天気も良いのにキャンプに行きたいのに、行けないという経験はありませんか?
例えば連休なのに、どちらかの天候が悪かったり、ズラせない予定が入っていたりという事は多々ありますが、そういう時には一番高価なキャンプギア?の手入れをしてみてはいかかがでしょうか。
時間があるときは!一番高価なキャンプギアの手入れを!?
キャンプに行きたいのに行けず在宅率の高い季節こそ、キャンプギアのメンテンナンスに力を入れてみるのがおススメです。
⇩ナイフ砥ぎの記事です⇩
色々な事情も有りキャンプが出来ない時こそ、腐らずに恰好のメンテナンス日和と思って、一番高価なキャンプギアの手入れなんてどうでしょうか?
車やバイクもキャンプギア!?
キャンプで特に重要なのが日頃の愛車(高級キャンプギア?)の手入れなんです!
意外かもしれませんが、キャンプに車やバイクでいく方が大半の中、キャンプ中にカーアクシデントで折角の楽しいひとときが台無しになる事も有り得ます。
特に多いのは、バッテリー上がりやパンクといったトラブルで、こうしたアクシデントは事前にチェックをしておく事で防ぐ事が出来ますよ。
車の傷の手入れをしてみよう!
中には大自然に近いキャンプ場内の凸凹な地面で、バンパー下部を擦ったりなどのトラブルも少なくはありません。
そういう場合は自宅で簡単に直す事もできるので、キャンプに行けないなら自分で補修をしてみてはいかがでしょうか?
自然と一体感があるオープンカーはソロキャンプに最適!
ちなみに自分のソロキャンプ用の愛車といえば20年以上前のオープンカーのMR-Sです。
本当はバイクでのソロキャンプに憧れていましたが、嫁さんからコケたら危険と指摘され、仕方なく少しでも自然を感じやすいようにオープンカーにしたんです。
また、かなり古い車でエアロやフェンダーなどに多くの傷や破損部もあり、かなり買い叩いて格安で購入しました。
⇩MR-S購入の記事です⇩
傷だらけのMR-Sの購入時の状態!
20年前の古い車ではありますが、さすがのトヨタ製ミッドシップでエンジン関係や電気系統は良好なんですが…
フロントエアロの欠けや割れが酷い状態です。
これなんかはエアロが割れて欠損してますよね。
そして助手席後ろのフェンダー周辺のコスリ傷が多過ぎますね。
サイドステップも酷いですね。
また、リアバンパーも擦っていますね。
ぶっちゃけ傷だらけなのを分かって購入しているので大丈夫ですが、それにしても前所有者さんコスリ過ぎですよ!
この状態で、致命的な直撃を受けていないのはある意味奇跡です。
他にも細かい傷が多くありますが傷の状態がそのままの方が見た目が悪いですが、分からないように修理しているよりは安心出来ますよ。
ちなみに、近所で修理見積りを取ったら約20万円と高いので自分で直しましょう。
過乾燥対策や風の影響を減らそう!
夏場に作業をすると熱中症で死にそうなので、過乾燥対策や風の影響がないように3m×3mのタープテントを張って作業をしていきます。
FIELDOOR ワンタッチタープテント
マックスシェアーヤフー店
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ワンタッチのタープテントは、海水浴、川遊びなどで重宝しますが、サイドウォールを取り付ける事で風を遮断し外の作業でも便利です。
フェンダー部分の補修!
まずは、補修箇所に水をかけて表面の汚れを落としていきます。
全体的に水洗いで汚れを落としていきます。
傷のある部分には砥ぎ作業!
そして、傷部分に対してはサンドペーパーの粗目である#160、#320番で表面を砥いでいきます。
ある程度、傷表面の凸凹が取れればそれでOKです!
サンドペーパーで砥ぐと塗装の下地部分が見えてきますが、この作業でも傷が消えない場合は、凹み部分のパテ埋め作業をしましょう。
塗装面にマスキングをしよう!
塗装はスプレーで作業を進めていくので、色が付いたらダメな部分はマスキングテープと新聞紙でボディを覆いましょう。
実際フェンダー部分で補修するのはこの場所ですが…
余計な場所に塗料が飛ばないように段ボールで壁を作るのも効果的です。
下地作りをしよう!
まずは、表面の油分を取って塗料の付きを良くするためにシリコンリムーバーを吹きかけます。
その後は、下地材のプラサフを3~4回に分けて塗っていきます。
プラサフが乾いてから30分後に、サンドペーパーの#1,000で磨いていき、汚れを拭き取ります。
スプレー缶でボディカラーを吹こう!
傷周辺にボカシ剤を掛けてから、再塗装部分と馴染むようにしておきます。
そして、やっとここでボディと一緒の塗料スプレーを4~5回に分けてムラにならないように塗っていきます。
塗料が完全に乾く前に、仕上げにクリアを2~3回に分けて拭いていき、最後に塗装のバラツキがないように再度ボカシ剤を全体に塗っていきます。
サイドステップ
リアバンパーも同じような作業をしていますが、樹脂部分やFRP部分だけは、バンパープライマーも使うと色付きが良くなります。
フェンダー部の出来栄え!
マスキングや新聞紙を取ると、まずまずの仕上がりで、あとは数日待って液体コンパウンドで鏡面仕上げをすれば完璧ですね。
フロントエアロの修復!
純正エアロ部分の一番の問題は割れて欠損している事です。
欠損部分を復元しよう!
欠損した箇所は、部品なんてありませんから復元する必要がありますが、その時に役立つのは粘土パテです。
2種類のパテをこねて、欠損した部分に右側形状のように復元してやりますが、少し大きめにしておくのがコツで、見た目が悪くても削るので気にしないでOKです。
パテ作業をしよう!
十分パテが硬化したなら、サンドペーパーで凸凹が出ないようにエアロ形状に合わせて削っていきます。
その後は、慌てず数回補修用パテを使ってその他の傷部分を少しずつ埋めては削る作業を3~4回繰り返します。
これで、ある程度の傷や凸凹がなくなります。
塗装作業をしよう!
下地作りの順番はシリコンオフ⇒パンバープライマー⇒プラサフを掛けていき、まずは塗装前の下地を作ります。
プラサフを数回吹き掛けて塗装準備が完了です。
先程のフェンダー塗装と一緒で、ボカシ剤⇒塗装⇒クリア⇒ボカシ剤を数回ずつ吹きかけて完成です。
キチンと欠損したエアロも復元出来ました。
キズ補修に必要なスプレー類!
- シリコンオフ
- バンパープライマー
- プラサフ
- 塗料
- クリア
- ボカシ剤
- サンドペーパー
- マスキングテープ
- 粘土パテ
- 補修パテ
いくつかは家にあったモノも使いましたが、100均も活用すれば1万円もかからずに直す事が可能ですので格安ですね。
キャンプに行けない時こそ愛車の手入れが大事!
今回のキズ補修にかかった日数は二日ですが、乾くまでの時間待ちや、他の家の事もしながらやっているので実働は5~6時間です。
色々と事情があり出歩く事が出来ない時こそ、一番高価なキャンプギアである愛車の補修やメンテナンスをするのはおススメです。
また、キャンパーの方は手先が器用な方も多く何でも出来る人が多いので、素人の自分でさえ、時間を掛けて手順通りにすれば車のキズ補修くらいは簡単直せますよ。
まあ、ガンプラ塗装技術が役立ちましたが、これくらいキズ補修が出来れば格安で車を購入できて格安で直す事も十分可能ですので一度試してみてはいかがでしょうか。