筆者はサービス業で基本平日キャンパーですが、月に一回は連休が取れない事もあるのでそういう時はキャンプに行けません。
しかし、一日だけの休みの日が晴れなら勿体なくて、今回は嫁さんと紅葉登山デートを楽しんできましたよ。
新穂高ロープウェイに乗ろう!
筆者の嫁さんは十年ほど前に足の粉砕骨折をしてから足首の可動域が狭く、本格的な登山の経験はありませんが、今回は新穂高ロープウェイで楽をしながら紅葉登山を楽しむ計画です。
⇩嫁さんが粉砕骨折した記事です⇩
以前から、隣県岐阜県の新穂高ロープウェイに乗ってみたいと思っており、紅葉登山デートもするために、「新穂高ロープウェイ しらかば平駅」を目指します。
自宅からだと一般道で90分なので6時半すぎに自宅を出発し着いたのは8時10分頃です。
しらかば平駅で新穂高ロープウェイに乗ろう!
10月中旬の平日で紅葉には少し早く本日2本目のロープウェイなので、人が少ないと思っていましたが人が多いですね。
最初は乗れないかと思っていましたが2階建てロープウェイで運べる人員が多く、無事8時40分に乗れて空中の紅葉を楽しみます。
幸い天気も良くて、穂高の山並みや槍ヶ岳まで綺麗に見えますよ。
西穂高口駅から紅葉登山デート開始!
9時前には標高2,156mの西穂高口駅に到着しますが、外気温は8.7℃で山頂は2~3℃位で寒そうで防寒具も必須です。
しばらくトイレも出来そうにないので、互いに用を済ませいざ中年夫婦の紅葉登山デートスタートです。
また、西穂高口駅周辺は散策路も整備されていますが、今回はここから90分ほど歩いた先の西穂山荘を目指し、余裕があれば西穂高岳独標をチャレンジします。
これって水場?
西穂山荘までは急登も多少はありますが、比較的歩きやすく足の悪い嫁さんも何とか歩け途中西穂高も綺麗に見えます。
また、事前にネットで途中に水場があるという情報でしたが、もしかしてコレが水場ですかね?
正直、途中で水補給を念頭に入れていたので真水を持ってこなかった事を後悔しましたが、濾過機も持ってないので残念ですが山荘で購入するしかありませんね。
西穂山荘に近づくにつれて勾配も急になってきますが、まだ何とか嫁さんでも登れますね。
西穂山荘に到着!
9時頃に標高2,156mの西穂高口駅を出発し、10時半頃には予定通り西穂山荘に到着です。
場合によってはここで引き返す事も考えていましたが、嫁さんも大丈夫そうですし天気も良いので西穂高岳独標を目指すために少し休憩です。
標高2,367mの西穂山荘からは、上高地を挟んだ山々や焼岳も眺めれます。
さすがに、山道も歩いてきたからか暑くダウンや上着も脱いじゃいますよ。
西穂高岳独標を目指そう!
西穂山荘で休憩したのち、西穂高岳独標を目指して登山再開しますが山荘の向こうには焼岳も綺麗に見えますね。
西穂山荘からは森林限界も越え、辺りはハイマツの隙間の登山道を登っていきますが、見晴らしが良いので気持ちも軽やかです。
そして、この辺りから西穂高岳独標が目に入ってきます。
また、上高地も眺められテンションが上がりますね。
天気の良い中の稜線歩きは心地良く、初めて稜線を歩く嫁さんも楽しそうで何よりです。
西穂「丸山」に到着!
西穂山荘から30分ほどで丸山に到着で、周りが開けておりハイキングレベルでここまでは楽しめますよ。
丸山で少し休憩したのち、西穂高岳独標を目指してまだまだ歩きます。
目の前で滑落が!
丸山から独標を目指して歩いているときに、100mほど先の方が滑落する現場を目にして驚きますが、2~3mほどの落下だったので大丈夫そうです。
ただ、ここから登山レベルの難易度も一気に上がるので注意して登っていきます。
正直、登山初心者の嫁さんからはこんなに危険で大変なのを隠していたのでは?と責められますが、ここまで来たら登るしかありませんよねw
※正直、ここまでのレベルとは本当に知らなかったんですw
西穂高岳独標登頂!
西穂山荘から大変な山道を登り、12時前には標高2,701mの西穂高岳独標に無事登頂です。
ここからは西穂高~奥穂高と縦走できますが、さすがに登山中級者以上ではないと厳しそうですね。
実は今年の夏にテント泊縦走を考えていましたが、ヘルメットも持っていませんし自分のレベルでは難しそうなのを実感しましたよ。
ここでは、少し休憩をして西穂山荘まで一気に降りますよ。
行きはよいよい帰りは恐い!
西穂高岳独標を後にし西穂山荘まで降るのですが登り以上に下りは注意が必要で、筆者はいつも下りで調子に乗ってコケちゃう事が多いんですよね。
また、下山中に霧も出てきて辺りの気温も一気に下がりますが、注意して嫁さんも降っていきます。
13時頃には何とか無事に夫婦とも西穂山荘まで戻ってこれましたが、40代半ばの夫婦には堪えましたねw
登山でもカレー麺!
西穂山荘の自販機で水を購入しますが、500㎖で300円とは高すぎますがヘリでの輸送もしているので仕方がありません。
水のペットボトルを2本600円で購入しキャンプではありませんが、カレー麺を食べますよ。
今回の登山は筆者の想像以上の難易度で疲れましたしお腹も減っていたので、より美味しくカレー麺をいただけます。
また、食後はコーヒーを淹れますが折角経費節減で持参したのに、水代だけで600円もかかってしまって少々残念ですが、このロケーションで食事とコーヒーを飲めたのなら仕方がありませんね。
西穂山荘テント場とは!
この西穂山荘は縦走の要衝になっており、上高地や焼岳方面へのアクセスも可能なのでテント場もあるんです。
夏には利用する事も考えていたので、今回は下見もしていきますよ。
⇩西穂山荘テント場の詳細情報です⇩
西穂高口駅まで降ろう!
今回は足の悪い嫁さんとのんびり紅葉登山デートを楽しんだので、食後西穂山荘を後にして西穂高口駅に着いたのは3時頃です。
帰りは新穂高ロープウェイの2階に乗って下山します。
朝早く家を出て、今回は紅葉デートを堪能出来て良かったです。
栃尾温泉「荒神乃足湯」で疲労回復!
下山して時計をみると3時半頃で少し遅めで、駐車場代は6時間600円で延長され1,200円と高額になってしまいました。
しらかば平駅にも足湯はありましたが、帰りに栃尾温泉「荒神乃足湯」で足湯に浸かっていきます。
ここは今までも数回来ていますが、登山で疲れた足を癒すにはもってこいですよ。
今回、西穂岳独標は地元の立山や薬師岳と違い難易度が高くて嫁さんには怒られましたが、たまには紅葉を楽しみながら自分達のペースで歩けたので良かったです。
登山費用【西穂高岳独標】
2022.10.12
- 新穂高ロープウェイ:4,800円
- 水:600円
- 鍋平高原駐車場:1,200円
総合計:6,600円
今回はロープウェイを利用しお金もかかりましたが、岩山を手を使って登るという貴重な体験も出来ましたし楽しかったですよ!