標高がある山のキャンプ場では、秋になると朝晩の冷え込みが徐々に厳しくなってきます。
特に晩秋になれば、一桁台の気温も普通で我が家で愛用している冬用テントのローベンスクロンダイク合った薪ストーブが前から欲しかったんです。
ローベンス クロンダイクは薪ストーブを入れて完成!?
冬キャンプで快適にアウトドアライフを楽しむのなら、避けて通れないのが暖房器具です。
ただ、単純に暖房といっても、ガス、電気、灯油など色々な燃料を使用して暖を取る事は出来ますが、我が家が冬キャンプ用のローベンスのベル型テントであるクロンダイクには、どういったストーブが最適なんでしょう?


そもそも、ローベンスのクロンダイクは薪ストーブをインストールできるように設計された煙突穴があるテントで、購入した当初から薪ストーブがいつか欲しいなと思っていました。
⇩ローベンスのクロンダイクを選んだ理由の記事です⇩
ローベンス クロンダイクの問題点
そして、購入して2度目の冬を前に、薪ストーブが欲しいという気持ちが抑えきれずに薪ストーブについて色々調べた訳なんですが、ローベンスのクロンダイクで使える薪ストーブは種類が少ないんです。


クロンダイクのテント高さは2,700㎜ありますが、煙突からの排気するエンドパイプの高さを考えれば最低でも3,000㎜以上は必要で、それ以下だと排気の際に一緒に排出されるススなどでテントが汚れる可能性が高いです。
しかし、煙突高さが標準で3,000㎜超えている薪ストーブは少ないのが現状です。
⇩煙突長さが高いストーブの記事です⇩
ローベンスクロンダイクでも使える薪ストーブ
そして、煙突高さが3,000㎜以上ある薪ストーブは一応2種類あります。
ローベンス デナリテントストーブ
煙突高さが3,550㎜もありますので、クロンダイクでも楽勝ですね。
SNB-SHOP
|
ローベンス コバクテントストーブ
煙突高さが3,450㎜もありますので、クロンダイクでも余裕です。
sotosotodays
|
天井高さに合わせたように両方ともローベンス製で、ローベンスのテントを使うなら、必然的にローベンス製の薪ストーブが最適です。
他の薪ストーブの使用方法
もちろん、他社メーカーの薪ストーブを使う方法もあるのですが…
どうするかといえば、350㎜~600㎜程の煙突を1~2本追加購入するんですよ。
ただ、コレには多少問題点もあり、薪ストーブの中に煙突を収納できるタイプだと、煙突を追加購入すると薪ストーブ内に収納できず別途1~2本を持ち運ぶ事になります。
そう考えると、必然的にローベンスの薪ストーブが最適な訳です。
それで選んだ薪ストーブは!
結局、我が家が選んだ薪ストーブは、炎のみえるガラス戸付きで癒しをえられるローベンス コバクテントストーブです。
ローベンス コバクテントストーブ
自宅に到着したので箱から出すと、テント内で使う事を考えた形状で、際の脚の安定性も抜群です。
そして、中に入っていたのは
- 収納バッグ
- 薪ストーブ本体
- テントプロテクター(13cmφ)
- テントプロテクター調整チェーン
- スパークアレスター
- 煙突パイプ(6cmφ)7本
- バッフルコントロール弁付パイプ1本
です。
そ煙突パイプ8本に関しては炉内に全て収納可能で、またロストルの下には灰捨て皿も付いており、付属の収納バックに全てを収納できるようになっています。
薪ストーブ以外に必要なアイテム!
YOLER スパッタシート
テント内で薪ストーブを使うため、ストーブ下部への放熱を防ぐために必要になります。
KIZASHI ヤフー店
|
ロックタイト アンチシーズ 焼き付き防止潤滑剤
煙を出す煙突のパイプ内の温度は、想像以上に高熱になり金属の熱膨張もあり、撤収の煙突解体時にパイプとパイプが固着するのを防ぎます。
2輪・4輪用品のショップt-joy
|
マグネット式 ストーブ温度計
薪ストーブの炉内温度は通常使っている場合でも300~400℃の高温になり、それ以上の温度になると火災の原因に繋がる事から温度調整も必要です。
DREAMROOMショッピング
|
uxcell ワイヤーブラシ 直径60mm
煙突解体時に必要になるのは、煙突パイプの裏側に付着したタールなどを清掃するステンレス製のワイヤーブラシです。
ソウテン2号店
|
以上の、4点はメンテナンスの為に薪ストーブ以外に事前に用意しておきましょう。
薪ストーブ用テントは薪ストーブ入れるべき!
ローベンスのクロンダイクは最初から薪ストーブをインストールできるように設計されている数少ない冬キャンプ対応のテントになります。
もちろん、他メーカーのテントでも薪ストーブを使う事は出来ますが、あくまでもメーカー側は薪ストーブを使う事については推奨しておらず、薪ストーブを使いたいならローベンスのテントがおススメです。
ただ、煙突出し部分が高い位置になり薪ストーブ自体もローベンス製が最適なので、ある意味ローベンスの商売上手です。
そして最後に、煙突穴が付いているテントは薪ストーブを使って完成するのではないでしょうか。