筆者が数年前にソロキャンプを始めたときに、まず思ったのはキャンプスタイルをどうしようかという事でした。
ソロキャンプスタイルでも快適なギアを大量に揃えたマキシマムキャンプか、それとも最低限ギアでのミニマムキャンプを悩む人は多いのではないでしょうか。
あなたはどっちのキャンプスタイル?
まず最初に筆者がソロキャンプを始めて思ったのはソロキャンプの在り方で、ソロの醍醐味といえば一人の時間を贅沢に自由に使えるという事ですが、キャンプで最も時間のかかる事はなんでしょう。
料理、薪割り、火おこしなど様々ありますが、キャンプで一番時間がかかるのは設営&撤去でこれはキャンプをするうえで必ずついてまわります。
そのため、筆者がまず選んだソロキャンプスタイルはミニマムキャンプでした。
ミニマムキャンプで設営&撤去を素早くしたい!
そもそも設営や撤収はキャンプで避けるのはできず、初心者だとかなりの時間を要すことになります。
そのため、設営と撤去を素早くするためには設営しやすいテントを選ぶか、キャンプギアを減らすのが近道ですが、筆者はソロキャンプを始めた当初は具体的な方法がわかりませんでした。
バイクのソロキャンパーは設営が早い!
そんなときに長野の霧ヶ峰キャンプ場でソロキャンプをしたときに見たのは、バイクキャンパーは軽装備で設営&撤収がとても早かったことです。
⇩霧ヶ峰キャンプ場の記事です⇩
霧ヶ峰は高原ドライブウェイのビーナスラインは夏場でも涼しく快適で、バイクキャンパーも多く皆必要最低限の装備で無駄がなかったのが印象的でした。
ちなみに筆者はバイクではありませんが、当時はオープンカーのMR-Sだったので荷物を積めずギヤの厳選などにも悩んでいたのでツーリングキャンプスタイルに共感を覚えました。
ソロキャンプ装備を減らそう!
筆者はそもそも車事情で荷物を減らしてはいましたが、バイクのキャンプスタイルと比べるとギアは多く、のんびりソロキャンプを楽しむために更にギアを減らしても良さそうです。
せっかく自然が多いキャンプ場に来ているのに準備に時間がかかり過ぎるのは、少し勿体ないなく感じソロキャンプ当初はミニマムキャンプ傾向でした。
マキシマムキャンパーとミニマムキャンパー!
時間のかかる設営&撤収は荷物が減れば短縮されるので、徒歩キャンパーやバイクキャンパーは必然的に設営&撤収時間が短いです。
最大の論点は自分のソロキャンプスタイルをどうしたいかですが、実は難しい問題で筆者も当初はミニマムキャンプだったのですが、快適性を取れば荷物が増えて不便を我慢すれば荷物は減るというジレンマに悩まされました。
マキシマムキャンプとは!
近年のSNSで特に目にするのは、ラグジュアリー感を出しながら、不便を感じさせない快適ギアとお洒落なキャンプギアなどを使っているキャンパーも多くいます。
筆者としてはインスタ映えするカッコいいキャンプスタイルにも憧れがありお洒落さを求めるあまりマキシマムキャンプをしています。
マキシマムキャンプはお洒落キャンプ!
お洒落キャンプは確かに快適そうで見た目は良いのですが、問題点は持参するキャンプギアも多くなり設営&撤収時間はおのずとかかります。
特にファミリーキャンプやグループキャンプでの連泊の場合なら、便利ギアに囲まれて便利にアウトドアを楽しみたくなるのは良く分かります。
我が家もファミリーキャンプにおいては徐々にこのスタイルになってきている理由は、家族をキャンプに連れ出すためにはこのようなお洒落さは重要なってきます。
ミニマムキャンプとは!
お洒落なマキシマムキャンパーと対局なのミニマムキャンパーです。
ミニマリストという生き方は近年よく耳にしますが、要は断捨離をして不要な物を持たず必要最低限で生活していくスタイルですね。
ミニマムキャンプは旅人スタイル!
ミニマリストの考え方はソロキャンプでもシックリくることが多く、登山者は必要最低限で軽量化をした荷物を背負って登山をしています。
ただ、ミニマムキャンパーの目的はそもそもキャンプではなく宿泊手段であり、目的は登山であったり、バイクキャンパーももしかたらツーリングや観光が目的かもしれません。
そのため、キャンプ以外でも楽しみを見つける旅人スタイルが好きな人はおのずとミニマムキャンプになりがちです。
ソロキャンプスタイルを考えよう!
筆者がソロキャンプを始めた当初は、ファミリーキャンプと同じく便利な装備を持ってきて、サイトまで何往復もして大変疲れた事があります。
そして、一人で楽しむソロキャンプの場合は持参するキャンプギアは便利さも必要とは思いますが、完全に自己満足の世界なのでキャンプスタイルに不満を持っているなら、今一度ソロキャンプスタイルを考え直すのがおススメです。
ソロキャンプの楽しみ方は人それぞれ!
筆者は、そもそも大自然の中に苦労してわざわざ行っているのに、便利で快適グッズを持ち込み過ぎるのはキャンプ本来の意味に逆行しているように感じます。
そもそも、キャンプは不便を楽しむ事なので、いくらカッコいいキャンプギアや、便利なキャンプギアだとしても結局は自宅の快適さには勝てません。
ですからキャンプをする時くらいは不便を感じながら、生活の知恵を磨くゲーム感覚の野遊びがとして捉えてみても良いのではないでしょうか。
現在の自分のソロキャンプスタイル!
キャンプをするときにTwitterやInstagramといったSNSを利用して人からの良く見られたいと思う気持ちも凄く分かります。
どうせなら、カッコいいキャンプスタイルで決めて、『いいね』を沢山もらいたいですからね。
しかしながら、不便なキャンプ場に来ているのであれば、トコトン不便を楽しんでみるミニマムキャンプも面白いので、一度は体験されてみてはいかがですか。
そして、筆者のようにどちらも諦めきれず、行き先のキャンプ場や目的でミニマムとミマキシマムの両方楽しんでみてもよいのではないでしょうか。