昨今のキャンプブームにより、各社から心躍るような素敵なキャンプギアがたくさん発売されていますよね。
自分がキャンプを始めた10年程前から見れば、多種多様で各特徴を持ったキャンプギアギアが増えて個人的には嬉しい限りです。
ただ、多種多様のキャンプギアが出て来ると実際どうなの?と思われる事も多いと思いますので、コチラのコーナーでは我が家で使用しているキャンプギアのレビューをまとめていきます!
そんな中、今回紹介するのは…
スノーピーク エントリーパックTT
スノーピークといえば、厳しい自然での検証に裏打ちされたハイスペックな製品群を提供するキャンプ・登山・アパレルを中心としたアウトドアブランドです。
そして、デザイン性を追求したキャンプギアが多く、熱烈なファンが多い事でも有名ですが、価格もそれなりに高くて二の足を踏む方も多いのでは…w?
かくいう我が家も、いつかスノーピークのテントが欲しいなと思ったりした事もあり、キャンプ用品のコンパクト化が必要になったときに、このエントリーパックTTを購入しました。
⇩我が家がエントリーパックTTを購入した理由記事です⇩
特に気に入ったのは、スノーピークのトンネルテントであるヴォールトと、アメニティタープのセット販売で、このタープの小川張りのフォルムに心を奪われた事を、今でも覚えていますね。
美しい…w
Ⅰ.基本仕様
◇重量
テント / 7.9kg、タープ / 7.9kg
◇収納サイズ
テント / 66×25×25(h)cm、タープ / 80×17×19(h)cm
◇セット内容
[テント]テント本体、フレーム長(×1)、フレーム短(×2)、ジュラルミンペグ(×24)、自在付ロープ(3.0m×4、2.5m×8)、リペアパイプ(×1)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
[タープ]セット内容/タープ本体、コネクションテープ、スチールポール(280cm、240cm)、スチールペグ30(×8)、自在付ロープ(二又用10m×2、3m×2、2m×2) 、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
◇対応人数
4名
◇室内高
150cm
◇耐水圧
フライ耐水圧[テント]ミニマム値:1,800mm
ボトム耐水圧[テント]ミニマム値:1,800mm
UVカット加工:○
◇仕様
[テント] ● 材質:本体/75Dポリエステルタフタ、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン加工、UV加工インナーテント/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・フレーム/A6061(φ13mm)
[タープ] ● 材質:本体/210Dポリエステルオックス、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・テフロン加工、UV加工
スノーピークエントリーパックTTの特徴は、設営のしやすいテントと、定番のヘキサ型タープをセットにする事でコストを抑え、スノーピーク渾身のエントリーモデルになっているところですね。
特に、初心者がキャンプをする際に最も気になる事は、上手くテントを建てる事が可能かどうか重要です。
ヴォールト
そういう面では、セット内容のヴォールトは非自立式で、メインポールが3本を横に通し、後はペグダウンしてガイロープを張れば一人でも十分に建てる事ができます。
ファミリーキャンプの場合はご主人がキャンプ設営、奥様が子供の面倒と分担できるようなテントは特に初心者にはうってつけで、吊り下げ式のインナーを外せばシェルターとしても使えるのが嬉しいですね。
アメニティタープヘキサL
日中は日よけとして、また雨や風をよけるためにも、実はタープが重要で家族や仲間との団らんの時間に欠かせないアイテムですが、意外と一人で張る事が難しいです。
しかし、慣れれば一人でも立てやすく、風に強い王道タープ。ポールとペグがセットになっていますし、テントとセットの小川張りは美しいフォルムですよね。
Ⅱ.価格
メーカー希望小売価格:¥54,780円(税込)
OutdoorStyle サンデーマウンテン
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価格に関しては、スノーピーク製なのでディスカウントはされていませんので、店頭購入も、ネット購入もあまり変わりがないので、ポイント還元などを考慮してうまく購入されるのが一番です。
ちなみにエントリーパックTTのセット価格は54,780円ですが、ヴォールト:32,780円+アメニティタープ:29,480円を別々に購入すると62,260円になります。
そう考えれば、7,480円もお得になりますので、ヴォールトを購入するのであればエントリーパックTTを購入した方が断然お得です!
また、スノーピーク製の為に価格は安くはないですが、スノピークのメリットは洗練されたデザインだけでなく無期限保証がついてきます。
実際、我が家のタープのグロメット部分が破損し、修理依頼をした際には何と神対応の無料でしたので、良い物を長く使いたいとお考えであればスノーピーク製品は最適だと思います。
⇩タープ修理の記事です⇩
Ⅲ.オプション製品
正直、今回はテント類の紹介ですのでオプション製品は少なめです
エントリーパック TT ヴォールト用 マットシートセット
テントと一緒に考えたいにはヴォールト用のグランドシートとフロアマットではないでしょうか?
アウトドアショップベースキャンプ
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スノーピーク純正品のヴォールト用マットシートセットを選べば一番シックリくるのは間違いないですね。
ただ、純正品は高いと思ったり、以前使っていたシート類も一応は使えますよ。
⇩キャプテンスタッグやロゴス製のマットを使った記事です⇩
といいながら、結局は我が家も後日純正品を買っちゃいましたが…w
ペグハンマー PRO.S
たかがハンマーと軽く思われがちな設営道具ですが、スノーピークは徹底的に打ち込みやすい叩きやすいハンマーにこだわりました。
スノーピーク テント タープ ペグハンマー PRO.S N-002 sotosotodays
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グリップには滑り止めのローレット加工を施し、すっぽ抜け防止のベルトも付けています。
ペグハンマー PRO.C (銅ヘッドタイプ)
ヘッドはソリッドステークと同じ鍛造仕上げで、打撃部に銅ヘッドを装備するPro.CとオールスチールのPro.Sの2モデルを用意しています。
スノーピーク テント ペグ ペグハンマー PRO.C (銅ヘッドタイプ) N-001 sotosotodays
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銅ヘッドは打撃時の衝撃を緩和し、腕の疲労度も軽減してくれますので良いですよね。
ソリッドステーク20×6本
テントのヴォールトには付属ジュラルミンペグが24本付いてきますが、正直言えば他メーカーの付属ペグと同じく、強度は低く非常に曲がりやすいです。
ナチュラム PayPayモール店
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特に地面が固い砂利サイトではジュラルミンペグは使えないので、ペグで最強と名高い鍛造ペグであるソリッドステークの20cmを持っておいても良いと思います。
ソリッドステーク30×6本
ナチュラム PayPayモール店
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そして、アメニティタープに付属するスチールペグの代用品にはこちらのソリッドステークの30cmを利用するのが理想的ですよね。
しかし、ソリッドステーク鍛造ペグに至ってもやはりスノーピーク製は高い為、個人的には代用品の格安鍛造ペグでも十分だと考えます。
⇩格安鍛造ペグのレビュー記事です⇩
以上のように、確かに品質の良いスノーピーク製ではありますが、その分価格も高めに設定されていますので、予算を考えながら代替品で間に合う部分は代替品と割り切ったり、純正品にないメリットもあるので色々考えること自体が面白いですよ。
Ⅳ.レビュー
実際、我が家がこのスノーピークのエントリーパックTT使い始めてから、キャンプへ行く頻度が格段に上がりました。
理由は、一人でテントやタープ設営が簡単で、家族は荷物を運んだり、テーブルやチェアといったキャンプギアを拡げてくれるなどの分担がしやすくなったのが多きように感じます。
以前、使っていたのはキャプテンスタッグ製の自立式ツールームテントで、一人で設営をするには大きすぎて家族の手伝いが必要でしたから…w
⇩初代テントのレビュー記事です⇩
このエントリーパックTTが良い点としては、キャンプスタイルがロースタイル必須になる為、自然を感じる地面が近く心地良く、他のキャンプギアについてもロースタイルに合った物が推奨されるため、キャンプギアのコンパクト化に繋がりますよ。
メリット
・洗練されたデザイン製
・スノーピークの無期限保証付き
・ロースタイルのためコンパクト化ができる
・オプションパーツを代替品にできる
・オープンスタイルのため開放的
・シェルターしての利用が可能
・セット商品という事でコスパが高い
・一人で設営可能
デメリット
・スノーピーク製の為少々高め
・耐水圧が値段の割に低い
・ポリエステル生地のため結露が発生しやすい
・ポリエステル生地のため焚火の火の粉に弱い
・スカートが付いていないため冬キャンプ時は寒い
・開放的過ぎて虫が気になる
総合評価
価格・・・・・★★★☆☆
耐久性・・・・★★★★☆
デザイン・・・★★★★★
希少性・・・・★★★☆☆
携帯性・・・・★★★☆☆
使い易さ・・・★★★★☆
関連商品・・・★★★☆☆
名前のエントリーモデルの通り、スノーピークの初心者向けのテントセットですが、初心者限定といわず、中級者、上級者でも十分使えるレベルのテントです。
価格に関しては、スノーピーク製では比較的求めやすいセット価格になっており、耐久性に関してもスノーピーク製品は保証内容がしっかりしているので、故障しても修理してくれるのが有難いです。
そして、デザインに関しては小川張りのアメニティタープがセットになりますので、デザイン性はピカイチですし。
また、ファミリーキャンプではツールームテントが多く、開放的になるエントリーパックTTは目立ちますし、アウトドア店やネットでも比較的購入はしやすいですよ。
携帯性に関しては一般的なファミリーテントと遜色ないですが、必然的にロースタイルキャンプになる事で、他のキャンプギアがコンパクトになりますし、使いやすさもエントリーモデルですから、大人一人での設営&撤去も可能になっています。
また、関連のオプションパーツもありますが、スノーピーク製で高めの為、自分のキャンプスタイルに合わせて代替品を追加していくのも面白いですよ。
以上でスノーピーク製のエントリーパックTTの評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。
それでは、皆さんのキャンプライフの参考になりましたら幸いです。
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