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早月小屋キャンプ場の下見のための登山で大後悔!(富山県)

※本ページにはプロモーションが含まれています。

2024年中旬筆者の地元富山県は梅雨シーズン真っ只中、そんなときに珍しく晴れ間があり休みがあると出かけたくなってしまいますね。

 

今回は連休二日目の晴れの日という事もあってキャンプへは行けないので、前々からきになっていた早月小屋テント場の下見を兼ねて日帰り登山に行ってきましたよ!

早月小屋テント場を目指そう!

名峰剱岳登山のためには2つのルートがあり、立山黒部アルペンルートを使って標高2,400m室堂から剱沢へ経てのルートは肉体的にも負担が少ないですが、結構お金がかかるんです。

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今回は無料でも行ける、標高750m馬場島野営場から標高2,200m早月小屋にあるテント場を目指しますが、当然1,500mほどの標高を一気に駆け上がりますよ。

馬場島から登ろう!

今回の登山道の馬場島は、筆者も無料キャンプ場としてよく利用しており場所で、筆者の自宅からは車で30~40分です。

また、最近は日の出も早い事から薄暗い4時頃に自宅を出発して、4時40分頃には登山道に到着します。

そんな早朝ですが、登山道入り口では登山道の下草刈りの方々がすでに作業されており、頭が下がりますがそれでは今年初の登山スタートです。

標高760m~1200mは比較的歩きやすい!

いざ登山道を登り始めると最初からの急登で負担にはなりますが、平坦路もあるのでスイスイ登っていくことができます。

また、馬場島から1㎞の地点から現在の標高を知らせるパネルもあるので、自分がどこら辺にいるのかも分かりやすく助かります。

ただ、平坦路が多く歩きやすいとはいいながらも、場所によっては木の根っこをよじ登っていく場所もあるから大変です。

そして、歩き始めて1時間半ほどで1,200m付近で休憩ですが、あと標高1,000mを稼ぐにはかなり大変な気がしてきましたよ。

標高1,200m~1800mはハードな山道!

1,200m付近で5分ほど休憩を済ませて、再度歩き続けますが途中開けた場所からは富山市街地や海まで一望できますよ。

ただ、この標高1,400m付近からはハードな山道に変貌してきます。

特にシンドイのが道のいたるところに木の根っこが不規則に地面から出ており、歩きにくく地味に体力を奪われていきますね。

そして、ようやく標高1,800m付近に到着しますが、最初の三角点まではあと少しです。

三角点からが本当の急登に!

今回の早月小屋へ目指す唯一のポイントになるのが1,900m付近にある三角点で、ここまでくるのに約3時間半の道のりでかなり疲れてきましたよ。

そして三角点から30分ほど歩くと、ようやく早月小屋まで1㎞の標識が出てきて、あと少しですね。

標高も2,000m近くになり、景色も大分変ってきます。

そして、さらに進むと小さいながら池もあり、梅雨時期ではありますが多くのトンボが飛んでおり、あと少しと思い気持ちも楽になってきますね。

しばらくすると更に急登になり、ハシゴがみて来て感覚としてはこの先はあと少しとかな?と思いましたが、ここからが北アルプス屈指の急登のスタートでしたw

さらに進むとハシゴが2つ見えてきて、体力を地味に奪っていきますが…

ハシゴを何回か登りヘトヘトになってから出てきたのが鎖場で、一向に早月小屋が見えず心が折れそうになります。

そして、登山道から登り始める事4時間半ほどでようやく見晴らしのいい丸山に到着で、目の前には早月小屋が見えてきます。

ここからは、360℃何もない場所で遠くは日本海まで見渡せ、今までの疲れが吹っ飛びますね。

早月小屋に到着!

今回は760m地点の馬場島から2,200m地点の早月小屋まで、4時間半かけて歩きましたが想像以上の急登と日頃の運動不足がたたってかなり疲れました。

本来ならキャンプ場周辺を散策したいところですが、疲労困憊なのでまずは休憩をしましょう。

食事を摂ろう!

実は登っている最中に水分不足からか、両太ももがつるような感覚になり脱水症状気味だったので、9時頃という事もありお腹は減っていませんが水分補給とエネルギーチャージで簡単な食事を摂ります。

ベンチに腰掛けてカップ麺とおにぎりをいただきますが、疲れているからかマジで旨いです。

早月小屋周辺を散策しよう!

小屋の裏側の方にはテント(キャンプ)場があり、休日などには20~30張り程のテントが並ぶそうですが、この先は剱岳への入口になっています。

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距離は2.9㎞なので近く感じますが、ここまで来るのに体力を失うような筆者のような登山初心者には剱岳を目指す事は難しそうなのが良く分かりました。

そして、最後にコーヒーを飲んで下山しましょう。

早月小屋から下山しよう!

本来ならここで休憩をして剱岳に登りたいのはヤマヤマですが、そんなレベルでもなく体力もないので10時半頃には下山を開始します。

早月小屋の丸山周辺はトンボも多く飛んでいて、そのお陰か虻や蜂などは少なかったです。

早月尾根は下山も大変!

今回の早月尾根のルートは、北アルプス屈指の急登の事もあり、下山するにも時間がかかります。

来るときは4時間半かかりましたが、下りは多少早いとはいえ足を取られやすく一般的な登山道よりも大変ですね。

とはいえ、三角点までは降りるのは1時間ほどと登る時間の2/3の時間で済んでいます。

下りはトレッキングポールが大活躍!

三角点を休憩もせずに通過すると草刈り機の音が聞こえてきて、よく見ると登山道で草刈りをしていた方々が順次1,600m付近まで登ってきています。

夏山の登山道整備とはいえ、この炎天下に重装備の草刈り機を使っての作業をされており、筆者達のような登山者には有難い存在ですね。

また、下りは登り以上に膝の負担が大きく、こんな時に役立つのはトレッキングポールです。

ようやく1,200m付近まで下りてきたので、ここいらで一休みをしますが持参した2Lの水も残り少なく、後は頑張って下山するしかないですね。

馬場島登山道に到着!

早月小屋を10時半頃に出発し馬場島登山道に戻ってきたのは13時半なので、登りよりも1時間ほど早く下山しましたが、すでに脚への負担は大きいですが久しぶりの登山で楽しかったです。

今回の登山は筆者の富山県内のキャンプ場を全て制覇する夢から始まりましたが、すでに早月小屋テント場のような山岳地帯しか残っておらず、今後もキャンプ場巡りを頑張っていきたいです。

登山費用【早月小屋テント場】 

2024.7.18

  • 早月小屋利用:無料

今回は往復10㎞ほどの登山という事で完全に舐め切っていましたが、想像以上の急登だたのでここでトレーニングを積めばいずれは剱岳登頂も何とかなりそうですね!