初めて車中泊として前回からの続きの後編ですが、タイトルの行き先が富山県の黒部ダムですが、今回の観光のほとんどは長野県です。
あくまでも、目標地点へ格安に行けるように長野からのルートを選び、時間を有効利用するために道の駅白馬で車中泊体験です。
初めての車中泊で問題が発覚!
車中泊は便利だなと思って、道の駅白馬に到着しアルコールを飲んでいい気持ちで眠りに着きました。
⇩前編の記事です⇩
しかし、寝心地が悪い…
妻と子供は爆睡してますが、私は結局眠れず夜中1時に目を覚ましました。
車中泊で眠れない理由!
眠れない理由は心配していた寝床の凸凹感です。
マット2枚使っても床が完全にフラットにならず、また天井が近く圧迫感が気になって起きてしまいました。
案外デリケートな自分ですね。
エスティマ車内での寝床変更!
やはり、寝床がフラットじゃないと眠れないので、寝ていた妻を起こして寝床を変形させます。
愛車エスティマは3列目が床下に格納し、倒していた2列目のシートを今度は持ち上げると、奥行き約1,600㎜ほどのフラットスペースを作れます。
本来なら自転車や大きい荷物を置く使い方ですが、フロアマットを敷いてインフレータブルマットを敷くと完全フラット状態で寝心地最高です。
最初からフラットにしておけばよかったと後悔しましたが、無理やり起こされた妻さんは、少し怒り気味なのでご褒美が必要です。
夜食を食べよう!
こういう嫁さんが怒ったときは食べ物で釣るしかなく、5月とはいえ夜中の白馬は寒く車外は9℃で寒いので「カップラーメンでも食べる…?」と、嫁さんの怒りを鎮めるために、近くのセブンイレブンへ向かいます。
飲酒後なので嫁さんに運転してもらい、深夜に夫婦でカップラーメンを食べお腹も膨れ何とか妻の怒りも収まり再度就寝です。
道の駅白馬で車中泊(二日目)
辺りが明るくなり目を覚まし、時計を見ると早朝5時頃です。
昨晩購入したパンで簡単な朝食を済ませ、顔と歯を磨くと不思議とキャンプ気分になりますが、三男は夢の中ですね。
一応、エスティマは奥行き1,600㎜あるので嫁さんと子供は問題ありませんが、自分は真ん中で2列目のシートの間に足を入れて何とか足を曲げずに眠れました。
黒部ダムや安曇野観光を満喫!
そして、扇沢駅までは道の駅白馬から、青木湖、木崎湖を抜けて約40分ほどで、青天の中、扇沢駅まで山道を走りますが北アルプスの山々がとても奇麗ですね。
扇沢駅へ行こう!
早朝ドライブ感覚で運転していると、案外早くに扇沢駅到着です。
扇沢駅に到着して7時の始発のバスに乗りますが、日本人10人ほどと中国人観光客が60人ほど遅れて到着です。
ちなみに駅長さんの流暢な中国語が凄いですね。
トロリーバスを15分ほど乗ると黒部ダム駅に到着しますが、到着時間は7時20分頃で朝早すぎです。
黒部ダムは階段が大変!
黒部ダム駅に到着すると、黒部ダム(黒部湖)と展望台に行き先が分かれており、我が家は展望台へと思ったら恐ろしいほどの段数の階段です。
早朝から220段はキツく途中から三男が案の定の「だっこして~」と言われて、苦行過ぎますね。
ようやく、展望台に到着し外階段を下ります。
階段を下りるのは楽みたいで、三男は走って下りていきます。
ダムの下流側です。
ここから北上すると宇奈月温泉方面ですね。
こちらは上流側のダム方面で、どちらも山々が奇麗で富山に住みながら、黒部ダムに来るのが初めてでちょっと感動です。
黒部ダムの住所は?
ちなみに駅員さんに、ここの住所を聞くと「富山県の立山町です」と、分かってはいましたが、思いっ切り地元ですw
地元なのに、立山をぐるっと大回りして反対側から来ちゃいましたよ。
三男は、黒部ダムに着いて30~40分ほどハシャギ疲れたみたいでお約束の「もう歩けん…抱っこして…」となり、富山側から来なくて正解!とは言いながら、子供を抱っこして黒部ダム駅へ戻りますよ。
黒部ダム滞在時間が短すぎる!
早朝に黒部ダムに到着し、滞在時間は約40分とは短すぎますね!
駅員さんも始発の8:00の帰りのバスに乗る人がいないらしく、不慮の問題が起きたかと心配されますが、ただの子供の我儘ですね。
こんな早くに帰る人はいないので帰りのバスは貸し切りで扇沢駅戻って、せっかくなので展望台へ向かいます。
せっかく、天気も良かったのに残念ながら長野県に戻って黒部ダム観光は終了です。
国営アルプスあづみの公園で遊ぼう!
扇沢駅に戻ってきても8時半で時間もたっぷりあるので、国営アルプスあづみの公園に向かいます。
扇沢駅からだと1時間ほどなので比較的近く、のどかな安曇野の風景を見ながらドライブしながら9時半前には到着です。
一応、本来なら入場料が必要なのですが、ここも妻が障害者手帳保持者という事で、付添い者の私も無料でラッキーですね。
この国営アルプスあづみの公園は3000m級の峰々が連なる北アルプスの麓の安曇野地域に位置しており、北側の「大町・松川地区」と、南側の「堀金・穂高地区」の2つに分かれ、我が家は遊具の多い堀金地区にいきました。
のどかで景色も良くのんびりできるんですが、ただ問題は広すぎる事で案の定、遊び疲れたら「だっこ~♪」となり、2時間近く遊んで、三男も満足そうですね。
新穂高の湯で露天風呂に入ろう!
帰りは、安房トンネルを抜けて帰る際に、奥飛騨の新穂高の新穂高の湯で露天風呂に入りましょう。
新穂高の湯は寸志200円で入ることができ、大自然の中でのんびり温泉を堪能できるので、自分は度々訪れています。
また、お湯はヌル目で小さい子供も安心して入れますし、何といっても混浴なのが嬉しいです。
そして、川のそばなので夏場でもおススメで、到着したころは、先客30代の男性1名でしたが出る頃には女性も含めて6~7人になりましたが、嫁さんも一応水着持参してましたが、恥ずかしいとの事で入りませんでした。
新穂高の湯でゆったりと入浴した後は1時間半ほどかけて帰路につき、今回の車中泊デビューについては終了です!
初めての車中泊でしたが、キャンプの設営&撤去がなくて、早朝からアクティブに動けて便利なので、自然や景色を堪能するスタイルの我が家のアウトドアにはピッタリでしたので、今後も車中泊の旅をしそうですね。
今回の車中泊費用【道の駅白馬】
2019.5.20~21
- 道の駅白馬:無料
- 別途食費:2,000円
- 黒部ダム:2,570円
- アルプス公園:無料
- 温泉入浴料:400円
合計費用:4,970円
車中泊とはいえ観光をしてこの金額は安く無料キャンプ場良いですが、車中泊こそコスパ最強ですね!