寒い日が続いていますが,、12月、1月、2月とより寒さが厳しさを増してくる中、冬キャンプを快適にしたいと思うとストーブは必須ですね。
そして、石油ストーブでも反射式ストーブならテント内のレイアウトもしやすいので冬キャンプ初心者にはおススメですよ。
- 冬キャンプ初心者には石油(灯油)ストーブがおススメの理由!
- 石油(灯油)ストーブの種類!
- 冬キャンプ用の石油(灯油)ストーブ10選!
- 反射式ストーブはソロキャンプにも最適!?
- 反射式ストーブも侮れない!?
冬キャンプ初心者には石油(灯油)ストーブがおススメの理由!
キャンプやアウトドアで使うストーブは燃料自体も色々ありますが、中でも特に使い勝手の良いは灯油ストーブです。
⇩冬キャンプ用ストーブの記事です⇩
また、石油ストーブなら自宅で使っている方も多く、中高年の方なら今までに使った事がある方も多いでしょう。
また、馴染みの方も多く冬キャンプを楽しむのに欠かせない灯油ストーブにはどんな種類があるのでしょうか。
石油(灯油)ストーブの種類!
一般的に石油ストーブといえば、FF式や、ファンヒーターなどもありますが、冬キャンプで使用される物を大きく分けると2種類に分類されます。
対流式石油ストーブとは?
対流式ストーブは石油ストーブではシンプルなタイプで、学校や施設などで見かけた事がある人も多いのではないでしょうか。
対流式石油ストーブの特徴!
対流式ストーブの特徴としてはストーブの中心に火が燃える部分があって、ストーブの周りすべてに熱が伝わるようになっており、その対流によって効率よく部屋全体を温めれます。
そして、熱くなった空気が上昇することによって対流が起き、さらに対流によって暖かさが運ばれますので、部屋の真ん中に置くと部屋全体を温めやすいですが、狭いテント内では置き位置に注意は必要です。
また、最近ではオシャレなデザインの対流式ストーブも販売されてきており、キャンプではこちらのタイプが主流になりつつあります。
反射式石油ストーブとは?
対流式ストーブと異なり反射式ストーブは燃焼部分の奥に反射板が設置されており、ストーブ正面が暖まりやすいのが特徴で、反射板の輻射熱(遠赤外線効果)によって暖めます。
反射式石油ストーブの特徴!
また、輻射熱は空気を暖めるのではなく、赤外線で床や壁を直接的に暖め、一度暖まると、その物体はそれ自体が熱を発するようになるので優しい暖かさが魅力です。
しかし、空気の対流が少なく暖まるのが遅く、部屋全体を暖めるのが苦手ですが天井が低く狭いテント内では端に寄せて使う事ができるので空間をより広く使えます。
そして、反射式ストーブは灯油タンクがありますので給油時に灯油をこぼす心配も無く分けて運ぶ事が可能なのも良い点です。
冬キャンプ用の石油(灯油)ストーブ10選!
それでは、キャンプにおススメな石油(灯油)ストーブを紹介します。
対流式石油(灯油)ストーブ7選!
コロナ【CORONA】石油ストーブ SLシリーズ
対流式で灯油ストーブで格安なのが、国産品のコロナのSLシリーズです。
トライスリー
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広いスペースをまるごと暖房する事が可能なうえ、遠赤外線炎筒とホワイトフレームが身体を芯から温める対流型の石油ストーブで点火しやすく、乾電池式なので停電時や災害時にも使え、対震自動消火装置が付いています。
また、昔から変わらないデザインで、2011年度グッドデザイン・ロングライフデザイン受賞しています。
- 商品サイズ :幅約46.0×奥行約46.0×高さ約59.8
- 重量 :11.2kg
- 暖房の目安 :木造(17畳) コンクリート(23畳)
- 暖房出力 :6.59kW(0.64L/h)
- タンク容量 :7.0L(タンク一体式)
- 燃焼継続時間 :約11.0時間
トヨトミ 対流式石油ストーブ RB-250
トヨトミといえばガラスの燃焼筒に温かいレインボーの炎が浮かび上がり、足元を明るく照らしてくれサイズ感もコロナSLに比べ小さい分、キャンプの際には程よいサイズ感です。
電材堂ヤフー店
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日本製という事で安心安全でバリエーションも豊富で入手しやすいので、初心者にはおススメですが、燃焼部をガラスで包み込んでいるため、横方向の暖かさを耐熱ガラスの無い商品に比べると暖かさで劣ります。
- サイズ :約幅38.8×奥行38.8×高さ48.57cm
- 重 さ :約6.2kg
- 適用畳数 :木造:7畳、コンクリート:9畳
- タンク容量 :4.9リットル
- 暖房出力 :2.50~1.25kW
- 燃焼継続時間 :最大燃焼20~最小燃焼40時間
トヨトミ フェイバークラス RL-F2500(H)
レトロな雰囲気のデザインで、ビンテージ、アメリカン、ガレージ、シンプルなどこだわりのインテリアにもすんなりマッチしてくれます。
plywood
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また、ランタン型なので、お部屋にいながらアウトドアな気分を盛り上げてくれますよ。
- サイズ :約幅38.8×奥行38.8×高さ48.57cm
- 重 さ :約6.2kg
- 適用畳数 :木造:7畳、コンクリート:9畳
- タンク容量 :4.9リットル
- 暖房出力 :2.50~1.25kW
- 燃焼継続時間 :最大燃焼20~最小燃焼40時間
トヨトミ 石油ストーブ ギアミッション RR-GE-25
おしゃれな喫茶店やショップなど店舗にもおススメでランタン型なので、お部屋にいながらアウトドアな気分を盛り上げてくれます。
マツカメネット
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遊びも暮らしも妥協しない大人たちへをコンセプトにタフなデザインに仕上げた「GEAR MISSION」シリーズです。
- サイズ :約幅38.8×奥行38.8×高さ48.57cm
- 重 さ :約6.2kg
- 適用畳数 :木造:7畳、コンクリート:9畳
- タンク容量 :4.9リットル
- 暖房出力 :2.50~1.25kW
- 燃焼継続時間 :最大燃焼20~最小燃焼40時間
センゴクアラジン ブルーフレームヒーター
対流型ストーブと言えば外せないのが、アラジンストーブの「ブルーフレーム」は70年の歴史を誇る定番の石油ストーブです。
Heimat berg
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頑固で完璧を望む英国人がつくり上げたAladdinアラジンストーブ「ブルーフレーム」は発売以来約70年間、基本的なモデルチェンジが無いくらいに各国で愛され続けています。
また、お洒落でレトロなデザインのアラジン石油ストーブ「ブルーフレーム」はアンティーク調のインテリアにもモダンなインテリアにもマッチしますので、冬キャンプの際にもテント内を彩ってくれますよ。
- サイズ :551×388×405(H×W×D)
- 重量 :8.8kg
- 暖房の目安 :木造(7畳)コンクリート(10畳)
- タンク容量 :4.1L
- 暖房出力 :2.68kw/h
- 燃焼持続時間 :15時間
フジカハイペット
そして、超人気で中々手に入らず高額取引&購入待ち時間1年近くなのが、フジカハイペットです。
アウトドアレンタル・販売cotocoto
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口コミで売れ始め、21世紀に送る古くて新しい実力派で耐震自動消火装置付きストーブで、何が良いかと言えばシンプルな構造の為、使用者がある程度カスタマイズ出来る事が最大の利点です。
また、他の対流式ストーブと比べて、灯油を入れたまま運んでも灯油漏れがないなどのメリットも大きいですね。
- サイズ :幅310×奥行310×高さ432 mm
- 重さ :5.5kg
- 暖房面積 :8~10帖
- タンク容量 :3.6L
- 燃焼時間 :10~12時間
アルパカストーブ
フジカハイペットと同じく入手が困難になっているのが韓国製のアルパカストーブです。
HEADFOOTmixism
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基本的にはシンプル構造で火力が高く、並行輸入品なら比較的安価で購入できます。
日本製ではないため古いタイプは安全装置である耐震自動消火装置はついていませんので、購入時に確認が必要です。
- サイズ :直径323 x 高さ440mm
- 重さ :約6.4kg
- 暖房面積 :16~18㎡
- タンク容量 :6.0リットル
- 燃焼持続時間 :約17~18時間
石油(灯油)反射式ストーブ3選!
キャンプ用ストーブとしては対流式が主流に感じますが、お洒落度を度外視すればコスパ的にも、テント内の配置に関しても、調理に関しても反射式ストーブの方がおススメです。
コロナ【CORONA】石油ストーブ RXシリーズ
電源不要で災害対策にもなるコロナの石油ストーブRXシリーズは価格も安くお手軽シンプルな反射式ストーブです。
くらしのeショップ
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分離型石油タンクは補充がしやすく、反射式なので冬キャンプの際はテントの端に置けて便利です。
- 本体サイズ :幅45.2×奥行32.4×高さ47.5cm
- 重量 :7.4kg
- 暖房出力 :2.24kW
- 暖房の目安 :木造6畳まで コンクリート8畳まで
- タンク容量 :3.7L
コロナ【CORONA】石油ストーブ SXシリーズ
また、家庭用の反射式ストーブのSXシリーズは幅広なのが特徴で一般家庭によくあるタイプです。
生活家電ディープライス
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火力も高く比較的安いのが魅力で、ニオイカット消火機能が付属しており、ゆっくり消火させることにより、ニオイの元となる未燃焼ガスを燃やしきり、ニオイの発生を抑えます。
- 外形寸法 :高さ467×幅618×奥行324mm
- 質量 :9.3kg
- 暖房出力 :2.87〜2.29kW
- 暖房の目安 :木造8畳、コンクリート10畳
- タンク容量 :5L
トヨトミ GEAR MISSIONシリーズ RS-GE23-G
トヨトミ GEAR MISSIONシリーズRS-GE23-Gは前方向が暖かい反射型ストーブです。
アドキッチン
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キャンプサイトにしっくり合う雰囲気のベーシックな反射型なので、様々な場所に置きやすく使い勝手が良好です。
外形寸法 :高さ446×幅422×奥行330mm
重量 :6.6kg
暖房出力 :2.25kW〜1.91kW
暖房の目安 :木造6畳~コンクリート8畳
タンク容量 :3.6L
反射式ストーブはソロキャンプにも最適!?
冬キャンプで人気の対流型石油ストーブですが、実際我が家が使っているのは格安なコロナ石油ストーブのRXシリーズで、ソロキャンプで使うには対流式よりも使いやすいんですよ。
そして、反射式石油ストーブのメリットは実は対流式ストーブよりも多いのもおススメの理由です。
幅広なので調理の際に鍋などを2つ置く事が出来る!
横幅が広いのでツインバーナー的な使い方ができて、熱い調理器具を置く事も可能なのは便利です。
形状が長方形の為、車への積載がしやすい!
実はこの事は隠れた利点で、通常の対流式は上から見ると円形で車に乗せる際にデッドスペースが生まれやすいが、長方形だと乗せやすく天板も頑丈なのでその上に荷物も載せる事が可能です。
灯油タンクを分離する事が出来る!
車で灯油ストーブを運搬する際に怖いのが灯油漏れだと思いますが、我が家の場合はタンクを分離して上向きにして、ゴミ袋を被せて運搬する事で臭いも気にならないですし、そもそも灯油漏れの心配もありません。
テントの端に置くことが出来る!
テント内の配置する際に中心にはテーブルを配置するため、ストーブを端に配置する事ができるので、調理の際も家族の動きを気にする必要がありません。
安全性能が高くコスパが良い!
対流式灯油ストーブに比べて、一般家庭では室内の端に置くことが可能な反射式ストーブの方が売れる為、モデルチェンジも多く改良されやすく安全機能も豊富で売れ筋の為価格も安価に設定されています。
反射式ストーブも侮れない!?
対流式と反射式のストーブを色々ご紹介しましたが、テント内で使うなら反射式ストーブはメリットの方が多いように感じます。
もちろん、デザインなどが微妙なのでお洒落キャンプを楽しみたい方には不向きですが、最近はデザイン性の良い反射式ストーブを出てきたので、検討してみても良いかもしれませんね。
また、対流式ストーブ自体価格も高いので、そこまで出すなら薪ストーブの方が見栄えも良いので薪ストーブの購入を検討するのもひとつですよ。
⇩薪ストーブの記事です⇩
最後に、皆さん各自キャンプスタイルの違いがあると思いますが、是非今年の冬は石油ストーブで冬キャンプを楽しんでみてはいかがですか。