我が家は北陸の富山県在住ですが、私も嫁さんも、日本でもっとも堤高の高い黒部ダムに行ったことがありません。
地元県民でも、意外と雪の大谷や黒部ダム行ったことない富山県民は多いので、今回は初めての車中泊を兼ねて黒部ダムへ行ってみます。
格安に黒部ダムに行く方法は?
ちなみに我が家の子供達は小学校で黒部ダムに行くので、行った事がないのは私達夫婦と当時4歳の三男です。
そういう事もあって、雪解けの5月下旬のタイミングで黒部ダムへ行ってみる事にしました。
富山県にあるけど長野県からが安い!
そもそも、黒部ダムは富山県の立山町にあるのですが、実は富山県側より長野県大町扇沢駅から黒部ダムへ向かった方がコスパが良いのをご存じでしたか?
黒部ダム周辺の断面図は?
これが黒部ダム周辺の断面図ですが、富山県の立山駅からだと遠いのが分かりますね。
富山県側から黒部ダムへ行く場合!
実際、富山県側の立山駅からだと…
- 立山駅~美女平:立山ケーブルカー(大人往復:1,290円)
- 美女平~室堂:高原バス(大人往復:3,020円)
- 室堂~大観峰:トロリーバス(大人往復:3,240円)
- 大観峰~黒部平:立山ロープウェイ(大人往復:1,940円)
- 黒部平~黒部湖 黒部ケーブルカー(大人往復:1,300円)
5つの乗り物を乗り継ぐ必要があります。
しかも、乗り物の所要時間だけで1時間20分ほどかかる乗り継ぎ時間を考えたり、散策すると往復で完全に1日コースです。
それに、大人一人往復で10,790円は結構高いですね!
長野県側から黒部ダムへ行く場合!
よく見たら、長野側から黒部ダムへ行く場合は扇沢駅から黒部ダムまで直通なのが分かりますよね!
そうなんです!
- 扇沢駅~黒部ダム:トロリーバス(大人往復:2,570円)
しかも、料金も2,570円で安いんです!
更に足が悪く、歩くのが大変で障害者手帳所持の嫁さんと付き添い者の私は、半額!!4歳児は無料!!てことは、一人分の料金でOKなんですよ。
⇩嫁さんの怪我の記事です⇩
扇沢駅から黒部ダムへ行こう!
今回は富山県民ではありますが、安さもあって地元からではなく黒部ダムに向かうために、まずは長野県の扇沢駅に向かいます。
富山からだと糸魚川まで北陸道で1時間、そこから一般道で白馬を通って1時間半の合計2時間半ですが、せっかくなら安曇野観光して安房を通って帰るのが理想です。
しかし、早朝出発の場合はさすがに時間的な余裕がありません。
初めての車中泊をしよう!
ただ、白馬辺りで車中泊すると翌日の時間的余裕が生まれる事に気付きました。
元々、長男、次男、長女が成長していく過程で、今後はこの3人だけでの旅行やキャンプが増えると前々から思っていたので、今回のミッションは初めての車中泊に決定です。
車中泊での問題行為は?
車中泊については最近は報道されていたりしますが、3つの行為が問題視されています。
そのため、今回は初めての車中泊ですが以下の行為は控えて利用します。
駐車場を我が物顔で利用する!
数日の長期間駐車だけではなく、駐車場にテーブル&チェアなどの設営して外で調理をするなどの迷惑行為。
関係ないゴミを出す!
本来、道の駅で購入した物以外は捨ててはいけないのですが、道の駅やサービスエリアに寄った際に、ドライブ中に出たゴミを捨てる行為。
エンジンを掛けっぱなし!
夏場&冬場の冷暖房を使用するために、エアコンを付ける事で近隣住宅への騒音&排気ガス問題行為。
今回は、上記の行為に気を付け道の駅を利用する予定ですが、国土交通省の公式見解では、一応、夜間の仮眠(一晩だけ)はOKみたいですね。
車中泊での快適性確保が重要!
また、心配なのは車で寝る事で、ミニバンの場合は2列目、3列目を倒してインフレータブルマットを敷いて快適性を確保して眠るみたいですね。
幸い我が家はエスティマですので、事前に2列目のヘッドレストを外して、3列目を倒してみると、一応はフラットになりますがシートが凸凹しているので心配です。
今回の旅の方向性も決まり、食事関係も考えますが夫婦と幼児の3人なら夕食とって出発し、翌朝の朝食と飲み物やお菓子を途中で購入しましょう。
富山出発は19時頃で、事前に自宅で夕飯もお風呂も済ませ、今日は移動して眠るだけの状態です。
道の駅白馬で車中泊体験!
車中泊場所は白馬の道の駅と決めていたので、ゆっくり一般道で向かい途中に朝食と飲み物を購入し、道の駅白馬に着いたのは21時半頃です。
駐車場は平日ですが、車中泊と思われる車が7~8台停まっており、車中泊する人は案外多いと思いながら設営開始です。
車中泊の快適な寝床づくりをしよう!
設営というよりは寝床作りですけど…
- 2列目シートをできるだけ前に動かし、ヘッドレストをとってシートを倒す。
- 3列目シートを倒す。
- インナーマットで凸凹部分を埋める。
- インフレーターマットを配置する。
以上の4工程なので、テントに比べて簡単すぎますね。
三男も初めての車中泊だからか、面白いみたくはしゃいでいます。
キャプテンスタッグ テントフロアマット 260×260cm
車内のベットルーム設営は、キャプテンスタッグのフロアマットで凸凹部分を塞いでいきますよ。
パーティワールド
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ハイランダー スエードインフレーターマット(枕付きタイプ) 5.0cm シングル
そして、更にその上にハイランダーの厚み5㎝のインフレータブルマットと敷く事で十分なベットスペースになりますね。
ナチュラム PayPayモール店
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⇩ハイランダー スエードインフレーターマットのレビュー記事です⇩
ネイチャーハイク ミニウルトラライト スリーピングバッグ
そして、寝具は超コンパクトに出来るネイチャーハイクの3シーズン寝袋で十分です。
よろずやマルシェ PayPayモール店
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⇩ネイチャーハイク ミニウルトラライト スリーピングバッグのレビュー記事です⇩
車内で初めての就寝体験!
こんな感じで快適な車中泊の寝室を作った後は、アルコールを飲んで就寝し、明日に備えて眠りについて本日の車中泊は終了です。
初めての車中泊ですが、お金もかからないし意外と快適そうですね。
翌日に続く!
⇩後編の記事です⇩