二日前の夜に出発し強行軍のうえ、昨日は丸一日観光していたため家族は皆グッスリで眠っています。
東北ファミリーキャンプの旅の三日目は、この宇樽部キャンプ場に連泊予定なので本日は近場でのんびり観光を楽しみたいものです。
東北ファミリーキャンプの旅!【奥入瀬~八甲田編】
初日の夜は富山を出て、翌朝に本州最北端の下北半島恐山に向かい、青森、弘前と観光して十和田湖湖畔の宇樽部キャンプ場に泊まりました。
⇩前日の記事です⇩
宇樽部キャンプ場(三日目)
前日は長距離運転で昨晩は疲れきって早目に寝たので、早朝5時前に目を覚ましました。
正直まだ眠たいですが、真夏の十和田湖の朝5:00の気温は21℃で快適です。
東北キャンプ初日は台風一過の影響で雨は降らず青森も30℃以上で暑かったですが、今日の天気予報は雨で心配してましたが、多少青空も見えたのでホっとしました。
ちなみに我が家は5時過ぎだとこんな感じで、嫁さん、子供三人は雑魚寝で爆睡中で、寝相も悪く寝袋から飛び出ていますねw
ホットサンドを作ろう!
空も随分明るくなってきましたし、うるさい子供も寝ているので、今回は初めて料理を撮影しての「え~ちゃんクッキング」です。
⇩手軽に簡単キャンプコーナーも人気です⇩
マウントスミ ホットサンドメーカー
Mt.SUMIのホットサンドメーカーは、同時に4枚の食パンを利用できますので、大家族でのファミリーキャンプには同時に沢山焼けてオススメですよ。
GulliverOnlineShopping Yahoo!店
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具材の下準備をしよう!
夏場の連泊キャンプは衛生上の問題もあるので、昨日弘前市内のスーパーで買い出しした食材を使用します。
このまま作っても十分美味しいのですが、ひと手間掛けていきますよ。
屋外料理だとツーバーナーコンロが便利で、ベーコンを香りソルトでサッと火を通して隣ではスープ用のお湯を沸かしていきます。
ユニフレーム ツインバーナーUS-1900
eSPORTS PayPayモール店
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具材をパンにはさもう!
8枚切りの耳付きの食パンに、とろけるチーズと焼いたベーコンをのせ食パンで挟みます。
こんな感じで、両サイド耳の部分がはみ出ますが問題ありません。
片面5分ずつ弱火で焼いていこう!
そして、両面を5分ずつ焼きますが、ダブルのホットサンドの場合は食パンの耳なしを選択しないと両側がはみ出ちゃうんです。
しかも、サンドイッチ用耳なしパンが中々売ってない可能性が高く、コスパも悪いので、入手しやすい耳あり食パンを我が家は利用してます。
チーズベーコンホットサンドの完成!
ホットサンドを斜めに半分に切って、ワカメスープにお湯を注いて、予算600~700円(家族4~5人分)の簡単朝食完成です~♬
そして、食べながらホットサンドをもう一回焼いて食パン8枚一袋完食です。
ホットサンドは朝の時短に繋がる!
準備&調理&食事で30分程度なので、朝が忙しいキャンパーだと楽で最近では我が家の定番朝食になっています。
また、ホットサンド調理中に、嫁さんと長女はキャンプ場内のコインランドリーに行って洗濯を回している間に朝食を済ませ、食べ終わったら回収し、サイトの側で洗濯物を干してから、今日の観光に向かいます。
長女が大コケのハプニング!
キャンプ場から出掛けようとしていた矢先、長女が坂道を走っている最中につまずき顔面からコケて口から血を流しながら泣きながらテントに戻ってきました。
詳しく事情を聞くと、転ぶ瞬間とっさに手が出ずに顔から転んだらしく、その際に唇を強打して唇を切り、唇が腫れて「アナゴさん」状態になって可哀そうです。
このハプニングがあり、結局、出発予定時間が1時間遅れ宇樽部キャンプ場から出発です。
夏の奥入瀬で自然を満喫しよう!
まず向かったのは十和田湖畔にあり、奥入瀬渓谷入口にある子ノ口湖畔食堂です。
子ノ口湖畔食堂で自転車を借りよう!
今回は子ノ口湖畔食堂で自転車を借りて、奥入瀬渓谷をサイクリングする計画です。
ただ、自転車に乗れるのは中学生以上という事で3台を借り、この十和田湖から奥入瀬渓谷を約9km下った先にある石ケ戸休憩所に向かいます。
二班に分かれて石ヶ戸休憩所に向おう!
今回は我が家を2班に分けて、二つの赤丸●間を進みます!
往路については、まずは4歳児の三男を連れて、自分と三男の二人で1.5Km先の銚子大滝まで昆虫採集しながら進み、その銚子大滝のバス停からバスに乗って石ケ戸休憩所に向かう第一小隊です。
そして、嫁さんと、次男(中2)、長女(小5)の三人は自転車で9km先の石ケ戸休憩所まで、名所を見ながらゆっくりと1時間半ほどかけて石ケ戸休憩所に向かう第二小隊です。
復路について9km先の石ケ戸休憩所で、合流後にスイーツを食べ休憩し、十和田湖まで戻る訳なんですが、帰りは登り坂なので足の悪い嫁さんと三男をバスに乗せて、私と次男、長女の3人で自転車で子ノ口湖畔食堂に戻る計画です。
奥入瀬渓谷作戦開始!
第二小隊(嫁さん達)は自転車で下り坂なので軽快にスタートしましたが、自分は4歳児の三男と手を繋ぎながら、奥入瀬渓谷を下っていきます。
虫かごを持って奥入瀬を下っていきますが、昆虫は全然いませんね。
そして、三男と遊歩道を30分ほど歩いて銚子大滝に到着です。
その後、銚子大滝バス停で20分後の10:36のバスに乗ろうと思って、バスを待っていた時に、第二小隊(嫁達)もうすぐに石ケ戸休憩所に着く頃かな?と思い電話をしました。
いきなりの計画変更!
まあ、山間部なので電波が悪く途切れ途切れで、何とか嫁と連絡が取れたのですが、何と計画変更で、すでにそっちに向かって帰っているとの事です。
話しを聞くと次男は景色も見ず名所にも寄らずにひたすら突っ走り、9km先の石ケ戸までは1時間半かかるところを、わずか20分弱で走破したらしく、ペースが遅い嫁さん、長女を石ケ戸休憩所から戻って向かいにきたらしいです。
そのため、第一小隊の自分達が来るまで石ケ戸休憩所で1時間も待っておれずに、十数分前に石ケ戸休憩所を後にしたらしいです。
以上の事から、自分と三男はバスに乗る事自体が必要がなくなり、出発地点の子ノ口湖畔食堂に徒歩で戻る事になりました。
子ノ口湖畔食堂へ戻ろう!
来た道を戻り始めて15分ほどしたら次男と合流し自転車を交代しましたが、ここから子ノ口休憩所までは急勾配なんです。
レンタルサイクルには6段切替え付いていましたが、電動自転車にすれば良かったと後悔しながら、三人で子ノ口湖畔食堂に戻り、長女と嫁さんを待ちます。
その後、長女は5分後に到着し、嫁さんは死にそうな表情で更に15分経ってから戻ってきました。
そこで、突然の計画変更を嫁さんに咎めましたが「行きは楽だったけど、帰りは想像以上に大変だった」と往復18㎞の山道で休憩なしで、顔が汗でテカテカで泣きそうな表情だったため、ついつい怒るところか笑ってしましいましたけどね。
夏の八甲田山を楽しもう!
奥入瀬渓谷でのレンタルサイクルの後は、宇樽部キャンプ場に戻って昼食に流水麺の蕎麦を食べてから、午後の観光として八甲田山に出掛けます。
田代平湿原でトレッキングをしよう!
まず向かったのは田代平湿原です。
ここは八甲田の湿原で最も大きく木道を散策でき天候が悪く心配でしたが、この後は降ってきそうな天候ですね。
子供達が木道をズンズンと先に進んでいきます。
少しの散策予定でしたが、先にいたトレッキングの高齢グループに先を譲られた以上、後戻りもできず木道コース1.5kmほどをシッカリと1周し、天気が良ければ最高なんでしょうね。
八甲田山雪中行軍遭難資料館へ行こう!
そして、この後、我が家は八甲田山を回り再度、青森市内の八甲田山雪中行軍遭難資料館に向かいます。
ここは、明治35年(1902年)1月に起きた陸軍歩兵第五聯隊の「雪中行軍遭難事件」に関する資料館で、当時の時代背景や行軍計画、遭難・捜索の様子を史実に基づいた資料の展示と映像を見る事ができます。
その隣には、市が文化財史跡天然記念物に指定する犠牲者の「陸軍墓地」と「多行松」があり、この東北ファミリーキャンプの旅の直前に映画『八甲田山』を見ていたので、是非行ってみたいと思っていたのです。
八甲田山 4Kリマスターブルーレイ
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八甲田山死の彷徨/新田次郎
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古い有名な映画で今は亡き多くの有名俳優が出ているので、一度見てみられても良いと思いますよ。
ちなみに、この映画に出てくる軍歌で『雪の進軍』というのがあるのですが…
『雪の進軍、氷を踏んで…』と私が前々から、口ずさんでいたら、三男が覚えてしまって、この旅行中に雪の進軍をばっかり歌っていました。
歩兵第五聯隊第二大隊遭難記念碑に行こう!
この後は、青森市内で買い出しを済ませ宇樽部キャンプ場に戻る途中に歩兵第五聯隊第二大隊遭難記念碑に寄ります。
しかし、石像に着いた直後に雨が降ってきて急いで車へ戻りました。
酸ケ湯温泉で千人風呂に入ろう!
まあ、この後はキャンプ場に戻る前に、毎年冬の積雪量報道でご存じかと思いますが、豪雪地帯で有名な酸ヶ湯温泉に向かいます。
酸ケ湯温泉といえば、名物は【千人風呂】で総ヒバ造りの体育館のような巨大な建物で、大きな浴槽2つ「熱の湯」「四分六分の湯」と打たせ湯(湯滝)があります。
また、この千人風呂は混浴ですが、脱衣所&出入口は男女別で衝立で簡単に仕分けされており、女性は裸でも大丈夫ですが、湯浴み着を着て入る事も出来ますよ。
※今回、嫁さんと長女は混浴なので入らず車で待機でした。
宇樽部キャンプ場での夜!
酸ケ湯温泉でゆったり入浴をした事もあり、宇樽部キャンプ場に戻ったのは18時半頃で、4歳児の三男は車の中で疲れて眠ったので、夕食のカレー準備がはかどりました。
しかし、サイトも狭くタープも上手く張れず雨も降っており、外は居心地も悪いので皆テントでマッタリしています。
カレーが出来たのは19時頃で外は真っ暗でしたが、急いで作った割に今までのキャンプで一番美味しく出来たような気がします。
今日も色々歩いて疲れているので、すぐに眠るかな?と思っていましたが、お菓子を食べながらグダグダになってこの日のキャンプは終了です。
キャンプ費用【宇樽部キャンプ場】
2019.7.29~7.30
- キャンプ場利用料
テント&タープ400円+一人300円×5+駐車場510円=2,410円
- 酸ヶ湯温泉:大人1000円×2+幼児無料=2,000円
- コインシャワー(3分100円):一人100円×2=200円
- 食材費:2,000円
総合計:6,610円
本日の観光&外食で5千円前後で安いのにキャンプ費用も安くて助かります。