかかりません。
鵜戸神宮は参拝するには崖にそって作られた石段をに降った先の洞窟内に本殿があり、山の緑に青い海に赤い欄干のコントラストは歩くだけで見応え十分です。
鵜戸神宮の創建は、ヤマト王権国家の基盤を整えたとされる第十代崇神天皇の御代と伝えられ、その歴史を感じさえてくれますよ。
都井岬で御崎馬を見よう!
鵜戸神宮を観光してから更に南下して10時頃には都井岬に到着です。
ただ、残念な事に灯台が改修中で見れませんでした。
しかも、都井岬に来る際には結構な山道を走り、車でゲームをしていた三男が車酔いが酷そうですが、しばらく休憩したら治ったみたいで良かったです。
今回、都井岬に来たのは日本在来馬の天然記念物御崎馬(みさきうま)を見るためですが、300年間周年放牧で飼育されているので、都井岬内を自由に動き回っていて自然に近い雰囲気を感じますね。
これを見て復活した三男は御崎馬に近づきますが、馬の視野は広く後ろも見えているので近づくと蹴られる可能性もあり危険なので注意が必要です。
大乃屋でご当地グルメを堪能!
都井岬から串間に向かうとお昼なので、ご当地グルメ野No.1と名高い大乃屋でランチタイムです。
頼んだのは、串間活〆ぶりプリ丼ぶりで、臭みもなくプリプリと引き締まった身に、2種のタレが相まって食が進みますよ。
そして、宮崎グルメといえばチキン南蛮ですが、こちらも食べ応え抜群でお腹いっぱいになっちゃいましたよ。
佐多岬野営場に行こう!
今回のファミリーキャンプの一番の目的は、なんといっても日本本土最南端の佐多岬に行ってキャンプをする事ですが、ランチを食べて大満足の後はようやく鹿児島県です。
ねじめ温泉ネッピー館で温泉に入ろう!
食後は更に南下してキャンプ場に行く前に、南大隅町のねじめ温泉ネッピー館で温泉に入っていきますよ。
佐多岬に向かう際に最後の温泉になるので寄らない訳にはいきませんね。
温泉はナトリウム・塩化物強塩泉なのでポカポカなりますが、肌が弱い人にはピリピリしますが、美肌効果抜群のバイタル還元水(マイナスイオン)風呂もあって女性にもおススメですよ。
佐多岬野営場でチェックインをしよう!
自宅から約1,400㎞と遠かったですが、16時前にはようやく佐多岬野営場に到着です。
佐多岬野営場は2021年10月に出来たばかりで、ファミリーキャンプをするには無料で施設も新しく事前予約やチェックイン手続きもないのでキャンプ旅にはおススメです。
⇩佐多岬野営場の基本情報です⇩
スノーピーク「ヴォールト」を設営しよう!
そして、今回は家族6人でのファミリーキャンプではありますが、4人用のスノーピーク「ヴォールト」を設営していきます。
実は4人用のテントでもシェルターとして使えば6人でも十分で、自分がテント設営中に子供達がテーブルやチェアなどの設営をしてくれるので20分で設営完了です。
スノーピーク「ヴォールト」
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我が家はアメニティタープとヴォールトのセットのエントリーパックTTを購入しましたが、テントだけでも十分使え設営も簡単なのでファミリーキャンプにはおススメです。
⇩スノーピーク「ヴォールト」の記事です⇩
日本本土最南端は大泊野営キャンプ場!?
設営も終わり、佐多岬に向かう前に日本本土最南端で有名な大泊野営キャンプ場で下見もしていきますよ。
昨年オープンした佐多岬キャンプ場に比べると、古さは否めませんが目の前が海になるので開放的で、最南端に来た実感が沸きますよ。
⇩大泊野営キャンプ場の基本情報です⇩
しかも、新しい佐多岬キャンプ場から800mしか離れておらず、景観を楽しみたいソロキャンパー向けには大泊野営キャンプ場は最高なので、キャンプスタイルで使い分けても良さそうですね。
佐多岬は日本本土最南端!
佐多岬野営場から車で15分南下すると、ようやく日本本土最南端である佐多岬駐車場に到着です。
日本本土四極には初めて到達ですが、今後は他の三極にも是非行ってみたいものです。
ただ、北と東は北海道なので、かなり遠いですがね…w
佐多岬展望台まで歩こう!
ただ、最南端の佐多岬まではこの駐車場から歩いて向かう事になります。
駐車場からトンネルを抜けて10~15分歩けば、佐多岬展望台に17時に到着です。
ここからは、天気が良ければ種子島や屋久島まで見る事が出来るそうですが、曇り空なので見えません。
ただ、西に目を向ければ「薩摩富士」の名を持つ開聞岳が薄っすらと見えますね。
そして、佐多岬のモニュメントで記念撮影をして、夕日を見れるまで1時間ほど待ちたいと思っていましたが、強風過ぎて家族に止められ仕方なく佐多岬野営場に戻りました。
タコライスを作ろう!
佐多岬野営場に戻ると、早速夕飯を作り自分が挽肉を炒めタンドリーチキンを焼いている間に、子供達も手伝ってくれます。
そのお陰で、あっという間にタコライス完成です。
6時半には辺りも暗くなってきたのでテントで夕食ですが、タコライスなら分担作業で大量に作る事が出来て、美味しいのでファミリーキャンプやグループキャンプにもおススメです。
今回の九州ファミリーキャンプの旅の1日目は、長距離の強行軍という事もあり21時には4人はテント、2人は車中泊で就寝し本日のキャンプは終了です。
引き続き、九州ファミリーキャンプの旅【後編】もご覧ください!
⇩後編の記事です⇩
格安キャンプ費用【佐多岬野営場】
2022.3.29~3.30
- キャンプ場利用料:無料
- 都井岬:400円
- 大乃屋:4,620円
- ねじめ温泉:1,800円
- 食材費:7,718円
- 交通費:35,970円
総合計:50,508円
今回の九州までは交通費がかかるのと時短を考えコンビニで食事も買っていたので、食材費がかかる分キャンプは無料で大助かりです。