日本最大の湖といえば琵琶湖で今までに何回も訪れていますが、キャンプ場も多いのにキャンプをした事がなかった筆者です。
ただ、琵琶湖周辺のキャンプ場はどこも高額との噂ですが、六ツ矢崎浜オートキャンプ場はリーズナブルな価格設定でソロキャンプにもおススメです。
初の琵琶湖で格安湖畔キャンプをしよう!
11月下旬になると、地元北陸富山県は天気の悪い日が増えてきて、通年キャンプ場も少なくキャンプをするのに苦労します。
そして、連休に同僚と富山県内でキャンプ予定でしたが、当日は豪雨予報で仕方なく雨の降らない県外まで遠出する事に…
そんな中、北陸は天気が悪いが滋賀県まで行けば雨の降らない予報だったので、遠くはありますが琵琶湖周辺でキャンプをすることに決定です!
琵琶湖キャンプは初めての理由!
キャンプを始めて10年以上で、そろそろキャンプ100泊目にも近づいてきている筆者ではありますが、意外なことに琵琶湖でのキャンプは初めてなんです。
何故かというと、富山県は北陸でも東に位置し、キャンプ場が豊富な長野県や岐阜県の隣県で富士山までも200㎞ちょっとなので、同距離以上の関西方面でのキャンプをするキッカケが少なかったんです。
それに、夏場にキャンプをするとなると標高が高い地域が涼しく、暑い西日本には行く機会はどうしても少なくなります。
もちろん、今回も選択肢に長野、岐阜、山梨はありましたが、11月下旬で山間部の降雪もあったので、初めて琵琶湖キャンプをする事になったんです。
キャンプ前日はワクワクで眠れない!
キャンプ前日はワクワクしすぎで眠りに中々つけず、当日3時に起きで一般道を通って琵琶湖に向かいます。
本来なら北陸自動車道で2時間半ほどの琵琶湖ですが、天気も悪くのんびりドライブを楽しみたいので、福井県の越前海岸付近の道の駅 河野に着いたのは6時半頃です。
道の駅 河野
自宅を出て3時間弱での休憩でトイレを済ませ、缶コーヒーを飲みながら煙草を吸っていると…
突然の霰が!!
当日は、冷え込みが厳しく奥飛騨方面は降雪予報でしたので、スタッドレスタイヤに履き替えていない自分とすると琵琶湖を選んで良かったと思いましたよ。
つるやパン 木之本本店
アーリーチェックインの時間には早いので、キャンプ場に向かう前に、つるやパン 木之本本店に寄り道です。
つるやパンのサラダパンは滋賀県民のソウルフードらしく、一度食べてみたかったので開店8時頃に訪れ同僚の分と2つ購入し、一路キャンプ場を目指します。
六ツ矢崎浜オートキャンプ場!
琵琶湖湖西の高島市にある六ツ矢崎浜オートキャンプ場に着いたのは、アーリーチェックイン時間ちょうどの9時頃ですが、同僚はすでに到着しており遅れて設営を始めます。
⇩六ツ矢崎浜オートキャンプ場の基本情報です⇩
雨の降らない予報でしたが雲も多くポツリポツリと降っていますね。
しかし、青空もあり虹も見えるから良しとしましょう!
設営完了後の10時のおやつ!
今回は大分寒くなってきたので、今シーズン初めての薪ストーブを使用するのでテントはテンマクデザインのサーカスTCDXにローベンスのコバクテントストーブをインストールします。
テンマクデザイン サーカスTC DX サンド
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⇩テンマクデザイン サーカスTC DX サンドのレビュー記事です⇩
ローベンス コバクテントストーブ
Highball
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⇩ローベンス コバクテントストーブのレビュー記事です⇩
また、車がオープンカーのMR-Sなので荷物は最小限ですが、ソロでの冬キャンプには十分です。
つるやパン木之本本店のサラダパン
そして、コーヒーを淹れて、つるやパン木之本本店のサラダパンで10時のオヤツ休憩です。
ちなみに、サラダパンと聞くと、サラダ=野菜が入っていると思いますが、入っているのは千切りたくあんとマヨネーズで不思議な組み合わせですが、たくあんの塩気がコッペパンに合うのがビックリです。
休憩後には、雨も上がり青空になり、このまま天気がもってくれると嬉しいです。
キャンプ飯昼食(オムライス)
そして、のんびり寛いでいると昼食の時間で、今日は業務スーパーで購入した冷凍のオムライスを薪ストーブで湯煎していきます。
解凍できれば、スキレットで冷凍野菜とナゲットと一緒に焼いていきながら、コーンスープも作っていき完成です。
今回は、サンゾクマウンテンの焚火テーブルデルタスを始めて使いますが、テーブル配置が難しいですね。
六ツ矢崎浜オートキャンプ場を散策!
食後はまた雲が増え雨が降りそうな天気ですが、琵琶湖のすぐ湖畔でテントを張れるのは良く、冬以外なら子供の水遊びには最適ですね。
ただ、この辺りは湖水浴場ではなく、急に深くなる場所なので子供連れには注意が必要です。
通常のチェックイン時間の13時を回ったことから、テントに戻ると隣に一台車が来ており設営中みたいですが、湖畔に近づくほど砂利交じりの地面でペグの効き具合が悪くなるので強風時には注意しないといけないです。
白鬚神社の鳥居は琵琶湖の中に!
15時頃になり夕食の買い出しを済ませ向かったのは白髪神社です。
白髪神社は、琵琶湖に鳥居が建っており、延命長寿と交通安全祈願で有名な滋賀県では最古の神社です。
しかし、琵琶湖は湖西道路の国道161号線を渡った先にあり、鳥居をベストショットで撮る場合は横断歩道もない道路を横切る必要があり、度々事故が起こっているそうです。
そのため、神社では三カ国後で、道路横断のアナウンスを常に流しているのですが、モラルの低い参詣者は渡ってしまいます。
ただ、白髪神社付近は見通しの悪いカーブなのに車も飛ばしている事が多く、交通安全祈願でも有名なところだからこそ道路横断は控えるべきで、どうしてもベストショットで鳥居を撮りたい場合はSUPやカヤックで水上から撮るのがおススメです。
宝船温泉 湯元ことぶき
白髪神社参詣のあとは、六ツ矢崎浜オートキャンプ場に戻る前に宝船温泉 湯元ことぶきで温泉入浴です。
お食事処とこじんまりした旅館の奥に案内されると内風呂があり、脱衣室で着替えます。
ただ…思った以上に狭い!!
カランは3か所しかなく、どうやっても2~3人でしか入れない湯舟ですが、鉄分がふんんだんに混じった感じで泉質は良さそうですね。
ただ、待っている利用者もいたのでのんびり入る事は出来ず、早々に退出しますが貸し切り露天風呂からは女性の声が…
家族やカップルなら、貸し切りで入った方が良さそうですよ。
キャンプ飯夕食(ラタトゥイユ&ピザ&アヒージョ)
温泉に入りキャンプ場に戻ると辺りはすっかり暗くなっており、薪ストーブに火を入れ夕食準備です。
夕食は、業務スーパーのラタトゥイユ用冷凍カット野菜とトマト缶にチキンを入れて、お手軽ラタトゥイユと、アヒージョ、そして薪ストーブの下では輻射熱を利用してピザを焼いていきます。
薪ストーブの良いところは、火力が強く同時調理が出来るので複数人分の料理があっという間に作れて便利ですし、煮込み料理にもってこいで絶品です。
晩酌タイム!
二人では多いくらいの料理だったので、後片付け後はゆっくりと同僚と談笑しながら晩酌タイムですね。
テンマクデザインのサーカスはソロだと広めなのでデュオでも快適で、我が家では小学生の子供よ嫁さんの3人でも十分な広さです。
そして、朝も早かったので22時頃には床について本日のキャンプは終了です。
六ツ矢崎浜オートキャンプ場(二日目)
翌朝は早めに寝た影響で5時半頃に起きますが、流石に晩秋は寒く起きて早々に薪ストーブに火を点けコーヒーを淹れ始めます。
この面倒ではありますが、寒いときに薪ストーブの火を入れるのは毎回楽しく不思議な感覚ですね。
また、6時頃には琵琶湖が朝焼けに染まりながらの、ホットコーヒーは格別です。
キャンプ飯朝食(バターチキンカレー)
琵琶湖の美しい朝焼けを見るために、他のキャンパーも起き始めてますね。
それを横目に、自分は一度食べてみたかった無印良品のバターチキンカレーを湯煎で温めていきます。
明るくなった7時頃には朝カレーで朝食です。
キャンプの際にはイナバの缶詰カレーを食べる事が多いですが、価格が3倍する分マジで旨いのでおススメです。
朝の散歩と撤収!
今回のキャンプは比較的時間の余裕があるので、のんびり食後の片付けを済ませた後は、キャンプ場内の散歩をしたのち撤収を始めていきます。
ただ、こうやって見ると、テンマクデザインのサーカスが多く場内には3~4張りされていたので、そろそろ冬用ソロテントを新調したいなと思っちゃいました。
そして、11時頃には撤収完了です。
マキノ高原のメタセコイア並木の紅葉!
そして帰りに寄ったのは、メタセコイア並木で有名な高島市内にあるマキノ高原です。
驚いたのは、平日の昼間から多くの観光客がきており各自メタセコイア並木を思い思いに写真を撮っています。
メタセコイアの並木道は延長2.4㎞にわたって約500本が植えられ、新・日本の街路樹百景に選定されており、11月下旬は紅葉シーズンという事もあり大勢の人が訪れている観光スポットです。
また、奇跡的に人がいない瞬間を撮れたので大満足で、メタセコイア並木をオープン状態のMR-Sで心地よく走行しながら、敦賀ICに向けて北上します。
福井でランチならヨーロッパ軒!
そして、敦賀ICで北陸自動車道利用する予定だったので、直前に敦賀ヨーロッパ軒 敦賀岡山店で昼食です。
そして、福井県と言ったらソースカツ丼が有名で、福井市内がメインのような気がしていたのですが、敦賀市内だけでも5店舗もあって驚きです。
そして、頼んだのはカツ・エビフライ・メンチの3種盛りですが、お椀からもハミ出ておりボリューム満点ですね!
久々のソースカツ丼を堪能し、この後は北陸自動車道で2時間ほどで帰宅し今回のキャンプは終了です。
今回の格安キャンプ費用【六ツ矢崎浜オートキャンプ場】
2021.11.24~11.25
- キャンプ場料金:大人1,000円+車1,000円
+アーリーチェックイン500円=2,500円
- 宝船温泉 湯元ことぶき:700円
- 食費:1,000円
総合計:4,200円
追加で高速代などもかかりましたが、琵琶湖キャンプを十分堪能出来てこの料金なら納得ですね!
今度は琵琶湖でSUPも楽しみたいです!